ふねでしぼったしだいずみ

カテゴリー │休日トレッキング

先日の日曜は焼津市の低山 満観峰(まんかんほう)に

ランニング仲間たちと登りました。

焼津駅から花沢の里までタクシーで行きそこから歩くのですが

470mの低山と言えど急峻もあり、前半は結構きついトレッキングでした。

頂上で軽くおにぎりで昼食を済ませ、降りは用宗方面へ。

目指すは 漁港のそばにある みなと温泉とクラフトビール。

酒のみランナーたちにはそういうエサがないとダメなんです(笑)

都合10キロのトレッキング&ウォーキングは天気に恵まれ

楽しい休日となりました。




さて 最近 静岡県の日本酒を取り上げていなかったので

本日からは地元のお酒をご紹介します。

まずはこちら 普通酒なのに贅沢にもオール山田錦で

槽で搾られた生原酒です。

それは 普通酒の限界突破とも言える1本です。

◆ふねでしぼったしだいずみ 普通生原酒 5BY

1.8L 2,420円(税込)
720ml 1,210円(税込)


普通酒をあえて低温長期もろみで仕込み

手がかかる槽(ふね)で搾りました。

ほのかに吟醸香が発ち味わいも芳醇でいてまろやか。

雑味のたぐいが全く感じられないのが不思議。

舌の上で転がすとスイートな旨みが留まるも

やがてスローに切れて行きます。

今年も静岡県産山田錦100%使用。

この品質、原酒で、この価格は驚きです。

アル分は18゜と高く味わいに力強さを感じます。

ポークソティ、焼き鳥、八宝菜、お好み焼きなど

無骨だけどやわらかい個性がガツンとした料理とも合い

飲食店で支持されるのが納得の1本です。

アル添酒は苦手 という方にも是非お試しいただきたい

普通酒を超えた生原酒です。





 

西條鶴 愛山純米吟醸生

カテゴリー │休日トレッキング

昨日は 青春18きっぷ で岐阜市へ向かい

金華山を往復トレッキング。

登りは めい想の小径 降りは 七曲登山道

たかだか 329Mの低山ですが めい想の小径は

後半からゴツゴツとした岩肌を進むので

なかなか登り甲斐がありました。

往復2時間ちょっとの低山登山は

無理なく そこそこの運動になり

ランニングとは違う筋肉の使用と集中力を養うので

おすすめです。


下山してからは予約してあった岐阜駅前の焼き肉屋さん

この日のご褒美。 

ビールと肉がうまかった。 地元岐阜県の日本酒も。

ランチタイムにつき リーズナブルなお値段で

本格焼肉を愉しめたのも良かったです。




さて 本日ご紹介の日本酒は 広島は西条のお酒です。

蔵元さんからの情報では

西条酒蔵巡りで訪れるお客様にも変化があり

最近は20代後半から30代中頃の方が半数を占めるそうです。

このお酒などまさに

そういう若い方にも是非味わっていただきたい1本です。

愛山の重厚な旨味をしっかりと引出しながらも

とてもすっきりとジューシーに楽しめます。

◆西條鶴 純米吟醸 「愛山」生酒 5BY

酒米のダイヤモンドと例えられる兵庫県の酒造好適米“愛山”

それも播州河東地区の特等米を使っての純米吟醸生酒です。

香りはややフルーティに果物を想わせる爽やかな芳香が立ち

含むと愛山らしいきれいな旨み=甘みがジューシーに広がり

やがてキュートな酸味が軽快な飲み口を演出します。

60%精米とは思えない美麗で軽やかな口当たりは

チャーミングな愛山らしさをふんだんに表現しています。

白身魚のフライやオリーブオイルのカルパッチョ。

春を彩どる竹の子料理、タラの芽のてんぷらなど

季節のお惣菜にもバッチリと合うこと間違いありません。

このお酒の上質感と後口のキレの良さは出色と思います。

自信を持ってお勧めします。

是非お試しください。 







 

