静岡県地酒まつり 申し込み

カテゴリー │イベント

東京で行われる、静岡県地酒まつり のチケット予約が
いよいよ明日から始まります。

今年から土曜日開催となり、私は行けませんが、興味のある方は
どうぞお出かけ下さい。3000円で、静岡県の地酒(大吟醸も含む)が
好きなだけ楽しめるなんて、とってもお得です。

第10回 静岡県地酒まつり IN TOKYO

 日時  ●平成19年9月15日(土) 午後1時30分~4時30分
 会場  ●東京国際フォーラム 地下2階B2 展示ホール2
      東京都千代田区丸の内3-5-1
      
 入場料 ●3,000円(税込)
      前売り券のみの販売
      発売開始は 8/1 午前9時より
      取り扱いは、静岡県酒造組合 もしくは参加蔵元
 
 参加銘柄●萩錦・君盃・臥龍梅・正雪・英君・初亀・杉錦・磯自慢
      志太泉・開運・千寿・喜久醉・出世城・花の舞・高砂
      若竹・富士錦・富士正・萩の蔵・白隠正宗

◆主催/静岡県酒造組合 静酉会
 お問い合わせ先は 
    静岡県酒造組合 電話054-255-3082
             (月~金 午前9時~午後5時)

今年から、東京駅や有楽町駅からすぐの 国際フォーラムに会場が
変わりました。地方から出かける人には、とっても便利になりましたね。
毎年、すぐにチケットが完売となるイベントですので、興味のある方は、
静岡県酒造組合宛へ、8/1(水)にお申し込みになることをお奨めし
ます。



 

青森の地酒 駒泉

カテゴリー │

駒泉(こまいずみ) という銘柄の地酒が入荷しています。



この蔵のお酒は、当店では初めて取り扱う銘柄です。

青森県の盛庄酒造店から入荷した、この無濾過の純米吟醸は、

たまたま試飲をして一発で仕入れた品。

良い酒は、決断も早くなるものです。 

今回入荷の品は、青森県でも有数の腕を持つ南部杜氏 

森田卓次氏による快心の純米吟醸生原酒です。

青森県産の酒造好適米「華想い」を55%まで磨き、

青森県産酵母で丁寧に醸したこの純米吟醸生原酒は

香りがフルーティなれどもくどくなく、とても爽やかに立ちます。

口に含むと、トロリとした無濾過生原酒ならではの

豊かな甘みと上質のコクを感じ、鼻に抜ける香りは

さっぱりとした優しさを伴う、デリシャスりんごにも似た芳香。

後口は、心地よい酸を残しながら、綺麗にキレていきます。
 
この 何かを残しながらキレるというのが、良いお酒の証。

一見濃厚のようで、しなやかな旨みを持つこのお酒は

青森という風土が生むのでしょうか、その爽やかな個性は秀逸です。

このお酒はこちら




 

ザ・リアル・グループ の番組観ました。

カテゴリー │テレビ番組

ザ・リアル・グループ BS-2の番組を観た。

とても素晴らしかったのだが、

デビュー後25年を経た彼らは、既に円熟の段階に

入っているようにも見受けられた。

新たに加わったソプラノの彼女は、まるで最初から

いるかのような落ち着きを見せていたが、

前メンバーのマルガリータ・ベンクトソンに比べ

パンチ力に欠けるかな というのが、素直な感想。

ハーモニーも、過去のライブ映像に比べ、キレがもう一つ

のような気がしたのは、私だけ?


過去のライブは
You Tube でご覧下さい。


それでも、とても良かったですよ。


 

ザ・リアル・グループ

カテゴリー │テレビ番組

スウェーデンのヴォーカル・グループ 『ザ・リアル・グループ』
が5月に東京・名古屋・大阪の3箇所で日本公演を行いましたが、
その来日の機会を利用して、NHKのスタジオで歌ったようです。



彼らはクラシックからポップ、ジャズまで、多彩な音楽のセンスと
良質のハーモニーの演奏を聴かせる、現在間違いなく世界最高峰の
アカペラグループであると言えるでしょう。

そしてその番組が本日、BS-2 で放送されます。
BS-hiでは既に放送されたようですが、わが家では
ハイビジョンが見れないので、今日の放送を心待ちにしています。

