今日のラヂオは 七田夏純

カテゴリー │FMハロー

今朝は 日本代表の涙雨かと思いきや
梅雨の中休みの カラットした晴天でした。
雲の合間に顔を出す青空は、サッカー日本代表の
未来を暗示しているのかもしれません。

負けたけど、よくやった。 スリリングないい試合だった。
拍手。グッド



さて、気を取り直して今日のラヂオは 七田夏純 を試飲。
この純米酒のポイントは 酵母

全量山田錦で仕込んだ、やや低アルコールの軽快純米酒で
暑い夏にも、冷やしてサクサクとお飲みいただけるよう
アル分が14度台になるよう加水していますが、ただ加水
しただけなら、味が薄くなってしまいますね。

そこでこの夏純は、KT-901 という協会酵母の
ニューフェイスを使用しているのです。

KT-901は、泡なし酵母の901号から分離した 『酸生成の
多い清酒酵母』従来の901に比べ、もろみの酸度が0.5~0.8ml
ほど高くなります。

しかも、味に爽やかさと旨みが増すリンゴ酸とコハク酸が
高生成されるので、本来は、お燗酒や濃醇なタイプの日本酒
向けに造られたのですが、七田では、その旨みと酸を残しな
がら、低アルコールでスッキリとした口当たりを実現させました。

こんな話をしながらの試飲です。
後口に残る ほのかな酸味が艶やかな余韻として感じられます。

そして、この日の音楽は ジョン・プルー の歌う
But Not For Me でした。

曲の紹介で私が、 『交通情報のテーマではないですよ』
とアナウンスすると、斎藤さんは 意味が判らない? と
おっしゃいます。

確かに、普段は東京で生活し、週に一度だけ浜松に来る彼が
知らないのは無理のないこと。

実は この But Not For Me のイントロ 特に 
チェット・ベイカー・シングスで、チェットが吹いている
テーマが、SBSラヂオの夕方の交通情報のテーマそのもの
なんですね。

こんな曲です。
 

ねっ 静岡県人なら 聞いたことあるでしょ。


 

たべるラー油 売れてます。

カテゴリー │美味いもの

先日からレジ横に、なにげなく置いてある

銀蔵 たべるラー油

予想以上に売れてます。

食用大豆油に

 玉葱・にんにく・唐辛子・アーモンド・四川山椒
 すりごま・昆布

などなど 具だくさんが特徴。

最初は皆さん 興味本位で一瓶だけ買われるのですが

リピート率が高いこと高いこと。

二回目は 2つ3つ まとめ買いするので、すぐ品切れ。

メーカーも増産するものの、問屋に聞くと入荷待ち状態

だそうです。

食べ方はいろいろ。

御飯に乗せても、きゅうりなどの浅漬けに付けても、

炒め物のの隠し味、ラーメンに乗せると ピリ辛ラーメンに。

お客様から聞いた 面白い食べ方。

それは、玉子かけ御飯に 醤油なしで このたべるラー油を

ちょっぴりかけると とっても美味しいとか。


塩分控えめで食が進むそうです。


で、やってみました。

確かに美味しいです。

ところが、頭の毛根が刺激されて、かゆくなるのです。

無いはずの毛根が刺激されるのは、どうしてでしょう?

ひょっとして、発毛効果があったりして。

ないない  

なお、具だくさんですから、封を開けたら必ず冷蔵庫に

保管してください。




 

うめだ酒の宴

カテゴリー │日本酒の会

昨日は 浜松グランドホテル 聴濤館(ちょうとうかん)
にて開催された、うめだ酒の宴 に出席。

同業者の酒屋さんが主催する会ではあるが、一お客として
純粋に楽しめる会として、毎回参加している。

◆開運 波瀬正吉 大吟醸斗瓶取り 20BY
◆梅錦 純生大吟醸
◆秀よし 純米大吟醸
◆大七 生酛純米 生原酒
◆亀泉 純米吟醸生酒
◆出羽ノ雪 純米大吟醸斗瓶囲い
◆開運 初蔵純米中汲み

の順に 日本酒は提供された。

乾杯の波瀬正吉は、一人一杯ずつではあったが、波瀬さんの
手による最後の酒ということで、じっくりと味わう。
いつ飲んでも、味と香りのバランスが、本当に素晴らしい。



梅錦 純生大吟醸 は、夏らしいすっきりとした口当たり。
梅錦は久しぶりに味わった。

秀よし 純米大吟醸 は、秋田酵母NO12 というフルーツ系の
香りの出る酵母とか。官能的には、香りはそれほど強くなく
心地良い酸を感じた。 この酸がポイントであろう。

大七 生酛純米 生原酒  相変わらず太い酒。酸度が2.2も
あるが生原酒ゆえ口当たりはそれほど重くない。酸の後ろに
ちらちらと見え隠れするふっくらとした甘みがポイント。
 
