長唄三味線ライブ

カテゴリー │コンサート

昨夜は 長唄と三味線の世界に浸る。



住吉町の料理屋・風助さんにて行われた 杵屋邦寿さん
によるライブを直近で楽しむ。

と言っても、長唄を生で聴くのは初の経験。
歌舞伎では体験しているものの、歌舞伎はやはり役者が主体。
唄方や三味線方は、脇役となるが、この日のライブは主役そのもの。
だって、お一人なんですもの。


この手書きの張り紙がいいねえ。
会場の風助さんに一歩入ると、杵屋邦寿さんが紋付袴姿でお出迎え。
いつもと違って、芝居小屋のムードが漂っている。


ライブはたっぷり一時間。
まずは、三味線による『六段目』の演奏。
そして、三味線や長唄のお話があり、いよいよ長唄の披露。
この日の出し物は 『綱館・つなやかた』たっぶり30分の熱演。

鬼神・茨木童子の片腕を切り取った渡邊綱は、安倍晴明の勧めで7日間
の物忌みを行っている。そこへ故郷攝津の国から伯母が訪ねてくる。
最初は物忌みであることを理由に断るが、伯母の言葉に乗せられて館の
中に招き入れる。しかしこの伯母の正体は・・・鬼であった。

という話なのだが、長唄の前に、あらすじを交え解説をしてくれたので
絵がイメージ出来た。正直なところ、日本語で唄われている筈の長唄を
100%理解できないが、三味線の音色とリズムは、それだけでも楽しめる。

最後にご披露いただいたのは 『外郎(ういろう)売りの口上』
ういろう は名古屋名物のういろう ではありません。
俳優・アナウンサー・日本語教師などの間で、滑舌の練習として
有名なもの。その台詞は、歌舞伎十八番の一つでもあり、見事に
すらすらと演じる。この日一番拍手が大きかったのは、ご愛嬌。


1時間のショータイムが終わり、風助さんのお料理とお酒の時間。
和食のコース料理に舌鼓を打つ。
お酒は 川亀中汲みひやおろし そして浪花正宗を燗で。
たまたま、邦寿さんの隣に坐らせてもらい、いろいろと古典芸能について
のお話をうかがいながら、お酒を飲めたのはラッキーであった。


邦寿さんの三味線。
バチは象牙。棹はインドの紅木(こうき) その黒い色は紅木でしか
出ないとか。しめてフル装備の軽自動車の新車が買えるお値段。

長唄や常磐津、清元で使う三味線は猫の皮。一方、津軽三味線は
犬の皮。 うーん 知らなかった。


彼は、私と一つ違い。
この道に入られた歴史やエピソード、そして古典芸能の素晴らしさも
その世界の理不尽な影の面も、包み隠さず丁寧にお話になる。

クロアチアでの演奏会では、地元のギタリストとのセッション。
それはまさにジャズにも通じる インプロビゼーションの極致。

日本での小学校での演奏。決して講堂や体育館では行わない。
子供達の理解のため、学年により出し物を変えるとか。
よって教室ぐらいの広さで十分とか。

そんな長唄三味線への熱き思いが、お酒の味を一層美味しく演出
してくれた。

そして、私の脳裏にふとよぎったことは
長唄とジャズと地酒の会 
今はまだ妄想の段階だが、実現できればいいな。



 

開運無濾過純米 入荷しました。

カテゴリー │

本日入荷しました。

今年 平成21BYの新酒である 開運無濾過純米が。



早速に封を開けて 試飲しました。

一発目の本醸造しぼりたては、香りがやや抑え気味でしたが

無濾過純米は、しっかりと麹香が立ちます。

そして、旨みの広がりは華やかで明快。

鼻に抜ける風味も、無濾過ならではの濃厚な旨味の凝縮感が

心地良く感じ取れます。

と同時に、味わいに洗練されたスマートさを兼ね備えるところは

例年どおりの出来栄えでしょう。

後口の余韻に、純米原酒を意識させるガツンとくるトレースを

残すものの、マイルドさも併せ持つので全くOK。

これはこれで楽しめます。

◆開運 無濾過純米 生原酒 21BY


正直 ほっとしました。

無濾過純米は いろんな意味でボリュームの厚いお酒ですから

波瀬さんがいなくなって味が変わった  なんてことには

絶対になって欲しくなかったからです。

この味わいなら、大丈夫でしょう。

素直に季節を体感できる美酒を、是非お試し下さい。





 

からすみ 売ってます。

カテゴリー │美味いもの

以前にこのブログで少しご紹介した からすみ。
入荷してまいりました。


レジまわりに置いて販売しておりますが、珍しさもあるのか
ちょこちょこと売れております。

からすみ(鱲子)は、魚の卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで
乾燥させたものです。日本ではボラを用いた長崎県産のものが有名
ですが、香川県ではサワラを用いるとか。日本以外でも台湾やイタ
リアのサルデーニャ島、スペイン、エジプトでも作られいるようです。
このからすみも、長崎市の専門店 藤井からすみ店さんの品です。

先日 サンプルをある料理屋さんの親方に食していただきました。
五切れ入りのからすみ いくらならお買いになりますか?
とお聞きすると  うーん 1000円・・・

売った(笑)

