開運純米にごり酒入荷

カテゴリー │テレビ番組

今朝 早朝のNHKテレビを見ていたら

キャイーンの天野がMCをやっている うまいっ!

の再放送で 浜松市のトリイソースさんが取り上げられていました。

浜松に住んでると トリイソースは当たり前のようにある

調味料で、当店でも店内にて扱っているのですが

最近はほとんどが自家消費となっています。 

その理由は、お買い上げいただいてたお客様が皆

鬼籍に入られたからです。

それなら仕入れを止めればよいのですが、このソースが

ないと、我が家の食生活は成り立ちません。

それほどに ソウルフード なソースなんです。

そして我が家の酒生活でも、この銘柄がないと成り立たなくなる

お酒があります。 

それは 開運 です。




その開運の季節商品 無濾過純米 にごり生酒 が入荷しました。

◆開運 無濾過純米 にごり生酒 2BY

1.8L 3,080円(税込)
720ml 1,540円(税込)

無濾過純米に続いて、にごりバージョンも入荷しました。

香りは、無濾過純米のそれと、ほとんど同じですが

かすかに滓特有の甘酸っぱい香りが漂います。

口にすると、まずは炭酸ガスのフレッシュな刺激が顔を出し

やがて、まろやかでほのかな酸が口中を漂います。

口中に広がる旨みは、無濾過純米と同じで洗練されたスマートさ

を伴うなめらかな味わい。

そして、後口はやはりきれいですが、これもにごり酒特有の

滓の特性をかすかに残す・・・と言いたいところですが

キレはとてつもなく良いです。

辛口でもない 甘くもない生のにごり酒 それも純米で。

というご要望には見事にはまるお酒でしょう。




 

開運無濾過純米 新酒入荷しました。

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 赤電上島駅折り返し12キロを

キロ6分超のスローペースで。

もうすぐ12月だというのに、手袋もいらないほど

暖かな早朝です。

昨夜で NPB日本シリーズが終わってしまいました。

子供のころからのホークスファンですから

二年連続でジャイアンツを4タテしたことはうれしいのですが

あまりにも早く終わってしまい、なんか物足りなさが残るシリーズ

でした。

今年の野球観戦もこれでおしまい。

でも、終わるものがあれば、始まるものもあります。

日本酒の世界では 新酒しぼりたての入荷が本格的に始まっています。


昨日の 雪の茅舎に続き届いたのは 開運 です。

今年も いい味出してますね。

◆開運 無濾過純米 原酒生酒 2BY

1.8L 3,080円(税込)
720ml 1,540円(税込)

オール山田錦のしぼりたて純米生原酒。

香りは穏やかなれど、口当たりが素晴らしくフルーティ。

期待を裏切らない最高の味わいです。

含むとかすかなガス感が心地よく口中を刺激し辛口か?

と思いきや花の蜜をイメージする甘やかな風味が口中に広がり

やがて洗練されたスマートな旨みに満たされます。

鼻に抜ける風味も、無濾過原酒ならではの

濃厚な旨味の凝縮感が心地良く感じ取れます。

後口の余韻は綺麗に切れていきますから

これはもう純米吟醸を名乗っても全く問題ありませんが

開運の場合 これが純米酒なんです。

素直に季節を体感できる美酒の1本

このお酒を飲まないと、今年の開運は語れません。


なお 開運無濾過純米シリーズの今後の発売予定は

山田錦 にごり酒
誉富士
愛山
雄町
雄町にごり酒 
山田穂  と続きます。

お楽しみに。




 