亀泉 純米吟醸生酒  高知の酒らしく、軽快な辛口酒。
個人的には、こういうタイプは好きである。

出羽ノ雪 純米大吟醸斗瓶囲い 透明感のある酒質。このあたりに
なると酒量も増すので、記憶があいまい。

開運 初蔵純米中汲み  普段から飲み慣れている1本。
お袋の胎内に戻ったような安心感を覚醒させる酒を最後に
出されると、それまでの酒の印象がすべて霧散してしまう(笑)

料理は 高級料亭の会席をじっくりと堪能させてもらった。
会費1万円で、これだけの酒のラインナップで、格式のある
空間ときめ細かなサービス。 確かにお値打ちである。



最後に主催者の梅田さんに、業界関係者の方から花束の贈呈。
実は今回で、うめだ酒の宴 としてはフィナーレとか。
もともとは、名門酒会のイベントとして始めたものの、いつしか
梅田さん単独での開催となり、13回を数えるまでに。

やめるのは惜しいなあ。
もともとは複数の酒屋で運営していたわけだから、共催という
手もある。 日程の調整も含め、じっくりと考えてみよう。

最後に、これに触れておかないと、何を言われるか判らないので(笑)


利き酒テスト があったようです。
どうやら外したみたいです。 
何も言い訳はしません。 



開運ばかり4種類の酒だったとは・・
飲まずに吐いてじっくりと挑戦したのに・・
同じパターンで、開運見学会では当たったのに・・
48人中7名が正解とは、プロの酒屋としては面目ないこと
この上なし・・
業界関係者が10名ぐらいいたけど、皆 外してやんの・・・


言い訳ばっかりやん (・ω・)\バシッ




 

初亀純米原酒 隠れ売れ筋

カテゴリー │

杜氏さんが代わる というのは、蔵にとっては一大事です。
開運の波瀬正吉さんのように、お亡くなりになった場合は
ある意味仕方がありませんが、諸々の事情で交代することは
よくあること。

藤枝市(旧岡部町)の初亀さんは、長く能登杜氏の大ベテラン
滝上秀三さんが杜氏をされていましたが、2年前に引退され
その滝上秀三さんの下で働いていた西原光志さんが、新杜氏
として就いたものの、1年で交代することになりました。
西原さんは現在、同じ藤枝市にある志太泉酒造の杜氏です。

そして去年の秋から、初亀の杜氏は辻村和則さんが務めてお
られます。辻村さんは、杜氏集団の長ではなく、社員杜氏。
以前は高知県の 土佐しらぎく の杜氏をされており、1年
だけ西原さんの元で、頭(かしら)をされていました。

その辻村和則杜氏と蔵人6名との総勢7名での酒造りが、
21BYの造りからスタートしているのですが、初亀のお酒が
確かに変わりました。

どう変わったか?
一言で言うと、日本酒度が高い辛口志向になりました。

平均で+1、2だった酒度が、現在+5、6となっています。
当初辻村杜氏は、初亀の橋本社長に『酸度も高くなりますよ』
と話されていたそうですが、酸は以前とあまり変わりません。
その要因は、多分 水でしょう。静岡県の軟水では、酸が出に
くいと考えられます。

ここからが 大事な点です。
やや辛口に転じた初亀のお酒の、巷での評判はどうなのか。

これも一言で言うと 受けるんです。

いわゆる定番の 純米酒や吟醸酒、本醸造クラスの酒の仕入れは
去年より確実に増えています。

受ける理由の一つに、キレの良さがあります。
キリリとした感触を感じつつも、それが旨みに転じて、やがて
静かに消えていく。つまり、後口として残らない。
すると、次ぎの一杯に自然と酒飲みの手は 動くんですね。

隠れ売れ筋はこれです。



一番右のお酒 
 ◆初亀 純米原酒

原酒と言っても火入れは一回だけしてありますので、
とても落ち着いた香りと味わい。
一瞬ガツンとくる口中の感触が、原酒をほのかに意識させます。
そしてこのお酒も、キレはとてもグッドです。

キリリとした口当たりと、酸の低いマイルドな旨みの広がりが見事に
共存しています。 

今の初亀を知るには もってこいの1本と言えるでしょう。



 

日本酒楽飲に特別参加

カテゴリー │日本酒教室

サッカー 勝ちましたね。
3時半から、茶の間で家族で応援した甲斐がありました。

夜中の イタリアとスロバキアの試合も見ていたので
実質2時間ぐらいしか寝ていません。
さすがに、ちょっと眠いです。

さて、昨夜はサケオフィステラダの 寺田好文さんが
講師をする 浜松SBS学苑の日本酒講座『日本酒楽飲』
に、特別参加させてもらいました。

仕事を手早く仕上げて、7時15分ごろに教室に着くと
既に講義は始まっていました。
この日のテーマは 日本酒原料の米と水。
でも、私にとっては 講義の内容よりもっと大切なことが
あったのでした。



