NHKカルチャー日本酒教室

カテゴリー │日本酒教室

いよいよ 静岡マラソンの日が明日へと迫りました。
天気は 降ったりやんだり のぐずついた一日となりそう。
久能海岸の風とまた戦うのか と思うと 少しブルーになりますが
まっ タイムは気にせず、マイペースで42.195キロを謳歌すること
としましょう。

さて、昨夜は NHKカルチャー日本酒教室金曜クラス でした。
今回のテーマは お米の話。

日本酒は米から出来ているわけですから、米についてのお勉強は
とても大切です。
イネについての基本的知識から酒造好適米についての情報などを
前半でお話しし、後半は 原料米別に7種類の日本酒の試飲です。



左から提供順に

七田 純米 七割五分磨き 山田錦無濾過生
七田 純米 七割五分磨き 雄町 無濾過生
白露垂珠 純米吟醸 寒造り生 美山錦
川亀 純米吟醸 中汲み無濾過生原酒 五百万石
有磯 曙 純米生原酒 雄山錦
鶴齢 特別純米生原酒 越淡麗
白露垂珠 純米大吟醸 出羽燦々


米が日本酒の味わいのすべてを決めるわけではなく
様々な工程 要素で 日本酒は構成されています。
ただ、この日のテーマに則って 飲み比べてみるのも
カルチャースクールならではの体験かと思います。

この金曜クラスでは、4月からの新たな受講生を募集
しております。木曜クラスは 20人で満杯になってますが
金曜クラスは定員の枠を少し広げたのでお申込みいただけます。

4月からの内容や詳細については、こちらをご覧ください。
粋に愉しむ 日本酒ワールド 金曜

課外授業で 酒蔵見学や日本酒の会への優先的ご案内など
いろいろとあります。

皆様のご参加をお待ちしております。




 

『タマが足りないよ。』

カテゴリー │ランニング

今朝は 久しぶりに 佐鳴湖へ10キロラン。
結果はこちら


今月の日曜はイベント続きで、20日ぶりくらいの佐鳴湖でした。
今月はこれで 164キロ走ったことに。
週40キロの計算ですが、果たして2日後の 静岡マラソンに
結果として出るでしょうか。

当日もこんな快晴なら良いのに、また雨になりそう。


さて、高知県の南酒造場さんから届いたのは
南ファン垂涎の1本。

◆南 純米大吟醸 無濾過生酒 26BY

五百万石を40%まで磨いた純米大吟醸が1.8Lで3802円。
価格にも驚かされますが、何よりその品質の素晴らしさに脱帽。

南特有の、フルーティでなおかつキリリとした口当たりのあとの
旨みの広がりはさすがです。

五百万石を40%まで磨き、華やかな香りと清冽な味わいのキレが
両立した、お値打ちの1本。

生酒は数量限定入荷ですから、お早めに。

最近 南 にしても 七田にしても 季節商品の売れるスピードが
半端ではありません。
それなら、たくさん仕入れれば良いではないか・・・と思われる
かもしれませんが、そうはいかないところが、日本酒 特に地酒
なんです。

毎日のようにかかってくる モール出店やネット販売促進の電話。
はなから受けるつもりはありませんが、断る理由に使うのが

『タマが足りないよ。』 ということ。

一定の秩序を持って地道に売るのが一番 ということでしょう。





 

本日のプラスジャズのために

カテゴリー │CDFMハロー

毎月 最終木曜日に出演している
FMハローの夕方の番組 PLUS your Day

木曜パーソナリティ 大庭奈々さんの プラスジャズの
コーナーで、浜松のジャズライブ情報をご紹介しているのですが
今日 お話するのは、3月22日(日) に 田町のポルテシアター
で開催される タイガー大越トリオ のライブ情報です。

タイガーさんが、久しぶりに浜松で行うライブ。
ところが 今回のメンバーが タイガーさんならではのすごい面々。

共に ボストンのバークリー音楽大学で教鞭をとっている三人。
●タイガー 大越(tp)
●ガブリエル グッドマン(vo)
●ジョージ ラッセル Jr(pf)
ライブの詳細はこちら

で、タイガーさんとガブリエル・グッドマンさんの アルバムを探すことに。
3階にあるCD置き場。
ジャンル別に仕分けされていれば、すぐに見つかるのでしょうが
そんな置き方をしなくなって、久しいわけです。(苦笑)