実は525円なんです。
一切れ 105円 ということですね。
高いと思うか 安いと思うかは からすみ の認識具合により
違いが出そうです。

ねっとりとした、塩分の濃いチーズのような味わいは、かたまり
で販売されている高級品と なんら遜色はありません。
一切れずつ 真空パックされていますから、ロスがないのも
この からすみ の特徴でしょう。


お皿に盛り付けると、お酒の友 絶品の肴として楽しんでいただけます。 

あるスナックでは こんな風にして出しているとか。



すると、お菓子は残しても、からすみだけはポケットに入れて
お持ち帰りになるそうです。 気持ちがちょっと判るような。


そうそう ギフトの季節ですので、お酒と組み合わせてみました。
◆長崎のからすみ と つくし黒セット

HPでは、麦焼酎のつくし黒 と合わせていますが、もちろん
日本酒でもいいでしょう。からすみ の数も自由にお選びいた
だけます。 賞味期限は6ヶ月。一度お試しを。

長崎のからすみ




 

開運蔵見学会 1/31決定

カテゴリー │イベント

昨日のラヂオでは、ジュリー・ロンドンの歌う 
 Goody Goody
を流していただきました。


私がジャズヴォーカルに興味を持ち出した頃(30代の終わり頃)
に買い集めたCDを引っ張り出して来ました。

Julie is her name の1.と2.のカップリング盤です。

ジュリー・ロンドンを紹介したのは、例の カルピスの梅酒の
流れですから、

『女子高生をイメージするならジュリー・ロンドンでしょう・・』

と話したものの、パーソナリティの斉藤さんは、彼女を知りません。
ですから『なんでやねん!』 という突っ込みも当然ありません。

『そうですかあ』 と返されたら、見も蓋も無いんです(笑)
仕方がないので、『ここは なんでやねん と返すとこだよ』
と、本番中に たしなめてやりました。(・ω・)\バシッ

まあ 知らないのは当然です。私の母親の世代の人ですから。
すぐさまジャケットを彼に見せ、彼女について説明し、曲へ。

この曲 自分を捨てた恋人が失恋して 良かった 良かった 
と、歌っています。

要するに カルピスのイメージは初恋なんでしょうが、吟醸酒の
梅酒とドッキングすることで、ただ甘いだけでは済まないよ 
と言いたかったのです。 ちょっと苦しかったかな・・。


さて、話はがらりと変わりますが、毎年冬恒例の 開運蔵見学会
の詳細が決定しております。

今年は 1月31日の日曜日です。
掛川駅に集合していただいて、すべてバスで移動します。
内容は例年とほとんど変わりません。

変わることと言ったら、波瀬さんがいらっしゃらない という事ですか。

思えば去年の見学会で、ちらっとおみかけした波瀬さんが
最後のお姿となりました。見学会の案内などもちろん出来る状態ではなく
たまたまお手洗いに行かれたところを、お見かけした という次第。

でも今年は、土井社長はもちろん、蔵の若い造り手さんにも協力して
いただきます。新たな土井酒造場の造りの現場を、一緒に訪れましょう。

皆様のご参加をお待ちしております。

詳細はこちらです。





 

今日はラヂオ

カテゴリー │FMハロー

今日は スタジオに ニューホワイト梅酒 を持ち込み
お湯割りにして、飲んでいただきましょう。



思えば この梅酒の販促チラシに 女子高生のイラストを
使っているのは、イメージとしては判るのですが、やはり
お酒ですからね。今の時代、いかがなものなんでしょうか。

テレビや新聞の広告だと、まず認められないでしょう。

でも、意図はすごく判るんです。
この梅酒を飲んだときに受ける印象は、遠い昔に経験した味
そのものだからです。

梅酒にカルピスを混ぜて、水あるいはお湯で薄めて飲む。
私の子供の頃は、 梅酒は酒ではなかった ですから。
親の遣いで平気で酒屋でお酒も買えましたし・・

  今は遣いであろうと、子供に酒を売ると罰せられます。
  最悪 酒免許取り消しです

言いたいのは、あの女子高生を彷彿とさせる カルピスと梅酒
への 郷愁の味 思い出の味 をイメージするお酒 ということ。

音楽は 甘いお酒には 甘~いジャズヴォーカルを・・

というわけで、 ジュリー・ロンドン です。 
(なんでやねん!)

