呑み切り一番 特別本醸造

カテゴリー │コロナ禍

そろりとスタート ゆるりと再開

これは昨日の川勝知事の記者会見でのコメントです。

静岡県では10月からの飲食店への

営業時間制限 アルコール類提供の制限

の要請はなくなりました。


今後 飲食店でクラスターが出た場合は

市町村での判断で要請が出るかもしれませんが

まずは一安心です。

緊急事態宣言が解除になり ステージ2 ですから

当然と言えば当然なんでしょうが

うがった見方をすれば

ふじのくに安全・安心認証(飲食店)の店舗が

申請の半分にも満たないという現状があり

他県のような段階的緩和は出来ない

というのもあるのでしょう。

でも 第6波は必ず来ます。

そのときに認証を得た店と そうでない店との対応に

違いがでるのかもしれませんね。




さて そんな世間の喧騒とは関係なく お酒は入荷します。

というより 通常モードでの仕入れへとシフトし始めました。

先日の呑み切り一番特別純米酒に続き

特別本醸造のご案内です。

このお酒 本醸造のくせに やたら美味い

純米に比べれば やや辛口ではありますが

秋の食材を引き立てる1本です。

◆開運 呑み切り一番 特別本醸造 2BY


毎年八月に蔵へおもむき、多くのタンクの酒をきき酒します。

数ある中から最も良いものをセレクトし、単一で瓶詰めしたものが

「呑み切り一番」となります。

旨みがしっかりと感じられ、口中での味の広がりは

コクを意識させながらもスムーズ。

清冽で鋭角のキレ味がとても印象的で

後口に辛さを残しながら、綺麗に消えていきます。

甘いか辛いか? と問われればもちろん辛口ですが

マイルド、軽快な味わいは例年と変わりません。

冷やもよし、燗もよし。

価格は普通の本醸造 1.8L 2,145円(税込)

中身は香り穏やかな吟醸酒の如し。

純米もそうですが この本醸造も

店内で試飲が出来ます。

ご希望の方は ワクチン証明書を持参のうえ

ジョギングでお越しください。 (・ω・)\バシッ

うそです。

試飲は本当です。(笑)



そして今週のna Relo は
セプテンバー / 竹内まりや【Cover】SEPTEMBER by Mariya Takeuchi

懐かしいなあ このアルバムのレコードたしか買った。



 

呑み切り一番 入荷

カテゴリー │酒屋の仕事鑑評会

緊急事態宣言は今月30日で解除されそうです。

10月からは飲食店でアルコール類の提供も可能となり

ようやく正常の酒ビジネスが戻ります。

思えば 8月8日のまん防から始まり

延べ53日間の我慢でした。

それに合わせた訳ではありませんが

今年も 開運呑み切り一番 が入荷しました。

呑み切りのために 土井酒造場を訪れたのが8月5日。

その日に まん延防止等重点措置が発表され

お先真っ暗になったわけですが、まさか9月一杯まで

緊急事態宣言が延長になるとは・・・。

でも これでコロナが無くなったわけではありません。

今まで以上に感染防止のための注意を怠らないようにしなければ。


実は 本日27日 名古屋国税局で行われた品質評価会 なるものに

審査員の一人として参加しました。

各界所属の10名が 112点の吟醸酒 純米吟醸酒を試飲し

1点から5点までの5段階で 4時間かけて評価しました。

正直なところ 疲れましたが とても貴重な経験をさせていただきました。



で 店に帰ると 呑み切り一番が入荷していた訳です。

早速に 試飲をしたところ 昼間の品質評価会で利いた香り

味わいと そう大きな違いが感じられないのです。


出品されていたのは 愛知・三重・岐阜・静岡の各蔵が醸した

大吟醸、純米大吟醸クラスのお酒と想像できます。

もちろん 香りの強弱 とか 味わいの濃淡とか

後味の余韻の長短とかは違いますが

お酒の質 という面では とても 特別純米のそれではないなあ

というのが 本音です。

◆開運 呑み切り一番 特別純米酒 2BY


八月に蔵へおもむき、多くのタンクの酒をきき酒します。

数ある中から最も良いものをセレクトし、単一で瓶詰めしたものが

「呑み切り一番」となります。

香りは、たおやかで清楚な蜜の芳香。

含んだときに感じる美麗な旨み、短期熟成による凝縮感

それらが静かに広がるも決して派手さはありません。

含み香の淑やかなこと極まりない。

後口のキレも申し分なしです。

いわゆる苦味とか雑味のたぐいは皆無。

上質感に満ち溢れ、見事に癒されます。

今年も 本当に良い酒をセレクト出来ました。



 