探すこと30分。
タイガーさんのアルバムはすぐに出てきたのですが、90年代に買った
記憶のあるガブリエルさんのアルバムが、出てこない。
結局 そこにはなく、段ボールにジャンルも関係なく詰められた中
からお出ましになりました。  ・・・すみません。


うわあ 懐かしい。

Gabrielle Goodman_Travelin Light


というわけで、本日26日 午後6時40分ぐらいからです。
FMハロー 聞いてね。
ネットでも聞けます。



 

今季が最後 喜久醉特別本醸造生酒

カテゴリー │ランニング

本日の朝ランは 中田島折り返し15キロ。
キロ5分30秒のスピードはすっかりと沁みついたが
果たしてこれを42キロ維持できるか?
多分 出来ないと思います。
でも行けるとこまで行くしかありません。
結果はこちら



さて、今年が最後となる 日本酒のご紹介です。

◆喜久醉 特別本醸造 生酒 26BY


この生酒 とても評判が良く、喜久醉を始めた頃は
半年分ぐらいの在庫を仕入れて冷蔵庫が喜久醉だらけ・・
なんて時期ありましたが、最近は売れ筋が火入れにシフトし
そういうこともなくなりましたが、相変わらず人気はあります。。

そんな人気商品がなぜなくなるのか。

青島杜氏によりますと

◆震災後の食用米需要の増加により、安価な価格帯の原料米
  の確保が難しくなってきたこと。

◆そのあおりで、中間価格帯の原料米の供給もタイトになってきたこと。

◆定番商品である 火入れの特別本醸造の製造を優先しなければ
  ならないこと。

ということだそうです。
要するに 米が足りないわけです。

喜久醉の特別本醸造は、麹に山田錦 掛に日本晴などの一般米
を使用し、60%精米で醸されます。
で、価格は 1.8Lで 2000円+消費税 です。

その価格と現状の味わいを維持するには、米を安易に変える訳には
いかないのです。

その味わいですが、驚きますよ。

生酒特有の爽やかで奥ゆかしい香りが印象的に立ち
口に含むと、サラサラと流れるように軽快な旨みが広がります。

鼻に抜ける香りは、若々しくて溌剌としたもの。
後口の余韻は、とにかく綺麗。
2000円+消費税の本醸造クラスの余韻ではありませんね。

このまま冬の常温か、ちょっと冷やしてお飲みいただくのがベスト。
冷やしすぎない方が、このお酒の本質が見えてきます。

今季が最後となる 特別本醸造生酒
是非今のうちにお買い求めください。

◆喜久醉 特別本醸造 生酒 26BY








 

玉城ちはる

カテゴリー │

人前で歌う緊張感と快感が、ないまぜになった日曜。

打上げで飲んだ酒の味は格別でした。

だからこそ なのかもしれないが



やっぱり こっち側がいいな。

そんな気分にさせてくれたのが

ピアノのジョージくんに誘われるままに訪れた

行きつけの “ジャズのハコ” 

そこで巡り合った歌声。

それは 決してジャズではなかったけれど

言霊 のような 歌のチカラ をまざまざと心に刻むことに。

全身全霊で表現する彼女は

ドレスをまとったスナイパー。

無垢なオーディエンスに 緊張と弛緩のパラダイスを享受させ

見事に仕留める。

歌 は 深いよ。

この日の獲物。
 





 

開運雄町の評判がグッド

カテゴリー │ヴォイトレランニング

今朝ランは いつもの10キロコース。
今度の日曜の静岡フルに向けての、5分30秒ペース
を身体に沁みこませるランニング。
結果はこちら


さて、昨日の ヴォイトレ祭。
日本酒教室の生徒さんや、ラン仲間の奥様たちにも
お越しいただきました。皆さんありがとうございます。



趣味で唄っている面々の発表会ですが、なかには
かなりのレベルのヴォーカリストもいますし、バリバリの
パフォーマンスで魅せる人もいたりして、素直に愉しめる
まさに “ライブ” だったと思います。

私は It's All Right with Me というコール・ポーターの名曲を
歌わせていただきました。この曲 歌詞はなんとも不可思議な
内容で イケナイ イケナイ と言いながら でも素敵 という
どっちやねん と突っ込みを入れたくなる内容なんですが
今回は 米国の Tony Desare のバージョンで演奏していただきました。

バックを務める皆さんはとても芸達者で、私のようなオーソドックスな
4ピートから、ポップス、ロック、演歌まで なんでもこなします。



魅せながら演奏するキーボードのS本ちゃんは このコスプレ。
本人曰く  古着屋で買うとき恥ずかしかったあ・・・
そしてステージでMCの 南部のぶこ先生からふられると
一言 『男女兼用でございます』  伴内かっ