7/27(金)22:30~23:35
NHK-BS-2 「驚異のアカペラ ザ・リアル・グループ」

アカペラの原点は、“声を合わせてハーモニーをつくり歌う”
ことにあるとすると、その原点に忠実な彼らは、
人の声だけでヒーリングとメッセージを伝えるエンタティナー
とも言えるでしょう。

彼らのアカペラコーラスは、とにかく素晴らしい。
生で聴いたことがないので、あまり大きなことは言えませんが、
今日の放送は絶対に見逃せません。

メルマガでも約5年前に彼らのことを紹介しています。
http://www.japan-net.ne.jp/~katayama/link02/03jazz/jazz.html9.htm#real

彼らの音楽を、“5人”ということにひっかけて、
“勝駒”のよう・・
と喩えているのは、手前味噌にもほどがあると、
過去の自分に苦笑してしまいました。



 

荷造り完成

カテゴリー │酒屋の仕事

奥さんが夜なべをして、梅酒100本の荷造りを完成させました。



伝票と商品を確認して、間違いありません。完璧です。(拍手)

1.8L瓶の梱包は、比較的簡単です。

やっかいなのは、720mlとか900mlのサイズ。

各社、瓶の高さや太さなどの形状がまちまちで、

効率よく一つのダンボール箱に入れるのは、

まるでパズルのような作業で、とてもO型の私には出来ません。

流石にA型だけあります。(関係ない?)

ですから、当初13個口の予想でしたが、なんとか12個口に

納めることができました。

当店は、一回のご注文につき、何個口でも送料は同じ。

つまり、1個口分しか請求は致しません。

ですから、残りの11個分はこちらで送料を負担するシステム

ですので、1個でも減らすことができると、経費の節約になります。

それならいっそのこと、

 いくら以上は、送料無料にすれば良いではないか。
 そしたら、もっと注文が増えるのでは・・


と思われる方もいらっしゃるでしょう。

現実、そうしているウェブショップはたくさんあります。

でも、当店はそれをしません。

送料を払ってでも、当店の品をお買い上げいただくことに、

価値を見出していただきたい。


という思いがあるからです。

そのためにも、いい加減な商品とか、プレミアム価格の品とかを

販売することは出来ません。

そしてこのことが、酒屋としてのアイデンテティを自覚することに

繋がるのです。



 


 

シンプルな注文

カテゴリー │酒屋の仕事

当店は、全国の梅酒を飲ませるお店から注文が入ります。

新規にオープンする場合は、一回で30から50本ぐらい

お送りしたりしますが、今回注文のファクスをお送りいただいた

某お店は、一回でお送りする本数の新記録かもしれません。



注文書はいたってシンプルでした。

いつもなら細々と 何々の、容量が何で、何本 という具合に

ぎっしりと記されているのですが、今回は数行のみ

手書きで書かれてありました。

読んでみると、 

『全部の品を各1本ずつお願いします。1.8Lがあるものは
 1.8L優先でお願いします。』

文章はシンプルですが、当店は100種類の梅酒の品揃えを

しているわけですから 100本の注文かあ・・・

念のため、お電話で確認すると、間違いではありませんでした。


さあ大変です。

伝票を起こすのに、30分かかりました。

全部で、13個口になる模様です。

うちの奥さんは、もう荷造りにかかりっきり。



通常の配送もあるわけですから、時間との戦いです。

たまたま本日は、通っているフィットネスクラブの休みの日ですから

残業をしてもらいます。 

もちろん、サービス残業です。(笑)



 