武勇「アイラブユー」おりがらみ

カテゴリー │休日トレッキング

かなり昔の話ですが、漫画「美味しんぼ」54巻に

茨城県 武勇(ぶゆう)の純米酒が掲載されていました。

一緒に紹介されているお酒は

「悦凱陣」「神亀」「群馬泉」「喜久醉」などの燗映えするお酒たち。

当時の武勇は黄色く熟成したお酒で

「燗にして美味しいお酒」という印象。

それから時が経つこと二十数年。

今の武勇は、シュワッとガス感があり

バランスが良く繊細な味わい。

当時のお酒を知る人にとっては 「えっ!これが武勇!?」

と衝撃を受けるでしょう。

時代の流れとともに消費者の嗜好も変わってゆき

このまま同じ味わいを守っていても厳しくなると感じ

県の技術センターの先生の力を借りながら

少しずつ酒質を変えていったそうです。

そんな 武勇のご紹介です。




第三弾は「おりがらみ生」の登場です。

山田錦を60%精米し自家培養酵母で醸され

滓をからめた生酒。

◆武勇 「アイラブユー」 純米吟醸おりがらみ生

メロンや白ブドウのような控えめながらも爽やかな香り。

口当たりのシュワッとしたガス感と

ほわっと広がる軽やかな旨味。

口中で広がる程よい酸味はライムを思わす爽やかさ。

キレは良く後口の余韻は短め。

この計算されたバランスの良さは流石と言えます。

武勇という酒名からは無骨なタイプを想像しますが

中身のお酒のキャラとラベルから伝わるイメージが

見事に合致した商品となります。

希望本数の半分しか入荷しない割り当て品ですので

お早目のご購入をお薦めします。






さて 毎週日曜日は天気が良いので

昨日は近くの低山へ。

三岳山 という 467.2mの山。



三岳神社の駐車場に停めたのですが

県外ナンバーの車が多かったです。

20分ほど登れば頂上に とうちゃこ



遠州灘 浜松市内 浜名湖が一望できます。

一度 駐車場に戻り逆方向に行くと

風力発電の風車があり、そこを山側へ登ると

立須の峰 と言う岩山にたどり着きます。



ここも景色が良く 岩越しに見る浜名湖は

なかなか雄大でした。

帰りは あらたまの湯 で汗を流して帰宅。




 

御在所岳トレッキング

カテゴリー │休日トレッキング

10月29日日曜日 三重県御在所岳への

トレッキングを愉しみました。

紅葉の季節につき人出の多さを勘案し

浜松を朝5時に車で出発。

東名・伊勢湾岸道・新名神を乗り継ぎ

2時間10分ぐらいでロープウェイの駐車場に到着。

ロープウェイ乗り場を7時半頃スタートし



まずは裏登山道の一合目から登り始めます。

裏登山道は五つあるコースの中で最も初心者向き

という事で選んだのですが、本当に初心者向きかあ?

と途中で疑心暗鬼になるぐらいハードでした。




この蒼滝はコースから下るのですが

せっかく来たので見てみようと降りたところ

中二の林間学校で訪れたことを思い出しました。

53年ぶりの蒼滝です。



登山届けに記帳をして登ります。


基本 三滝川に沿って登るコースで

巨大な岩防護柵を通過します。



川沿いは傾斜も緩やかで歩き易すかったです。


七の渡しを過ぎてようやく山道です。


1時間ちょっとで着いたのが藤内小屋

ここで休憩 おにぎりで腹ごしらえ。



藤内小屋から望む 四日市と伊勢湾

このお天気の良さは 最高ですね。



ここからが斜面も急になり登山気分を味わえます。

てっぺんに小さく見えるのが御在所山頂です。



こんな鎖場もあったりします。


ようやく 五合目 770m 

ここまで1時間40分 まだまだ先は長い。



岩の赤い目印を目当てに登るのですが

たまに違う方向に行ったりします。

そんなときに限って下から来た人上から降りて来る人に

教えてもらいながら元のコースに戻ります。

日曜だから会えるのでしょう。



こんな鎖場もあったりしてなかなかハードでした。



体力も気力も使いますが

この風景に癒され次へ進む気になります。



七合目まで来ました。標高1025m 

スタートから2時間半

ここらあたりが一番きつかったですね。



すると下からスイスイと登って見える人が

ワンちゃんと一緒。 人懐っこく賢いレトリーバーでした。

しかし鎖の岩場はどうして登ったのでしょうか。



八合目の国見峠に到着。

ここまで来ればゴールは間近です。


八合目以降はガレ場もなくなり傾斜も緩やか

こんな道もあったりして飽きることがありません。



いよいよ 山頂にトウチャコ 1211.95m

やったぜ



鈴鹿山脈の向こうは琵琶湖です。

天気もよく最高の眺め。



ここが本当の山頂。

夫婦ともに うれしそうな充実した顔をしています。


帰りは リフトとロープウェイで下ったのですが

名物のカレーうどんが  うまいっけなあ

充実の休日でした。




 