めがね専用 入荷

カテゴリー │休日ランニング旅行トレッキング

日月と連休をいただきました。

コロナ禍で行先は制限されますが

市内の山間部を歩くのなら問題ないだろうと

当初は 秋葉山を下社から上社まで登る予定でしたが

それだと日帰りで終わってしまい 酒も飲めないので

どこかに泊まれるところはないかとダメもとで探したところ

細江町気賀の国民宿舎奥浜名湖が

前日にもかかわらず予約が取れたので

尉ケ峰(じょうがみね)までのトレッキングに変更。

これもコロナ禍の余波でしょうか。

ちなみに リゾート系の宿泊施設なら泊り客は

緊急事態宣言中でも夕食時に酒は飲めます。


で当日 天気予報では一日中晴れのはずでしたが

山の天気は判りません。

2/3ぐらい登ったところで雨が強くなり引き返すことに。


勇気ある撤退 でした(笑)

尉ケ峰登山へのチャレンジはコースを変えて

またの機会まで持ち越しとしました。

山を登ると心が無になりますね。

一歩一歩足元を見つめ ただ足を前に出すことだけに集中

人が少ないというのもあり

ランニング以上に一心不乱になれます。

翌朝は いつものように旅ラン

宿からゆっくりと下り 細江町の町中をジョギング。


浜名湖に流れる都田川沿いでは ハゼ釣りの人が大勢居ました。

帰りには 大乗山宝池院 摩訶耶寺(まかやじ)を参詣。


重文の千手観音を拝ませていただきました。

ご住職がとても丁寧に案内と解説をしてくださり

歴史好きにはたまらない時間を過ごせました。



さて 土曜日に入荷したお酒のご案内です。

今年も ネガネをかけた人しか飲めなく

メガネをかけた酒屋でしか仕入れられない

と言うのは真っ赤なウソで (・ω・)\バシッ

どなたでも美味しく飲める1本です。

◆萩の鶴 メガネ専用 特別純米 2BY


お蔵のスタッフ全員がメガネ着用という萩野酒造さんの面々が

レンズの曇りに四苦八苦しながら仕上げたお酒・・・というユーモア。

単一タンクではなく、綺麗な香りと甘みの吟醸酵母仕込みのお酒と

スッキリとした酸味のリンゴ酸酵母仕込みの二種類のお酒をブレンドし

一回火入れ後すぐに冷蔵貯蔵しこの時期に出荷されました。

香りはどこまでも穏やか。

含むと フレッシュ感が保たれたガス感が残り甘さと酸のバランス

がとても良く爽快感があってスッキリとした旨みが広がります。

これから寒くなっていく気候を考え、暖かい料理 例えば

鶏の水炊きとかおでんとか。

食中酒として存在感を示すいたって真面目な酒質であるところが

メガネのインパクトを良い意味で裏切ります。

今回は、ウレタン製のマスクがもれなく瓶の首にかかっています。




 