寺田さんの講義は、とても判り易く丁寧です。
仕事帰りにもかかわらず、居眠りする人もなく、真剣でいて
リラックスした空気がとってもいいですね。

生徒さんは顔見知りの人が多かったものの、皆さん私が来る
事はご存知ないので、存在にはほとんど気づかれず、利き酒
の始まる頃に、ようやく認知され出しました。

試飲したお酒は

◆阿桜 夏の酒 純米吟醸
◆月山 純米吟醸
◆開運 特別純米酒 涼々
◆初緑 特別純米無濾過生

1本ずつ 先生がグラスに注ぎ、生徒さんは
手持ちのレジュメに 色・香り・味わい・含み香・後味を
書き止めます。

そして最後に、良いと思ったお酒 好きなお酒に挙手をするのです。
いわゆる 人気投票ですね。 

ふむふむ なるほど

ここまでで約1時間。残りの30分は、おつまみが用意され、4種類
のお酒のおかわりなどで、歓談タイムです。

おつまみは、ウインナーとかギョウザとかエビチリといった普通の
お惣菜。そして、おつまみを口にして飲むと、お酒の味わいが変わる
ことに皆さん気づきます。そこで再度人気投票をすると、先ほどとは
違った結果になるという現象が。
これぞ、日本酒は食中酒であることの証でしょう。

ふむふむ なるほど

でも、決して宴会のような空気にはなりません。あくまでも趣味の教室
としての秩序は保たれています。そのポイントの一つが、注ぎ方です。



各自で勝手に注ぐのではなく、講師の寺田さんに何番かのお酒を所望し
一人ずつ時間をかけて注いで回るという形式。
これだと、飲みすぎることもないですし、生徒さんとのコミュニケーシ
ョンもはかれます。

ふむふむ なるほど 
この日は 良い勉強になりました。
寺田さん ありがとうございました。



 

梅酒作りのポイントについて

カテゴリー │FMハロー

今、梅酒用の梅が最盛期。というわけで
今日のラヂオは、梅酒作りのポイントについて
Q&A方式で進めてみました。

1.梅酒ができるまでの期間は?

梅の実の成分が抽出されるには最低3ヶ月が必要です。
3ヶ月過ぎれば飲めるのですが、1年以上置くと梅実の中に
梅酒が入り込み、梅自体が美味しくなります。コクも出ます。

2.じゃあ 梅酒の梅は、漬けっ放しでいいの?

基本的に梅の成分が抽出されたら取り出しても良い。
約3ヶ月で梅実が瓶の底に沈み、それが抽出完了の合図です。
実を取り出したあとも、光の当たらない場所で熟成を進めます。
ただし、日本酒で漬けた場合は、抽出後取り出した方が良い
でしょう。梅酒が濁る可能性があります。

3.梅の水気を切らないとどうなる?

カビが生える原因になります。すると梅酒そのものが全滅ですので
気をつけましょう。青梅は、水に2~4時間漬けてアク抜きをし、
水気をしっかりとふき取り、なり口のホシを竹串などで取り除く
ことも大切です。また、傷のついた梅は濁りの原因になるので
それも除去しましょう。

4.ホワイトリカー、ブランデー以外のお酒でも漬けられる?

酒税法で、アルコール分20度以上の酒類で漬けることが規定
されています。ですから、20度以上の酒なら良いのですが、
保存性を考えると35度ぐらいの酒を選びたいですね。芋焼酎や
ジンやウォッカでも良いと思います。また最近は、20度以上の
日本酒もあるので、これだとマイルドな梅酒が出来ます。

5.どうして氷砂糖を使うの?

ゆっくり溶けるからです。上白糖などで漬けると、アルコールより
先に糖分が梅の中に浸み込み、果実の抽出をストップさせてしまう
恐れがあります。それでも、上白糖やグラニュー糖を使う場合は、
何日かに分けて砂糖を入れるとか、時々瓶を揺らすなどの手間が要
ります。それらは、梅酒に綺麗なコクを与えるという利点もあるの
です。

6.冷蔵庫で保管するのは だめなの?

