すっぴん美人

カテゴリー │

白露垂珠(はくろすいしゅ)という日本酒が、山形県鶴岡市
にあります。社長の相沢さんには、何回か浜松にお越しい
ただき、私の主催する会に参加してもらったこともあります。

そんな 竹の露酒造の新酒で、先般入荷したお酒

◆白露垂珠 純米吟醸 寒造り新酒無濾過本生

これ 本当にいいですよ。



当店のご常連のお客様で、よく 南 とか 開運 を
お買い上げになる方がいらっしゃるのですが、先日はじめて
白露垂珠をお奨めしました。

私の中では、どの銘柄にも負けない、それでいて 白露垂珠
ならではの個性を感じ取れる良酒だと自負しています。


では どんな味わいかと申しますと

一言で言うと 飾り気のないすっぴん美人

単に素朴な味わい ということではなく、内側からにじみ出る
ような 美麗さと清々しさを併せ持つ純米吟醸という意味です。

香りも味の広がりも、決してアグレッシブではないものの
存在感をさらりと印象づけるのは、米・水・酵母・造り手
それらすべてが、地元に根ざしたものであること。

一見当たり前のように感じますが、これって結構難しいんです。
普通のお酒なら出来るでしょう。でも、すべて地元に集約して
万人が納得する良いお酒を造る となるとハードルは高いと聞
きます。

ところが 山形県の蔵は出来てしまうんですね。
酵母は 山形県酵母で、水と造り手は当然のように地元。
そしてお米は、竹の露の杜氏である 木本勝美氏が育てた
羽黒型特別栽培の美山錦を全量使用しています。
財団法人 山形県農業振興機構の認証を得るというお墨付き
の米です。

均一最適吸水(きんいつさいてききゅうすい) 
外硬内軟蒸米(がいこうないなんむしまい)
 
という言葉をご存知でしょうか。

竹の露の酒造りにおいて、もっともどこの酒造りでもそうですが
重要なファクターなんです。

均一最適吸水とは、米の性質にあわせて蒸米の吸水率を調整し
常にパリッとした最適の蒸米にすること。

そして 外硬内軟蒸米とは 米の一粒一粒が、外側はパリッと
していて、内側が軟らかいという蒸し加減の米という意味です。

いい蒸米であることは酒造りの原点で、麹を仕立てるときに
菌糸が内側に達しやすく最良の麹米の育成に寄与します。

竹の露の相沢社長からのメールには

『今収穫年度の蔵前栽培米「美山錦」「出羽燦々」は、猛暑の夏を
 耐え抜いた精鋭の米。眼状心白粒の良好な生育、収穫を得ることが
 できました。
 鶴岡酒造協同組合の心のこもった搗精、頭 五十嵐、研師 渡部の
 見事な原料処理技術も加わり、均一最適吸水の外硬内軟蒸米の使用を
 確立しています。』

とありました。

均一最適吸水  外硬内軟蒸米

で仕込まれた 白露垂珠 純米吟醸 寒造り新酒無濾過本生
是非 お試し下さい。




 

ビジーな日々

カテゴリー │日常

今度の日曜が ヴォイトレ祭で、その次の日曜が
駿府マラソンに初参加(5キロ)というスケジュール
のため、朝は歌の一人レッスン。昼間は仕事。
夜は 馬込川沿いをランニングと、ビジーな日々を
送っている。

ジムでのマシーンの走行だけでは、なんとなく不安に
なり、外を走り始めたのだが、やっぱりロード走行の
方が絶対 楽。

6キロぐらいを30分かけてゆっくりとランニング
するのだが、辛いのは最初の500メートルだけで
あとは惰性で走れてしまう。

ところが、スピードが一定のマシーンは逆で、意識
してスピードを上げる後半のほうが辛い。

ランニングコースに2つだけ、道路を横断する箇所が
あるのだが、横断歩道で待っていても、車はなかなか
止まってくれない。自分も車で通る道だから、気をつ
けよう。

経験してみて判ることって、まだまだありますな。



 

美禄会 完売御礼

カテゴリー │日本酒の会

3月に開催予定の 美禄会 ですが
おかげさまで、38名様満席となりました。

最後にお申し込みいただいたお客様は
前回もご参加のNさん。
4、5日前にたまたまお会いしたときに
お誘いしたのですが、メールが届いた
時には あと1名 の段階。
ギリギリセーフでした。

では、これから開催日に向けて、お酒と
提供順の選定を、じっくりと行います。

申し込まれた方は ご期待ください。






 