松尾杜氏ご来店

カテゴリー │ご来店

國香の松尾社長(杜氏) がご来店。

社長自ら、商品の配送をしていただきました。

遠いところ、ご苦労様です。



最近、店も配達もネットも、國香を指名買いされるお客様が

めっきり増えてきました。


取引を始めた十年前のことを思うと、隔世の感があります。

当時から良い酒ではあったんですが、知名度の無さからか

最初はホントに売れなかったですからねえ。

ちょうど、北海道のお客様から、ネットでご注文をいただき

その荷造りをしている最中でしたので、その注文書のコピーを

松尾さんにも見ていただきました。

『國香特別純米酒 大変おいしくいただきました。
 根室は昨日20度を超える暖かい日でした。
 お祭りが終わるまで夏のような日が続きます。』

こんなうれしいコメントを添えて、ご注文いただくのですよ。

根室にも、確かに國香ファンがいらっしゃるという事実を

お知らせできて、私も満足です。



さて、そんな國香ですが、今でも某有名銘柄と抱き合わせで

販売している酒販店が、何店舗かあるんです。

ある意味、國香を抱き合わせの選択肢に入れるというのは、

良心的とも言えるのかもしれませんが、果してどうなんでしょう。

売り方は自由ですから、私がとやかく言うことではありませんが・・。



松尾杜氏がおっしゃるに、今年も純吟と純米がかなり逼迫している

ようです。 秋以降には、アイテムによっては、品切れになるかも

しれないとのこと。

新酒待ちとなると、12月のクリスマス頃まで待たなければなりません。

そんな事実を聞くと、なおさら 抱き合わせで売られることに

釈然としないものを感じてしまうのです。





 

漫画サンデーに 呑み切り一番

カテゴリー │

業界関係者からの情報により、本屋で漫画本を買う。

漫画本なんて、久しぶりである。

実は 本日発売の 漫画サンデー ホロ酔い酒房 にて

開運の 呑み切り一番 が テーマになっているとか。



長尾朋寿・作 野上ヒロノブ・原案 のこの漫画は

日本酒業界の実在の人物が出ることで、存在は知っていたが

普段 漫画本を目にする機会がないので、わざわざ本屋まで

買いにいくこととなった次第。

さて、289回 呑み切りの酒 では、いきなり 開運の

土井酒造場・五代目 土井弥市君が登場する。 



そして、彼が酒場に持参した酒が、

「呑み切り一番特別純米酒」

かつおの刺身に合わせています。

漫画の主人公は、呑み切り一番とかつおを一緒に口にして一言

旨めえー と、夏の涼やかな夜風に吹かれて 恍惚の笑み。

最後のシーンは、

  夏の夜長に呑み切りの酒 ちびりちびりいきましょ!

という言葉で締められていました。


ただし現実はちよっと違います。

今年の 呑み切り一番は、10月1日に発売されるのです。

選定作業も、8/8に蔵へ赴く予定ですので、まだ行われていません。

でも、冷蔵庫には、去年の 呑み切り一番がまだあります。



1年近く寝ているので、味にふくよかさが出ていて、きれいな

口当たりはそのまま。

これは本当に 旨めえーぞ。



 

スパークリング梅酒

カテゴリー │

雑賀梅酒でおなじみの、和歌山の九重雑賀さんから、新商品の
サンプルが届きました。

その名も、雑賀スパークリング梅酒 500ml 1260円


雑賀の梅酒を、瓶内2次発酵させた スパークリング梅酒で、
リキュールとなる梅酒を発酵させたため、酒税法上の分類は
雑酒となります。

シャンパンと同じように、瓶内2次発酵させただけあり、
ガス圧が高いのが特徴。

ですから、スクリューキャップの栓を開けるときは、一気に開けずに、
少しづつまわすようにして開けなければいけません。

グラスに注ぐと、細かい泡がいつまでも持続されます。
(そのあたりが、ウメッシュのように後から炭酸を加えたものと
の違いかな。)

一口ふくむと、梅酒の風味と甘さが、まず広がりますが
やがて微発泡のシュワシュワ感が、心地よく甘さを
セーブしにかかります。

後口はとても綺麗で、ベタベタとした甘みや、梅の酸味は
ほとんど残しません。
(後口の綺麗さも、ウメッシュとの大きな違いです。)

アペリティフ(食前酒)や乾杯のお酒としてもいいですし、
デザートワイン的にお飲みいただいても、
おしゃれな時と空間を、小粋に演出してくれるに違いありません。

早速オーダーしましたので、今週中ごろには入荷するでしょう。

また、梅酒のアイテムが一つ増えました。
これで、確実に100は超えたでしょう。

今や 梅酒屋かたやま です。(笑)


 