妖艶でセクシーで、それでいて天然さを醸し出す あのハスキーボイス
がたまりません。

女子高生のイメージには ほど遠いですが、実は この梅酒の
裏の姿とお考えください。

口当たりが爽やかなので、つい飲みすぎてしまいますが
そこは アルコール分8%の立派なお酒。

美女の誘惑 のごとく あとから効いてきて、えらい目に合いますよ (・ω・)\バシッ

私が出るのは、11時15分頃から よろしくね。

FMハロー 76.1MHz 
http://www.fmharo.co.jp/





 

淡い初恋の梅酒

カテゴリー │

あるようでなかった梅酒 が新入荷です。

あの カルピスと 吟醸酒にじっくりと漬け込んだ
梅酒が出会いました。

このお酒のイメージを絵にすると こんな感じ でしょうか。



でも アルコール分8%の れっきとしたお酒ですから
セーラー服を着る年代の乙女が飲んでは、絶対にいけません。

ただし お酒を堂々と飲める昔の乙女が セーラー服を着るのは
自由です  (・ω・)\バシッ



さて、この梅酒 お湯割りにして 飲んでみました。
爽やかですねえ。 でもちょっと危険ですねえ。
口当たりが良過ぎて、こりゃ 飲みすぎちゃうわ。

カルピスと吟醸酒に漬け込んだ梅酒をドッキング。
あるようで無かった、新しくて懐かしい味わいが見事に
再現されています。梅酒と出会うことで、あのカルピス
の風味が ちょっと おとなな味わいに・・

甘酸っぱい青春を思い出す、ニューホワイト梅酒。

ロックやソーダ割りもいいですが、冬はお湯割りも最高です。
5:5 もしくは 4:6(お湯が6)ぐらいがお薦めでしょう。 

◆ニューホワイト梅酒



 

トニー・ベネット スウィンギン・クリスマス

カテゴリー │CD

本日は 勤労感謝の日 世間はお休みですが、当店は
開けております。

連休旗日の月曜は 多分ヒマだろうなと 高をくくっていたら
朝から、なかなか忙しい。

ネット注文は一杯入っているし、ご来店のお客様も、県外の方が
静岡の日本酒や梅酒をまとめ買いのパターンで、ちらほらと。

実は 奥さんが同窓会で昨日から今日の夕方まで不在。
今日は一人で、すべてをやらなければいけません。
仕方がないので、今日はジャズをバンバンに鳴らして、梱包に励みます。

本日 グッドタイミングで届いたのが、注文してあった 
トニー・ベネットのCD スウィンギン・クリスマス



これ 去年発売されたアルバムですが、昨年は買いそびれていたのです。
存在を知ったのが、去年のクリスマスのちよっと前。
あと数日しか聞けないと思うと、とても買う気になりませんでした。
クリスマスアルバムは、やはり11月からクリスマスにかけて
聴くものですからね。

で、今年はたっぷりと聴こうと、この時期にオーダー。
カウント・ベイシー・オーケストラがフィーチャリングされていて
気持ちよくスイングしてますねえ。

ベネットさん 80はとうに過ぎているというのに、元気そのもの。
枯れることほ知りません。

A Swingin' Christmas

1. I'll Be Home For Christmas
2. Silver Bells
3. All I Want For Christmas Is You
4. My Favorite Things
5. Christmas Time Is Here
6. Winter Wonderland
7. Have Yourself A Merry Little Christmas
8. Santa Claus is Coming to Town
9. I've Got My Love To Keep Me Warm duet with Antonia
10. The Christmas Waltz
11. O Christmas Tree
12. Jingle Bells
13. Christmas Auld Lang Syne


ところで、13.の Christmas Auld Lang Syne 
この曲 いわゆる 蛍の光 なんですが、
米国では クリスマスソングなんですね。
知らなかった・・

訳詩を見ると 確かに 『クリスマスを共に過ごすために』
などと クリスマスソング そのもの。

もともとは スコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」
old long since=昔むかし スコットランドでは、旧友と一杯やる
という具合に、さまざまな集まりにみんなが輪になって歌う歌とか。

そのメロディに、Mann Curtis が詞を付けて 
クリスマス・オールド・ラング・サイン になった。
というわけ。

日本では 紅白歌合戦のフィナーレの曲。
そして別れの歌の定番。
ところ変われば ですね。




 

久しぶりに面白い野球

カテゴリー │日常

今日の日曜は ごくごく普通の日曜日。
朝からジムで2教室。
例によって エアロビとズンバ。
途中 腹筋200回。
ホットヨガは 腹が減ったのでパス。
近くの中華屋で 五目ラーメンを食す。

午後は 家に帰って テレビで野球観戦。
U-26 NPB選抜(プロ選抜)と大学日本代表のプロアマ交流戦。
いやあ 見応えのある 投手戦 面白かった。

プロと言ってもほとんど26歳以下 高卒もたくさんいるので
大学生より年下も多い。 どちらも意地があるのか、真剣勝負。
単なるイベント試合ではなかった。

大学のピッチャーは、みなすごいねえ。
即戦力がわんさかと居る。
次回のWBCは、この両チームからきっと選抜されるだろう。

ダメな奴は、日ハムの中田。
せっかくセンターのフェンスまで転がるヒットを打ったのに、
躊躇して一塁でストップしやがった。
球場からは ブーイングとまではいかないが、ええーーー という
ため息ともつかぬ どよめきが。

プロではあるが、1回のミスは許そう。
ところが、次の銀仁朗のヒットで、またもやミス。
二塁ベースを回ってまたまた躊躇し、結果三塁タッチアウト。

常に次の塁を狙うという、基本の意識が身についていれば有り得ない走塁。 
苦笑いしている場合か! 恥ずかしい 悔しいと思わなきゃ。
プロとして。

でも 全体としては 締まった試合で、派手なベースボール
ではなく、渋い日本の野球 を堪能させてもらった。
これからも、この企画は時々行って欲しいものである。

そうそう テレビ朝日 中途半端な中継すんな。
拮抗した後半の一番面白いところで、番組終了ですって。
ケーブルテレビで見れたから良かったものの、そうでない
お宅は、きっとストレス溜まっただろうなあ。


