大根踊り

カテゴリー │酒蔵

でたあ 農大名物 大根踊り 音頭取りは南部美人の久慈くん
なんと社長まで



 

社長と

カテゴリー │酒蔵



社長おめでとうございます。



 

スピーチ

カテゴリー │酒蔵

天山酒造の七田くんの登場
拍手喝采
なんとトイレの話し
考えた結果がそれかい




 

古酒

カテゴリー │酒蔵

樽酒で乾杯のあとは 弥市くんが生まれた年に造った37年古酒
旨い



 

鏡開き

カテゴリー │酒蔵

もちろん開運
そして乾杯



 

披露宴スタート

カテゴリー │酒蔵

弥市くん 彩子さん
おめでとう



 

結婚式

カテゴリー │酒蔵

掛川グランドホテルにていよいよ始まります。
日本酒業界の有名人がいっぱいです。



 

弥市くんの結婚式

カテゴリー │業界の話

本日は 開運専務の土井弥市くんと、彩子さんの
結婚式です。

お日柄もよく と言いたいところですが、あいにくの
雨模様。それでも、300人近い出席者が集まる
ようですから、お祝いの熱気で、雨など吹き飛ばして
くれることでしょう。

蔵元 酒販店 開運ファン 賑やかでしょうね。

昨夜は、その前祝 でもありませんが、本日の式で
蔵元代表としてスピーチをする 某酒蔵の社長と
お二人の愛のキューピット役を果たした、某酒蔵の
専務、そして某地酒コンサルタントの4人で飲みました。

仕事がいろいろとたまっているので、一次会だけの
つもりが、カラオケに行きたいと誰かが言うもので
またまた行ってしまいました。 意志薄弱・・

今日は今日で、当店には珍しい業態のお店が
オープンするので、その納品へと今から出かけます。
そのお店とは、元ハマラジのオーナーが開く レコード
とCDの販売店を併設した バー。

根上り松に 6/2正式オープン。
屋号は ビスケットタイム
また、ブログで紹介します。

では、結婚式の模様は随時 携帯からアップします。
お楽しみに。




 

正雪 知事賞酒が入荷

カテゴリー │

3月に行われた 静岡県清酒鑑評会・吟醸の部で
栄えある知事賞を受賞した 正雪の大吟醸斗瓶取りが
いよいよ入荷しました。



ブログでは4月中に入荷 としましたが、1月遅れで
の入荷です。

ちなみに、同じく首位だった(一つの蔵が両部門を同時
受賞できないので、公式的には磯自慢) 純米の部のお
酒は、秋口まで寝かせるそうです。

私が 静岡市の公開きき酒会で口にしたあの感動
そのまま瓶詰めされているとお考えいただいて結構
です。

あのときは生の状態で利いたのですが、丁寧に瓶燗
それもパストライザーで瞬時に冷やす手法で火入れ
をしてありますから、香りも味の広がりも遜色ない
ものと断言できるでしょう。

もろみを袋に入れ吊るし、雫を取った日本酒の芸術品
とも言える、斗瓶取り大吟醸です。

残念ながら、注文数の半分しか分けていただけません
でしたが、父の日のプレゼントとしても、ガツンとした会
に持ち込み周囲を黙らせる1本 としても、様々な用途
でご利用いただけることでしょう。

全国新酒鑑評会の金賞酒とは違う
価値観の日本酒が
静岡県には確かにあるのです。


◆正雪 大吟醸 斗瓶取り 静岡県知事賞受賞




 