漏電の犯人は

カテゴリー │酒屋の仕事

先日、納品しているスナックのママが、閉店間際に慌しくご来店。

『お店のブレーカーが落ちて、真っ暗。なんとかして。』

なんとかしてと言われても、ウチは電器屋じゃないんだから。

それに、わたしゃ文科系だし・・。

でも、なんとかしてあげなければいけない。

ブレーカーがすぐ落ちるというのは、どこかが漏電しているんだろう。

でも、それは素人の手に負える話ではない。

そこで、中部電気保安協会 をネットで探して電話する。

すると、工場や会社などの契約先にしか対応していないと言う。

個人の場合は、中部電力に連絡してください。とのこと。

夜の8時に繋がるのかなと、おそるおそる電話すると、

ちゃんと男性が応対してくれて、すぐに駆けつけてくれるとか。

よかったよかった。 あとはプロにお任せして、事無きを得た。



本日、その店に納品に行く。

先日の漏電どうなりました? と聞くと、

『あれからすぐに来てくれて助かったわ。ありがとう。』

原因は何だったの?

『この業務用の空気清浄機。最近付けたんだけど、設置が
 不完全だったみたい。』

そりゃ、ひどい話だね。ちゃんと業者の人に付けてもらったんでしょ。

『そうなんだけど・・』

どこの業者?

『そこの業者』

と、ママがカウンターで一人飲んでいるお客を指差す。

げっ お客が付けたのか。  

一瞬 店の空気が凍りつく。

・・・・じゃ、失礼します。

あたふたと、空樽をかかえて、何事もなかったような顔をして

店を後にするしかなかった。


口は災いの元。




 

マルガリータ・ベンクトソン

カテゴリー │CD

margareta bengtson マルガリータ・ベンクトソン

スウェーデンの女性ヴォーカリストだが、

あのリアル・グループのメンバーだった人である。

彼女の初ソロアルバムが発売されていたので、手に入れた。



40年代のミュージカルナンバーから、ジョビンの曲まで

オーソドックスな選曲だが、バックの演奏もまたオーソドックス。

コンボにオーケストラという、50年代の、ジャズがポップスだった

頃の形態である。


でも、彼女の醸しだす世界に実に合っているから面白い。

リアル・グループでは、もちろんアカペラで歌っており

彼女のソプラノ・ヴォイスには接しているものの、

これほどにもしなやかに、美しく細い声だったろうか。

もっと、強くて明るい声だったような気がする。

タイトル曲「I'm old fashioned 」

アカペラで静かに始まり、やがてピアノが片手で音を鳴らし

ブラシとベースがゆっくりとリズムを刻む。

そして、流麗なストリングスがかぶり、ブラスがソロを受け持つ。

芸達者なスウェーデンのミュージシャンの光る演奏は、

そのバランスの素晴らしさで、見事に彼女の歌を一段上へ

昇華させている。


全編がこんな調子の、エレガンスな大人のヴォーカルアルバム。
バックのソロも聴きものの、お奨めの一枚。

試聴はこちら


 

芋焼酎 和一緒 わっしょい

カテゴリー │

またまた 芋焼酎の新顔が入荷。

大阪の酒屋さんに薦められて入会した

『情熱の会』のオリジナル商品。

造るは、宮崎県の頑固な焼酎蔵 落合酒造場。

『赤江』 など、濃厚でキレの良い焼酎などで

知る人ぞ知る の蔵である。

実は6月に入荷する予定で、オーダーを出していたのだが

1月も遅れてようやく入荷しました。

その名も 和一緒


入荷するやいなや、昼間だというのに、すぐに栓を開けて

早速試飲をする。

流石に、待たされただけの甲斐がある、個性的な味わいである。

香りは、昔ながらの芋焼酎を彷彿とさせる、“芋臭さ”がある。

口に含むとまず甘みが広がり、ゆったりとした芳醇な味わいが

お口を支配する。

やがて、さきほど感じた“芋臭さ”がゆっくりと顔を出し、

後口の余韻は、やや辛めにキレていく。

香りから喉越しまで、いろんな表情を持つとても個性的な味わいで、

芋の甘さや、口当たりのきれいさを強調した今のトレンドの焼酎とは

一線を画する、ガツンと来る焼酎と言えるでしょう。

で、商品名の 『和一緒』これは、わっしょい と読むのだが

どうして和一緒なのかと言うと、

お祭りでお神輿を担ぐ時にはみんなで力を合わせなければならないが、
「力を合わせて背負う」が「和をしょう(背負う)」となり、
そしてその言葉から「わっしょい」という掛け声が生まれ、
『心を合わせる=和を一緒にする』ことから命名されたようである。

