鯵ヶ澤の新酒生酒入荷

カテゴリー │ジャズライブランニング

前回のブログで、桜を観ながら早朝ジョグをした件

について書きましたが、本日ご来店のお客様に

『昨日 三島町あたりを走ってましたね』 と言われました。

早朝6時前の時間ですから、人は少なかったはずですが

どこでどなたが見ておられるか 判らないものです。

悪いことは出来ませんね。

昨夜は 久しぶりに ジャズライブに顔を出しました。

三好 “sankichi” 功郎さんのギターカルテットです。

他のメンバーは

秋田慎治(pf)    坂井紅介(b)   ヤヒロトモヒロ(per)

この三人の方は何度も聴いてますが

功郎さんのライブは初めて。

いやあ イメージしていた音楽とは随分と違いました。

とても ホットで 饒舌で 気さく

でもどことなく ブルージーで 歌うようなギターでした。

良い時間を愉しませていただきました。


その時ゲットしたアルバムがこちらです。

三好”3吉”功郎 「my little songbook」


さて お酒のご紹介です。



漁師町の酒らしさ満開の食中酒が今年も新酒で入荷しました。

◆鯵ヶ澤 特別純米無濾過生原酒 3BY

立ち香は穏やかながらほのかにメロンのような芳香。

含むと果実味が米の旨み・甘みとともに膨らみます。

その旨みと高めの酸がバランス良く調和し

濃醇でいながら重さは感じずボリューム感のある味わいです。

意外とスッキリとした口当たりで、酸の出方がとても綺麗です。

新酒特有の若々しさも相まってアクセントとなり

魚介類との相性も良く食欲をそそります。

後口のサバケもよく、食中酒として杯が進む1本です。

是非 是非 お試しください。





 

ふねでしぼったしだいずみ

カテゴリー │ランニング花見na Relo


最初にお酒のご紹介。

アル添酒は苦手 という方にも是非お試しいただきたい

普通酒を超えた生原酒です。


◆ふねでしぼったしだいずみ普通生原酒 3BY

1.8L 2,310円(税込)
720ml 1,155円(税込)

普通酒をあえて低温長期もろみで仕込み

手がかかる槽(ふね)で搾りました。

ほのかに吟醸香が発ち、味わいも芳醇でいてまろやか。

雑味のたぐいが全く感じられないのが不思議。

舌の上で転がすとスイートな旨みが留まるも

やがてスローに切れて行きます。

今年も静岡県産山田錦100%使用。

この品質、原酒で、この価格は驚きです。

アル分は18゜と高く味わいに力強さを感じます。

ポークソティ、焼き鳥、八宝菜、お好み焼きなど

無骨だけどやわらかい個性がガツンとした料理とも合い

飲食店で支持されるのが納得の1本です。



さて 今朝は満開の桜を愛でながらの10キロジョグでした。

生憎の曇り空でしたが、馬込川を南下するコースの桜は

どれも咲き誇っておりました。


まずは 三島楊子公園の桜


そして 南浅田あたりの桜


振り返ると アクトが見えます。


下水処理場の桜


白羽橋で折り返しアクトタワーが見えると あと3キロ


息子たちが通った南部中学の桜
孫たちもいずれ通うでしょう。


寺島町八百神社の桜


最後は 地元駅南公園のしだれ桜。

ここは昔 鉄道郵便の官舎がありました。

その後 国から浜松市に払い下げられ公園になったのですが

三十数年前 ここに しだれ桜の苗木を植えたのを思い出します。

町内の十数人がかりで1本1本植えました。

こんなに見事に咲くとは当時は思いもしなかったです。


今週の na Relo は 今回も懐かしきこの曲

そよ風の誘惑【Cover】Have You Never Been Mellow - Olivia Newton-John


大学生のころ 京都で一人 アパート住まいをしてました。

当時FM大阪の番組をよく聞いていましたが

オリビアのこの曲が、いつも流れていたような記憶があります。

na Relo の歌声は オリジナルには敵いませんが

彼女彼らの選曲の嗜好は、ジジイにはたまりません。

昭和ノスタルジイ そのものですね。



 

波瀬正吉斗瓶取り 25%精米

カテゴリー │酒屋の仕事

年度末となり 3月も 今日を入れてあと3日です。

ここ数日 ご来店のお客様のご要望でとても多いのが

退職御祝のお酒でをなにか良い品を・・・?