びく石ハイキング

カテゴリー │休日トレッキング

早くも10月になりました。

10月30日に開催する 初亀と蕎麦の会 ですが

おかげさまで定員一杯となりました。

ご予約いただいた皆様 ありがとうございます。

さて1日の日本酒の日は、3年ぶりの静岡県地酒まつりに参加。

久しぶりの面々ともお会いできて楽しかったのですが

後半の記憶が飛んでいます。

いつものことですが、ご迷惑をおかけしなかったか

心配です。

2日の日曜は、晴天のもと 藤枝市の山をハイキング。

早朝の佐鳴湖は 流石に控えました。

酒が残っていたので、確実に飲酒運転になるからです。

登った山は 石谷山 標高526m 通称 びく石



茶摘みのときに使うビクの形をした大きな岩がある事で

この名前がついたとか。

市民の森ハイキングコース の一つなんですが

私たちが登ったのは、岡部町の玉露の里からのコース


先日来の雨で、途中道が崩れていたりと結構苦労しました。



でも 山頂からの景色は雄大で、遠く駿河湾も見渡せます。

富士山は 霞んで見えませんでした。

頂上までは車でも行けるのですが、ここは二本の足で登ってこそ。

ガーミンの計測では、約9キロを3時間24分かけて登って降りました。

消費カロリーは 1303キロカロリー

これは平地のランニングの場合、10マイル以上を走った時の数値です。

ゴールは 瀬戸谷温泉ゆらく

久しぶりに 湯船で足が攣りました(笑)





 