 

土井酒造場 訪問

カテゴリー │酒蔵

本日午後 掛川市の土井酒造場へ、21BYの造りについての
お願いと、お酒の仕入れにうかがいました。

蔵では、明日の早朝に蒸されるお米が干されていました。


そして、年内に仕込まれる 無濾過純米や純米吟醸用の
お米が、精米室にたくさん積まれており、精米機はフル稼働。


兵庫の山田錦 


そして 岡山の赤磐雄町


土井社長のお話では、今年のお米は 7月の長雨が影響して
弱冠 例年より等級の劣るものも見られるが、概して酒造り
には大きな影響もなく、まずまずの出来とか。
一安心です。

そして、開運の21BYの造りを占う、新酒の出来栄えは果して・・
早速に、搾られたばかりの 本醸造原酒生しぼりたて を試飲
させていただきました。


上槽の順に左から 1 2 3 とありました。
その第一印象を記すと

1.の酒は、もっとも麹バナが強い、つまり しぼりたて特有の
香りが強く立ちます。口中のひろがりも、アグレッシブ。

2.の酒は、全体的にマイルド、酸が比較的低く感じられ、しぼり
たて としては落ち着いた味わいで、完成度の高さを意識します。

3.の酒は、やや固さを感じつつも非常に2に近く、香りと味わい
のバランスが素晴らしい。

どのお酒も、従来のお酒と何も変わらず、開運らしさを主張します。

これらが、これから順に瓶詰めされていくのですが、今年一番に
瓶詰めされたのは、2番目に試飲したお酒とのことです。

そして、早速に その商品を持ち帰りました。
◆開運 本醸造しぼりたて生原酒

しぼりたてとしては、酸がややマイルドな印象を受けますが、
むしろそれがお酒としての完成度の高さを意識させます。
開運の美味さは何も変わっておりません。

今年造りに携わるのは、榛葉さんや松原さんなど、去年まで波瀬さん
の元で働いておられた面々です。今期は誰が杜氏ということでなく
チームとして造りに励まれるようです。

今月末には、 開運無濾過純米 も搾られます。今、モロミの最終段階。
もう少しメータを上げてから上槽するとか。こちらも楽しみです。




 

ボジョレーヌーボー と 無何有

カテゴリー │酒屋の仕事

昨日から今日にかけて、二つの仕事に集中。

一つは 本日解禁のボジョレーヌーボーの準備。
例年に比べると、50年に一度の出来 なんて
マスコミが騒ぐもので、昨夜は フィットネスクラブ
から帰ってから、夜中にせっせと売場作り。

忙しけりゃ、ジムなど休めばいいものを、そうしない
ところが最近のマイブーム。 でも、行って正解。
ヨガとステップで、ぐっすりと眠れるし目覚めも最高。

ところで、量り売り用のボジョレーヌーボーをちょっと
試飲すると、確かに 果実味は豊かである。
濃厚とまでは言わないが、単なるブドウジュースとは
違う。(あたりまえだろ・・) 軽快なれど、しっかり
としたボディを認識できる今年のヌーボーでした。


なにしろ 3日間でヌーボーは完売したいので、必要最小限の
在庫しか持たない。 果して結果は。


もう一つの仕事。
それは 芋焼酎 無何有(むかう) の発送。

半年も前から注文を受けていたお客様もいらっしゃったので
入荷次第に一斉に発送。 今回の入荷分は、すでに予約で完売
しており、1本も破損出来ないので、慎重に厳重に。
本日は21個口を梱包 そして無事発送完了。



頼むから ヤマト運輸さん 割らないでね。

それでは ボジョレーヌーボー と 無何有の業務店への
夕刻の配達に出かけます。



 

今日のラヂオは

カテゴリー │FMハロー

今日のラヂオは 明日解禁となる
ボジョレーヌーボー について。

今更 ボジョレーヌーボー とはなんぞや と
話をしても凡庸ですから、90年代に騒がれ始めて
から、ここ20年で 日本における価値観が
どう変わって来たか そんなところにスポットを
当てて話を進めてみようと思います。

ひょっとしたら 何も変わっていないのかもしれません。
あの980円のヌーボーについても、触れないわけには
いかないでしょう。

音楽は 先日ある調律士の方からご紹介いただいた
谷川賢作さんのピアノソロ。
曲は 彼のオリジナルで、ある番組のテーマ曲です。

私が出るのは、11時15分頃から よろしくね。

FMハロー 76.1MHz 
http://www.fmharo.co.jp/



 

原口社長 ご来店

カテゴリー │ご来店

そろそろ店を閉めようかという午後8時前。
ふらっと ご来店になられた熟年紳士のお二人連れ。

どこかでお見受けした顔だなと思いきや、
芋焼酎 吉酎(きっちゅう) でお世話になっている
鹿児島県は日置市の焼酎蔵 原口酒造の原口社長と
にっぽん酒屋倶楽部の浦川さんのお二人でした。