全国新酒鑑評会の話を

カテゴリー │FMハロー

本日の RADIO-H は、 全国新酒鑑評会 のお話
をしました。

5月20日に発表された平成22酒造年度の全国新酒鑑評会
入賞酒。

静岡県からは 開運・土井酒造場が金賞を受賞しました。
かつては10蔵が金賞を受賞した静岡県ですが、近年は
金賞を取る比率がとても低くなっています。

今年は15蔵中6蔵が入賞するも、金賞は開運の一場のみ。
去年は 志太泉だけでしたから、数年前までの3~5場の
趨勢からみても、確かに少ないです。

これには理由があり、静岡県独自の判定基準で行われる
静岡県清酒鑑評会なるものがあって、そちらに力を入れて
いる蔵が多いということと、両方に出品する蔵も、静岡酒の
特長である 低い酸 穏やかな香り グルコース濃度の低い
モロミ造り という点で不利になってしまう。

他県の趨勢を見ると、東北の蔵 特に岩手、宮城、福島の
金賞率が異常に高い。岩手は6/8 福島は19/25 宮城に
いたってはなんと16/17 という驚異的金賞率。

詳しくはこちら

鑑評会の審査は あくまでもブラインドですから、情実の
入る余地は全くないはずです。

私が言いたかったことは、ここからです。

では、金賞が多い東北の酒造りが良くって、少ない静岡県
の酒造りは劣っているのか?

答えは NO です。

お酒には2種類あります。
飲む酒 と 利く酒

鑑評会に出されるレベルのお酒は、まさに利く酒。
多くの酒を短時間で判定しなければならない審査員を
納得させるには、インパクトの強いものであることは
必要条件。

彼らは呑まずに吐きますから、香りも味わいも当然
アグレッシブなものになり、欠点を出来る限り隠した
ものが、例えそれが個性であったとしても、求められます。

その観点で言うと 静岡県の鑑評会で利いた酒は
飲む酒でもあります。全国に比べるとインパクトは弱い
かもしれないが、飲み疲れないというか、何倍でも
飲めてしまう。

そんな話をしました。

でも、最後にちゃんとフォローしておきました。
だからと言って、全国で金賞を取ることは、技術の研鑽
という点において素晴らしいことだし、多くの蔵が金賞を
受賞した東北の蔵は、懐が深くやはりすごいです。
静岡と全国の両方で結果を出した 開運さんもね。



音楽は、宮城県気仙沼市出身のシンガー 畠山美由紀
さんのアルバムから1曲  浜辺の歌 を。

試聴はこちら


 

本日はラヂオの日

カテゴリー │FMハロー

本日はすっきりと晴れました。
ただ、このお天気は持たず、明日からは曇り空とか。

弥市くんの結婚式の土曜と、ジャズと地酒のイベント
の日曜。 雨が降らなきゃ良いのだが。

さて、本日は週に一度のラヂオの日。
予定している話題は、全国新酒鑑評会のことと、
復興の狼煙ポスタープロジェクトのこと。

静岡県という、ある意味 “特殊な環境”で地酒ビジネス
をしていると、鑑評会に対する捉えかたも、独特のものが
あります。 そんな話をしてみようと思います。

音楽は 畠山美由紀さんのアルバムから。
気仙沼出身の彼女は、各地で復興ライブを行って
いるようですが、最近は地元に帰って、避難所となっている
学校や市役所でも歌ったそうです。



きれいな方ですね・・
で、何をかけようかと思案しているのですが、唱歌の
浜辺の歌 がアルバムにあるので、それを聞いて
いただくつもりです。

現地の浜辺は もう昔の浜辺ではないのでしょう。
でも、いつか必ず元に戻る その日を信じて・・・

私が出るのは、お昼の12時10分から。
どうぞよろしく。
FMハロー  76.1MHz 
http://www.fmharo.co.jp/



 

持ってる

カテゴリー │鑑評会

今年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞した
開運 土井酒造場さん。

持ってる と言う言葉はあまり好きではありませんが
 やはり 持ってる のでしょうか。

波瀬正吉さんがお元気なころは、7年連続で金賞を
受賞されてたわけですが、お亡くなりになった翌年の
昨年は、入賞すらしなかった。

で、今年はまさに8人の蔵人さんたちの試金石となる年。
そこで、ちゃんと結果を出されたわけですから
波瀬さんの技術とマインドは脈々と受け継がれている
そのことを、世に証明したわけです。