つまり、同じ志の酒屋同士、一生懸命に真摯に楽しく 商品を育てましょう。
という、願いが込められているのである。


というわけで、早速 試飲瓶を持って、配達に出かけよう。

詳細はこちら




 

農家の嫁 が入荷します。

カテゴリー │


焼き芋焼酎の 『農家の嫁』が 今週末に入荷します。



一般的な芋焼酎は、さつま芋を蒸して仕込みますが、
焼芋焼酎は、原料芋をじっくりと焼き芋にしてから、仕込むのです。

焼き芋の香りを強く出すためには、焼くときに焦げる位に焼かないと
香りが強く出ません。でも、焼きすぎても焦げた香りが出すぎるし、
あまり綺麗に焼いても香りが出ないという、そのバランスがなかなか
難しいようです。

ですから、焼芋の風味がそのまま感じられる、手間隙かけて
できあがった芋焼酎が焼芋焼酎と言えるのですが、
この『農家の嫁』は、更に炭火で焼くという、こだわりの一品です。

■炭火焼芋焼酎 農家の嫁 25゜
        のうかのよめ
               [鹿児島県・霧島町蒸留所]
 
  1.8L  2,680円(税込)   720ml 1,500円(税込)

  
原料の黄金千貫を、炭火でじっくりと焼き芋にしてから仕込み
ゆっくりとかめ壷で寝かせました。業界初の “炭火焼芋焼酎”です。

独特の香ばしさと、コクのある甘みが特徴で、昨秋に発売されるや
あっという間に完売してしまった、いわくつきの焼酎です。

冬ならお湯割りでしょうが、夏場はなんと言っても ロックがお奨め。

ちなみに、この焼酎の名前の由来ですが、『明るい農村』という芋焼酎
の姉妹品となるのが、この焼酎なんです。

つまり、 

良き焼酎は、良き土から生まれる。
良き土は、明るい農村にあり。
明るい農村は、『農家の嫁』がつくる。

三段論法というわけですね。(笑)

この焼酎、入荷数が限られていますので、
1.8Lはお一人様2本、720mlは4本までしか
販売できませんので、よろしくお願いいたします。

詳細はこちら



 

NUU ライブ

カテゴリー │ジャズライブ

バンドナイトスタッフ主催のライブに出かける。

ヴォーカリストのNUU(ぬー)の、アルバム発売記念ライブ。



ピアノと鍵盤ハーモニカの伴奏によるアコースティックな響きと

彼女の、いつも笑顔を絶やさない飾らない唄を、心から楽しむ。

ほとんどが日本語で唄うオリジナル。

日常の風景を唄っているのだが力のある詩が、明瞭な言葉と

そして気取らないメロディに乗せて、小さな身体を

いっぱいに使って表現される。

声は中域から高域にかけての伸びが特徴の、芯のある歌。

タメを作らないナチュラルな歌唱。

ジャンルは何だろう。

ジャンルなんてどうでもよいことだけど

しいて言うなら ジャパニーズソング かな。
みんなの歌 の世界あり、

矢野顕子のデビュー時にも似た溌剌とした個性あり、

なかなか重い歌詞を、さらりと唄い綴り聴かせるのは

彼女の天性の明るいキャラ(ノーテンキのようにもみせかける)が

功を奏しているような気がする。



実はこのライブ、最初NOON(ヌーン)が来ると勘違いしていた。

メールの案内をよくよく見ると、NUU(ヌー)である。

そして、添付されたサンプルの曲を聞き、たまたま横にいた奥さんが

楽しそうだから行きたい と言い出した。



ジャズはあまり好きではないのだが、こういう歌ならOKらしい。

で、二人で行くこととなったのだが、素晴らしいシンガーに

出会えたことで、むしろ感謝したい。

そういえば、彼女もMCで言っていた。

 以前ライブ終了後にお客から

「今日は英語の歌は歌わなかったんですね。」と言われた話とか(爆)

CDを買ってくれたので許してあげたそうである。(笑)