鹿児島からわざわざお越しいただきました。
遠いところ 本当にご苦労様です。

名古屋でレンタカーを借りて、愛知県内の会員店を
回っていらっしゃったとか。
静岡県は、浜松まで来るので精一杯とか。
東西に長いですからね。

吉酎は おかげさまで 毎月安定して売れている芋焼酎です。
     と五種類もあるのですが
売れ筋は 黒と白 そして赤。

原口社長は、店内の隅々までご覧になり、吉酎以外の原口酒造
さんの焼酎をチェック。
思えば、原口さんの焼酎って たくさん種類がありますね。
PB 造りすぎでしょ。 と振ると、笑っておられました。

浦川さんは、私の大学の先輩。
ちょうど 学生運動が盛んな頃に卒業されたとか。
「同志社の連中は皆レポート提出で試験がなかったのに
 立命はあの時期でも試験があったんですよ。」

いやあ 懐かしい話題ですね。
私が学生時代にも聞いたことのある、有名なお話でした。

その浦川さんからいただいたのが、これ。


日本三大珍味の一つ からすみのスライスパック
近々に商品として入荷する予定ですが、ちょっと 面白い
品だと思います。 あのからすみが、スナック感覚で
手ごろに楽しめます。 乞うご期待。



 

珍しい飲み会

カテゴリー │フィットネスクラブ

浜松中心街の冬の風物詩 冬の蛍 ふゆほた
の飾りつけが始まった。



このイベントも、今年が最後とか。
来年から どうなるのでしょうかね。

昨夜の配達、いつもの居酒屋さんへ納品しようと肴町通りを
行くと、なぜか通行止め。

 ええっ 聞いてないぞー。

仕方がないので、車を止め 台車に乗せて歩くことに。

 また、つまらないイベントでもやってるんだろう・・

ぶつぶつ 言いながら 有楽街に出ると こんなことしてました。



綺麗なお姉さんが シューマンを独奏。

いいねえ。
これなら 毎日でもいいよ。 (・ω・)\バシッ


さて、昨日は仕事を終え、珍しい飲み会に参加。

通っている スポーツジムで時々お話をする女性から
飲み会のお誘いを受ける。

美味しい日本酒の飲める店でご一緒して欲しいとか。
出来れば、日本酒のお話も聞きたいとか。
ジムのお仲間の 綺麗どころが 全部で6名来るとか。
どういうメンツが揃うかは、来てのお楽しみ。

おお そそられるねえ。
ちょっと 期待を膨らませて待っていると、来ました来ました。

女性が5名。
私より年上の 正真正銘の “お姉さま方”が・・
顔見知りの人もいれば初めての人も。

仕方がないので (・ω・)\バシッ
いえ 喜んで 日本酒の講義をしながらの宴会はスタート。

やがて、一人遅れて来たのは ジムのイケメントレーナー。
今までの日本酒の話題から 一気にジムの話に。
空気は 全部 彼に持って行かれてしまいました。(笑)

でも なかなか楽しい宴会ではありました。
また やりましょう。




 

コンサートのご案内

カテゴリー │コンサート

土曜は一週間のうちで、一番お店が忙しい日。
午前から、ご常連の人 懐かしい人 濃~い人(笑)
が、ひっきりなし。

そんな中、お酒ではなく コンサートのチラシを持って
ご来店になる方も時々いらっしゃいます。
本日は お二方がご来店。



まずは、トシ・トランペット・アトリエの代表 亀山敏昭さん

浜松ブラスバンドの定期演奏会のチラシを持って、自転車で
ご来店。最近、磐田市から浜松駅南のご自身の工房まで自転車
で通っていらっしゃる。
どうりで、ちょっとスリムになりましたね。

私より ちょっと年上ですが、いつも若々しい。
見習わなくては。

◆浜松ブラスバンド 定期演奏会2009 
11月29日(日) 13時30分から
 会場 天竜壬生ホール 
 チケット:全席自由で1000円


今年も昨年に引き続いての デヴィッド・キング氏の指揮と
コルネットソロがあるそうです。デヴィッド・キング氏は、
ヨーロッパのブラスバンド界を代表する音楽家、教育者の
一人で、コルネット奏者として数々の賞を獲得されているとか。

詳細はこちら


そしてもうお一方は、調律士でポーコ・ア・ポーコ代表の
安藤真知子さん。
時々このブログにもコメントをいただく方で、今回初めて
お会いしました。

彼女にご紹介いただいたのは、ピアニストそして作曲家 更に
音楽プロデュースも手がける 谷川賢作さんのコンサート。

谷川賢作さんは、詩人の 谷川俊太郎さんのご子息。
安藤さんに、彼のソロピアノのアルバムをお借りしたのですが
非常に繊細でいて、音に芯があって、メッセージがしっかりと
伝わる音楽。 