関西人の彼は この一言を言うために、恥ずかしい思いをして
このコスプレを用意したのでしょう。
その心意気に拍手です。

さて、会場ではいつものように酒係りでした。
今年は入場者が多く、生ヒールも日本酒も、例年の倍の数が出ました。
特に日本酒の評判がよく、一人で何杯もお変わりする人もいたりして。
それがこのお酒です。



◆開運 無濾過純米 赤磐雄町


口当たりは、清冽でキリリとしており、旨みの広がりは
透明感を伴い、後口のキレも申し分ありません。
蔵ではすでに完売ですが、当店にはまだまだあります。
ぜひ お試しを。




 

本日の勇姿

カテゴリー






なにはともあれ、緊張したけど楽しかった。

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打ち上げ

カテゴリー






あと始末もすべて終えて、待望の打ち上げ。
まずはビールから。
さあ 呑むぞ。

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フィナーレ

カテゴリー






4時間にも及ぶ ヴォイトレ祭も、フィナーレとなりました。
最後は 南部先生が ヒーローで締めます。
皆さん お疲れ様でした。
この素晴らしいステージで 同じ緊張と喜びを共有でき、幸せでした。

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もうすぐです。

カテゴリー






本番を待つ この時間
何回経験しても、いやだね。
緊張する。

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酒係り

カテゴリー






今年も 酒係り
生ビール 開運無濾過純米 それも雄町
そしてワイン
ご来場 お待ちしてます。

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リハーサル始まる

カテゴリー






ヴォイトレ祭 リハ始まってます。
だんだんと テンションが上がって来ました。

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ご本人がご来店(爆笑)

カテゴリー │ご来店新聞


今日2月21日の中日新聞の夕刊の一面は
しずおか名物紀行 という特集で
静岡が誇る酒米 誉富士 のことが。

静岡県農林技術研究所の宮田さんが、大きく載ってます。

彼は今から16年前に、誉富士の元種を10万株の中から選び抜いた
いわゆる誉富士の生みの親的存在の方ですが、時々当店にもお見えになり
それこそ 誉富士で醸された静岡県の日本酒をお買上げになります。

宮田さん いい表情で載ってるなあ・・・
と思っていたら、
なんと ご本人が その夕刊を携えて現れました。(爆笑)

で、記念の写真を1枚。



もちろん 誉富士のお酒を2本お買上げいただきました。

『ほんとは 他の米の酒を買うつもりだったけど
 こんなに出ちゃったら 誉富士以外買えないよ・・・』

と 笑顔でぼやく姿が なんとも 宮田さんらしくていいですね。

宮田さんには、今年の夏に NHKカルチャーのゲストとして
お越しいただくことになってます。

今宵は 私も 誉富士のお酒で軽くやりますか。
明日は 走らないことだし・・(・ω・)\バシッ







 

白露垂珠 寒造り入荷

カテゴリー │ランニング

明日は雨のようですね。
浜松シティマラソンに出られる皆さん、ご健闘をお祈りします。
冬の雨中ラン を 目いっぱい愉しんでください。
私は 歌のステージを愉しみます。(・ω・)\バシッ

そんなこと言ってると、来週の静岡マラソンも降るかもしれないよ。

今朝ランは、5キロのビルドアップ走。
1キロずつスピードを上げて5キロを走るも、25分が切れません。
帰りはジョギングでゆっくりと帰宅ラン。
結果はこちら
1キロ 5:18
2キロ 5:07
3キロ 5:06
4キロ 5:01
5キロ 4:43
計 25:18



さて、お酒の話。
この季節は 人気商品の新酒の入荷が目白押し。
先日届いたのは 山形は鶴岡市の竹の露さんから
白露垂珠の純米吟醸生酒。

白露垂珠ならではの 美麗な味わいの広がりに癒されます。

◆白露垂珠 純米吟醸 寒造り新酒無濾過本生 26BY


このお酒は、羽黒型特別栽培米の美山錦を100%使用しました。

グラスから立つのは、穏やかな中にも、かすかに採れたていちごの
フレッシュでわくわくする香り。

口に含むと、キリリとした清冽な旨味が広がります。
鼻に抜ける香りは、清楚で控えめ、気品を漂わせます。

後口はスルリと切れていきますので、清々しい余韻に次の一杯へと
自然と手が伸びます。

飾り気のないすっぴん美人のような素晴らしい純米吟醸と言えるでしょう。

同時入荷の
◆白露垂珠 活性微発泡スパークリング純米 超にごり 26BY    

もよろしく。


 