というリクエストです。

お値段はいろいろですが

お酒好きの上司の方で、定年退職ともなれば

ここは一つ奮発して、こんなお酒はいかがでしょうか。




1.8L で 22,000円(税込) の 波瀬正吉斗瓶取り です。

このお酒 兵庫特Aの 最高級の山田錦を

25%まで磨き醸された、土井酒造場さんとしては

過去にないグレードの純米大吟醸 となります。

土井酒造場150周年チャレンジ酒第三弾として発売されました。


◆ 開運 波瀬正吉 純米大吟醸 無濾過生斗瓶取り首-5 25%精米 3BY


このお酒を利く機会が、先日蔵を訪れた際に有りました。

グラスから発つ香りは、通常の波瀬正吉よりも

若干ふくよかさがあります。

静岡酵母ならではの、派手さとは真逆の穏やかな

メロンにも似た芳香です。

でもそれはフルーティという表現では明らかに言葉足らずで的外れ。

含むと とろりとしてスイートな口当たりが

最初のアタックとして感じます。

やがて透明感に満ち溢れた清冽な旨みが

口中を支配し鼻に抜ける風味はどこまでも

本当にどこまでも清楚。

キレの良さは言うまでもなく

極上の余韻が続きやがて静かに消えます。

一升瓶で22,000円(税込)という価格が

決して高くないことに合点が行く

お飲みになる方だけの僥倖がこのお酒には確かにあります。

入荷数量は少なかったので、是非お早目のアクションを

お待ちしております。




 

La SPLENDIDA 再登場

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 赤電上島駅折り返し12キロ。

馬込川沿いを北上し、曳馬辺りに桜並木があるのですが

3分から5分咲き といったところでしょうか。

来週は満開になるでしょう。

今週まん防が明けて

店売りも外販も売上がアップしました。

酒屋は飲食店さんが稼働しないことには始まらないですね。

どうか 第7波が来ませんように。



さて 本日ご紹介するお酒は、二年ぶりに再入荷したこれです。

オレンジ の スプレンディダ

720mlのみの発売となります。

◆白露垂珠 純米大吟醸 直汲み中取り生原酒
La SPLENDIDA出羽きらり44 3BY


720ml 2,090円(税込)

山形県出羽三部作の酒造好適米『出羽きらり』を

44%まで磨き中取りを生のまま直汲みにて瓶詰めされました。

香りはイチゴのようでもあり、かすかに檜にも似た芳香が複雑に漂います。

含むと、一瞬 芳醇甘口タイプかと認識しそうになるも

やがて しなやかでいてスイートな旨みが口中を支配します。

酸は限りなく低く、鼻に抜ける香りは清楚で淡白。

喉ごしは清廉でほのかな苦味がアクセントとなり返ってくるも

静かに霧散しキレよく消えて行きます。

SPLENDIDA スプレンディダ とは イタリア語で

“輝く” “素晴らしく美しい” “素敵な” という意味。

シンプルでカジュアルな1本。

ワイングラスでお飲みいただきたいお酒です。




 

葵天下の米違い純米吟醸

カテゴリー │休日旅行

先日の連休は  愛知県方面の一泊旅行。

日曜は孫娘たちと、名古屋四季劇場で ライオンキングを鑑賞。



4歳の孫は飽きることもなく、目をランランに輝かせ

2時間半の舞台にかじりついていました。

私たち夫婦は、たまにウトウトとすることもあったのですが

孫はしっかりとその様子を見ており

『ジイジとバアバ  寝てた』 と終わってから言われました(笑)