昨日の番組

カテゴリー │FMハロー

昨日のラヂオは、獺祭の会の話題と
浅草で観た 浅草レヴュー劇団虎姫一座の話で。



ところが番組冒頭 パーソナリティの斎藤くんが
今度の土曜にドルフィンで行われるジャズライブの
出演者 ギラ・ジルカの話を、いきなり振ってきた。

先週の番組で取り上げた話題をまた引き合いに
出すのは、それなりに正当な理由があるんだろう・・・
と、黙って聞いてたところ、前日に彼の知人から偶然に
電話があり、今度浜松に行く という話。
目的は ギラ・ジルカのツアーの関係者とか。

そこで私は、
 世の中狭いから斎藤くん悪いことは出来ないね。
と きれいにまとめてあげた。(・ω・)\バシッ

昨夜 そのギラ・ジルカのライブが大阪で行われた
ようで、参加していた メル友から こんなメールが

  いやー この人すごいわ!
  あっという間の 1時間15分でした。


これ 前半が終わった時点でのメール。
ということは、後半もたっぷりと聴かせてくれたのでしょう。
濃密なステージが イメージできます。

● ギラ・ジルカ vo, 竹中俊二 gt
● 日時/2/26(土)18:30開場 19:30開演
● 料金/ 前売 3,000円、予約 3,500円※全席自由 ※1ドリンク別
ギラ・ジルカ オフィシャルサイト

さて番組の方は、浅草で買ってきた 虎姫一座のCDから
買い物ブギ をかけました。
改めてじっくりと聞くと、しっかり歌ってますね。

 わてよう言わんわー  までハモっているのが
泣かせます。(笑)

リスナーの方はきっと、木曜 と曜日を勘違いした
のではないでしょうか。木曜のパーソナリティの
トムさんこと青野さんは、時々こういう歌の特集を
してますから。

最後は 公共の電波を使って 私が出演する
ヴォイトレ祭の宣伝。 A night in Tunisia を歌う
ということまで。 で、出だしの2小節をアカペラで・・
は、さすがにしませんでした。

夜はジムへ。
いつものメニューを淡々とこなす。
5キロ走行 腹筋・背筋 合計350回
ヨガを1時間。 おかげで体調は万全。




 

七田おりがらみ 入荷

カテゴリー │

今年も入りました。

噴水酒 ではなく

爆発酒 でもなく

発泡おりがらみ純米 です。



なぜ そんな表現をするかと言うと

油断をして開栓すると、それはそれは悲惨な

結果を招くからです。

◆七田 純米おりがらみ

七田の純米無濾過生原酒に、純米吟醸の

滓をブレンドした、軽快で絶妙の味わいの純米酒。

香りも華やかに立ちますし、味わいの幅もある

この価格(1.8L 2520円)としてはとってもお値打ちな

1本と言えるでしょう。

おりがらみ と言うより 活性にごり と

呼んだ方がしっくりくるぐらい、滓があります。

酵母の元気がめちゃくちゃ良いので、お取り扱いには

十分に気をつけていただきたいお酒です。

でも、飲んだら これが実に美味しい。

口当たりまろやかで、旨みがあって、軽快で爽やか。

後口も綺麗で、キレも良く、今年も絶対お奨めの1本。

是非どうぞ。 

◆七田 純米おりがらみ



 

美禄会 あと3名様

カテゴリー │日本酒の会

藤枝市の初亀醸造が年に一度だけ出荷する 
 “賞味期限付きの日本酒”


初亀 本醸造 無濾過生原酒 720ml 1300円

のご予約をたくさん頂戴しております。
毎年 このお酒を楽しみにされている方から
今回 初めて予約される方まで様々ですが
1本からでもOKですので、興味のある方は
是非この機会にお申し込み下さい。
締め切りは 今月27日です。

この品は、ご予約分以上の仕入れは一切行いません
のでよろしくお願いします。

去年のお酒 21BYも まだほんの少しですがあります。
一年経った同じ酒との呑み比べも、面白いですよ。

お申し込みはこちらです。


さて、3月13日(日)に開催する
日本酒と料理を愉しむ会 美禄会

こちらも、38名の定員まであと3名様となりました。

この会は 普段はなかなか口にすることのない
タイプの日本酒を持ち込み、もちろん口にする
ことのある美味しいお酒もミックスし、薀蓄も
ちょっとだけ交えての、それはそれは楽しい会です。