スーダラ節が秀逸。

植木等の話になり、真摯にコミックソングを唄う姿が 

メチャかっこいいと言う。 で、歌ったのが スーダラ節。

女性が歌うのははじめて聞いた。 微塵でも照れを出したら歌が死ぬ。

でも、最後まで弾けて唄いきった。 ご立派 拍手

買い物ブギ もしかり。



もちろん オリジナルも良い。

家族になろう  やけど  スープを食べよう  あかり

どれも、等身大の目線で作り歌っている。

日常の、誰にでもある想いや心のひだを、うまく歌にしていて

そのことが、ジャンルを超えて共感を呼ぶのであろう。

彼女のライブに接して思うのは、

歌い手と聴き手があってこそ 歌は成り立つ ということ。

いいシンガーにめぐり合った。




 

雨の日のジャズ

カテゴリー │CD

佐鳴台のハマラジが、CD全品2割引きセールをやっているので

お中元の配達の途中に立ち寄る。

最近は、西へ行く機会もめっきりと減り、こんな時ぐらいしか

行かなくなってしまった。

よさげなアルバムを3枚ゲットし、雨がしとしと降る昼下がりに

店でかける。

その中の1枚が、

Beautiful Love/アーノルド・クロス・トリオ(澤野工房)である。



ビル・エヴァンス風タッチの人 と最初は言われたが、

この4枚目のアルバムを聴く限り、そうでもないぞ。

がっしりとした、骨太のピアノのような印象を受ける。

1曲目  ハンプトン・ホーズの Sonora  

ボッサのリズムだが、マイナーで物憂げなメロディが、

雨の日にピッタリ。

そう、雨の日のジャズ である。

2曲目に Beautiful Love が来て、4曲目に Cry Me A River

   もう今日は配達は致しません。(笑)

と、一人悦に入っていると、けたたましい電話の呼び出し音に

現実に戻されるのでありました。

さあ雨の中、配達に出かけるか。


 

神谷えり duos

カテゴリー │CD

神谷えり  彼女のヴォーカルは芳醇である。

サラッとした歌ではないが、重い歌でもない。

心に引っかかる歌 というのかな。とにかく、好きだ。

先月買ったアルバム duos は、ピアニストやギタリストたちと

デュオで歌っている。



ジャズからポップスまで、スタンダードもオリジナルも

実にウォームに聴かせる。

いつもライブで感じる、吐息や美しい声の響きなど

アコースティックな魅力に満ち溢れていて、グッドである。

何を歌っても、自分の世界を表現できる人 それこそが

真のプロの歌い手なんでしょうな。


上手いだけの人とは、明らかに違う。




 