その日は 駅近くのビジネスホテルに泊まったのですが

じゃらんポイント や コロナワクチン接種証明をフルに使い

朝食と温泉付きで 二人で 2千円ちょっとで済みました。

スーパーホテル名古屋天然温泉 新幹線口

晩飯は 8時までの酒制限最後の日につき

以前訪れた 鯨亭へ 6時に入店。

そこで出たお酒が 白隠正宗 富士山の日朝搾り

実はこのお酒 初めて飲みました。

初亀や開運の生酒とは 明らかに違う味わい。

まさに ザ・髙島 というお酒で、中華にはばっちりと合いました。



翌日は 尾張一宮をウォーキング。

名鉄名古屋本線の妙興寺駅で下車し 一宮市博物館と

隣にある妙興寺を見学。



続いて 真清田(ますみだ)神社と 酒見神社まで歩き

一宮駅まで戻る7キロの行程。

ここで 名鉄尾西線に乗り 萩原駅で下車。

駅のすぐ近くに 美味しい中華そばの店があると聞き訪れました。

10人ぐらい既に並んでいて20分ほど待ち

魚介系の出汁と もちもち太麺の味たまラーメンをいただきました。

中華そば 華丸

とても美味しかったです。

最後は 名鉄で神宮前まで戻り、熱田神宮を参拝。

寺社巡りの一日でした。


さて 浜松に戻ると仕事が待ってました。

最初に入荷したのはこのお酒。



新体制、新設備 で醸された 純米吟醸の無濾過生原酒。

第三弾の 雄町 そして 第四弾 愛山 が出ました。


◆葵天下 純米吟醸 雄町無濾過生原酒 3BY 

体制と設備が一新されての第三弾は

雄町と協会1501酵母による槽搾り無濾過生原酒です。

穏やかな立ち香と柔らかな口当たりが特徴で

雄町特有の膨らみのある味わいも楽しめます。

後口の余韻に芳醇さを残すところは

この蔵としては初めての雄町による仕込みなれど

米の個性を見事に表現している1本と言えるでしょう。


◆葵天下 純米吟醸 愛山無濾過生原酒 3BY

秋田酵母、花酵母とも称される香り系酵母と愛山による醸造ですから

グラスから立つ香りは上品なれど、スイートな芳香が漂います。

含むと豊かな旨みが広がり、やがて愛山らしい酸味が顔を出します。

決して重くなく切れの良い甘みもアクセントとなり

このお酒を一段上へと誘うような仕上がりとなっています。






 

恵那山Cheers 春の人気商品入荷

カテゴリー │ランニング

今朝は 馬込川を海側へLSDで80分。

天気晴朗 雨上がりの土手は空気が澄んでおり

川沿いのソメイヨシノは、ピンクの蕾が膨らみ始めました。

白羽橋辺りの蘆の茂みでは、春告鳥が数羽さえずってます。

春ですね。



さて 春の人気商品が入荷しました。

青いラベルのおりがらみ と言えば このお酒。

今年も 飲み手を応援する コスパ抜群の純米大吟醸です。


◆恵那山 Cheers 純米大吟醸 おりがらみ生酒 3BY


1.8L 2,970円(税込)
720ml 1,485円(税込)

山田錦を40~50%まで磨き醸された おりがらみの純米大吟醸

しかし 価格は純米酒レベルの 1.8L 2,970円(税込)

まさに飲み手と料飲店と酒屋への“応援酒” です。

香りはフルーツパーラーのごとくスイートな芳香がほのかに立ち

滓の具合はグラスがうっすらと白く濁る程度です。

含むと芳醇でキレイな旨み=甘みが口中に広がり

鼻に抜ける香り、つまり含み香は軽快かつマイルドそのもの。

やがて舌の奥に心地よいかすかな苦味を残し

静かにキレていくも、余韻がまた麗しい。

溌溂としつつも気品を残す風味は

まさに美麗チアリーダーの如し。 と言えるでしょう。


かたやま酒店では実店舗もネット店も 20日・21日 日曜月曜と

連休となります。

本日土曜は 7時半まで営業しております。

皆様の ご注文 ご来店をお待ちしております。






 

蓬莱 蔵まつり中止記念第2弾

カテゴリー │休日

業務連絡です。

今度の 日曜・月曜  20日と21日は 連休します。

まん延防止措置による制限がかかる最後の2日間ですが

昼間でも飲める店を探して、愛知県の方へ出かける予定です(笑)

宿は コロナ禍によるいろいろな特典をフル活用して

名駅近くの天然温泉付きビジネスホテルに

朝食も入れて 一人1000円ちょっとで泊まれます。

ありえない料金です。


ありえない と言えば

このお酒の スペックと価格も ありえません。

3月5日にご紹介した 蓬莱の 蔵まつり中止記念酒

『蓬莱 THE FIRST TAKE 純米大吟醸生原酒』 は

3日で完売しましたが

その 第二弾 とも言えるお酒が 本日入荷しました。

今度のお酒は 純米大吟醸クラスではありません。

地元のお米 ひだほまれを55%まで磨いた無濾過生酒

言うなれば 特別純米酒クラス です。

ところが 1.8Lで 2200円(税込) という ビックリ価格。

◆蓬莱 手詰め中汲み純米 無濾過生原酒 3BY
1.8L 2,200円(税込)
720ml 1,210円(税込)