さらに 今週末には 弥市専務の結婚式があるのです。

『落ちてたら、しょぼんとするとこでした・・』

とはご本人の弁。
仕事と、人生の節目である華燭とは別の話。
というのは建前であって、蔵の後継者としての本音
かもしれませんね。

さて、その金賞を受賞した出品酒と同じタンクから
詰められた 波瀬正吉斗瓶取り大吟醸が、当店の倉庫に
設置してあるリーチインクーラーに大切に保管されています。



このリーチインは、旧店舗で使っていたものを、今の店を
建てたときに、そのまま倉庫の冷蔵庫として活用している
のですが、氷温管理と在庫管理がしやすく、とても便利です。
設置後23年も経ってますが、まだまだ元気に動きます。

室内の温度は、だいたい-2℃ぐらい。
サーモの関係で、0~ー5℃の間を行き来しています。
震災後、照明などで節電に努めていますが、プレハブ冷蔵庫
も含めて、酒屋の生命線である冷蔵設備だけはアンタッチャブル。

6月になると、 金賞受賞酒としての大吟醸が入荷しますが
生のままで楽しむのであれば、この斗瓶取りです。
◆開運 波瀬正吉 大吟醸 無濾過生斗瓶取り 首-6 22BY (1.8L)
 
静岡県で唯一の金賞酒 の元となる大吟醸です。



 

日本酒で漬ける梅酒

カテゴリー │

梅酒用の青梅が、そろそろ出始めました。

本場紀州の南高梅を作っている農家さんの
情報では、今年は3月の低温のためか、例年
より1週間ほど収穫が遅れているそうですが
物自体はしっかりとしていて、量も例年並みに
採れそう とのことです。

米と同じで梅も農産物ですから、毎年毎年条件は
変わります。 去年はあまり採れなくて、梅酒用の
お酒も売れなかった記憶があります。

さて、今年はどうでしょうか。

ホワイトリカーやブランデー、芋や麦などの本格焼酎
で漬けるもよし。 ちょっとマイルドな梅酒を漬けたい
のなら、日本酒で漬ける という手もあります。

ただし、果実酒を漬ける場合のお酒は、アルコール分が
20度以上のもので漬けること。 という酒税法上の決まり
があるので、普通の日本酒で漬けてはいけません。
それに、アルコール分の低いものだと、美味しく漬かりません。



そこで 今年も入荷しました。

◆若竹原酒 梅酒用

日本酒で漬ける梅酒は、雑賀梅酒をはじめ
当店の品々が証明するように、とてもまろやかで
日本酒の臭みなども全くありません。

一年熟成させるも良し、梅に2、3本シワが付いたら
引き上げるも良し、様々な味わいの梅酒を楽しめるのが
自家製の良さです。

店頭には、去年梅が不作だっため売れ残った品を、
少しお安くして並べてあります。
倉庫の片隅で箱に入れて保管してありましたから
品質的には全く問題ありません。
日本酒というのは、製造年月日(正しくは出荷月)が
表示されているので、こういう処置が必要とされます。

普通に飲む日本酒なら、氷温冷蔵で保管するので、むしろ
去年のお酒なら美味しい場合もあるのですが、梅酒用
ともなると、いたし方ありませんね。

お値打ち品は数本ですから、お早めに。


◆若竹原酒 梅酒用



 

全国新酒鑑評会 と 日本酒講座

カテゴリー │日本酒教室

本日 平成22酒造年度の全国新酒鑑評会
入賞酒の発表がありました。


当店がお付き合いしている蔵で
金賞の栄誉に輝いたのは東から順に

上喜元  酒田酒造さん
白露垂珠 竹の露酒造さん
澤姫 井上清吉商店さん
開運 土井酒造場さん
南 南酒造場さん
天山 天山酒造さん


おめでとうございます。 拍手

土井さんは、静岡県から唯一の金賞受賞。
来週、専務の弥市さんの結婚式が控える中
その前祝ともなる受賞でいらっしゃいます。
波瀬さんがお亡くなりになって、初の受賞。
喜びも、ひとしおでしょうね。