これはNOです。
一定の低い温度を保つ冷蔵庫では、梅酒の熟成が進みません。
度数が高ければ、夏場でも腐敗することはありませんから。

全く基本的なことなんですが、これらを守って作ると、どなたでも
美味しい梅酒が出来ます。例の、ばあちゃんの作った14年前の
梅酒を斎藤さんに飲んでもらったのですが、コクがあって美味しい
と評判でした。

別に変わったことはしていなく、普通の梅にホワイトリカーで
漬けただけなんですが、隠し味として 三温糖を少量加えてあるのです。
三温糖は、上白糖のように漂白していない砂糖で、やや茶色っぽく
黒糖の風味がかすかにする砂糖で、梅酒が若いうちは個性が出ませんが
長期寝かせると、実にバランスの良い熟し香が加味されます。

一度 お試しを。



さて、この日の音楽は、梅雨をぶっ飛ばす ホットなジャズ
ニコラス・ペイトンのアルバムからスリー・トランペッティアーズ

正に 三人のトランペッターが繰り広げる音の饗宴。
ニコラス・ペイトン ウィントン・マルサリス
ロイ・ハーグローヴ という豪華な面々のコレクティヴな即興演奏が
聴き所でした。




 

時から賜った産物

カテゴリー │

今 梅酒用の梅が最盛期です。
ホワイトリカーや 梅酒用日本酒原酒 などが
よく売れています。

そこで明日のラヂオは、梅酒造りのポイントについて
いろいろと、Q&A方式でお話しようかと思うのですが、
出来れば、梅酒を飲みながらやりたいものです。

そこで、何か梅酒を持ち込もうと物色したところ
自家製梅酒の話をするわけだから、自家製梅酒を飲む
のが一番。



ありました。
お店のファックスが置いてあるテーブルの下に
ほこりまみれの一升瓶が2本。
亡くなった ばあば が漬けた梅酒。
いわば ばあばの遺産 です。

ホワイトリカーで漬けた、普通の梅酒なんですが
どういうわけか、峰乃白梅と上善如水の瓶に詰められています。
当時の、かたやま酒店の日本酒の品揃えが、垣間見れます。
ラベルの日付は、1997年1月。

ということは、梅酒を仕込んだのはその前年と推測
されますから 1996年製でしょうか。
14年経ってますね。



グラスに注ぐと、濃い琥珀色をしてました。
香りは、黒糖を使っていないのに黒糖のような風味
があります。
口に含むと、熟した練れた味わい。
甘さがとてもマイルド。
後口の焦がした糖蜜のような余韻が特徴。
美味いねえ。

まさに、 時から賜った産物。
スタジオに持ち込みますか。




 

BOSSをいただく。

カテゴリー │日常

昨日は 父の日でした。
店を開ければ、それなりの売上が見込めたかも
しれませんが、日曜に仕事はしたくないので、
きっちりと休み、いつものように朝からジムへ。

前日のサッカー観戦疲れか、梅雨時の長雨が
たたったのか、人影はまばら閑散としていました。

さて、個人的には父の日のプレゼントなど、久しく
いただいておりません。息子が二人もいるのに・・

すると、今年から社会人になった次男が、東京に
遊びに行ったついでに、プレゼントを買ってきて
くれました.

BOSS です。
缶コーヒーの詰め合わせ ではありません。(・ω・)\バシッ


チェック柄のサマーシャツ。 超日常ですね。(笑)
普段 こんなシャツを着ているイメージがあったとか。

でも、素直に感謝。
いつの間にか、大人になっていました。
今度の酒の会にでも着て行って、みせびらかすことにしますか。



 

父の日ギフトで大忙し

カテゴリー │酒屋の仕事

今日は 父の日ギフトで大忙し。
ご来店のお客様の8割は、ギフト。
お中元などと違って、一日限りですから
集中するのは当然です。



ところが、ネットのお客様も今日になってから
注文される方が、ちらほらいらっしゃるので
こちらは結構大変です。

既にご予約いただいているお客様の分は、昨日
発送済みですから、パニックにはなりません。

でも、商品があればいいんてしょうが、なかには
店頭で売れてしまい、品切れする場合もあるので
気を遣います。

今日のタイムリミットは午後4時まで。
4時までのご注文なら父の日になんとか間に合いますが、
(北海道や南九州、沖縄を除く)
それ以降のご注文は、

“遅れてごめんね お父さん” の対応になります。




 

伝・波瀬正吉 入荷

カテゴリー │

開運の名杜氏 波瀬正吉さんが亡くなられて
もうすぐ1年になります。

20BYまでの商品としての波瀬正吉は、正しくは 
作・波瀬正吉 となっています。

波瀬さんがいらっしゃらないのに、いつまでも
作波瀬正吉ではおかしい。 というわけで
今年 平成21酒造年度の波瀬正吉は
  ではなく  として入荷しました。


中身は 21BYですから、20BYのお酒とは違います。
ただし、味の線は あまり変化がないように感じます。
どちらも、最高に美味しいです。

そして、パッケージやラベルですが、どう変わってきたのか
と入荷した商品を見ると、おお 変わった 変わった・・



伝のシール貼っただけやん!?