会場となる ふとっぱらさんも、毎回特別メニュー
で対応して下さいますので、はっきり言って
 めっちゃお値打ち です。

テーマは 春に愉しむ日本酒ですから、

春をイメージする日本酒 
この季節だけの日本酒  
蔵の隠し在庫的日本酒
今が旬で人気の日本酒
在庫処理的日本酒・・(・ω・)\バシッ

まっ それはジョークですが
 ひょっとしたら出るかもしれません(・ω・)\バシッバシッ

でも そんなお酒に 意外な発見があったりするのです。
日本酒の世界は だから面白い。

確実に 今月中には定員一杯となるでしょう。

どうしようかと迷っておられるあなた。
その日の予定がまだ立たないあなた。
いますぐ 申し込みましょう。
美禄会



 

浅草レヴュー劇団

カテゴリー │休日

昨日の日曜の獺祭の会。

開始が午後3時半という中途半端な時間だったため
早めに東京に着き、浅草界隈をぶらぶらしていました。


最初は 演芸場にでも行くか と皆で相談。
そこで地下鉄銀座線の浅草 ではなく一つ手前の 田原町駅
で降り、国際通りを北へテクテクと。

ROXという商業施設を右に入り浅草六区あたりに着くと
目に入った一枚の看板。


それは 浅草レヴュー劇団 虎姫一座公演

確かこれ テレビのワイドショウか何かで取り上げられていた
のを何人かが記憶しており、話のタネにこっちにするかと
入ったのでした。

料金は一人2500円 でワンドリンク付き。
演芸ホールより安いねえ。

そこは 浅草まねきねこ館 というカラオケ施設の中に
ありました。


出し物は 懐かしの昭和歌謡 それもエノケンと笠置シズ子
のヒット曲を織り交ぜながらの、歌と踊りとパントマイムの
ショウ。 いかにも浅草らしい懐古趣味の歌謡ショウか
と、あまり期待もせずに席へと。


ワンドリンクは 生ビール。サントリーのブレミアムモルツ。
おお なかなかいいじゃない。つまみは、どれでもワンコイン。
これもお手軽。飲みながらの観劇って、どことなく楽しい。
観客はお年寄りばかりかと思いきや、若者も結構いました。


そしてショウの始まり始まり。
まずは 東京ブキウギとヘイヘイブギーのメドレー。
7名の色っぽい若き女性が、歌って踊って舞台狭しと動き回ります。

おやおや 歌も踊りもなかなか本格的じゃん。
こりゃ 思った以上に楽しいよ。


続いての出し物は

東京節 パイのパイのパイ というあれ。
    現代の浅草界隈を歌詞に入れて、映像にもスカイツリー
    が出てきたりと、飽きさせない。

洒落男 俺はこの世で一番・・・というあれ。
    この歌 物語になっていて10番まであるのです。
    最後まで聞いたのは、もちろん初めて。


ジャングル・ブギ 黒澤映画の 酔いどれ天使の挿入歌。
         踊りが迫力満点。


進行役は、役者の 小倉久寛が映像出演。
いい味出してます。

そのほか エノケンメドレー に 買い物ブギ などなど。
あっという間の 70分でした。


この公演 去年の12月から始まり 3月31日まで演っている
そうですが、私たちが観たこの日が なんと
はじめて満席になったとか。

下町のカラオケ施設の中でのショウともなると
先入観で低くみられるのでしょうか。
でも、彼女たちのパフォーマンス、決してあなどれません。
むしろ、一生懸命さが伝わり 観たあとに清清しさが
残りました。 

浅草へ行く機会があれば、一度は観ても良いのでは。
浅草レヴュー劇団 虎姫一座公演


まるで地方の興行師(・ω・)\バシッ



 

獺祭の会へ

カテゴリー │日本酒の会

昨日は、東京で行われた 獺祭の会 に参加しました。

この会は毎年この時期に行われている立食形式の
日本酒の会で、獺祭のすべてのアイテムが飲める
イベントです。

会場は 永田町にある都市センターホテル 
開宴時間の15時30分ぎりぎりに着くと
寺田氏が獺祭の法被を着て会場の案内をしていました。


まずは 桜井社長のご挨拶から。
今期の造りで、全国の日本酒製造量の1.2%をまかなう
ことになるとか。ただし、この蔵の場合 そのすべてが
純米大吟醸であるわけですから、全く驚きです。
純米酒しか造らない蔵はあれど、こんな蔵はほかには
ないでしょう。


テーブルには、純米大吟醸の 50と39そして
仕込み水が置かれてあり、それ以外のお酒は
ブースにて片っ端から試飲が出来ます。
料理は立食なれど、そこそこの量が用意され
これで4000円なら、かなりお値打ちですね。