想定外の出来事

カテゴリー │FMハロー

今日はFMハローのお昼の番組 デリシャスガイドの日。

第2木曜は 日本酒の日。

毎回テーマは私が決めるのだが、夏らしい日本酒ということで

発泡性のお酒 『獅子の里 活性純米吟醸 鮮』をセレクトしてみた。

で、実際に試飲をしてもらった方がより伝わるだろうと、

現物を持参してスタジオまで赴く。

本番まで少々時間があったので、パーソナリティの北島直子さんの

向かいに座り、しばし待機。



サテライトスタジオとは言え、FM局とはコンパクトに

出来ているもんだ。

喫茶店の一角で、ディレクターと二人だけで回しているとは

驚きである。

さて、グラスを準備しておいてくださいと、前もって連絡して

おいたところ、素敵なグラスが2つ用意されていた。

どうやら、北島さんが私物をわざわざ持参してくださったようである。

感謝。



そして、本番。

「お酒の封を開けるのは、臨場感が出るからぶっつけ本番で

行きましょう。」と提案するも、それがとんでもないことに

なるとは、この時はまだ予想だにしなかったのです。

「今日は珍しいシャンパンのような発泡性の日本酒なんですよ。」

としゃべりながらスクリューキャップに手をかけ、ひねった瞬間、

ドクドクドクと噴出すではありませんか。 
瓶の1/3は噴き出たでしょうか。

 テーブルから床にかけて、もうびしょびしょ。 

おまけにズボンまで。

スタジオまでカバンに入れて歩いて来たことを、失念していた。 

・・・想定外の事態になってしまった。

でも、オンエアー中ですから、努めて冷静に振舞わなければ。

濡れたものは後で拭けばよいと、まずは乾杯を始める。

すると直子さん、流石にプロのパーソナリティである。

「美味しい~」と言いながら、3杯もお代わりを所望するでは

ないですか。おかげで、噴出したことは忘れて、本題にスムースに

軌道修正できたのでありました。

なんとか無事放送が終わり、テーブルの上をティッシュでふきとる。

しかし、彼女のノートPCにこぼれなくて良かった。

想定外の出来事に、肝を冷やす一瞬でありました。


この危険で美味しいお酒に興味のある方は こちら


 

夫婦で一人前

カテゴリー │酒屋の仕事

夫婦で一人前。

町の酒屋という仕事は、そんなもんである。

特にギフトシーズンともなると、包装やら、のし紙の

名入れやら、いろいろと忙しい。

そして、どちらかが店にいない時に限って、複雑な仕事が

突然舞い込むのであります。

昨日ご来店のお客様は、甕壷に入った焼酎を包装して、

お中元ののしをお付けするご注文。

のし紙には、○○株式会社 代表取締役 ○○○○

と明記しなければならない。

普通なら、奥さんが完璧な包装をして、私がパソコンで

完璧な名入れをするのだが、こういう時に限って私一人。

普通のカートンなら、私でもお茶の子さいさいなんですが、

サイコロ型の箱に入った甕壷焼酎は、なかなかやっかいなシロモノ。

それでも、とにかく丁寧に、包装紙を3枚ぐらい使って(もったいねえ)

なんとか包んだ。時間にして、奥さんの1/2のスピードだから

つまり2倍。お客様がそばでお待ちになっているので、余計に

プレッシャーがかかるというもの。

そして、のしをパソコンで印字して、出来上がり。

なんとか仕事になったが、途中で電話がかかってくるわで

かなりお待たせしました。

もし逆の場合、つまりうちの奥さん一人の時は、包装は楽勝だが

のしの名入れが大変。パソコンが苦手なので、手書きになる。

お名前だけなら問題ないが、

 ○○株式会社 代表取締役 ○○○○ ともなると

お客様に書いてください  と懇願するかもしれない。(笑)

そして皮肉にも、お客様と入れ違いに、奥さんは買い物から

ご帰還するのでありました。

つくづくウチは、夫婦で一人前だなあと、実感することしきり。


 

紫の英君

カテゴリー │

由比町の酒蔵 英君酒造より、上質感あふれる

純米吟醸が入荷しました。

その名も、純米吟醸 紫の英君(えいくん)



緑の英君 というのもありますが、こちらは 山田錦を

100%使用した純米吟醸です。

さすがに平成19年全国新酒鑑評会にて金賞を受賞した実力蔵。

スペック的には純米大吟醸を名乗れる純米吟醸です。

このお酒、上槽したままの風味を生かすため、無濾過生で

ビン詰めしたのち瓶燗するという、手のかけよう。

香りは、りんごと洋ナシがミックスされたような上品で

明るい芳香に魅せられます。

口に含むと、酸を少し感じながらも、それがお酒全体の味を

引き締めており、後口に心地よい上質感が残ります。

お奨めですよ。

詳しくはこちら



 

2のぞろ目 ゲットの証拠写真

カテゴリー │日常

かたやま酒店HPのアクセスカウンターにて
見事に 222222 をゲットされた やまさんより
証拠の写真が送られてきました。



確かに 2のぞろ目です。おめでとうございます。
早速、活性純米吟醸酒 鮮 をお送りしますね。

やまさん談
 
 『こんにちは。先日2のぞろ目で連絡させていただきました。
  私は地酒が大好きで、毎日かたやまさんのHPを興味深く
  拝見しております。
  その日は最初に店長さんのブログを見て、そうかもうすぐ
  222222なんだ~と思い、ふとアクセスカウンターを
  見たら自分のが222222になっていてびっくりしました。
  こういうことってあるんですね。』

あるんですよ。 まさに無欲の勝利ですね。

いや別に、外れた人が欲のかたまり という意味では
ありませんよ(笑)


確か1のぞろ目の時も、やりましたから、今度は3のぞろ目です。
計算では2年半後です。