毎年3月に蔵まつりを開催されている渡辺酒造店さんでは

コロナ禍でそのイベントは今年も中止を余儀なくされました。

ご来場のお客様用として仕込まれたこのお酒も

破格値で販売されます。

中汲み とは、本来大吟醸などの高級酒にしか使用されませんが

蔵祭りにお越しになる方へ

「おいしい部分だけを飲んでいただきたい」という思いで

無濾過生原酒で手詰めされました。



色はかすかに山吹色に輝いています。

グラスから発つ香りは、槽場の雰囲気を想わすフレッシュさを

漂わせながらも果物系とは少し違うナッツ類のような風味もあります。

含むと酸は低く、軽快かつ芳醇な旨みが広がります。

鼻に抜ける香りは概してスリムでスイートな芳香。

後口の余韻に苦味や渋みは皆無で、このレベルのお酒が

1.8L 2200円(税込) とはまさに驚きです。

数量限定です。

是非この機会にお試しください。




 

鶴齢 山田錦純米生

カテゴリー │酒屋の仕事コロナ禍na Relo

まん防 が ようやく21日で明けそうです。

1月27日から始まり当初は2月20日までだったのが

3月6日に延び そして21日へと再延長

およそ53日の長い期間でした。

その間 飲食店さんでは

完全休業のお店

酒なしのお店

8時まで酒提供のお店 
と3つに分かれたわけですが

お店への酒提供を生業としている立場としては

暗黒の53日間だった と言えましょう。

それでも 個人のお客様と細々と酒を提供されているお店に

支えられ、なんとか 乗り切ることが出来ました。

ありがたいことと感謝申しあげます。


さて 仕入れの方はと言えば、正直 そんなに減ってません。

一部取り扱いをあきらめた品もあるものの、概して責めてました。

おかげで 冷蔵庫は パンパン です(笑)

2月で明ける筈  いや3月の初めには明ける筈

との甘い希望的観測でオーダーした日本酒の数々が

出番を待ってます。



このお蔵のお酒なども まさにそんなオーダーの賜物です。

この期間 スルーした季節商品は多々ありましたが

このお酒だけは 取らないわけには行きません。

山田錦100%使用生原酒純米の1本です。


◆鶴齢 純米酒 山田錦生原酒 3BY

香りはれんげ蜂蜜のようなふくよかさ。

含むと生原酒らしい深みのある旨味が広がります。

65%精米でも、山田錦の奥行きのある味わいの個性を

しっかりと認識出来ます。

後半のキレも素晴らしく、美麗な余韻を残しながら

静かに引いていくところが、山田錦のチカラ ですね。

是非 お試しください。


さて 今週のna Relo は ビートルズの懐かしい曲。

オブラディ オブラダ【Cover】Ob-La-Di, Ob-La-Da - The Beatles



この曲を初めて聴いたのは小6の頃

当時 グループサウンズが流行っていて テレビで

ザ・ガーナビーツが日本語で歌っていたのを思い出します。

確か 太郎と花子が出てきたような記憶があります。

古い話ですみません。

na Reloの明るい歌声に 春を感じさせます。






 