すべてのお酒をしっかりと飲ませていただきました。
二割三分磨き純米大吟醸の、湧き水のように清冽に
するすると流れるような飲み口に、ただただ感動。

三割九分磨きは、相変わらず存在感を漂わせるし
50 は とにかく飲みやすい。
他には 45 発泡にごり 遠心分離 温め酒
どのお酒も獺祭らしさに輝いていて、味わいの差が
しっかりと感じ取れました。

そして 純米大吟醸 二割三分磨き発泡にごり
きめ細かな泡立ちと、にごりなのに遮るものの
ない美麗な口当たり。超贅沢な発泡にごり酒。


会場には 落語家の 三遊亭鳳楽さんが。
ラヂオでは毎週月曜日にお聞きしていますが、実際に
お会いするのは12年ぶりぐらい。その昔、浜松のうなぎ屋
さんで、落語と日本酒の会を開催したのですが、ちゃんと
覚えていて下さいました。 このあとステージで小噺を
何題か披露し、会場を笑いの渦に。

   ・・・12年前と同じネタで(・ω・)\バシッ

獺祭をたっぷりと愉しんだあとは、新丸ビルにて二次会。
MUSMUS ムスムス


オーナーがお休みにもかかわらず顔を出していただき
いろいろと日本酒を出してくださいました。
あれだけ日本酒を飲んだのに、まだ飲めるから不思議です。
良い日本酒は 底なし ですね。




 

勝駒純米生酒 入荷

カテゴリー │

富山県は高岡市の酒蔵 清都(きよと)酒造場さんから

純米生酒の22BY新酒が入荷しました。

そして運送会社のお兄さんが発した言葉に ・・・?

『全部で○○ケースの荷物が届いてます。』

たったのそれだけ?

注文数の半分にも満たないんですけど。

聞くと、今年は生の出荷を抑えたとか。

その理由は、火入れのお酒を確保するため。

この蔵は毎年12月になるとお酒がなくなるのです。

繁忙期でもある12月にお酒がない。

でも、それは織り込み済みですから、いいんです。

それより、生酒の数を減らされるのは 辛いなあ。

仕込みを増やせば良い話なんですが、それはかたくなに

しない。 そして品質も絶対に落とさない。

アイテム数もここ10年以上変わっていません。

誠にもって 頑固なお蔵です。

でも、それが魅力でもあるのです。


といううわけで、

勝駒(かちこま) 純米生酒 ただいま販売中です。



はっきり言いまして 早い者勝ちです。

味については、とにかく素晴らしい。

富山県産の五百万石を50%まで磨いた純米酒。

純米吟醸ではなく純米酒として出すところが

このお蔵のポリシーであり人気の秘密でもあります。

生酒ですが、香りはいたって穏やか。

舌の上でみずみずしい軽快な味わいが踊りだし、

やわらかに練れた味わいも感じられ

両者のバランスの良さがうれしいですね。

◆勝駒 純米酒 生 22BY





 

日本酒講座

カテゴリー │日本酒教室

昨日は 日本酒講座の5回目。
テーマは 米と精米について。

◆米の構造と主な成分

◆酒造好適米とは

◆精米とは

◆真性精米歩合とは

などなどについてのお勉強。

後半は 試飲タイム。

テーマが精米のため、精米歩合の違う5種類を
用意し、生徒の皆さんと一緒に試飲しました。



最初に登場したのは 國香 特別純米火入れ
実はこの商品 21BYは 五百万石55%精米でしたが
22BYからは60%精米となりました。

そこで生徒の皆さんには 55%精米と60%精米を
別の容器に移して飲み比べてもらい、どちらが55で
どちらが60かを当てていただくというテストに
チャレンジしていただきました。

結果 10人中正解者は3名でした。
このテストの目的は、精米歩合が5%違うと
果たしてお酒の味わいの変化を見極めることが
できるかという点。

7名の方は、60%精米のお酒を55%精米と判断
されたわけです。

正解者の方は、精米歩合の違いより、21BYと22BYの
お酒の熟度で判断されたというわけ。

つまり、國香の松尾杜氏がおっしゃるように、精米歩合
が5%低くなっても、特別純米酒の味には何の影響も
及ぼさないことを、証明する結果となりました。

次に試飲したお酒は 精米歩合75%の純米酒。
七田 七割五分磨き 雄町 無濾過純米
これは 75%と低い精米歩合であるにもかかわらず
官能的には 綺麗な旨みがほとばしるお酒。
という、精米が低いと雑味が増すという講座のセオリー
に反する例として、紹介しました。