日本酒教室 燗酒

カテゴリー │日本酒教室

昨夜は NHKカルチャー 日本酒教室でした。
この日のテーマは 燗酒いろいろ

いろいろなお酒を いろいろな温度で嗜む
というもの。

お話を早めに切り上げて燗をするお酒は
こんなラインナップ


左から
開運 本醸造
開運 本醸造樽酒
富士錦 特別純米誉富士
花の舞 熟成純米吟醸 今宵は燗だね
五郎八 にごり酒
蓬莱泉 純米大吟醸生酒 春のことぶれ
小夜衣 古酒浪漫

花の舞までは、燗をしても違和感のない想像の範囲ですが
にごり酒 や 純米大吟醸生酒 は、一つの実験。


準備した 徳利の数々。
地炉利(ちろり) は 錫製の本格派でずっしりと重いもの。
生徒さんがこの日のために持参して下さいました。


燗をつけるのは もちろん 湯煎。
温度計をみながら、1本ずつ燗をしていきます。
地炉利は 熱伝導が速く、燗がつきすぎてしまいました。

で、皆さんが美味しいと思うものに挙手をしていただいた結果は

開運 本醸造 40℃  6票
開運 本醸造 55℃  1票
開運 本醸造樽酒  45℃ 2票
富士錦 特別純米誉富士 45℃ 4票
花の舞 熟成純米吟醸 今宵は燗だね 50℃ 4票
五郎八 にごり酒  40℃ 0票
蓬莱泉 純米大吟醸生酒 春のことぶれ 40℃ 0票
小夜衣 古酒浪漫 40℃ 2票


開運本醸造をぬるめに燗をしたのが、一番人気でした。

五郎八 にごり酒は、アルコールの入った甘酒のよう。
純米大吟醸生酒 に至っては、ただのさらさらとしたお酒。
香りも味わいも平板になってしまって、燗をする意味なし。
  (まっ それを体感していただくのが目的なんですが)
古酒は、紹興酒を温めて飲むかのごとくで、これも有りかな。

NHKカルチャー では こんなこともやってます。





 

七田おりがらみ 参上

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 中田島折り返しの15キロ。
この日のテーマは 10日後のフル本番に向けて
キロ 5分30秒ペースで最初から最後まで走り通すこと。
結果はこちら

寒さが和らぎ、日も早く昇るようになり、朝ランもかなり楽に
なってきましたよ。



さて、人気のお酒が かたやま酒店に参上仕りました。
入荷して 早速に封を開けて 今年のガス圧を見たのですが
お蔵が言うほどは強くありませんが、去年よりはやや強めです。

味わいは もう言うことなしに 美味い!

◆七田 純米無濾過 生 おりがらみ 26BY

七田の純米無濾過生原酒に、滓をからめ瓶内二次発酵
させた微発泡の軽快で絶妙の味わいです。

香りがほのかに立ち、酸は低く綺麗な旨みが広がります。
同時に味わいの幅もあり、余韻にかすかな辛さも残します。
この価格としてはとてもお値打ちな1本と言えましょう。

おりがらみ と言うより 活性にごり と呼んだ方がしっくりくる
ぐらい、滓があります。

酵母の元気が良いので、お取り扱いには十分に気をつけて
いただきたいお酒です。

一度飲むと はまりますよ。


今年も蔵からの割り当て数量しか入らない限定品ですから
お早目のアクションをお待ちしております。




 

高砂 山廃あらばしり

カテゴリー │フィットネスクラブランニング

今朝は晴れましたが、走ってません。
予報では雨 ということでしたので、昨夜ジムのトレッドミルで走りました。

ミルは苦手なんですが、先週の金曜から走ってないので
意を決して 90分をゆっくり走る という設定でスタート。

キロ6分半ぐらいの遅いペースなんですが、ミルで走ると
これが結構きついんです。

まず室温が高く湿度も高い。
景色が変わらん。
テレビはあるものの、目に入るのは最初の5分だけ。
あとは惰性でついているだけなので、消してしまいます。

結局 10キロを1時間6分ぐらいで走り、やめちゃいました。
90分をミルで走るなんて、自分に優しい私には とてもできません。

さて、優しい甘さの日本酒が入荷しています。



◆高砂 山廃純米吟醸あらばしり無濾過生 26BY
あらばしり なんて見ると、酸の強い くどいお酒か・・と
思いがちですが、これがなんとも綺麗な甘さを湛える美酒
なんです。