鯉川純吟Beppinうすにごり と 秋葉山トレッキング

カテゴリー │休日トレッキング

まずは 本日入荷の うすにごりのお酒のご紹介。

いわゆる 発泡生酒ではありません。



一回火入の 味わいシャープな辛口うすにごり酒です。


◆鯉川 純米吟醸 Beppinつや姫うすにごり

山形県鶴岡市の井上農場産米『つや姫』100%使用の

純米吟醸のうすにごり酒となります。

井上農場は安全な米作りを目指して有機肥料を使用。

農薬も通常の7割減にて栽培されています。

このお酒は生ではなく一回火入れですから噴くことはありません。

清楚で穏やかな麹香がグラスから立ちます。

色はうすにごりと言うより、しっかりと濁っています。

口当たりがしなやかでいてシャープ

余計な味わいをそぎ落としたように、真白で純粋。

きりっとしていて切れ味抜群の辛口酒。

まさに、小股の切れ上がったべっぴんさんです。

このまま冷やもよし ぬるめの燗もお奨めです。



続いて 個人的な休日の話題です。

昨日の日曜 早朝の佐鳴湖ランニングから帰り

車で下道を走って走って 1時間半 でもまだ浜松市なんです。

浜松市はなんと広いのか。

着いたのは 天竜区春野町の秋葉山下社の駐車場。

ここから 海抜886m の 秋葉山上社まで山道を登ります。



表参道は右 の看板を行き 



まずは急勾配の石畳の道がお出迎え

これを登りきると いよいよ登山道の始まり。



杉とヒノキが生い茂る道は ほとんど外の景色が見えません。

道そのものは整備されているのですが、とにかく長い。



1時間ほど歩くと 朽ち果てた家屋が現れました。

これはかつて ここから富士山が見えたのでしょうか

富士見茶屋跡 と立札がありました。

今は周りは木々に囲まれ、全く見えません。



海抜600mの先を少し行くと鉄塔があり、唯一の見晴らしの良い場所に。

もやが無ければ、ここから富士山が見えるはずです。



やがて着いたのは 秋葉寺(しょうようじ) というお寺。

明治初期の神仏分離までは、この寺が秋葉信仰を司っていたようです。



ここから30分ほど まだまだ歩きます。

樹木が太くなっていることに気づきます。



ようやく上社に着きました。

たっぷりと2時間かかりました。



正直 きつかったです。

平地を2時間ゆっくり走る方が、私にとっては楽です。

そんな山道ですが、トレランに励む人がいたりして

よく走れるよな  と感心しきり。

上社の食堂で食事を取り、来た道を下山したわけですが

登りは心肺機能がきつく、下りは足腰への負担が大です。

慣れた人は 1歩1歩交互に足を前に出し確実に降りていきますが

私たちは 1歩1歩足を揃えてしか降りられません。 

下りもほぼ2時間かかりました。

帰りは 浜北のあらたまの湯に浸かり

足とお尻をマッサージしてもらい、なんとか生き返りました。

まことにハードな休日でした。







 

勝駒入荷 開運扁平精米も

カテゴリー │酒屋の仕事

長らく品切れをしていた 勝駒の火入 3BYのお酒が

本日入荷しました。



大吟醸・純米吟醸・純米酒・本仕込み の4種類です。

こちらは 店売りオンリー お一人様1本限り

お取り置き無なしで お願いしております。



さて 前回のブログでも少し触れましたが

開運の扁平精米無濾過純米 の

土井酒造場自家精米バージョンが早くも入荷しました。

前回の オールサタケでの扁平精米とは

味わいの違いが明快です。


◆開運 無濾過純米生原酒 扁平精米55 3BY

以前発売されたのは精米機メーカー株式会社サタケの

精米機にて扁平精米されたものでしたが

今回の品は土井酒造場にて自家精米による無濾過純米酒です。

扁平精米の目的は、原料米のタンパク質をより減らすことにあり

透明感が増し、独特の味わい それはミネラルっぽい風味

と言いますか、本来の原形精米された無濾過純米の芳醇な旨み

の中にかすかに感じ取れる世界のような非常にデリケートなもの。



先日 蔵を訪れたとき 榛葉杜氏がサタケ精米の山田錦と

自家精米の山田錦の二つを見せて下さり



それらを手に取ると サタケの方は軽く感じ

自家精米の方は かすかに重量感を認識できました。

前回のお酒と飲み比べるとその違いは明快です。

本来の無濾過純米の味わいが強く感じられます。

つまり 通常の55%精米の無濾過と

サタケによる扁平精米55 の 中間を行く味わいで

透明感と旨みのバランスがとても良く

いわば いいとこどり とも言える出来です。

是非お試しください。



 