と、心の中でつぶやいたあなたは、正しい。(笑)

そうなんです。
作と記した箇所に 伝のシールが貼られています。
見事なリニューアルですねえ。 (・ω・)\バシッ

いえいえ大事なのは中身です。
1.8Lは 無濾過生斗瓶取りで入荷しています。
ギフトカートンにも入っています。
是非 お買い求めください。

◆開運大吟醸 伝・波瀬正吉


 

父の日ギフト 間に合います。

カテゴリー │ネット販売

今週になってから、父の日ギフトのご注文が、
ネット上も お店も 業務店の配達も、頻繁です。

業務店の配達でなぜ父の日? とお思いでしょうが
そこで働いておられる方が、お国のお父様へプレゼント
されるのです。

いやー 親孝行ですね。 涙がちょちょ切れます。(古っ)

父の日ギフトの平均単価は 4000~5000円。
量より質で、普段はあまり口にされないであろう、大吟醸
とか上質の芋焼酎とかが多いです。

今度の日曜が父の日ですが、いまならまだ充分に間に合います。
お父様に、感謝の気持ちを いかがですか。

父の日ギフトのページ

ところで、ギフト絡みで起きた解せないこと。

ご注文いただいたネット上のご常連さんから、ご実家に
お酒をお送りするよう依頼され、ご請求書は出張中の東京の
仮住まいへ郵送しました。

その仮住まいは、最近よくある レオパレス という
マンスリーマンションです。

そこには、お酒も何回かお届けしているのですが、
請求書を郵送したのは今回が初めて。

するとどうでしょう。
封書が、あて先不明で戻ってきてしまったのです。

なんで?

ちゃんと部屋番号まで明記して、ヤマト運輸では、その
住所でお酒が届いているというのに、ポストに入れるだけ
の封書が、あて先不明になるのは、どうも解せません。

切手代80円返せ。 とJPに請求してやりたいところ
ですが、お客様にお願いして、最寄の郵便局で用紙を
もらって振り込んでいただくことにしました。

これも民営化の弊害でしょうか。それとも、単にやる気
の無い配達人に当たっただけなのか。

今後は封書も、ヤマトのメール便に変えなければ。




 

どぶロックハイボール

カテゴリー │FMハロー



『このイラストは片山さんですか?』

『違うわ・・』

そんなやりとりで始まった 今日の放送。

『夏にお薦めのお酒 と言えば』

『そりゃ どぶろく でしょ。』

『それこそ 絶対 違うと思う。』 と、全否定されましたが

負けずに、 あっくんのどぶろく を 三ツ矢サイダーで

割って飲ませたところ、『美味しい~~』

米麹の風味と 三ツ矢サイダーの甘みが見事に

マッチングし、口に残る やわらかな米粒が独特の

食感として残り、お酒そのものはキリリと辛口ですから

意外と爽やかな 夏の飲み物 に変身しました。


すると、どうでしょう。

午後になって この放送を聞いてお買い上げになる方が・・

なんて物好きな (・ω・)\バシッ

いえいえ なんてありがたいお客様でいらっしゃることか。

でも この どぶロックハイボール  本当に いけますから。

是非 お試し下さい。

白い酒 にちなんだ 白い花の歌は

竹井詩織里さんが歌う くちなし という曲を

お聞きいただきました。

この歌のオリジナルは、ジャズピアニストの後藤浩二さんが

作曲し演奏する Princess Anne というナンバーです。

オードリー・ヘップバーンのローマの休日を 鑑賞し、その美しさ

はまさに永遠と感じたところから出来たそうです。

そして シンガーソングライターの竹井詩織里さんが歌詞を

つけて歌ったのが この くちなし。 

素敵な歌です。





 

今日はラヂオの日

カテゴリー │FMハロー

今日のラヂオは、どぶろくを持ち込みます。

例の “どぶロックハイボール” を試そうと思います。

果して、どんな評価を受けるか?

私は、米麹とサイダーの相性 決して悪くないと

思うのですが。

音楽は 白いお酒にちなんで、白い花の歌を。

私が出るのは、11時15分頃から よろしくね。
FMハロー 76.1MHz 
http://www.fmharo.co.jp/



 

掘り出し物 ジョン・プルー

カテゴリー │CD

あるCD専門サイトのセールでゲットしたアルバム。
なんと 1枚1000円均一。
更に、5000円以上買うと送料無料。

で、きっちり5枚買って先日届いた中の 1枚。
これが 1000円では、正直申しわけない気分。
中古より安い新品なんて、掟破りだろ。
でも買ったけど。



◆ John Proulx  ジョン・プルー
Baker's Dozen - Remembering Chet Baker
MAXJAZZ, 2009 MXJ-506