高砂さんは、静岡県の中でも昔から山廃造りをしていたお蔵
でして、創業時の1890年から続いているそうです。

もっとも、その頃にはまだ速醸もとが開発されていないので、
当然ではあるのですが、多分 生もと造り だと思います。

その伝統のもと、このお蔵の山廃は とかくきれい。
香りは、干し柿にも似た濃密で甘やかな芳香。

口に含むと、山廃仕込独特の酸味が感じられるも
とても綺麗にふくらんでいきます。

日本酒度-3ですから甘口ではあるのですが、 ベタベタとした
甘さではありません。

上質の山廃純米に通じるくっきりとした味の線、そして幅の広さと
同時に、洗練された味わいも楽しませてくれる、とても完成度の高い1本。

常温で飲んでも、くどさを全く感じさせないところは、確かに良いお酒です。
酒は 辛口だけじゃないのです。
甘くておいしいお酒 をお求めの方に是非お奨めします。

◆高砂 山廃純米吟醸あらばしり無濾過生 26BY






 

初亀 無濾過生原酒予約承ります。

カテゴリー │日本酒教室

正雪の見学会が終わり、ほっとしたのもつかの間。
今週木曜日は、NHKカルチャーの教室があります。

今月のテーマは 燗酒。

いろんなお酒を、いろんな温度帯で嗜む。というもので
6種類の日本酒をご用意し、皆さんにトライしていただきます。
米が原料の日本酒は、体温を超える温度帯で飲むと
なんとも言えぬ安心感と充足感に満たされます。

でも、そうでないタイプのお酒もあるかもしれません・・・。
いや あるでしょう。




さて、こちらは 燗で飲むことはお奨めしませんが、
冷や あるいは 冷して飲んでいただくと、実に綺麗な旨みが
ほとばしる1本の ご予約案内です。

◆初亀 本醸造 無濾過生原酒 26BY

まだ 入荷していませんよ。
入荷予定は 3月6日です。
そして ただいま ご予約をお受けしている最中です。
なぜなら、このお酒は きっちりとご予約いただいた分しか
仕入れないからです。

毎年のようにやっているんだから、適当な数を仕入れて
普通に売れば良いではないか・・・

と、お思いの方もいらっしゃるでしょうが、それが出来ない
理由があるのです。

それは 裏ラベルに

“製造日より10日以内にお飲みください。”

と明記されているからです。
またご丁寧に 製造日が何月何日 と打たれています。

ということは、入荷して10日過ぎると、売りにくいですよね。
10日 というのは、お渡し期間みたいなものです。

日本酒ですから、冷蔵庫で保管してあるので、全く品質に
影響はないのですが、私のような小心者には、それが出来ません。

と言いながら、倉庫のプレハブ冷蔵庫で1年寝かせたお酒も
同時発売しますが・・・ (・ω・)\バシッ

このお酒、初亀では珍しい、生生の無濾過原酒となります。

濾過工程をしないことにより、酒本来の持つ旨みがストレートに味わえます。
口当たりは、荒ばしりの滓の発酵から来るピリッとした感触があり、
口いっぱいに広がる旨みと、後口のきれいな引きを楽しめます。

というわけで、今年もご予約いただいた分だけお売りする形を取らさせて
いただきます。

実は毎年大好評で、『もっと予約しておけば良かった・・・』と、皆さん一様に
残念がるいわくつきの美酒です。

裏ラベルの、
「製造日より10日以内にお飲みください。」 と言うのは

10日すぎたら飲めなくなるわけではなく、10日以内の、
最もしぼりたてらしいフレッシュな状態を、多くのお客様にも
愉しんでいただきたい。そういう意図で書かれてあります。

ですから、お買い上げ後10日を過ぎたとしても、飲めなくなる
という意味では決してありません。

むしろ、2本以上買われて、1ヶ月後3ヶ月後の味の変化を知る
というのも、このお酒の楽しみ方ではないでしょうか。
もちろん保管は冷蔵庫でお願いします。


このお酒 毎年お一人で1ケース 12本ぐらいをご予約
される方もいらっしゃいます。多分 一回でお飲みになる
のではなく、時と味の変化を愉しまれるのではないでしょうか。