そして最後にお出しした2本は 
獺祭 純米大吟醸50 と 純米大吟醸39。
七田の七割五分磨きは、獺祭の二割三分磨きに
対抗して逆のお酒を造ったといううわさもあるぐらい
業界でも話題となった蔵のお酒です。

50と39では、明確に香りと味わいの違いを
認識できます。 どちらも好評でした。

次回は 3月17日(木) 
テーマは 洗米・浸漬・蒸し って何? です。

この講座は 4月からの第二期の生徒さんを募集して
おります。 愉しみながら 飲みながら 日本酒のお勉強が
出来るカルチャースクールです。 
興味のある方はこちらまで。








 

ラヂオと口コミ

カテゴリー │業界の話

昨日のラヂオで取り上げた 開運初蔵純米中汲み

本日 熱心なリスナーの方から電話があり、

このお酒を知人で料飲店を経営している人に

送りたい とのお話が。

非常にありがたいことです。

お聞きすると、知人の方は北海道でお店をやって

おられるのですが、昔から開運ファンとかで

開運をいろいろと置いていらっしゃるとか。

でも、このお酒は向こうでも手に入らないだろうから

是非送ってやって欲しいと。

最近 ラヂオのレスポンスが顕著です。

もうすぐまる3年。

石の上にも三年 とは よく言ったものです。

私が思うに コマーシャルではなく 酒屋の生の声

だから良いのでしょう。 

いわば 電波を使った口コミのようなもの。



一方、午後になってお見えのお客様は

初亀をお探しの初めての方。

粋遙倶楽部の仲間で、酒屋の先輩でもあるリカーショップ梅田の

梅田さんのご紹介でお越しいただきました。

同業者で銘柄の情報をやりとりし、お客様に伝える。

これ 地域ビジネスの基本。

私も 梅田さんをお教えしますから。

でも、商品をバーターすると、酒屋ビジネスの異端。

現実には やってる連中はいっぱいいますが。

日本酒なら ○○田  焼酎なら ○山 が典型。

そのお客様は 獺祭にも興味を示され 相乗効果。

お一人お一人は小さな売り上げでも、その積み重ねが

肝要。  酒屋は楽し。






 

腕 あげたねえ

カテゴリー │FMハロー

今日はラヂオでした。
久しぶりにお酒の持ち込み。

それは 開運 初蔵純米中汲み

封を開けて5日ぐらい経ったものでしたが
これがちょうど良い塩梅に味が乗って
実に美味しかったですね。

するとどうでしょう。
パーソナリティの斎藤さんが、すらすらと
よどみなくコメントを発するではないですか。

『芳醇な香りが立ちますねえ。
 お米の味がしっかりと出ていて
 切れ味が素晴らしい。
 デリケートな余韻がいいですね。

 純米酒でもここまで味を出せるかと思わず
 唸ってしまう。
 知恵とスキルが凝縮された
 珠玉の1本ですね。』


私は思わず言いました。

『斎藤くん 腕上げたねえ。 今日どうしたの?
 私 何も言うことないですよ・・』


彼の完璧な表現力に 脱帽。
でも あんまり褒めすぎると すぐに調子に
のるから、このぐらいにしておきましょう。(笑)



さて、この日の音楽は またまた ギラ・ジルカ
このブログでも取り上げましたが、なんと 浜松で
ライブが行われます。

彼女が今月26日に ハーミットドルフィンでライブを
行います。偶然にも 檀さんが受けてくれました。

2/26 sat ギラ・ジルカ vo, 竹中俊二 gt デュオ新CD
「all Me」発売記念ライブ
抜群の歌唱力、完璧ネイティヴの英語、コテコテ関西弁のMC
大好評の新CD「all Me」発売記念の楽しいライブ、オススメです。
● ギラ・ジルカ vo, 竹中俊二 gt
● 日時/2/26(土)18:30開場 19:30開演
● 料金/ 前売 3,000円、予約 3,500円※全席自由 ※1ドリンク別
ギラ・ジルカ オフィシャルサイト

おかけした音楽は 彼女のアルバムから
Piece Of My Wish(今井美樹のヒット曲の英詩カバー)

でした。



 

今年も始まりました。初亀完全ご予約商品

カテゴリー │

最初は裏ラベルに書かれてある文言に、ちょっと

引きました。

  賞味期限 製造日より10日以内にお飲み下さい。

日本酒で? そりゃ無茶やろ けんか売ってんのか・・

と、頭のうすい 違った 固い酒屋さんなら、きっと思うはず。

まず、そんなリスキーな商品 仕入れたくありません。

でも その日本酒が 最高に美味しく フレッシュで

ピチピチとしていて 価格もお手ごろなら


どうします?