今回のコンサートは、ブルース・ハープ いわゆるハーモニカの
続木力さんとのデュオによるライヴ・コンサート。

彼らのアルバム パリャーソをネットで試聴したところ、歌謡曲
J-POPからサンバ・カンソンの名曲までを、快く演奏しています。
とっても懐かしくて、でも前向きに優しい気持ちにさせてくれる
音楽。

試聴はこちら

12月の週末 行けるかどうか その時の状況次第だけど、
ちょっと気になるコンサートですね。

◆谷川賢作パリャーソコンサート
 おとなな夜に
12月11日(金) 18時30分会場 19時開演
会場 アクトシティ浜松 音楽工房ホール
出演  パリャーソ : 谷川賢作(pf), 続木力(harm.,recorder)
    ゲスト:泉谷むつみ(いずたにむつみ)ヴォーカル
チケット 
前売り : 一般 3,000円, 学生 1,000円, ペア 5,000円
当日券 : 3,500円(一般チケットのみ)

詳細はこちら



 

なんとも 歯がゆい

カテゴリー │酒屋の仕事

日本酒 や 焼酎 を扱っていて、たまにある注文が

その銘柄と同じ姓 の方からの注文です。

例えば 久保田さんが 日本酒の久保田を注文する。

佐藤さんが 焼酎の佐藤を注文する。

どちらも、当店にはない銘柄ですが、そういうことです。

当店でよくあるのは 雑賀さんから 雑賀の日本酒や梅酒の注文。

それから、南さんや 七田さんもあります。

きっと、進物やイベントにお使いになるのでしょうね。

はげあたまさんから はげあたま の注文・・

おっと これは 意味が違いました(笑)



昨日ネットで入った注文。

ある芋焼酎の1.8Lが36本。 900mlも36本。

ご注文者は その焼酎の銘柄と同じ姓の方です。

おおっ すごい数量だな。 

いやあ こんな時代に有難いことです。

もちろん、単品でそんな数の在庫は持っていませんので

仕入先に在庫確認の電話をすぐに入れました。

呼び出し音が鳴る間、いろいろと構想を巡らします。

  配送はどうしようか。

  蔵から直接送ってもらうのもいいな。

  支払いは 代引きだから当店の在庫だけに
  代引き伝票を貼ればOKだな。

  金額にして13万ぐらいか。 やったー

などと、捕らぬ狸の皮算用です。


ところがです。仕入先からは思いもしない返事が。

『その商品は、既に終売となっていて、製造しておりません』

えええええええーーーーーーつ

なんとか ならないの?

ラベルぐらい少し残っているでしょう。(・ω・)\バシッ

でも、焼酎そのものがないわけだから、どうしようもありません。

なんとも 歯がゆい結果です。


当店の在庫は 1.8Lと900ml それぞれ3本ずつ。

そのお客様は、以前にも6本ずつの注文をいただいていたのですが

今回はやけに多い注文だなあ とは思っていました。

多分 終売の情報を既にご存知で、買い集めていらっしゃるのかも

しれません。

知らぬは酒屋の私だけ ということかも・・・

仕方なく、事の仔細を説明し、3本ずつお送りすることとなりました。

そしてHPからは、この焼酎を早速に削除しました。

いろいろと調べると、この銘柄と同じ姓の方が、当店のお客様に

5人いらっしゃり、皆さん この焼酎だけを注文されています。

ということは、同姓の価値観 がこの焼酎の生命線だった

ということでしょうか。 でも、味は決して悪くありません。

綺麗な芋の旨味が感じられる、特にお湯割りが美味しい芋焼酎でした。

思えば これこそ本当の “幻の焼酎”ということになりますね。

どこかの酒屋さんでみつけたら、絶対 買い です。

そして お近くの救仁郷(くにごう)さんに教えてあげてください。

ゆめゆめ プレミアを付けて売ることのないように。





 

I Loves You Porgy

カテゴリー │FMハロー

今日のラヂオは、シャルドネ正宗を紹介しました。



開口一番 斉藤さんは、 

『片山さん・・これって シャルドネ ですから
 ワイン ですよね?』

『はい そうです。 まさむね です。』

『いやいや だからワインでしょ?』

『はい シャルドネの正宗です』

『ややこしい ワインなのか日本酒なのか はっきりしろ』

『だから はっきりしてるでしょ。れっきとした国産白ワイン』


こんなやりとりで、始まりました。

飲ませると、

『ああ 辛口ですね。でもなんか甘い。でも後口がやっぱり辛い』

『どっちなんだ。はっきりしろ』 お返しです(笑)

この放送を聞いて、ある人から早速に店に電話が入りました。

『今日 ○○○に飲みに行くから、1本入れといて。シャルドネ正宗』

おお ラヂオの効果が出ましたね。 久しぶりに。(笑)

さて、この日の音楽は キャロル・スローンの歌う 

I loves you Porgy  

またまた 斉藤さんが 突っ込んできました。

『片山さん。私の中学の時の記憶からすると、一人称では
 動詞にSは付きませんよねえ・・』

私はしらじらしく 『ほんとだねえ・・』

すべて仕込みなのですが、タイトルの動詞のSについて解説。

これは、黒人独特の言い回し なんです。
この歌は、オペラ「ポーギーとべス」の挿入歌で、カーシュインが
黒人の生活・習慣・言葉などをスケッチし、まとめていったもの。
だから、一人称なのに Sをつけているのですが、もう一つ
こういう見方もあります。