波瀬正吉斗瓶取り 入荷しました。

カテゴリー │酒屋の仕事ランニング

今朝ランは 赤電上島駅折り返し12キロラン

沿道の河津桜系は散りはじめ

白い花びらの大島桜系が咲き始めました。

ソメイヨシノはまだまだですかね。

最近このフレーズで始まるブログは 鳴りをひそめていました。

それは1月と2月は週に一回 日曜の佐鳴湖しか走っていなかったから。

平日の早朝ランは 寒さに負け続けていたわけですが

今月になってようやく 週2回のペースに戻りました。

本当は3回走りたいのですが、ずっとレースが無いので

モチベーションが上がりません。

おかげで 体重は2キロほど増え血圧も高止まりです。


さて 先日 土井酒造場を訪れたわけですが

初蔵純米の搾りたて以外にも、試飲をする機会がありました。

それは 1月末に出た 開運 無濾過純米 扁平精米55 です。

既に完売した前回の扁平精米は

精米機のトップメーカー(株)サタケにて精米されたもの

でしたが、今回仕込まれたのは

土井酒造場自社の精米機で 55%に扁平精米されたもの。

試飲をした感想は

本来の無濾過純米の味わいが強く感じられます。

つまり 通常の55%精米の無濾過と

サタケによる扁平精米55 の 中間を行く味わい。

透明感と旨みのバランスがとても良く

いわば いいとこどり とも言える出来でした。

商品として入荷するのは もう少し先ですが、ご期待ください。





そして 本日ご紹介するのは 波瀬正吉斗瓶取りの新酒です。

今年は 大吟醸で2本 純米大吟醸で2本 仕込まれました。

実は もう1本あるようなのですが、それはまだ内緒です。


例年なら 3月に静岡県清酒鑑評会が行われ

この時期なら どのタンクのお酒が出品されるかは

明らかになっているのですが、今年は 全国と同じ5月。

それも 生ではなく火入での審査。

つまり 5月頃までどのタンクの斗瓶から出すかは決められません。

この4種類のどれかになるでしょう。


◆開運 波瀬正吉大吟醸 無濾過生斗瓶取り 首-1

◆開運 波瀬正吉大吟醸 無濾過生斗瓶取り 首-2

◆開運 波瀬正吉 純米大吟醸 無濾過生斗瓶取り首-3

◆開運 波瀬正吉 純米大吟醸 無濾過生斗瓶取り首-4

今のうちに斗瓶取り生酒を確保して置いてください。



 

開運初蔵純米の上槽

カテゴリー │酒屋の仕事酒蔵訪問

開運の土井酒造場さんより連絡があり

3月8日午後3時から 今年の開運初蔵純米の上槽

つまり 搾りを行う ということで訪れました。



初蔵純米中汲み生 とは 開運の無濾過純米と

同じスペックの醪(もろみ)を ヤブタではなく槽(ふね)で搾り

中汲みを詰めるお酒のことです。

毎年3月のこの時期に行われるのですが

それには理由があります。

土井酒造場さんでは 槽で搾るのは大吟醸や純米大吟醸のみ。

その大吟醸を搾る作業の合間に純米酒を組み込んでいただき

手間と時間の結晶としてのこの商品があるわけです。


作業は二人一組で行います。

一人が 酒袋に醪を詰める  一人はその袋を丁寧に置く



袋の口は折りたたむだけです。

こうして何度か積むと自重でお酒は染み出します。



そしてふな口から滴り落ちるわけですが

最初の荒走りの部分は除去します。

この後に搾られる部分 つまり 中汲みを詰めるのです。



タンクでは 櫂で攪拌してムラをなくします。



タンクの下方からポンプでもって上槽室まで醪が運ばれるのです。



榛葉杜氏が 醪のままのお酒を取り試飲の準備を。

搾られる前のお酒と 搾られたあとのお酒の飲み比べです。



醪のままのお酒は炭酸ガスを豊富に感じ、辛いものの

これはこれで とても美味しいです。



そして 搾られたばかりのお酒は 正真正銘の生原酒ですが

原酒のきつさは微塵も感じず、とにかくキレイでスムース。

和の果実を想わす香りがふくよかに立ちます。

これから 滓下げをし瓶詰めされ、3月末には商品として

皆様に楽しんでいただけるでしょう。

今年も ご期待ください。



さて今週のna Reloは 懐かしきこの曲

卒業写真 / 荒井由実【Cover】Sotsugyou Shashin by Yumi


この歌がヒットしたとき 私は大学の1年生

最初は ハイファイセットのレコード

続いて ユーミンのレコード で聴き倒しました。

当時 ローンでコンポーネントステレオをダイエーで購入

アパートの狭い部屋に似つかわしくなかったです。




 