雪の茅舎 新酒が入荷しました。

カテゴリー │休日旅行

秋田県の銘醸人気蔵 雪の茅舎を醸す齋彌酒造店さんから

平成 じゃない 令和2BYのしぼりたて新酒が入荷しました。

この蔵のお酒は、毎年ぶれることなく安定の美味しさを

醸し出しております。



◆雪の茅舎 純米吟醸 しぼりたて生酒 2BY


山田錦とあきた酒こまち を55%まで磨いた

純米吟醸の2BY新酒生酒となります。

若々しくふっくらとした果実香が、きれいに立ち

含むと、フレッシュでやわらかな米の旨みが広がります。

すっきりとした後口は、雪の茅舎ならではの特徴と言えるでしょう。

今年も、素直に美味さを実感できる1本です。

なお 山廃純米のしぼりたてと、秘伝山廃純米吟醸のしぼりたては

12月になってからの入荷です。



さて、先日の連休を使い、房総半島へ一泊旅行に出かけました。

コロナ禍の厳しいご時世ですが、GOTOトラベルを最大限利用して。

房総半島の方には失礼かもしれませんが、なるべく人が少なそうなところ

を選んだ結果が、外房の大原から いすみ鉄道と小湊鉄道を乗り継いで

五井に出るという行程。 いわゆる 乗り鉄 です。

途中下車したのは 大多喜 と 養老渓谷 と 上総牛久駅。

大多喜は小江戸と呼ばれる静かな町でした。

資料館では気のいいおばあちゃんが居たのですが

質問するとほとんど答えられないというご愛敬に、ほのぼのとしました。

予約してあった古民家をリノベーションしたイタリア料理の店で

ランチをいただいたのですが

お手頃価格でとても美味しく

ボリュームもたっぷりとありました。

個室での安心の食事でしたし、なんといっても雰囲気が最高。
Ristorante UNO


その日の宿は 養老渓谷の温泉宿。

黒湯の温泉で、肌がすべすべ 頭がつるつる になりました・・・・。


さて翌日は 養老渓谷にて紅葉狩りのあと

小湊鉄道の房総里山トロッコ列車に乗車。


一見SL のようですが、ディーゼル機関車なんです。

それも我々が乗ったのは上りですから、実際には逆行して

ディーゼル車が先頭。

上総牛久までをゆっくりと走りました。

房総半島は どこにでもあるような農村と里山の風景が連なります。

一瞬 コロナを忘れさせてくれました。

牛久の駅前で昼食を取るため、蕎麦屋さんに入ったのですが

いらっしゃいませ もなくいきなり言われたのが

『30分以上かかりますが いいですか?』

一瞬ひるみましたが、これも旅の思い出 と待つことにしました。

本当に30分かかって出てきた蕎麦は、見た目はシンプルでしたが

出汁がとても美味しく、なんで30分もかかるんだ? という疑問は

どこかに行ってしまいました。(笑)


その後向かったのは、お目当ての 笠森観音。

ここは延暦3年(784) 最澄上人が楠の霊木で十一面観世音菩薩を刻み

山上に安置し、開基されたと伝えられています。

清水寺を彷彿とさせる岩の上に建てられた観音堂は、国指定重要文化財とか。

かつて 芭蕉も訪れたそうで

『五月雨に 此笠森を さしもぐさ』 という句を残しています。

さしもぐさ とは ヨモギのことのようですが、なかなか深い意味があるようで

凡人の私には判りません。

今回 房総半島を旅して感じたことは、この地にはとても素朴な人が多く

一昔前の日本の原風景を思い出しました。

心に残る旅が出来ました。



 

日本酒教室 酒米の在来品種

カテゴリー │日本酒教室

昨夜は 粋に愉しむ日本酒ワールド 木曜教室 でした。

コロナ禍がますます広がる昨今。

手指の消毒・ソーシャルディスタンス・マスク・手袋など

細心の注意を払っての開催でした。

今月のテーマは 酒米の在来品種 について。

在来品種とは、農家の人々が日本列島にて長い歴史の中

日々の農作業の傍らに作った品種のことを言います。

国や都道府県の研究機関などが品種改良し育成したもの

とはここでは区別します。

現在 在来品種と呼ばれる米の品種は295種あるとされています。

日本で稲作が始まって3000年余り。

品種作りはもっぱら農民自身の仕事であり無数にあるわけですが

育成者、育成年、品種特性など育成の実情が見える品種となると

限定されるのです。

そんな話をしながら後半の試飲タイムはこの5種類。



左から提供順に

七田 純米七割五分磨き 山田穂
酔鯨 純米酒 八反60
龍力 特別純米 神力
志太泉 純米吟醸 身上起 愛国
鯉川 純米吟醸 亀治好日 うすにごり 亀の尾


志太泉身上起は 冷やと燗で試していただきました。

酔鯨は 正確には 八反 ではなく 八反錦です。

現在 在来種の 八反(八反草)を使って商品化しているのは

広島県の富久長さんだけだと思いますが、手に入れることが

出来なかったので、酔鯨の八反錦で代用しました。

今のお米はとてもきれいに仕上がるので、正直なところ

代用にはならなかったかもしれません。

このテーマで私が伝えたかったことは、日本人と米とのつながり。

各地には在来品種の育成者の顕彰碑が必ずと言ってよいほど

建てられており、育成者への畏敬の念を大切にしてきたのが

日本人であるということです。




 