好き という想いを伝えるのに、I Love You  Porgy と直接的に
話すより、自分を第三者的なポジションに置いて
「あんたのこと好きみたい  ポーギ」のニュアンスを含む
She Loves You  Porgy の She を I に置き換えた
とも考えられます。

でもね、シンガーは決して I loves  とは歌わない。
白人のシンガーはもちろん 黒人のシンガーも皆
 I  love You  Porgy  と歌っています。

下層階級の黒人独特の言い回しは、差別的ニュアンスがあるから
のようです。

まっ こんな話で、今日のラヂオは盛り上がりました。

外は雨 ワインもちょっと口にして キャロル・スローンの歌声を聴く。

もう今日は 店閉めちゃおうかな。  と思わず口走りました。

I loves you Porgy  の試聴はこちら



 

今日は雨 そしてラヂオ

カテゴリー │FMハロー

雨ですね。

こんな日は しっとりとしたジャズヴォーカルを流しながら

ゆっくりと仕事をします。 

お店のBGMはキャロル・スローンのハッシャバイ から。

どうか今日だけは配達の電話がかかって来ませんように・・(・ω・)\バシッ
(こんな時代に罰当たりですねえ)


昨夜は ジャズファンのH社長のセカンドハウスにお呼ばれ。

街中にある高級マンションには TRIO' のメンバーがお揃いでした。


田町サロン第61回例会での演奏を翌日に控え、マンションの一室での

歓迎会 というか 飲み会に、参加させていただきました。



手ぶらでは行けないだろうと、 初亀瓢月大吟醸を持参。

皆さんで乾杯していただきました。

この大吟醸の練れた美味さは、香り系のお酒と違って、大人の味わい。

ジャズを語るにはうってつけの日本酒でしょう。

我ながら 絶妙の選択眼に惚れ惚れします(・ω・)\バシッ

日本酒はあっという間に飲み干し、Iさん持参のシャンパンに。

最後はH社長のコレクションからボルドーを。

ごっつぁんです。

ここ マンションなのに二階があります。

ロフトでもある二階の窓から ハイチーズ。



いろんな話の中で、リーダーの市原さんから思いがけない一言が。

『明日のライブで、何かリクエストがあれば遠慮なくどうぞ・・』

こんなチャンスに寡黙でいては、ジャズファンとは言えません。

こんな風に話を切り出しました。

『私 週に1回 FMラヂオでお酒とジャズの話をしているのですが
 明日のテーマは、シャルドネ正宗 という熊本産の白ワインなんです。
 で、最後にそのお酒のイメージに合うナンバーをかけるのですが
 キャロル・スローンが1959年に録音したアルバムから選ぶ予定です。』

するとすかさず ピアノの福田さんが キャロル・スローンいいねえ。

おお 乗ってきてくれた。

『ここまでは、前振りです。そこでリクエストですが、そのアルバムで
 彼女が歌っている I Loves You Porgy/アイ・ラヴズ・ユー・ポーギー 
 などいかがでしょう。以前 ドルフィンで福田さんが歌伴で演奏された
 のを聴きましたが、アドリブソロがとっても素敵でしたよ。』

さあ どうなるでしょうか。今夜のライブが楽しみです。
 
というわけで、今日のラヂオは シャルドネ正宗を持ち込み

試飲していただきます。 音楽は キャロル・スローンの歌う

I Loves You Porgy こんな雨の日には 似合いすぎるバラードです。

私が出るのは、11時15分頃から よろしくね。

FMハロー 76.1MHz 
http://www.fmharo.co.jp/



 

感動を伝える酒 松下米

カテゴリー │

松下米(まつしたまい) と聞いて 喜久醉(きくよい)を
連想される方は、かなりの地酒通ですね。

平成8年の春に、藤枝市の農業青年 松下明弘氏が、
喜久醉の青島酒造を訪れ こう言いました。

『自分の田んぼで酒造米を作らせて欲しい』

彼の米作りは、田おこしをせず、化学肥料を使わず、自家製の
発酵肥料で土を肥やし、大地に稲をしっかりと根付かせること。

化学肥料の代わりに、セリ・ヨモギ・ドクダミ など野草の抽出液
も使用します。こんな手間のかかる自然農法で山田錦を育て続けて
いる彼の田んぼには、長く目にすることのなかった「豊年えび」が
回帰し、それを餌にする水生昆虫や蛙が集まり、さらにそれらを
求めて様々な鳥が飛来するようになったのです。


松下氏です。写真は、しずおか地酒研究会の鈴木真弓さんの
ブログからいただきました。

そんな彼の育て上げた 有機農法の山田錦を100%使ったお酒が
喜久醉 松下米 40 そして 50 です。



40、50 というのは、精米歩合。
40は純米大吟醸。そして50は純米吟醸となります。

どちらのお酒も、清冽な透明感を感じる口当たりと、水晶のような
透き通る味わいが魅力です。 こんな日本酒があったのかと、思わず
膝を叩いてしまう。 そんな個性の塊。