今年も ご予約受付 始まりました。



◆初亀 本醸造 無濾過生原酒 22BY  720ml 1300円 

この  製造日より10日以内にお飲みください。という

裏ラベルの文言は、

10日経ったら劣化して飲めなくなる、という意味ではありません。

10日以内の最もしぼりたてらしいフレッシュな状態で飲んでね。

と、お客様を笑顔にするために書かれてあるのです。

ですから、皆様がお買いになって万が一10日を過ぎたとしたら

 
   お風呂に入れましょう・・・ (・ω・)\バシッ

違います。 

むしろ、1本はすぐに飲み、もう1本は1ヶ月後ぐらいに飲む

更にもう一本は1年後に


   お風呂に入れる・・・。 (・ω・)\バシッバシッ 

まったりとした感触を愉しむ という飲み方をご提案します。  

一年も冷蔵庫にしまっておくなんて、絶対無理。

という、奥方に頭が上がらない あなたのために

当店ではちゃんと ご用意しております。

氷温冷蔵庫に真っ暗な状態で一年間寝かせておいた21BYのお酒が。

さすがにピリッとした刺激はなく、色もちょっと濃くなっていますが

ヒネた風味などは全くしません。むしろ、まろやかさと旨みが舌の上

で踊りだすぐらいに、濃厚でいてマイルドな良いお酒になっています。

今年も、この21BYの品を同時販売いたします。

ただし、21BY単品では販売いたしません。

必ず 22BYの新酒とセットで、ご注文ください。

2本を比較すると

 
 お風呂タイムが充実します (・ω・)\バシッバシッバシッ しつこい


良い日本酒とは 時の経過でこう変化するんだと実感できます。

21BYはこちら

入荷は3月5日ごろ
お申し込み締め切りは 2月27日です。

なお このお酒は 商品の特質上 余分な在庫は一切持ちません。
皆様のご予約分のみ 仕入れます。
店にお越しいただけるお客様も ネットで宅配するお客様も
ご注文をお待ちしております。

お申し込みは こちら


 

本日の水揚げ

カテゴリー │雑談

本日はバレンタインデイ だそうです。

そう言えば 朝からそれ関連のご注文をいただきました。

決してチョコではなく 日本酒であったり 焼酎であったり

ワインであったり。

昔は それ関連の商品 例えば ウイスキーとか

ブランデーとかの ミニボトルなどがよく売れましたが

いつしか そういう品揃えはしなくなりました。

酒屋の場合 1500円ぐらいが相場でしょうか。

在庫リスクがありませんから、バレンタインの売り上げは

この程度で十分です。



さて 個人的には本日の水揚げはこんな感じでした。

もちろん すべて義理です。

明日でも まだ受け付けますよ。 (・ω・)\バシッ




 

麗しの アン・バートン

カテゴリー

ANN BURTON アン・バートン というジャズシンガーが
いました。 もう亡くなって何年になるのでしょうか。

彼女の歌を初めて聴いたのは、高校時代に買ったレコード。
CDではなく、LP盤。思いっきり背伸びをしてジャズの
レコードを買い始めた最初の1枚。

それは 『これがモダンジャズのすべて』
というコンピレーションアルバム。判りやすいですねえ(笑)

実は私 最初に買ったジャズのレコードは? と聞かれると
オスカー・ピーターソンの ゲッツ・リクエスト と答えています。
でも本当は二枚目がピーターソンで、一枚目はこの2枚組なんです。

入門盤のコンピレーションアルバムが最初では
ジャズファンとしての沽券にかかわる  とでも思っているの
でしょうか。  ほんと 男はバカですねえ(・ω・)\バシッ

当時は、ジャズの右も左も知らない長髪のノンポリ生でしたから
マイルスのレコードを買うとか、MJQを聞いてみるとか という
発想がなく、レコード店でたまたま目に付いた2枚組のアルバム
を買った という次第。確か CBS-SONY だったような。
4000円ぐらいしたような。実家のレコード棚に、捨てていな
ければ、まだあるはず。

そこにまとめられたジャズマンは、マイルス・ディビス ディブ・
ブルーベック JJ・ジョンソン スタン・ゲッツにビル・エヴァンス
etc.と 錚々たるメンバーなんですが、当時知っていたのは
マイルスぐらい。