恵那山 Cheers  まさに 買い

カテゴリー │業界の話ランニング

今朝ランは 馬込川を スロージョグで80分。

先日の日曜に走った佐鳴湖16キロより10分遅い

タイムでの14キロランでした。

体勢はまっすぐ、ひたすら前を向く。

身体の真下で着地し地面からの反発を得る。

ふくらはぎに力を入れず、腿の前側の筋肉を意識。

スロージョグはいろいろと刺激があります。

いつも追い抜いている高齢ランナーに抜かれると

マゾ的快感に浸ったり (笑)

大きなお尻のお姉ちゃんランナーに抜かれると

思わずペースを上げてついていこうとする自分を

諫めたり(・ω・)\バシッ


なにより 自分の表情が柔らかいことに気づきます。

心肺機能がラクだと、こうも柔和な顔になるのか。

それだけ普段はヘタレ鬼のような形相で疲弊して

走っているわけです。


さて コロナ禍で疲弊している業界は多々あるでしょうが

御多分に洩れず日本酒業界も一部を除いて疲弊しています。

でも 現状を打開しようと、様々な商品を出されるお蔵もあります。

ここ数か月でみられるのは、精米歩合など高スペックの商品を

お値打ちな価格(高マージン)で提案される品々。

ただし いずれも料飲店様向けに造られており

ネット販売不可とか 店頭売りも不可 と縛りのある場合が多いです。

これからご紹介する品は、そういった縛りが一切ありません。

そして 中身も飲んで納得の高スペック 高品位商品です。


商品名は 恵那山 Cheers

Cheers とは “乾杯” そして “応援”


山田錦を40~50%まで磨き醸された純米大吟醸の新酒が

コロナ禍で落ち込む日本酒の世界を応援し笑顔にするため

破格のお値打ち価格で発売されました。


◆恵那山 Cheers 純米大吟醸 山田錦 無濾過生原酒 2BY

1.8L 2,970円(税込)
720ml 1,485円(税込)

従来の恵那山とは明らかに違う風味です。

香りもそこそこに華やかで、含むとグルコースたっぷり。

香りは蜜のごとくスイートな芳香。

含むと芳醇でキレイな旨み=甘みが口中に広がり

鼻に抜ける香りは人気のフルーツパーラーを彷彿とするもの。

やがて舌の奥に心地よいかすかな苦味を残し

静かにキレていくも、余韻がまた麗しい。

溌溂としつつも気品を残す風味は

まさに美麗チアリーダーの如し。

山田錦 麹米40%精米・掛米50%精米

このスペックで この価格は まさに “買い” でしょう。





 