鯉川純吟Beppinうすにごり と 秋葉山トレッキング

カテゴリー │休日トレッキング

まずは 本日入荷の うすにごりのお酒のご紹介。

いわゆる 発泡生酒ではありません。



一回火入の 味わいシャープな辛口うすにごり酒です。


◆鯉川 純米吟醸 Beppinつや姫うすにごり

山形県鶴岡市の井上農場産米『つや姫』100%使用の

純米吟醸のうすにごり酒となります。

井上農場は安全な米作りを目指して有機肥料を使用。

農薬も通常の7割減にて栽培されています。

このお酒は生ではなく一回火入れですから噴くことはありません。

清楚で穏やかな麹香がグラスから立ちます。

色はうすにごりと言うより、しっかりと濁っています。

口当たりがしなやかでいてシャープ

余計な味わいをそぎ落としたように、真白で純粋。

きりっとしていて切れ味抜群の辛口酒。

まさに、小股の切れ上がったべっぴんさんです。

このまま冷やもよし ぬるめの燗もお奨めです。



続いて 個人的な休日の話題です。

昨日の日曜 早朝の佐鳴湖ランニングから帰り

車で下道を走って走って 1時間半 でもまだ浜松市なんです。

浜松市はなんと広いのか。

着いたのは 天竜区春野町の秋葉山下社の駐車場。

ここから 海抜886m の 秋葉山上社まで山道を登ります。



表参道は右 の看板を行き 



まずは急勾配の石畳の道がお出迎え

これを登りきると いよいよ登山道の始まり。



杉とヒノキが生い茂る道は ほとんど外の景色が見えません。

道そのものは整備されているのですが、とにかく長い。



1時間ほど歩くと 朽ち果てた家屋が現れました。

これはかつて ここから富士山が見えたのでしょうか

富士見茶屋跡 と立札がありました。

今は周りは木々に囲まれ、全く見えません。



海抜600mの先を少し行くと鉄塔があり、唯一の見晴らしの良い場所に。

もやが無ければ、ここから富士山が見えるはずです。



やがて着いたのは 秋葉寺(しょうようじ) というお寺。

明治初期の神仏分離までは、この寺が秋葉信仰を司っていたようです。



ここから30分ほど まだまだ歩きます。

樹木が太くなっていることに気づきます。



ようやく上社に着きました。

たっぷりと2時間かかりました。



正直 きつかったです。

平地を2時間ゆっくり走る方が、私にとっては楽です。

そんな山道ですが、トレランに励む人がいたりして

よく走れるよな  と感心しきり。

上社の食堂で食事を取り、来た道を下山したわけですが

登りは心肺機能がきつく、下りは足腰への負担が大です。

慣れた人は 1歩1歩交互に足を前に出し確実に降りていきますが

私たちは 1歩1歩足を揃えてしか降りられません。 

下りもほぼ2時間かかりました。

帰りは 浜北のあらたまの湯に浸かり

足とお尻をマッサージしてもらい、なんとか生き返りました。

まことにハードな休日でした。







 

朝から晩まで濃い一日の締めは 英君スプラッシュ

カテゴリー │休日日本酒の会トレッキング

先日の日曜は 朝から晩まで濃い一日を過ごしました。

早朝はいつもの佐鳴湖ランを10キロ。

朝風呂に入って豊橋市のJR二川駅に10時集合。

ランニング仲間14人 (こんなにいたっけ?) と

松明峠ハイキングを楽しみました。



コースの初っ端 住宅地に現れたのは 二川トーチカ

太平洋戦争末期、本土決戦に備えて第73師団が

遠州灘に面する海岸に設置した防御陣地。

ここから山道を一気に登り着いたのが


松明峠 標高258m ここまでで50分。

軽い食事を取ってその後稜線を下りたり登ったりで


やがて葦毛湿原(いもうしつげん)に到着。


一般道を過ぎて 朝倉川沿いをひたすら歩き


豊鉄の赤岩口に到着。

ここまで4時間弱  約9キロの行程でした。

路面電車に乗り豊橋駅のとあるイタ飯の店で

反省会という名の打ち上げ。

生ビールがうまかった。

皆で飲むのも本当に久しぶりでした。

浜松に戻り 二次会の誘いを断腸の思いで振り切り


夜は誼摩誼摩さんで行なわれている

息子が仕切る日本酒の会に途中から合流。

手ぶらで行くわけにもいかず持ち込んだのが



入荷したばかりの 英君スプラッシュ。

静岡県の蔵で当店に最初に入荷した

3BY新酒となる1本です。

という長い前振りでした。

◆英君 純米にごり生酒 スプラッシュ 3BY

純米しぼりたての発酵途中の醪をあらごしして詰められました。

吹出す恐れがありますので、開栓にはご注意下さい。

と思いきや、私が持ち込んだお酒は吹き出すこともなく

安全に封を開けることができました。

英君らしいスッキリとした辛口の活性にごり酒で

シュワシュワとした飲み口はまるで甘くない

“大人のカルピスソーダ”

後口が残らないキレのよい辛口純米にごり酒です。

ちなみに 酒の会のラインナップはこちら。



高級酒あり 古酒あり  ワイン樽熟成酒あり

ひやおろしあり  コンクール入賞酒あり  フルーティ系あり

そして新酒にごり酒ありと バラエティ豊かな面々でした。

ご参加いただいた皆さま ありがとうございました。





 

めがね専用 入荷

カテゴリー │休日ランニング旅行トレッキング

日月と連休をいただきました。

コロナ禍で行先は制限されますが

市内の山間部を歩くのなら問題ないだろうと

当初は 秋葉山を下社から上社まで登る予定でしたが

それだと日帰りで終わってしまい 酒も飲めないので

どこかに泊まれるところはないかとダメもとで探したところ

細江町気賀の国民宿舎奥浜名湖が

前日にもかかわらず予約が取れたので

尉ケ峰(じょうがみね)までのトレッキングに変更。

これもコロナ禍の余波でしょうか。

ちなみに リゾート系の宿泊施設なら泊り客は

緊急事態宣言中でも夕食時に酒は飲めます。


で当日 天気予報では一日中晴れのはずでしたが

山の天気は判りません。

2/3ぐらい登ったところで雨が強くなり引き返すことに。


勇気ある撤退 でした(笑)