葵天下浜風おろし

カテゴリー │CD

最近は 忍の一字で過ごす毎日です。

それでも ご来店のお客様や ネット上でお買い上げのお客様に

励まされて それなりに仕事はしております。

今月いっぱいで緊急事態宣言が明けるという前提で

10月以降のお酒の予約注文をするのですが

果たしてどうなるのでしょうか。



さて たった一人で醸す山中久典氏のとっておき秋酒が今年も入荷。

オール誉富士を精米55%にて醸し全量槽搾りの一回火入れ後

低温瓶貯蔵で出荷された、熟度豊かな純米吟醸です。

“ひやおろし”ではなく“浜風おろし”というネーミングが好きです。

蔵のある 掛川市横須賀は 遠州灘のすぐ近く

浜風が  ある時は強く  そしてある時は優しく  そんな土地柄です。

◆葵天下 純米吟醸 誉富士 浜風おろし 2BY

香りは穏やかな中にも熟した柿のごとく。

含むと芳醇な旨みとキレイな甘みが口中に広がります。

誉富士でもこういう具合に熟していくことを改めて発見。

官能的には酸が低く、鼻に抜ける香りに上品で潤沢な

米のエキスを彷彿とさせる風味をしっかりと残します。

脂ののった秋の魚 (秋刀魚は高いのでちょっと思案しますが)に

是非合わせてみてください。



そんなお酒に合うジャズサウンドは何か・・・と探すと

最近福岡のショップからゲットしたこの一枚がピッタリでした。

ミドリ というのは ヴォーカリストのお名前

音を色に例えるなら まさに だいだい色

私にとって決してリアルタイムではないけど

往年のジャズシーンが蘇ります。

それはつまり ジャズヴォーカルを聴き始めたころのサウンド

なのかも。

懐かしい というより ああ ジャズはやっぱいいなあ

スイングって 心地よいなあ

そんな気持ちにさせてくれます。


「ミドリイロ」真空管ヴィンテージサウンド


●CD ミドリイロ MIDORIIRO / 〜THE BEAUTIFUL SONGS OF JAZZ IN THE COLORFULL SEASON
01. Taking A Chance On Love
02. It Had To Be You
03. Moonlight In Vermont
04. I'm Old Fashioned
05. Dindi
06. Dream A Little Dream Of Me
07. 蘇州夜曲
08. Why Don't You Do Right
09. Someone To Watch Over Me
10. Day By Day
11. Moon River




 

大倉古代もと 一段仕込み

カテゴリー │社会情勢

緊急事態宣言が正式に今月30日までに延長されました。

政府は、宣言下の行動緩和のようなものをちらつかせて

いますが、どこまで実現性とスピード性があるのか。

最後の実績作りの臭い がしないわけでもありません。

もちろん 経済再生への何だかの手は打っていただきたい

段階的な緩和、地域限定的な緩和でも良いですから

是非打つべきでしょう。

毎日のレジ清算表を見て、 もう溜息しか出ない今日この頃です。

こんな状態が 今月いっぱい続くのかと思うと やりきれません。

ああ また ネガティブな話から始まってしまった。(・ω・)\バシッ


さて 甘いお酒の誘惑です。

日本酒は基本 三段仕込み と言い 水、麹米、掛米を

3回にわけて投入し、段々と量を増やしていくのですが

それを一回のみで終わらせる というのが 一段仕込みです。

一段仕込みの場合、旨みや酸味を薄めずにお酒を造る

つまり、加水の量が少ないため、旨みが濃縮されています。

それを 生もと系の 水もとで行うと どうなるのか・・・



古代もと と名づけられたお酒が 今回ご紹介するお酒です。

この古代もと(造語)は、究極の一段仕込みとなります。

仕込み回数が少ないということは、直接酒母の味わいに

影響されやすく、もっとも重厚感のある濃厚な香味が特徴です。

◆大倉 “源流” 古代もと純米無濾過生 一段仕込み


色はしっかりと山吹色。

熟成チーズや乳、熟成したりんごのような香りが

このお酒の個性をまず表します。

含むともったりとした口当たり。

そして濃縮したお米の旨味が口いっぱいに広がります。

酸度は5.0ありますが、甘さが酸味を良い意味で凌駕し

あくの強い酸が際立つということがなく、むしろマイルド。

ロックにしても良いですし、よく冷やして甘口ワイン感覚

でもお楽しみいただけます。




 