萩乃露 純米吟醸 山田穂 キレイな熟成酒

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川白羽橋折り返しの正調10キロコース

キロ6分50秒のスピードでスロージョギング。

スロージョギングはただゆっくりと走るのではなく

常にフォームと筋肉の使いどころを意識し、同じペースで

最後まで通すことが肝心・・とランニングのYoutubeに教えられ

実践してみました。

心肺は楽ですが、ももの前側にある大腿四頭筋を意識し

フォームを崩さず、身体の真下に着地し、歩幅も狭くして

一定のペースで1時間以上走るのは、持久力の鍛錬になるらしいです。

走り終えたあとは、身体が熟成されたような心地よさを覚えました。


熟成と言えば、とても綺麗に低温熟成されたお酒のご紹介です。

もうすぐフレッシュなしぼりたての季節ですが、新酒の荒々しさとは違う

ふくよかな熟成の醍醐味も、日本酒の味わいの一つです。

◆萩乃露 「風Kaze」 純米吟醸 山田穂 直汲み生 1BY

このお酒は 山田穂を使って醸されています。

山田穂は 山田錦の母親にあたる在来品種で、山田錦の特等米が

作られる兵庫県の東条や吉川より北部の多可町で主に栽培されており

山田錦は味のアタリが穏やかなのに対し、山田穂は味のアタリが強く

余韻が長いのが特徴です。

このお酒も、搾られた当初は硬さがあり苦味も感じたお酒だったようですが

みごとに良い熟成をしてこの時期に入荷してきました。

グラスに注いだ瞬間に熟したリンゴのような甘い香りがします。

香りは熟したバナナや先ほどのリンゴのような甘い上質な香りを感じます。

開栓時に「ポン!」と音がする、直汲みらしい心地よいガス感と

やわらかい厚みのある旨味が特徴です。

じわーと広がるしっかりとしたリッチな余韻と

ほどよい苦味と共に消えてゆく飲み心地をお楽しみください。

しぼりたて生酒とは違う、今の時期だからこそ楽しめる

熟成の醍醐味を教えてくれる1本と言えましょう。

是非 お試しを。



 

土井酒造場訪問

カテゴリー │鑑評会酒蔵訪問

最近の傾向として ご来店になるお客様のご要望が

なになにの銘柄ありますか? ではなく

ギフトにせよ ご自身でお飲みになるお酒にせよ

こういう予算で こういうお酒 はありませんか・・・

という こちらにご提案の幅を委ねていただく場合が

とても増えました。

長く酒屋をやっていて、ようやくここまで来たか

というのが正直な思いです。

この信頼感を裏切ることなく、今後も仕事に励み精進いたします。



さて、昨日 粋遙倶楽部の一員として、年末商品の仕入れに向け

土井酒造場を訪れました。

お蔵では 2BYの造りの真っただ中で、搾りこそありませんが

皆さんお忙しくされていました。

土井さんでは先日 名古屋国税局酒類鑑評会にて吟醸の部最優秀

となる 名古屋国税局局長賞を受賞されたのですが


そのお祝も兼ねての訪問です。


今回 土井さんが出品された4点は、すべて金賞受賞で

その中の1点がナンバー1たる最優秀賞に輝かれたわけです。

そして 名古屋では4年連続での代表表彰です。

土井さんのすごいところは、鑑評会用の大吟醸のみならず

普段飲みのお酒まで美味しい ということ。

ですから今年の新酒も期待できます。

今月末には 無濾過純米から 純米にごり、本醸造しぼりたてなど

フレッシュで鮮やかな新酒が入荷するでしょう。


ところで 今回受賞された大吟醸は タンク№2 からの出品だそうです。

タンク№3 は 3月の静岡県清酒鑑評会で知事賞を受賞されたわけですが

どの造りのお酒も、しっかりと結果を残される榛葉杜氏のお仕事は

さすがとしか言いようがないですね。

名古屋国税局長賞受賞としてのお酒は、まだ発売されていません

と言うか 発売されるかどうかは未定ですが

タンク№-2 の 波瀬正吉斗瓶取り 首-2 はございます。


◆開運 波瀬正吉大吟醸 無濾過生斗瓶取り首-2 1BY









 

七田のハレとケの酒

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川北上コースを10キロ

キロ平均5分30秒を切るつもりで走るも、33秒。

後半5キロはスピードが乗るが、前半5キロ

特に最初の1キロは、まだ体が寝ていてダメダメ。

レース本番が ハレ だとすると 日常の走りは ケ

ケの走りを疎かにすると 「気枯れ」=「ケガレ」 になるので

最後の1キロだけは 全集中 で走ってます (笑)


さて 日本酒の世界にも ハレ と ケ があります。

七田を醸す 佐賀の天山酒造さんから入荷した2本は

まさに ハレ と ケ そのものの 対照的なお酒です。

まずは ハレ(晴れ・非日常) から。



「七田」ブランドにおいて今までなかった最高峰の1本は

◆七田 純米大吟醸 真白(ましろ)


このお酒の特徴は
①兵庫県産の特A地区の山田錦を使用。

②精米歩合25%まで、100時間以上かけ丁寧にお米を磨く。

③搾る前のもろみを酒袋に詰めて吊るし、自重でしたたる一滴を集めていく
「袋搾り」を行うことで、雑味のない上質でなめらかな味わいと華やかさを
実現している。

720ml で 16,500円(税込)