尉ケ峰登山へのチャレンジはコースを変えて

またの機会まで持ち越しとしました。

山を登ると心が無になりますね。

一歩一歩足元を見つめ ただ足を前に出すことだけに集中

人が少ないというのもあり

ランニング以上に一心不乱になれます。

翌朝は いつものように旅ラン

宿からゆっくりと下り 細江町の町中をジョギング。


浜名湖に流れる都田川沿いでは ハゼ釣りの人が大勢居ました。

帰りには 大乗山宝池院 摩訶耶寺(まかやじ)を参詣。


重文の千手観音を拝ませていただきました。

ご住職がとても丁寧に案内と解説をしてくださり

歴史好きにはたまらない時間を過ごせました。



さて 土曜日に入荷したお酒のご案内です。

今年も ネガネをかけた人しか飲めなく

メガネをかけた酒屋でしか仕入れられない

と言うのは真っ赤なウソで (・ω・)\バシッ

どなたでも美味しく飲める1本です。

◆萩の鶴 メガネ専用 特別純米 2BY


お蔵のスタッフ全員がメガネ着用という萩野酒造さんの面々が

レンズの曇りに四苦八苦しながら仕上げたお酒・・・というユーモア。

単一タンクではなく、綺麗な香りと甘みの吟醸酵母仕込みのお酒と

スッキリとした酸味のリンゴ酸酵母仕込みの二種類のお酒をブレンドし

一回火入れ後すぐに冷蔵貯蔵しこの時期に出荷されました。

香りはどこまでも穏やか。

含むと フレッシュ感が保たれたガス感が残り甘さと酸のバランス

がとても良く爽快感があってスッキリとした旨みが広がります。

これから寒くなっていく気候を考え、暖かい料理 例えば

鶏の水炊きとかおでんとか。

食中酒として存在感を示すいたって真面目な酒質であるところが

メガネのインパクトを良い意味で裏切ります。

今回は、ウレタン製のマスクがもれなく瓶の首にかかっています。




 

シュワシュワしない “スプラッシュ” 望

カテゴリー │休日トレッキング

昨日の日曜は結局、雨はほとんど降りませんでした。

藤枝の低山へのハイキング と 某角打ち訪問は

金曜の夜の段階でキャンセルしちまったので

恨めしく空を見上げながら、いつもの 佐鳴湖ランと

ジムでのエクササイズで午前を過ごしました。

この季節の天気はよめませんね。



さて、前期高齢者の私にも、ようやく コロナワクチンの

接種券が届きました。

大規模集団接種会場を問い合わせると、7月16日ころまで一杯で

そのあとについては空いたら予約を受けます。

現段階でお受けできません。

という あやふやな応答。

つまり ネットで空いたのをみはからって予約を入れなさい。

ということか。

こりゃ 望み薄 ですね。

そこで かかりつけ医に電話したところ、7月と8月の予約が

すぐに取れました。

望みどおりに予約を受けてくれたかかりつけ医のありがたみを

ひしひしと感じる次第です。



そんなばたばたの最中に届いたのが 望 という酒名のお酒。

これは 皮肉でしょうか (笑)




望 と 書いて ぼう と読みます。

ここらへんではあまりなじみのない 栃木県のお酒です。

外池酒造店には、「燦爛」「外池」「望」という3つのブランドがあり

そのうち「望」は限定流通ブランドとして2012年にスタートしました。

望シリーズはすべて無濾過でアルコール16度の原酒というのが決まり。

すがすがしい透明感と、淡麗かつ芳醇な丸い甘みがクセになる

美味しさを最大限に活かし表現したオリジナルのお酒が

この望(ぼう)となるそうです。

ラベルに Splash スプラッシュ と明記されているので

発泡系のシュワシュワ酒 かと思いきや 違います。

◆望(ぼう) スプラッシュ 純米大吟醸 火入れ 2BY


このお酒 香り系の典型ともいえる青リンゴのような

とても爽やかな香りが漂います。

含むと、ガス感と、味ノリの良い香味が相まって

ラムネのようなイメージ。

一回火入のお酒ですが、口に含んだ瞬間「パッ!」と弾ける

そんな明るいイメージから「スプラッシュ」と命名されたそうです。

ですからシュワシュワ系のお酒ではありません。

チリチリとしたガス感と、丸みのある味のりしたリンゴのような甘みが

口の中で相反しながら躍動する舌心地がとても面白いお酒です。

苦渋もしっかりと抑えられ、ある程度の余韻を持ちながら消えていきます。

そんな「フレッシュ&フルーティー」なお酒を是非お試しください。




 