天明MITSUGO生もと純米生酒

カテゴリー │Youtubeコロナ禍

静岡県の川勝知事が

今の状態ではとても緊急事態宣言を解除する状態にない

とニュースで言ってました。

やはり と言うか 覚悟はしていましたが この先どうなるのでしょうか。

宣言下でも 飲食店さんがお酒の提供を出来る

あるいは 営業時間をもう少し延ばす

そんな有効な施策を提案もせずに ただ延長では

誰でも言えるぞ。

これで 飲食店のお客様からの注文はまた延びてしまいます。

それでも 一般のお客様にご来店いただけるので

本当に助かっています。

ご自身でお飲みになる方はもちろんのこと

最近多いのは どなたかに差し上げる用の良いお酒を

セレクトしてください。 というご要望が顕著です。



そこで本日ご紹介するのは

福島県会津の酒蔵 曙酒造さんの この1本です。



生酛造りなんですが、とてもみずみずしくて酸も低めで

一口飲んで あっ 美味しい  そんなお酒です。

◆天明MITSUGO 「桃」生もと純米生酒

生もと仕込みの低アルコール(14゜)酒です。

年々、低アルコールが主流になっていく中

「低アルコールなんだけど、旨味や個性のあるお酒を作りたいよね」

という会話から生まれたそうです。

フレッシュ感を出すため、微量のオリを絡めてやさしいガス感が演出されています。

あえて酸味は出さずに、生熟成させることにより、生もと特有の複雑味のある

旨みを引き出しながらも、さらりと飲み続けられるライトであるけど旨みも感じる

そんな絶妙な味わいのお酒に仕上がっています。

熟したバナナを思わす芳香に、メロンや幸水梨のようなみずみずしい香りも感じ

オリは1%程度と少なめですので、オリ臭さはなく

微量のガス感がフレッシュさを演出しています。

口中で転がすと、生もと由来の複雑ながらも清らかな甘み

乳を思わすやわらかなコクを感じ

すっと消えてゆく喉越しのやさしい味わいです。



最後に 今週の na Relo は 今の季節にピッタリ

懐かしいこの曲でした。

【Cover】Shonen Jidai by Yosui Inoue


ところで na Relo のTシャツを買いました。



デザインを見て 即 ポチッ と買ってしまいました。

ナレロショップ

Lサイズでしたが、183センチの身長の私でも

結構ゆったりめで大きいです。

私は いったいどこに行こうとしているのでしょうか (笑)



 

七田 七割五分磨きひやおろし2種

カテゴリー │酒屋の仕事ネット販売

ここ2日ばかり、かたやま酒店の買い物サイトに不具合があり

ページが表示されないトラブルが生じました。

ご迷惑をおかけし申し訳ありません。

SSL証明書の期限が切れていることに気づかず

このサイトは危険です・・・のような画面が現れたようです。

早速に更新作業を完了し、今は正常に戻りました。

次から次とトラブルは起きますが、めげずにコツコツとやります。


さて、ひやおろし のお酒は季節柄いろいろと入荷しますが

緊急事態宣言が発令されている今年は

仕入れを慎重にせざるを得ません。

12日で静岡県は解除されるのか 首都圏のように延長されるのか

まだ決定はされていませんが

個人のお客様 飲食店のお客様に限らず

確実に売れるものに絞っての品揃えとなります。



そんな中 このお酒は確実に売れるお酒の一つです。

酒造好適米を七割五分しか磨かず

米本来の味わいを残しながらも、キレイに醸す。

そんなコンセプトで造られたお酒です。

品質的に素晴らしくパワーのある酒米は

あえて削らずに丁寧に醸すことで、新たな魅力にめぐり合え

米本来の個性を確かめることが出来るというわけです。

どちらも春に出た生酒を、ブレートヒーターにて一回火入れ

してからの瓶詰めで、冷蔵室で夏を越しました。


◆ 七田 純米七割五分磨き 愛山ひやおろし 2BY

香りはザクロやびわのような和の果実を連想。

口に含むと、穏やかな酸が顔を出し

舌の上に米のエキスを漂わせます。

鼻に抜ける香りに熟成による落ち着いた錬成の旨みと

愛山特有の上品な甘みを残しやがて静かに切れていきます。


◆七田 純米七割五分磨き 雄町ひやおろし 2BY

香りは黒蜜のような複雑な和の芳香。

口に含むと、穏やかな酸と、舌をマイルドに

包み込むような奥ゆかしい雄町らしい味わいの幅を感じます。

半年熟成させることで、味の広がりに落ち着きと気品が加味されています。

鼻に抜ける香りは、イチジクとも柿とも表現できる

ふるさとの果物の落ち着いた甘みの再現。

後口は、ほのかに酸を残しながら、心地良く上品なコクと余韻を残します。

愛山も含め、きれい過ぎないところが、このお酒の真骨頂。

正に、味を楽しむ純米酒と言えるでしょう。






 