七田 雄町50生酒

カテゴリー │

土曜日にご案内した 蓬莱の破格のスペックのお酒

『蔵まつり中止記念酒』 ですが

皆さまブログやフェイスブックをご覧になられたのか

その日のうちにたくさんご来店いただき

本日午前中に完売と相成りました。

お買い上げ ありがとうございました。

いつも売れてから思うのですが

もっと 仕入れておけば良かったなあ・・・・・

でも あんな “飛び道具” のようなお酒は

適度な数量をすぐに売り切った方が良いのです。

多くを販売しすぎると、負の余波が起きたりしますから。

商売は 牛の涎のごとく

細く長く切れ目なく気長に です。




そんな故事にならって、毎年この季節にご案内している

このお酒をご紹介します。

純米吟醸 ですが エレガンスな余韻は純米大吟醸レベルです。


◆七田 純米吟醸雄町50 無濾過生酒 3BY

1.8L 4,015円(税込)
720ml 1,980円(税込)

岡山県産の雄町を50%まで磨き上げ醸した

純米吟醸の生原酒です。

ふくよかに漂う香りは、蜜を一杯に湛えたりんごのよう。

単なるカプロン酸エチル系の派手な香りではなく

気品を兼ね備えた麗しさのある芳香。

含むと、酸は低く渋みの類は皆無。

雄町らしい芳醇な旨みと綺麗で美味なる味わいが

お口いっぱいに広がり

鼻の奥にピンポイントでパラダイスを築き

やがて静かにキレて行きます。

無濾過生酒ならではの主張の明確さと

純米大吟醸レベルのエレガンスな余韻を

バランスよく感じられるワンランク上を行くお酒です。

火入酒は 年間商品ですが、生酒は今だけです。




 

蔵まつり中止記念酒

カテゴリー │イベントコロナ禍

一昨日からこのブログが閲覧出来ない状態になっていましたが

本日は復旧した模様です。

原因は、はまぞうブログのサイトを収容しているデータセンターへ

海外からのDDos攻撃があり、サイトへのアクセスができない現象

が発生したからです。

海外と言うからには 北の方の国からなのか。

いずれにせよ こんな事をして何の得があると言うのでしょうか。


さて3月は日本中の酒蔵で 蔵開き や 蔵まつり などのイベントが

開催される月ですが、コロナ禍の影響で軒並み中止になっています。

飛騨のこのお蔵も例にもれず 3月19日、20日の蓬莱蔵まつりが

中止となってしまいました。

ところが そのイベント用に仕込まれたお酒があり

どうするべきか と考えられた結果

『蔵まつり中止残念記念酒』として発売されました。



兵庫特A地区の山田錦を使用し50%精米で醸し

「手造り」「雫取り」「無濾過」「生原酒」「おりがらみ」「手詰め」

で仕込まれたこのお酒  業界の常識からすると

720mlで 3000円 はしますが なんと なんと・・・・

◆蓬莱 THE FIRST TAKE 純米大吟醸生原酒 3BY


720ml 1,617円(税込)

毎年3月に蔵まつりを開催されている渡辺酒造店さんでは

コロナ禍でそのイベントは今年も中止を余儀なくされました。

ご来場のお客様用として、兵庫特A地区の山田錦を使用し

毎年造られるこのお酒を仕込まないと

山田錦も行き場を失うこととなるわけです。

そこで、贅を尽くした破格のスペックの純米大吟醸を

720ml 1617円(税込)という信じられない価格で

3000本瓶詰めし、ロットナンバーを付けて限定販売されることに。

今の段階では蔵の在庫はすべて完売されており

当店の在庫もそう多くはありません。

是非この機会にお試しください。

おりがらみとなっていますが滓はごくわずか。

香りは白桃やストロベリーのような瑞々しい

果実感に溢れています。

含むと芳醇な旨み甘みがふくらみ

後口のキレに至るまでマイルドで

かつ洗練味のあるバランスの良さも光ります。

決して派手さだけのお酒ではないことを

飲んでみて実感できます。




 