と言うお酒ですので、試飲はしておりません。

と言うか 出来ません。(笑)

ですから、どう美味しいのか 官能的にどこが優れているのか

私には判りません。

どなたか飲んで教えてください。 (・ω・)\バシッ

お蔵からの情報では

香り高い花のような香りやメロンなどの果実感が感じられます。

純白の真珠のように磨き上げた高精白による瑞々しい飲み口から

七田が追求しているお米本来の味わいも同時に感じられ

煌びやかな香りと純粋で繊細のある味わいを堪能できる

七田ブランド最高峰の1本です。

また、純白のラベルが晴れの日や特別な日への贈り物に最適な1本でしょう。

と言うことです。





もう1本は ケ(日常) のお酒。

こちらは 飲みました。 (笑)

低温で9か月ほど寝かせた 生熟成酒 となります。

◆七田 純米七割五分磨き 山田錦無濾過生 1BY寒熟

1.8L 2,860円(税込)
720ml 1,375円(税込)

1BYの生酒を蔵の冷蔵庫にて生熟成させたお酒です。

精米が低い(75%精米)ことによる雑味の懸念は全くありません。

これぞ山田錦と酵母と技の力。

香りは、芳醇な白桃やライチを想わせる芳香がかすかに立ちます。

微発泡もありつつトロッとした口当たりで、熟成生酒ならではの豊潤で

綺麗な旨味が広がり、ジューシーな甘みのあとにしっかりとした酸も返します。

その酸が心地よくビターに余韻として残り、やがて静かに霧散します。

寒熟の魅力を存分にお楽しみください。

生酒ですが、温めてもよろしいかと。



 

一代弥山 洋梨のような熟成酒

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川をショートカットの6.4キロ

ちょうど 佐鳴湖1周と同じ距離です。

走りの終盤 南部中学の前の歩道で信号待ちをしていたら

反対方向で待っていたのは、抜群のプロポーションの

長い髪をポニーテールで結んだ、ランニング雑誌の表紙

に出てきそうなランニング姿の女性。

このコースでランニングをする女性と出会うのは珍しく

普段、知らない人とはあまり挨拶をしないくせに

すれ違いざまに おはよう と

それも笑顔を作って声をかけ、そのままゴールまで

めちゃ早いスピードで走っている自分が

いい歳をして なんとも滑稽でした。


よし 明日も走ろう。 (・ω・)\バシッ




さて その出会った女性のイメージに近いお酒が入りました。

商品名は 一代弥山(いちだいみせん) 純米吟醸原酒 PEAR365

広島県の 中国醸造さんのスポット商品。

PEAR とは 洋梨 ですね。

365 という数字は、低温熟成させた日数です。

洋梨は「予冷」してから常温保存をすることで美味しさが増すといわれます。

「予冷」とは2℃~5℃程度の低温冷蔵庫に入れることで

洋梨の呼吸を抑制することを指します。

予冷後常温に戻すと、呼吸を取り戻して急激にでんぷんが糖分に変り

常温に出して約2週間後が食べ頃になるといわれています。

これが「完熟」といわれるもので

この一代弥山PEAR365は、その洋梨の完熟をイメージしてつくられたとか。

◆一代弥山 純米吟醸原酒 PEAR365

1.8L 3,300円(税込)

純米吟醸の中取り部分を生酒のまま冷蔵庫で熟成させたのち

火入れをして低温冷蔵庫で約365日間ゆっくりと熟成。

透明感がありながらも奥深い熟した洋梨のような香りが立ちます。

含むとみずみずしい洋梨のような味わいが広がるものの

べた甘い風味ではありません。

そして原酒(16゜)ならではのグッと押しの強い後口が印象的です。

熟成によるくどさや濃厚さ熟し香は全く皆無です。

まさにラベル同様、完熟洋梨のようなフレッシュな香味をお楽しみください。

このお酒 1800mlのみで、120本の限定リリースとなります。

こちらも是非 お試しください。



 