秋あがり2種 初亀と正雪

カテゴリー │お客様

金曜の夜にジムに行きました。

普段は金曜日は忙しいので、とても行く気にならない

のですが、最近は足しげく通うことが出来ます。

これもコロナ禍のおかげでしょうか (笑)

で、久しぶりにお客様とお会いしました。

その方は開口一番

『最近 元気のない話ばかりだね。』

このブログのことをおっしゃっているのでしょう。

確かに愚痴や弱音ばかりを赤裸々に記しています。

それでも読んでいただいているだけありがたいことですが

ネガティブな話が続くとそのうち見てくれなくなるでしょう。

そんな折今朝メールをチェックすると、Google マイビジネスで

5 つ星のクチコミが新たに投稿されました とのこと。

クチコミの中身は

『おそらく浜松で最も地元静岡県の地酒が揃っている貴重な店。

全国の酒も置いてあるが、地元でうまい酒があるのにわざわざ

他県の酒を飲む気がしない。

駐車場が数台分と狭いので、できるだけ平日に買いに行くようにして...』

素晴らしいコメントをいただき、大変恐縮です。

駐車場の狭さは ごめんなさい。

でも コロナ禍で心が折れそうな時期に

さりげなく当店の特徴を紹介していただき、心強く読ませていただきました。

おかげさまで前を向くことが出来そうです。

心より感謝申し上げます。

というわけで 静岡県のお酒のご紹介です。



ひやおろし ではなく  秋あがり とネーミングされた

静岡県の老舗蔵のお酒です。

どちらも あえて常温で販売しています。

それは キンキンに冷やすより 常温 もしくは 温めて飲んでいただきたいからです。

◆初亀 秋上がり本醸造原酒 2BY

瓶貯蔵にて冷蔵庫にてじっくりと低温熟成させ

味がのってきてから出荷するお酒です。

香りは穏やか、かつ上品に立ちます。

口に含むと、角のない軽快な飲み口なれど

味の幅もあり、料理と伍する主張の強さも意識します。

と同時に艶やかな吟味すら感じます。

舌の上で転がすと、炊きたての御飯のような米を

強く意識する味わいが広がります。

鼻に抜ける感触が、すべすべとしていて個性的。

燗をすると驚くほど“燗上がり”します。




◆正雪 純米秋あがり 2BY

こちらも春に瓶詰め火入れしたあと、瓶のまま低温貯蔵されています。

きれいな熟成が進み香りは穏やかで、口当たりが軽快そしてやわらか。

秋あがり ならではのコクと味わい

そして正雪らしいふくよかな旨みも同時に楽しめる

秋の味覚と合わせていただきたい1本です。

今年も岩手県産吟ぎんが100%仕様の秋あがり純米です。

このまま 冷や もしくは ぬる燗で すいすいとお楽しみください。




 

英君ひやおろし純米

カテゴリー │酒屋の仕事社会情勢

緊急事態宣言が延長されそうな空気に

心が折れそうになる 今日この頃です。

例えば ワクチンを2回打った人には

時間と人数を制限して酒を提供できる

そんな施策を、どうして行政は考えないのでしょうか。

すべての飲食業態をひとくくりにして軒並み酒NG

というのはあまりにも粗削りで怠慢で近視眼的な施策。

酒類業界なんて もはやどうなっても良い とでも。

政局しか頭にない今の政治屋はこんなもんなのか・・・

と、またまた愚痴からスタートしました。



今回も ひやおろし です。

今は  私の心を冷やおろし   してええええ(泣笑)


◆英君 特別純米ひやおろし 2BY

全量静岡県産誉富士を使用し、新酒を瓶詰め時に火入れ後急冷。

瓶のまま蔵内の10℃~15℃の貯蔵庫で熟成されています。

香りはどこまでも穏やか。

静岡酵母ならではの パッシブだけど きらりと光る個性を

感じさせる どこか懐かしい和の芳香。

含むと、熟成によって醸しだされる丸みとコクとを

最初に感じるも、穏やかな酸味ともども

基本口当たりは軽やか。

新酒時のフレッシュさをかすかに残すところなど

熟成による旨みと軽快さが両立する1本と言えるでしょう。

このまま冷やも、またぬる目の燗もおすすめです。