1. LET’S GET LOST
2. LONG AGO AND FAR AWAY
3. TIME AFTER TIME
4. BUT NOT FOR ME
5. I GET ALONG WITHOUT YOU VERY WELL
6. REUNION / THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
7. I REMEMBER YOU
8. YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS
9. BEFORE YOU KNOW IT
10. I FALL IN LOVE TOO EASILY
11. LINE FOR LYONS
12. MY FUNNY VALENTINE
13. LOOK FOR THE SILVER LINING

JOHN PROULX(vo,p)
CHUCK BERGHOFER(b)
JOE LABARBERA(ds)
DOMINICK FARINACCI(tp,flh)

ヴォーカリストでありピアニスト、更にコンポーザー
でもある ジョン・プルーの2枚目のアルバムらしい。
全編 チェット・ベイカー・シングス を彷彿とさせる
ちょっと気だるく やさしく 甘く素直な歌唱。

チェットほどあくが強くないものの、その声質に中性的な
要素もほのかに散見される。

彼はピアニストにつき、ドミニク・ファリナッチがトラン
ペットで数曲参加することで、チェットムードは満天。
でもそれだけなら単なるスタイルモノマネで終わるところ
だが、チェットにない爽やかさが、彼の魅力でもある。

3.の「TIME AFTER TIME」が好き。肩の力が抜けきっている
ものの、丁寧に歌っている。

6.の「REUNION / THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU」が
聴き堪えあり。ジョンのスキャットとファリナッチの艶やか
なペットの音色がうまし溶け合っている。

9.のオリジナル「BEFORE YOU KNOW IT」も出色。
ジャズセンス溢れるメロディラインが心地良し。

掘り出し物 の一枚 と言えよう。

試聴はこちら


 

あっくんの どぶろく

カテゴリー │

かたやま酒店もいよいよ店主をイラストにして
酒を売り出すようになったか・・・

なんて 誰も思いませんよね。



言っときますが 私 ではありませんから

こんなにきれいに は○散らかしてませんから(・ω・)\バキッ


どぶろく です。

あの マヨネーズ瓶に入ったお酒です。

どぶろくとは、米・米麹および水を原料として
発酵させたものを熱処理殺菌後、漉さずに瓶詰め
したものです。

ですから、酒税法上は清酒ではなく、その他の醸造酒
に分類されます。醸造用アルコールは添加されていない
ので、純米酒規格となります。

最後の 漉(こ)す という作業をしないだけです。

漉していませんから、とろりとした飲み口で、もろみの
粒々を口中に感じます。

いわゆる日本酒度は-10ですが、それほど強い甘みが
あるわけではありません。

マイルドで優しい口当たりと、辛口の甘酒のような
自然な風味を同時に楽しめます。

21BYの新酒ですから、老ね香なども全く皆無。

火入を行ってから原酒で詰めたもので、 七田のおりがらみ
のように、栓を開けると噴出すようなこともありませんから
ご安心下さい。

夏のお薦めは サイダー割り です。

冷えたジョッキに氷を4、5個入れ、「あっくんのどぶろく」
とサイダーを4:6の割合で。

ピチピチとした炭酸の刺激と、ジョッキでぐいぐい飲める
爽快な飲み口。

 “どぶロックハイボール”はいかがでしょうか。

ところで、 あっくん と言うのは、この蔵の常務さんで

福島章弘(あきひろ)さんとおっしゃるそうです。

私の兄弟 ではありませんから(・ω・)\バキッ

◆あっくんの どぶろく




 

ジムの飲み会

カテゴリー │フィットネスクラブ

昨夜はジムの飲み会。
酒屋という立場上(誰も知らんから) 手ぶらではいけない。
七田の純米おりがらみ を持参する。

集まったメンバーは、予想通りの人 と 意外な人の集合体。
それはそれで、楽しめた。
普段 同じジムで汗を流しているという連帯感。
これがすべて。
そう これは同窓会の空気と同じ。
いわば 現在進行形の同窓会 とも言えるかも。



さて、持ち込んだお酒。
写真はつつがなくテーブルに鎮座する 七田 だが
栓を開ける時 暴れましたね。

外側の金属製の部分を外した途端、キャップがポンと
飛びました。  ・・・えっ?
思わず手で一升瓶の口をふさぎます。
すると、ガスが瓶内に充満し、手の隙間からお酒が
シューとあたりに噴出します。

この酒は一体何なんだ。
おかげで、私のポロシャツは 酒まみれ。

ようやく 噴出しもおさまりも、グラスに注ぐと
みんな 美味しい 美味しい 美味しい の連呼。
これは ウソ ではありません。
ほんとに美味しかったです。

二次会は カラオケスナック。
でも、誰も歌いません。
皆 話に集中していて、歌どころではない様子。
これも、非日常のパラダイス なんでしょうね。

結局2時頃まで飲んでましたが、
今日日曜は、10時からジムに行き いつもどおりの
エクササイズ。

楽しく飲むためのジム通い ですから、これでいいのだ。





 