愛山の日本酒 対照的な2本

カテゴリー │コロナ禍

3月6日期限の「まん延防止等重点措置」 ですが

静岡県も政府に再延長を要請し3月21日までの

延長が決まりました。

まあ 言いたいことは山ほどありますが

すべて愚痴でしかないので、もう言いません。

粛々と 入荷するお酒を皆様にご紹介する

個人の酒屋に出来ることは   ただそれだけです。




さて 愛山 というお米があります。

愛山 の 愛 は 愛知三河4号と船木雄町で愛船

愛山 の 山 は 雄町 と 山田錦 で 山雄

つまり 愛船を母親とし 山雄を父親として

交配されて出来た品種で 愛山 となりました。


愛山は 心白が大きいため高精白にすると

砕けやすく  また溶けやすいため

醸造がむずかしい と言われていますが

独特の旨みや甘みが感じられるので

愛山らしさを素直に表現出来るお米

でもあります。



その愛山を しっかり磨いて造るお酒と

磨きを少なくして造るお酒 があります。

前者は 精米歩合50%  後者は75%

飲み比べると それぞれのお酒の個性が出ており

なかなか面白いですよ。

まずは しっかりと磨いた方をご紹介。


◆W 愛山 純米無濾過生原酒 3BY

1.8L 3,520円(税込)
720ml 1,815円(税込)

甘くイチゴのような芳醇な香りが上品に立ちます。

含むと、とろりとした艶やかな甘み旨みが広がります。

お米のダイヤモンドとも言われる愛山ならではの

きめ細かく円みのあるやさしい味わいです。

余韻にフルーティさを残し、やがて消えていきます。

贅沢に50%まで磨いた純米大吟醸規格のお酒ですが

価格も表示も純米生原酒となります。


次は あえて磨かない方です。


◆七田 純米七割五分磨き 愛山 無濾過生 3BY

1.8L 2,970円(税込)
720ml 1,430円(税込)

全量愛山で75%精米にて醸しました。

精米が低いことによる雑味の懸念は全くありません。

香りはザクロやびわのような和の果実を連想。

口に含むと、穏やかな酸が顔を出し

舌の上に米のエキスを漂わせます。

鼻に抜ける香りはサラサラとして艶やかな印象を残し

やがて静かに切れていきます。

七割五分シリーズの中では、もっとも滑らかさと

艶を感じるところは、さすがに愛山と言えるでしょう。

どちらも いいお酒です。

飲み手の皆様の嗜好に合わせて

また 飲む環境のTPOに合わせて お選びください。




 

雪の茅舎 製造番号酒

カテゴリー │酒屋の仕事コロナ禍

まん延防止等重点措置の3月6日より延長の申請を

各主要都市の知事が政府にするようです。

静岡県はまだ態度を表明していませんが

やるならさっさとやってくれ と言いたいですね。

しかし ここまで普通の生活でまん延しているものを

相も変わらず飲食店等を規制して

仕事してます 的な手法には辟易です。

措置を止めると更にまん延するというロジックは

ただの思い込みでしかないことは当事者も判っている筈なのに

その選択肢しか取らないのは

誠にご立派なことと思わざるを得ません。


2月が終わり早くも3月となりました。

中小企業庁が管轄する 事業復活支援金 という制度があり

月の売上が30%以上減少した個人事業者にいくらかの支援金が

付与されます。

2月は 初亀の無濾過生原酒を一生懸命売りました。

去年はこのお酒 3月に入荷したわけで

昨年の150%以上の本数を2月に販売したので

去年の2月の売上は軽くオーバーするだろうと思いきや

100%に届かずで、コロナ前に比べると30%以上の減少と

図らずも なりました。

つまり まん防による飲食店の休業はそれだけ大きい

ということです。



そんな状況でも一般のお客様の家飲み需要に感謝して

ちょっといい酒 をご紹介します。

兵庫山田錦を35%精米し、長期低温発酵した醪を

袋吊りにて搾り雫を取った贅沢な純米大吟醸と大吟醸。

鑑評会出品レベルのお酒なんですが、小売価格は

それほど高くないのです。

◆雪の茅舎 製造番号酒 35%純米大吟醸生酒 3BY

1.8L 11,000円(税込)
720ml 5,280円(税込)

純米酒の頂点を目指した造りです。

鑑評会出品用に、ゆっくりと滴り落ちる雫を取っただけあり

上品な香りと上質の旨みは素晴らしいものがあります。

製造番号酒 と言うのはラベルに漢数字で

1本1本 ナンバリングされているからです。

◆雪の茅舎 製造番号酒 35%大吟醸生酒 3BY

1.8L 8,800円(税込)
720ml 4,180円(税込)

生酒ならではの馥郁たる香り。

含むと、まろやかでジューシーでふくよかな旨みが

ほとばしります。

コクと甘みがバランスよく広がり、くどさは皆無。

美麗な余韻が長くつづき、やがて切れます。

まさに鑑評会用の大吟醸と考えれば

この価格はとてもお値打ちと言えるでしょう。