竹の露さんは、三年ぶりの金賞受賞です。
相沢社長のお話では、今年は何が何でも取るべく
準備を入念に行い、見事にある対策が功を奏したとか。

ある対策とは?
それはですね・・・・
ここでは書けませんが、なるほど なるほど
そうやって、審査員の官能にチャレンジし結果を
出したんですね。お見事です。
とても興味深いお話を聞けました。

天山・七田 の天山酒造さんは、去年に続いての
連続受賞。もうすっかり常連さんですね。
七田社長のお話では、今年は香りを低く抑えたので
ちょっと難しい と思っていたとか。

いずれにせよ、皆様おめでとうございます。


さて、昨日は 日本酒講座がありました。
『知る・飲む・愉しむ日本酒講座』 製麹 って何?   

先月は 麹とはなんぞや でしたが、今月は製麹(せいぎく)
の工程について、お話をしました。

試飲タイムは 5種類のお酒を。
テーマは 夏用の日本酒。


右から提供順に
開運 遠州の四季 生ざけ
七田 夏純 一回火入れ
開運 特別純米 涼々
初緑 夏純吟
獺祭 純米大吟醸 遠心分離 磨き三割九分おりがらみ生 


遠州の四季 生ざけ
 
生生の特別本醸造で、原酒ではないので、軽快な
口当たりと綺麗な旨みが両立した
とてもリーズナブルな価格のお酒です。

七田 夏純
香りは控えめで、酸もかすかに感じるものの
すべるようにスムースに、旨みの広がるタイプでした。
この日の中では、もっとも純米酒らしいお酒と言えます。

開運 特別純米酒 涼々 
キリリとした酸と、爽やかでおっとりとした旨みの
広がりを感じました。この日の一番人気でした。

初緑 夏純吟 
今年は、香りがセーブされています。アルコール度数も17度と
ほぼ原酒に近いので、前半 軽快 後半 どっしり という印象
を覚えました。 キレは非常に良くなりました。

獺祭 純米大吟醸 遠心分離 磨き三割九分おりがらみ生酒 
山田錦を39%まで精米し、遠心分離機で搾り おりをからめる
という非常に手間のかけたお酒です。
ある生徒さんの、カルピスみたい という感想は、一面を突いて
います。綺麗な甘みと白く濁った色からおっしゃったのでしょうが
デザート酒的な使い方をすれば、とても楽しめると思います。


人気投票 
と言っても 自腹を切って買うならどの酒にしますか? 
という設問では 開運の涼々に4票 他は1票ずつの
支持を得ました。 どの酒も はずれはない という
ことが証明できたと思います。

来月は 國香の松尾杜氏をゲストに迎えます。



 

ファイト!日本

カテゴリー │

ファイト!日本 義援金プロジェクト のお酒が
入荷しました。

静岡県は由比町の 英君さんの特別純米酒です。

◆英君 特別純米酒 袋吊り雫 22BY
 ファイト!日本 義援金プロジェクト




日本酒義援金プロジェクト参加商品です。
1本につき500円が、日本酒造組合と
日本赤十字社を通じて、東北の被災された
酒蔵を支援する基金、その他に寄付されます。

通常の価格より高くなっていますが、酒蔵、酒販店、
料飲店、消費者がそれぞれ義援金を負担し合う
という考え方に基ずくものです。

料飲店様には、お客様に提供する場合に活用いただける
イメージキャラクターのシールがお酒1本につき 12枚
付いています。 こんなシールです。



活用されるされないは、お店の自由でが、このシールは
日本酒義援金プロジェクトのイメージキャラクターで
『さかずきん』と言います。


こんな売りにくい商品をわざわざ仕入れて、どうするんだ・・・
というもう一人の自分がいることは、否定しません。

ただ、何も被害を受けていない地に住んでいて
一体何が出来るかと日々考えて生活していると
資産も資金もない酒屋風情には、日常の仕事の
中で出来ることが一番身の丈に合っている 
と考えました。