◆喜久醉純米大吟醸 松下米40 20BY 
今年の純米大吟醸 松下米40は、
ふくらみのある旨味と、気品を感じる優しい
口当たり、大吟としての香りはどこまでも上品。 
口中での比類なき透明感と、キレの良さは抜群です。
まさに気品の芸術です。

◆喜久醉 純米吟醸 松下米50 20BY 

20BYの純米吟醸松下米は、若々しさが特徴です。
きれいな旨味を備え、遮るもののないなめらかな
口当たりも健在。丸みを帯びた味わいは、流石に
“松下米”と称するだけのことはあります。

純米吟醸には、熟成酒もあります。
19BY と 18BY です。

どちらも、透明感がなんら損なわれることなく、旨味の深度を
極めています。こういうお酒こそ、熟成の見えない力が、お酒を
一段高いところへ持って行くのを実感できる酒 と言えます。

喜久醉松下米 感動を伝えることのできる数少ないお酒の一つ
と私は思います。



 

シャルドネ正宗 2

カテゴリー │

先日 ご紹介した 純ニッポン産白ワイン
◆シャルドネ正宗 やわらかリッチドライ



正宗 と言いますと 独眼竜正宗 を連想してしまうのは
私だけ?


渡辺謙 の演技が印象的でしたねえ。
昨日観た 沈まぬ太陽 でも光っていましたが。

話題がそれました。
ワインなのに 正宗 をネーミングに使用したのは、いわゆる
武将や名刀の名を連想させるのに相応しいから。
正宗の銘を冠すことで、純ニッポン産の逸品ワインをイメージ
したかったようです。

今年の夏に収穫された 葡萄シャルドネ種で醸された 新酒
となります。 どうして、熊本県でシャルドネが?
と思いますが、醸造元の 熊本ワインさんでは、平成10年から
地元 山鹿市菊鹿(きっか)町の農家さんと契約し、シャルドネ
の栽培にチャレンジしてきたそうです。

阿蘇山の麓のこの地域は、良質の土壌に恵まれ、九州と言えども昼夜
の寒暖差が大きく環境が整っています。雨の多い日本では、ワイン用
葡萄の栽培は難しいとされていますが、生産者のたゆまぬ努力で手入
れをしっかりと、良い葡萄の生産がなされているとか。標高300mの
南向斜面で垣根方式で栽培されているのです。

今年都内で開催された 『ジャパン・ワイン・チャレンジ2009』では
見事に 最優秀新世界白ワイン に選出されました。

限定1000本の このワイン。当店には24本しか入荷しませんでした。
既に何本かがお店で売れております。是非、お早めにお買い求め下さい。

◆シャルドネ正宗 やわらかリッチドライ



 

沈まぬ太陽

カテゴリー │映画

日曜日は自分の時間。
10時のオープンと同時に ライフウェルに入店。

まず、2.5キロ マシンで走る。
最初 時速9キロでスロージョギング。
やがて13キロに上げて、しっかり走る。
もっと走りたかったが、エアロビの時間になる。

細かいステップがこのクラスの特徴。
出来そうで、なかなか出来ない。
大きな動きより、小さなステップは難しいと思う。

続いて ズンバ。
素直に楽しい。 何と言っても音楽がいい。
“君の瞳に恋してる” がウォーミングアップのナンバー。
ズンバ用に、BPMが136以上に設定されている。

そして、ホットヨガ。
60分だと、全然OK。
体が慣れたのか、はたまた温度設定が少し低くなっているのか、
当初に比べると、フィジカル的に楽。
そして、汗の量も最初ほど極端に出ない。

終わってから インストラクターのK嬢と話。
彼女のホットヨガには、この日初めて出たのに
『思ったより楽そうでしたね』
お主 このブログ 読んでるな(笑)

3つのクラスを一日で体験すると、終わってからの足元が
ややおぼつかなくなるが、精神的には満足度アップ。
体重も3キロ減。

夕刻は、映画。
かねてから観たかった 沈まぬ太陽 を奥さんと二人で。
もちろん 夫婦50割引で、一人1000円。
いつも思うが、どちらか一人の年齢確認はされるが、二人が
夫婦であることの証明はない。
もっとも、証明しろと言われても困るが。
  何をすればいいんだろう(・ω・)\バシッ



沈まぬ太陽 これは ほとんど実話。
国民航空の労使紛争を描いた大作で、久しぶりに 途中休憩のある
ガツンと硬派のロードショウにめぐり合えた。そして 面白い。

小倉寛太郎(おぐらひろたろう) という実在の人物がモデル。
日航は、この映画にかなりナーバスになっているようだが、
今の ほとんど倒産 状態の要因が、一体どこにあるのかを知るべし。

恩地元 が 小倉寛太郎 なのかは別にして、山崎豊子氏の取材力には
頭が下がる。 そして いまだ書き続けていることに、畏敬の念を
抱かざるを得ない。

観終わって、俺庵 で 燗酒とそばを嗜む。
映画の感想を話しながら奥さんと二人で 初亀急冷美酒を4合。
ああ 酒飲み夫婦は楽しいね。