で、1曲だけ ヴォーカルが入っていたのです。
それが アン・バートンの歌う サニー でした。

ですから、ジャズヴォーカル大好きの私が最初にお金を
出して聴いたヴォーカリストは、エラでもサラでも
ましてやジュリー・ロンドンでもなく オランダのアン・バートン
なんですね。

その曲 サニーが、彼女の名盤 『ブルー・バートン』からの
1曲であることを知るのは、まだまだずーっと後のこと。

前書きが長くなりました。
そんなアン・バートンが1980年にスタジオとライブで録音された
音源が、オランダの放送局で最近見つかり、アルバムとして
発売されました。



ANN BURTON アン・バートン
1980- オン・ザ・センチメンタル・サイド
MUZAK(ミューザック) / JPN / CD / MZCF1232 / JZ110125-03
/ 2011年2月10日 / 2,500円(税込)

1. You started something
2. I can dream, can’t I?
3. Come from the rain
4. Let me love you
5. Foolin’myself
6. All or nothing at all
7. Did I remember
8. New York state of mind
9. On the sentimental side
10. The very thought of you
11. I wished on the moon
12. Bubbles bangles and beads
13. That old feeling
14. I thought about you

バラード曲が中心ですが、どの歌も本当に麗しい。
語りかけるような歌唱に、心がうるうるになります。
ジャズスタンダードのみならず、ビリー・ジョエルの
当時としては新しい曲 New York state of mind
にもチャレンジしており、今聴いても心の底から
愉しめます。

日本には アン・バートンのファンがたくさんいますから
このアルバムは きっと売れるでしょうね。

試聴はこちら




 

飲みすぎに注意しましょう 

カテゴリー │飲み会

昨夜は 粋遙倶楽部の遅い新年会 で掛川へ。

開運の土井社長と、酒屋仲間との宴席。
お酒はもちろん 開運。

無濾過純米
無濾過純米 雄町
初蔵純米中汲み
呑み切り一番純米
本醸造にごり酒

どれも実に美味しかった。
無濾過純米 と 無濾過純米 雄町 と
初蔵純米中汲み の飲み比べ。

微妙に味わいの差があって、楽しめました。

そして 土井社長が持参されたお酒がこれ。



瓶にホコリがかかっています。
ラベルはなし。
10BY と手書きした紙切れが。
その姿だけでも そそられますねえ。

10BYというのは、平成11年の春に搾られた
お酒のこと。ということは、12年経っている計算。
中身は どうやら雄町の大吟醸らしい。

冷蔵保管してあったためか
色はほぼ透明。
吟醸香はまったくなし。
熟し香はかすかにあるも、古酒特有の芳醇な
香りとは違う。
口に含むと、12年も経っているとは感じられない
しっかりとした線のある味わい。
やがて、じわじわと濃厚な旨みが広がり
複雑な苦味を残す。

いやあ 貴重なお酒を飲ませていただきました。

しかし呑んだねえ。
最後はよく覚えていません。
一升瓶を抱えてJRに乗った記憶はあります。
どこかに立ち寄ったのかどうかは、曖昧です。
持ち帰ったはずの一升瓶が見当たりません。
どこかに置いてきたのでしょうか。

そう言えば 飲みすぎに注意しましょう 
とブログに赤い文字で書くのはどういう意味?

と誰かに突っ込まれたような記憶が・・
人のことを言えませんね。(笑)




 

誘惑に負けた

カテゴリー │

昨夜はジムをさぼってしまいました。
水曜日はAヨガですから、必ず出席していた
のですが、見事に負けてしまったのです。

何に負けたか。
それは こちらです。



宣伝かい! (・ω・)\バシッ

確かに 宣伝と言われればその通りなんですが
美味しさの誘惑に負けたのは 本当です。

昨日入荷した 開運 初蔵純米中汲み生原酒

例のごとく 720ml瓶を開けて試飲したところ
ほんの一口のつもりが、気がついたら何杯も
お替りをする自分がいました。

今日のジムはやめえ・・・となるのは必然でしょ。

このお酒 1月26日に上槽(搾り)が行われ
その時の様子
ブログにもアップしましたが
商品として改めて口にすると、本当にうまいんです。

香りはどこまでも穏やか。
かすかに立つのは決してフルーティなそれではなく
槽場(ふなば)を連想させる麹の芳香です。

口に含むと、透き通るように冴えた旨味が広がり
ほのかに心地よい酸が、お口の奥にたたずみます。

鼻に抜ける香りは、軽快で気品を漂わせます。
このグレードは純米吟醸のそれと全く同じです。

そして、見事な後口の余韻とキレも、純米酒を
超えた優れもの。

この品質で1.8Lで3000円を切る価格なんですから
驚きです。

このお酒 開運・初蔵純米中汲みは、兵庫産山田錦を
55%まで磨き、大吟醸と同じ様に槽(ふね)で搾ります。
そして中汲みの最もおいしい部分だけを瓶詰めした
贅沢な純米生原酒。