去年のお酒は
爽やか マイルド 艶やかな味わいでした。
純米ではなく 本醸造ですが、決してアルコール分を強く
感じたりすることもなく、美味しく飲めました。

お値段は 720mlで 1337円(税込) です。
1.8Lはありません。

純米酒信奉の方にこそ、是非味わっていただきたいですね。

ご注文はこちらです。

メールでお知らせいただいても結構です。
banto@sake-jazz.com 



 

正雪 神沢川酒造場見学会

カテゴリー │酒蔵訪問

本日は 私が講師をしている NHKカルチャー
日本酒教室の生徒の有志の皆さんと、静岡市は
由比にある 銘酒正雪を醸す.神沢川酒造場さんを
訪れました。


10時に JRの蒲原駅に集合 としたものの、早朝の
ダイヤの乱れがあり少し遅れましたが、なんとか
30分遅れで蔵に着きました。


まずはお座敷に案内いただき

望月社長から御挨拶と今期の造りについてのご説明。



お米のサンプルや、酒米の稲穂なども用意され
判りやすくご説明いただきました。

応接間には 去年11月に 山影純悦杜氏が受賞された
黄綬褒章のメダルと賞状が。おめでとうございます。

今回の参加者は25人にもなるので、二つのグループに
分けての蔵見学としました。

待機するグループは、お座敷で 社長に用意していただいた
お酒の試飲です。


左から
◆純米吟醸五百石万 エボリューション(evolution)
進化 と名付けられたこのお酒は、副杜氏の
崎村勉さんが醸したもの。キリリとした味わいは
独特の個性を有しています。
もう少し瓶で寝かせて5~6月頃発売だそうです。

◆純米吟醸 吟ぎんが
岩手の酒米 吟ぎんがを使用した1本で、口当たりが
軽快でとてもやわらか。ただし、今季完売です。

◆純米吟醸50%精米 
定番の純米吟醸で、麹は山田錦 掛は美山錦。
1.8Lで 3240円(税込)とは思えない、完成度の高さを
感じる1本でした。

◆大吟醸 生酒 山田錦35%精米
大吟醸の生酒は商品としては出荷されないので
稀有な1本です。きれいな含み香に感動しました。

◆純米大吟醸 山田錦35%精米
これは市販酒ですが、いいですね。かたやま酒店では
仕入れたことがないのですが、早速にいただこうと思いました。

そして、いよいよ 蔵見学です。

まずは、釜場にて全体の造りのご説明。
皆さん 帽子を被っての見学です。

神沢川さんの仕込み水は、文字通り近くを流れる
神沢川から引き、何回も浄化して使われます。
地下水ではないのです。それは、海に近いことで
塩分が混じるため。


酒母室にご案内いただきました。
この酒母は 愛山50%精米の純米吟醸です。
酵母はYKG。仕込まれて10日目です。


おやおや 蔵人さんがひしゃくをお持ちですが。
ということは、酒母の試飲をさせていただけるようです。

香りはヨーグルトですが、口に含むと やはりヨーグルト。
アル分は既に10%ほどあるそうですが、あまり感じません。
甘酸っぱくて美味しい。酒母を口にできるなんて、なんと
ラッキーなんでしょう。


続いて 麹部屋にご案内いただきました。
出麹として床に置かれる麹の数々。

麹室に入る前に、一人ずつ手の消毒です。




中は34℃もあり、かなり暑いです。

正雪は箱麹で 仕込まれるのです。


ちょうど 崎村さんが仲仕事の最中でした。


大吟醸の醪タンクにご案内いただきました。
このタンクは 醪日数20日目の最高峰の純米大吟醸です。


なんと、またまた試飲させていただきました。

やわらかで実に旨い。
これも 蔵に来ればこその僥倖でしょう。


ひととおりの見学を終えて、蔵の前で記念写真。

では、昼食会場の そば上のさんまで歩きましょう。

この日は 貸切にしていただきました。


乾杯の音頭とご挨拶を望月社長にお願いしての昼食会
の始まり。もちろんお酒は正雪。




そば屋さんと聞いていましたが、結構本格的な和食が
出ました。お料理の数々。


サクラエビのかき揚げは由比に来たなら当然の一品


最後はもちろん 蕎麦で締めます。

盃が進むと、もう 大人の遠足状態。
わいわいと楽しいひとときでした。

望月社長、お蔵の皆様 本当にありがとうございました。
おかげさまで、とても楽しい一日となりました。

NHKカルチャー日本酒教室では、こんなこともやっております。




 

記念写真

カテゴリー







蔵見 終わっての集合写真。
天気も穏やかで、ナイスな見学会日和 でした。
iPhoneから送信