地ねた屋 参加

カテゴリー │イベント

昨夜は 月一居酒屋 地ねた屋 に参加しました。
これは、地元静岡県の食、酒、人、を楽しもう
という企画で、 中野さん や 小林くん が世話役になって
毎月開催している “怪しげな会”

場所は、浜松市中沢町にある、日替わりシェフによる
ランチを提供するコミュニティレストラン
てまえみそ さん。

“怪しげな会”というのは、ほんの冗談のつもりでしたが
挨拶で軽くジャブをふると、ある人からフックだストレートだと
鋭い突込みが返ってきたところなど、やはり“怪しげな会”
かもしれない(笑)

なぜ参加したかと言うと、しずおか地酒研究会の代表で
ライターの 鈴木真弓さん が、映画『吟醸王国しずおか』の
パイロット版の試写をするというので、かけつけた次第。


真弓さんは、この映画作りに懸けておられます。
撮影はすべて終わっているのですが、編集に時間と労力と
お金がかかるようで、各地で試写をして応援団を一人でも
増やしたい というのが彼女の願いのようです。


パイロット版には、貴重な映像が端的にまとめられていました。
磯自慢の名杜氏 多田信男さんの大吟醸麹造り。
撮影途中で亡くなった波瀬正吉さん生前最後のインタビュー。
世界で初めて撮影に成功した、山田錦の米の花が咲く瞬間。
他にも、静岡県の酒蔵の あの顔 この顔がいっぱい出てきます。

どこにでもあるプロモーション映画ではなく、人に焦点を当てた
構成で、しずおか吟醸とはなんぞや という命題に、ちゃんと
応えている。なにより、観たあとに 日本酒が飲みたくなる欲求に
かられる。これは素晴らしいことでしょう。
単なる酒飲みが観たからだ。 という意見もありますが(笑)

試写のあとは、本来のお酒と食事の宴の始まり。
この日のテーマは、映画に出てくる蔵の酒を飲み比べること。


磯自慢 別撰本醸造 21BY
若竹 特別純米 風香 21BY
初亀 特別純米 21BY
初亀 特別純米 原酒 20BY
喜久醉 特別純米 21BY

以上5点の日本酒が順に出たのですが、
注目は 初亀の2本の呑み比べ。

この映画に出てくる 初亀の新杜氏としてクレジットされている
西原光志さんは、現在志太泉の杜氏として活躍されています。
初亀の平成21年度の造りからは、その西原さんのもとで頭として
働いていた辻村和則さんが杜氏となっています。辻村さんは以前
高知県の蔵(土佐しらぎく)で杜氏をされていた実力者です。

で、初亀 特別純米 21BY は現在の辻村和則さんのお酒。
そして、私が持ち込んだ 初亀 特別純米原酒 20BY は
西原光志さんのお酒 というわけです。

面白いもので、明らかに味の線が違うんですね。
原酒のほうは一年以上冷蔵庫で寝ているという違いがあるものの
まったりとした旨みが、舌にまとわりつきます。
一方 21BYの純米酒のほうは、キリリとした軽快な辛口で
キレがとても良い。確かに、辻村さんになってから初亀の
レギュラー酒の日本酒度は、+6ぐらいと高くなっています。

出席された皆さんにも、その違いを理解いただけたようで、
人が変わると味が変わる という端的な例を実感されたようでした。


宴が終わり、バスで浜松駅まで着くと、金曜の夜恒例の
遠トリのストリートライブが始まっていました。
先日の御礼を言って、ラ・フィエスタをリクエスト。
相変わらず熱い演奏を繰り広げますね。

さて、『吟醸王国しずおか』の試写会が掛川で予定されています。

■6/27(日)掛川会場

 ●日時/6月27日(日) 15時~ 随時上映
 ●会場/<試写> 掛川駅前ターミナルホテル1階「駅前天国PACCHI」
  <はしご酒交流会>「さんぱち屋」「蔵」3店舗とも掛川駅徒歩3分圏内
 ●費用/1,000円 試飲・おつまみ付き
 ●申込/吟醸王国しずおかHPにて受付中 当日参加もOK

詳細は こちら をご参照ください。

さて、今夜は ジムの飲み会 初参戦です。
また何か面白い酒を持ち込もうかと思います。



 

天山金賞酒 入荷

カテゴリー │

佐賀の銘醸蔵 七田 でおなじみの天山酒造さん。

今年も 全国新酒鑑評会で三年連続の金賞受賞。
まだ40代の後藤杜氏は、元電器設備のエンジニア。
その仕事で天山酒造を訪れたのがきっかけで、蔵で
修行を積んで杜氏になったという、ユニークな人。 