開運の造りで、このクラスの純米酒を槽で搾るのは
このお酒だけ。それだけに、このお酒の存在価値も
高いと言えるでしょう。

このお酒は、静岡県西部地区の酒販店グループ
『粋遙倶楽部・すいようくらぶ』加盟店のオリジナル
商品ですので、開運の販売店が全国にたくさんあれど
他では絶対に手に入りません。

もう買うしかありませんね。(笑)

◆開運 初蔵純米 中汲み生原酒

こんなに美味しいお酒の誘惑に負けたのなら
ヨガの神様も きっと許してくれるでしょう(・ω・)\バシッ







 

櫻井多喜三写真展

カテゴリー │FMハロー

今日のラヂオは “ほめ殺しの達人” こと原田靖子さんが
お相手でした。 おかげでリラックスしてお話が出来ました。



と言って、いつもの斎藤くんではリラックスできない
というわけでは決してありません。むしろ、リラックス
しすぎて、緊張感に欠けるきらいもあるぐらいです。
たまには、こういうのもいいでしょう。

さて、今日のラヂオで告知した話題で、このブログで
まだ取り上げていなかったのが、櫻井多喜三さんの
写真展のお話。

櫻井さんは、その昔 浜松市の小学校の校長先生で
おられたのですが、当時私は息子の通っていた小学校
のPTA会長だった関係で、何度かお話はしたものの
学校が違ったので、そう強い印象はありませんでした。

それから15年以上の月日が流れ、日本酒に関わる場で
櫻井さんとは頻繁にお会いすることとなりました。櫻井さん
は、長く日本酒講座(SBS学苑)を受講されておられます。

ところが、あの校長先生であり、あのPTA会長であることに
互いに気づくのは、ごく最近のこと。

そんな櫻井さんは、アマチュアの写真家でもいらっしゃいます。
そして、2/11~2/15の期間 浜松市のホテルコンコルド浜松
1階ロビーにて写真展を開催されます。 入場無料。



ノルウェーでお撮りになった写真展 『フィヨルドの詩』
世界一長く深い ゾグネフィヨルドは、全長200キロ
最深1300メートルあるとか。

興味のある方は、是非お立ち寄りください。





 



 

今日はラヂオの日。

カテゴリー │FMハロー

今日はラヂオの日。

いつもの斎藤くんが仕事の関係でお休みのため
月曜パーソナリティの 原田靖子さんがピンチヒッター。
昨年末に続いて二度目のお相手。

前回は彼女、試飲があるとの情報を考慮し、車での
スタジオ入りを控えたと聞いていたので、今回は
試飲なし。

女性パーソナリティ相手だと、私の態度は一変する
との世間のうわさがありますが、果たして。

で何を話すかと言うと、様々な告知で行きましょう。

1. 美禄会 日本酒の会 
2. 櫻井多喜三 写真展 フィヨルドの詩
3. 浜松ブラスバンド PopSpring2011


先日のタイガーさんの話題も入れて、もちろん音楽は
タイガー大越。

話は膨らむでしょうか。

私が出るのは、お昼の12時10分から。
どうぞよろしく。
FMハロー  76.1MHz 




 

ソースの匂い

カテゴリー │ノスタルジィ

夕方配達をしていて、なにげに聞いていたラジオから
流れてきたのは、懐かしい 青春歌謡。

それは 西郷輝彦が歌う 『君だけを』

で、何をイメージしたかというと・・

昔はどこにでもあった 路地裏のたこ焼き屋。
舟に4つ入って 20円ぐらいだったか。
テイクアウトも出来たけど、板を渡しただけのテーブルと
硬い長いすにこしかけて、漫画や週刊誌を読みながら
店内飲食。

子供心に、これは楽しかった。
お供の飲み物は みかん水。 1本10円。

サンデーやマガジンも読んだけど、年上のお客が
消えてから読むのが、ちょっと背伸びして、

週間平凡 や 週間明星。
まだ、平凡パンチに手をかける勇気はなかった。

ページをめくると、必ず目に付く ソースの染み。
青海苔のトッピング。 すえた匂い。
そして、ラジオからは (なぜかいつも ラジオ大阪)
『君だけを』

ああ ノスタルジィ。


西郷輝彦 『君だけを』 ・・不適切な動画