ストレートに義援金を寄付する。
それはそれで、良いと思います。 
実際、それもやりました。

ただし、一回寄付して終わり では、今度の被災
には焼け石に水。少しずつ長くやることが肝要。
ではないでしょうか。

そこで、あるベーシストさんのブログで紹介され
ていたのですが
こんなポスター
を造って支援している人もいます。


復興の狼煙(のろし) ポスタープロジェクト

義援金ではありません。
地元の広告人と東京のカメラマンが作ったポスターです。

ありのままの姿と、ありのままの一言が 記されています。
その表情は、明るくもなく 暗くもなく ただ一点を
見つめている。
その表情を見ていて、すぐに購入しました。

これ、ポスターを売って義援金に回す。
というプロジェクトではありません。

日本中至るところに、このポスターを貼って
皆が忘れずに居る それが目的だと思います。



今 かたやま酒店のレジ横に掲示しています。
13種の写真があるので、欲しい方に実費で
お譲りしています。
1枚約400円が実費ですが、そのお金は
義援金箱に入れていただきます。
ですから、400円以上ならいくらでも結構です。

こういうものは、ただでもらったのでは、全く
意味がありません。
大切に掲示して、一人でも多くの人に見て欲しいのです。

お酒と一緒に梱包も可能です。






 

今日のラヂオは

カテゴリー │FMハロー

今日のラヂオは
義援金付きの日本酒について。



まずは 南三陸町を応援するお酒
 鯉川 純米吟醸DEWA33 生酒  の試飲から。

パーソナリティの赤堀さんは、米由来の甘さが
気に入られた様子でした。

もう一本は 例の ファィト!日本  という
タイトルのプロジェクトがらみのお酒。

当店も参加することにしました。
詳しくは 明日のブログで。

音楽は マリテスのアルバムから 「The Gift」 
リカード・ボサノヴァ というタイトルもあるこの曲は
彼女の得意なナンバー。 ライブでも必ずと言って
良いほど歌います。 ここでは8ビートのラテンタッチで。
キリッとしたアレンジは
彼女の別の魅力を引き出していました。




 

開運 黒札

カテゴリー │

岩手や宮城のお酒は今、すごいことになってます。
注文しても早くて1ヶ月待ち、物によっては、来年まで
お待ち下さい・・ なんてのも。

これじゃ 応援したくても出来ないよ。

とお思いのあなた。 大丈夫です。

何も現地の酒を買って飲むだけが、支援とは限りません。
被災地に回す義援金付きのお酒もあれば、義援金など
関係なく、普通に流通している酒だってたくさんあります。
まあ ほとんどの蔵がそうだと思いますが。

日常を いつもどおりに つつがなく過ごし 経済を回す。

それも、りっぱな支援です。
でも、もし義援金を出す機会があれば、少量ずつでも協力し
なによりも長く続けましょう。
まだまだ復興への道は険しいでしょうから。

開運から いい娘(こ) 入りました・・・
違った  いい酒 入りました。(・ω・)\バシッ

◆開運 黒札 純米吟醸生酒
開運では珍しく黒いラベルが貼られているので 通称“開運黒札”



オール山田錦で醸した純米吟醸の生酒で、夏に楽しむために
原酒ではありません。

生酒らしく溌剌とした香りがふくよかに立ちます。
口に含むと、一瞬練れたような風味を感じますが、やがて軽快で
きれいな旨みに転化し、静かに広がります。

後口に辛さを残しつつ、すっとキレる様が心地よいですね。

最近、東北や山口、佐賀の酒などばかりを試飲していたので
久しぶりに 開運を口にすると、なんともホッとします。

この季節の限定商品につき、お早めにご注文ください。
去年より仕入れ数を増やしたので、すぐになくなることは
ありませんが、なぜかまとめて注文されるお客様の多い品
につき、素早いアクションにて お願いいたします。