見事な完熟 いや寒熟 鶴齢

カテゴリー │休日トレッキング

先日の日曜に ランニング仲間10名と愛知県奥三河の

乳岩峡(ちいわきょう)へトレッキングに出かけました。


そこは標高670メートルの岩山で、一帯を乳岩(ちいわ)と呼びます。

近くには洞窟が多く見られ、最大の乳岩洞窟は胎内くぐりも出来

気軽な2時間あまりの登山体験を楽しめました。

帰りは 近くの温泉施設でゆっくりと食事。

メンバーは男女とも 完熟にはちょっと早い中年の元気な面々(笑)

走るのとはちょっと違う筋肉を使う山登りも、いいもんです。

さて 完熟 ではなく 寒熟の美味しいお酒が入っています。

ここで言う寒熟とは、ひやおろしと新酒の端境期に出荷される

熟成によって生まれる美味しさを持ったお酒のことです。

昨日に続き 温めて美味しいお酒 でもあります。




◆鶴齢 特別純米五百万石 寒熟 1BY
1.8L 3,080円(税込)
720ml 1,540円(税込)

五百万石100%使用し、55%精米にて醸された

バストライザー一回火入れの生詰酒です。

香りは米を意識させる落ち着いていて緩やかなもの。

含むと、新潟酒らしい淡麗さと、日本酒本来のコクが広がります。

辛口か と問われればそうかもしれませんが

出しゃばらない甘さも感じます。

それは イコール 旨みとも言えます。

舌の上で転がして鼻に抜ける香りを嗜むと

ほっとするような日本酒らしさに癒されます。

後口に酸が残ることはなく、キレは上々です。

日本酒度や酸度は非公開ですが、中庸を行く数字を

ご想像いただければ的を射るのではないでしょうか。

このお酒はキンキンに冷すより、常温か燗が絶対おすすめです。

是非 ご利用下さい。

◆鶴齢 特別純米五百万石 寒熟 1BY





 

鯵ヶ澤番外 山廃純米 を温めて

カテゴリー

今朝ランは 3か月ぶりの 街中アップダウンコース。

前回は真夏だったので、キロ当たり45秒速く走れた。

そろそろ寒さを感じる季節となり、走りやすくなりました。

そして 日本酒の世界でも、お燗をして楽しむ機会が増えるのが

これからの季節です。


『酒は純米 燗ならなおよし』

これは、元財務局課税物件鑑定官で醸造技術者でもあった

故上原浩先生が残された言葉です。

燗酒の効果にはいろいろとあります。

1.香気成分の活性化 ⇒ 香りが豊かに広がる。

2.アミノ酸成分の変化 ⇒ 味わいがふくらむ。

3.乳酸・コハク酸成分の変化 ⇒ 旨み成分へと変わる。

4.短期間での熟成効果 ⇒ まろやかになる。

5.アルコールの刺激が増す効果 ⇒ 高温でより辛口に変化する。

6.医学的効果 ⇒ 体温に近い人肌(35度)程度の温かさでは
アルコールが体内で早めに吸収されるので酔いも早めに感じられ
飲む量を適度におさえることができる。 人にもよりますが・・ (・ω・)\バシッ


そろそろ お酒を温めて飲りませんか。

燗酒として楽しむお酒は、サラリとしたタイプより

どちらかというと辛口でも甘口でも少し雑味がある

芳醇系のふくよかなタイプがお薦めです。


津軽のこのお酒などいかがでしょうか。

◆鯵ヶ澤 番外 山廃純米原酒 1BY
1.8L 3,135円(税込)
720ml 1,573円(税込)

厳冬津軽豪雪地帯の漁師町 鯵ヶ澤に位置する

蔵から届いた 山廃純米の一回火入れ酒は

地元の趣向に合わせた濃醇でコクのある味わいです。

香りは小豆を炊いたときに立ちあがる湯気の風味を連想します。

含むと、際立たない程度の熟成感と渋みや濃醇な旨みを

包み込むようにしっかりとした酸が心地よく感じられます。

口中に広がる個性はとても山廃とは思えない

美麗でスマートなものですが、角の取れたまろやかな味わいと

余韻に硬派な印象を残す数字以上の辛口純米で着地します。

このまま常温、そして燗酒ならなお良し。

鍋物や海の幸などと一緒に是非お試しください。

◆鯵ヶ澤 番外 山廃純米原酒 1BY