能力とやる気のある人は、人生いつでもどこでも
リスタートが切れるものなんですね。



さて、その天山さんの 金賞受賞酒が入荷しました。
◆ 大吟醸 飛天山 金賞受賞酒 21BY  

ふくいくたる香りと金賞酒ならではの透明感と完成度の高さを
存分にお楽しみいただけます。

価格は、720mlで5250円。
金賞酒の場合、この価格が一般的です。

となると、先日の 地酒と音楽のイベントでお出しした
鯉川金賞酒は、1.8Lで4500円 カートン入りでも
5250円。 ちょっと破格すぎますね。

あのとき参加されたお客様から、本日 鯉川金賞酒の感想を
いただきました。

『あの酒はすごかったね。とにかく香りも味もキレも
 バランスがドンピシャだった。本当に4500円なの?』


まだ、お疑いのようです。(笑)

おかげさまで、大分と売れましたが、まだ少々ございます。
こちらもどうぞお見逃しなく。
◆大吟醸 鯉川 山田錦 金賞受賞酒 1.8L



 

うめだ酒の宴 今年で最後

カテゴリー │イベント

先日のイベントの司会は、もちろん私がやりましたが
今回は、あること を仕込んでおきました。

あること のきっかけは、某サロンでのジャズライブで
司会者でもあるH社長が携帯電話をマナーモードに と
アナウンスしていた時の事。

突然、社長の胸ポケットの携帯が鳴り出し、おもむろに
取り出して、『はいはい 今司会中だからあとにして・・』
としゃべり出したのです。
そして、一言。『皆様もご注意下さい。(笑)』

面白い 面白い こりゃ使えるぞ。
と、早速にパクらせてもらうことにしたわけです。

あらかじめ息子に、禁煙の話の次ぎに携帯の話をするから
そのタイミングでかけるよう、頼んでおいたわけです。

そして本番、見事に鳴りましたね。
グッドタイミングでした。

ところがです。

自分で仕込んだにもかかわらず、一瞬舞い上がってしまい
電話に出ることなく、気の効いたことも言えずに、あわてて
切ってしまったわけです。

シラケ鳥があたりを飛び回ったのは、言うまでもありません。

策士 策に溺れる とは まさにこのことです。
小心者が、慣れないことをしてはいけませんね。
もう二度としませんし、出来ません。(笑)



さて、浜松で懇意にしている酒屋さんが、今月末27日の
日曜に、日本酒の会を開催されるので、そのご案内です。

グランドホテル浜松の 聴濤館(ちょうとうかん)という
それはそれは豪華な 老舗料亭の大広間での酒の会です。

会費は1万円ですが、お料理のグレードと日本酒の質・量を
考えると、とてもお値打ちな会だと思いますよ。
それに、あの大広間を借り切っての宴会なんてなかなか出来る
ものではありません。非日常を楽しむという点でもお薦めです。

私も出席し、お客の立場で存分に楽しませていただくつもりです。

ところが、実はこの会 今年で最後になりそうなんです。
理由は梅田さんがお話になるでしょうが、とても残念ですね。
まだ経験のない方、最近とんとご無沙汰だなという方、ご友人や
ご家族をお誘いあわせていかがですか。 

お一人でも大丈夫ですよ。
司会者の くさい仕込み もありませんから(笑)

【うめだ酒の宴】

日時:平成22年6月27日(日)午後6時30分~
会場:グランドホテル浜松 聴涛館 2階大広間
浜松市中区東伊場1-3-1 TEL(053)452-8507
会費:お一人様一万円(チケット前売り)
主催:リカーショップうめだ 
TEL(053)434-2620   

詳しくはこちら




 

放送しました。

カテゴリー │FMハロー

本日の生放送で
杵屋邦寿さんの三味線と、遠州スーパーギタートリオの
アコースティックギターの協演。 
チック・コリアの ラ・フィエスタ をおかけしました。

フィナーレの曲で、最高に盛り上がった瞬間ですから
拍手と歓声も入り、臨場感のある見事なライブ演奏を
お届け出来たのではないでしょうか。

今日は、ディレクター嬢にお願いして、いつもより3分
ほど早いスタートにしてもらいました。たっぷりと、当日
の音をお聞かせしたかったからです。

遊びの達人 のタイトルコールのあと、邦寿師匠の『鷺娘』
をいきなり流すと、木曜のぶん屋さんの世界に飛んだような
錯覚を起こしたかもしれません。

当日お出しした酒の話に軽く触れて、次ぎにお聞きいただい
たのは、遠トリの伴奏でむつみさんがフランス語で歌う
『You and the Night and the Music』これをワンコーラス。

そして、最後にラ・フィエスタをノーカット6分半です。
私もスタジオで聞いていて、日曜日の感動が蘇るような
ゾクゾク感に背中が震えました。

でも、肝心のリスナーの方には、どの程度伝わったのでしょう。
非常に気になりますね。