こちら



 

義援金付き日本酒

カテゴリー │

東北の震災にからんで支援する動きは、各所で
かまびすしい ですが、日本酒の業界でもいろいろと
あります。

獺祭の旭酒造さんが、毎月売上の1%を日本赤十字社
を通じて送金しているという話は、以前にも触れま
したが

ファィト!日本 
というタイトルのプロジェクトもあります。
日本酒を飲むことで義援金を皆で負担し元気になろう
という企画です。

酒蔵 酒販店 料飲店 飲み手 がそれぞれに義援金を
分担して負担するというシステムで、蔵元が事務局から
義援金として500円のシールを購入し、1升瓶に貼り付ける。

酒販店は通常より400円、飲食店は300円高く仕入れて
それぞれ100円ずつ負担し、残り(一升200円、1合あたり
20円)を飲み手 つまり消費者が支払う仕組み。

集まった義援金は業界団体の日本酒造組合中央会などに
送り、被災した蔵元の支援などに充てる。 というもの。

残念ながら当店が取引している蔵は、まだこのプロジェクトに
参加していないので、いまのところ登録はしていませんが、
今後参加蔵が増えてくると検討してみようと思っています。



一方、蔵独自で義援金付きの商品を販売し、既に実績を
上げているところもあります。

山形県は庄内町の鯉川酒造さんでは、純米・南三陸庄内の風
という純米酒を2000本以上販売し、40万円を既に送り届けた
そうです。

庄内町が 宮城県の南三陸町と昔から友好都市の関係にある
ための支援で、南三陸町と言えば、1000人を超える町民の方が
安否不明、10000人が避難生活を強いられている最大被害地の
一つ。

で、早速に その鯉川を仕入れて販売しています。
店頭には こんなポスターも掲示しました。



皆さん興味がおありのようで、義援金付きのお酒下さい。
というお客様が非常に多いです。

今回義援金付き商品として仕入れたのは、
◆鯉川 純米吟醸 DEWA33 生酒
1.8L1本につき100円、720mlは50円が庄内町から南三陸町へ
直接手渡されます。 この商品は、ファィト!日本 のプロ
ジェクト商品と違って、義援金負担は蔵元さんが100%。
ですから、小売価格への上乗せはありません。

それぞれが負担をしてこその義援金 
という考え方もありますが
長く続けるには、こういう商品があっても良いのではないでしょうか。



肝心のお酒ですが、鯉川の地元 庄内町産の出羽燦々を50%まで
磨き丁寧に醸した純米吟醸の生酒です。

香りはこの蔵らしい、米由来のアミノ酸を連想させる穏やかでぬくもり
を感じさせるマイルドな清香。口に含むと、酸は低く柔らかな旨みが
広がり純米吟醸生酒と言えども、華やかなそれではなく、人の温もりを
意識させる、妙味のある個性です。 1.8Lで2650円はとてもお値打ち
だと思います。

是非 お買い求めください。
そして、南三陸町への支援にご協力ください。
こちら


 

けんか山

カテゴリー │ご来店

本日ご来店のお客様。

数日前にネット検索でお越しいただき、日本酒を
お買い上げいただいたのですが、今度は奥様を
お連れになってのご来店。

友人に祭りに誘われており、今から車で行くのだが
ひいては静岡県のお酒を持参したい。
なにか良いのを・・・ というご所望。

こういうご相談には、俄然力が入ります。
ご予算や本数、先様のシチュエーションを鑑み

初亀純米吟醸 と 開運純米吟醸誉富士 の
2本縛り と相成りました。


そして、のし紙をお付けする段になり、驚きましたね。

上書きに指定された文字は なんと

祝 伏木曳山祭

おおぉぉぉ 知ってる人は知っているが
知らない人は 何?それ という祭り。

そう あさって5月15日は、私の父のふるさと
富山県高岡市伏木の けんか山 の祭りの日。
なんと、そのお客様は その祭りに誘われて
浜松からお車でお出かけになるのでした。

私は 懐かしいやら びっくりするやらで
いろいろと伏木の話をしました。

実際のところ、住んだ経験はないのですが、子供の
頃から幾度となく訪れ、今でも年老いた母と兄が
住んでいる、いわば 私のルーツの地。

伏木曳山祭 けんか山 とは こんな祭りです。



しかし なんで浜松まつり 中止にしたかなあ・・・
つくづく 悔やまれる。




 

氷温熟成 夢の跡は美味しい

カテゴリー │

山形県鶴岡市の酒蔵 白露垂珠(はくろすいしゅ)の竹の露酒造
さんから、新商品の案内がありました。

◆白露垂珠 特選純米 出羽の里60 氷温熟成
と、チラシには記されてあります。

出羽の里60  なんか聞いたことあるなあ。
でも、すぐには思い出せません。

こんな時 ブログをやっていて良かったあ と思います。
ブログにある ブログ内検索に 出羽の里60 と入れて
検索をかけると、こんなタイトルのページが出てきました。

夏に愉しめる 軽快美味な生酒
そうそう すっかりと忘れていました。
去年の7月に、数量限定で入荷したお酒
◆白露垂珠 純米吟醸生酒 出羽の里60 21BY
最初試験的に仕入れたところ、すごく評判がよく、追加注文し
結局24本いただいたのですが、それでおしまい。
蔵では 1.8Lで100本しか出せなかった、いや出さなかった
実験的なお酒だったのです。

出さなかったのには訳があります。
このお酒は本来、生で出すのではなく一回火入れをして
夏にスルスルと軽快に、でも美味しく飲んでいただくためのお酒。
それも、豊潤な旨みを出すため、1年間氷温で寝かせてから
出荷しようと計画されていたからです。

で、今年になって 案内されたのが、
◆白露垂珠 特選純米 出羽の里60 氷温熟成
一回火をかけて氷温冷蔵庫で瓶貯蔵。
夢の跡が、見事な 豊潤淡麗美酒に育て上げた
というわけ。

香りは、とても落ち着いた中に、かすかに果実様の芳香が
広がります。

鼻に抜ける香りも、とても爽やか。なめらかでとろけるような
舌触りと熟成による豊かな旨みが感じられ、それは熟し香など
では決してなく、淡麗に広がる軽快なもの。

そして、きれいに引いていくのど越しが素晴らしい。
精米歩合60%ですが、味の多さや雑味とは全く無縁。

去年生の段階では、純米吟醸として出され価格は2587円(税込)
今年は、特選純米として発売され 価格は2625円(税込)

うん? 純米吟醸が純米になって 高くなったの?

とお思いでしょうが、これで良いのです。

この蔵の考え方は、瓶に生のまま詰めてすぐに出荷できる酒と
わざわざ火入れという作業をして一年間電気代のかかる氷温
冷蔵庫で寝かせたお酒が、同じ価格というのは、経済理論的に
矛盾する。 美味しくするために経費をかけたのだから
高く買っていただくのは当然。むしろ生が安すぎるのです。

純米吟醸を特選純米表記にするのは、ある意味良心的。
生のときは純米吟醸らしい香りが特長。
一方、火入れをして寝かせることで、味わいの深さが売り。
ですから、あえてその特長が伝わり易い純米表記にした
というわけ。
酒税法上は精米歩合60%ですから、どちらでもOKなわけです。

竹の露の相沢社長の 名より実をとる という考え方
好きですねえ。

なお、タンク2本分が商品化されているので、蔵の在庫は
たっぷりとあるそうです。 是非一度お試し下さい。



ご注文はこちら