南の新酒 純米吟醸生酒

カテゴリー │休日トレッキング

昨日は好天の中、粟ヶ岳へのハイキング。

粟ヶ岳 というのは、掛川市と島田市にまたがる

標高532mの山で、新幹線から見える 茶 の文字の山

と言えばお分かりいただけるかと思います。

あの文字は お茶の木で構成されているかと思いきや

実はヒノキだったのです。

車窓から見ると、小高い丘のように感じますが

実際に上ってみると、ハイキングというより傾斜のきつい

ちょっとした山登りで、山頂まで休み休みの1時間でした。



「茶草場テラス」からの眺めは最高で、富士山がとてもきれい。

車ででも山頂まで行けますが、歩いて上ることで富士の雄大さが

何倍にも心に迫る、そんな気分にさせてくれる休日でした。


さて 毎年のことですが、一番遅く入荷する新酒と言えば

こちらの1本。

無濾過生酒らしいフレッシュさは今年も健在で

香り穏やかな食中酒として強くお薦めしたいお酒です。

◆南 純米吟醸 無濾過生酒 2BY
穏やかながらもフルーティな香りが漂い心が躍ります。

含むと味わいは決してくどくなく溌剌として清楚。

そして穏やかな口当たりと引きの良さも同時に楽しめる

まさに南らしさが凝縮された1本です。

数字的にはやや高めの酸度と日本酒度ですが

辛さはあまり感じず含むと意外にもすっきりとした旨口タイプ。

無濾過生酒ならではの、ガツンとした味の幅もあり

アグレッシブに主張しすぎずまた負けていないバランス感覚は

食中酒として強くお奨めしたいお酒です。

50%精米でありながらこの価格はとても

リーズナブルな1本と言えるでしょう。




 

見事な完熟 いや寒熟 鶴齢

カテゴリー │休日トレッキング

先日の日曜に ランニング仲間10名と愛知県奥三河の

乳岩峡(ちいわきょう)へトレッキングに出かけました。


そこは標高670メートルの岩山で、一帯を乳岩(ちいわ)と呼びます。

近くには洞窟が多く見られ、最大の乳岩洞窟は胎内くぐりも出来

気軽な2時間あまりの登山体験を楽しめました。

帰りは 近くの温泉施設でゆっくりと食事。

メンバーは男女とも 完熟にはちょっと早い中年の元気な面々(笑)

走るのとはちょっと違う筋肉を使う山登りも、いいもんです。

さて 完熟 ではなく 寒熟の美味しいお酒が入っています。

ここで言う寒熟とは、ひやおろしと新酒の端境期に出荷される

熟成によって生まれる美味しさを持ったお酒のことです。

昨日に続き 温めて美味しいお酒 でもあります。




◆鶴齢 特別純米五百万石 寒熟 1BY
1.8L 3,080円(税込)
720ml 1,540円(税込)

五百万石100%使用し、55%精米にて醸された

バストライザー一回火入れの生詰酒です。

香りは米を意識させる落ち着いていて緩やかなもの。

含むと、新潟酒らしい淡麗さと、日本酒本来のコクが広がります。

辛口か と問われればそうかもしれませんが

出しゃばらない甘さも感じます。

それは イコール 旨みとも言えます。

舌の上で転がして鼻に抜ける香りを嗜むと

ほっとするような日本酒らしさに癒されます。

後口に酸が残ることはなく、キレは上々です。

日本酒度や酸度は非公開ですが、中庸を行く数字を

ご想像いただければ的を射るのではないでしょうか。

このお酒はキンキンに冷すより、常温か燗が絶対おすすめです。

是非 ご利用下さい。

◆鶴齢 特別純米五百万石 寒熟 1BY





 

勝駒入荷しました。

カテゴリー │旅行トレッキング

先日の日曜は 前回の磐田市獅子ヶ鼻に続いてのトレッキング。

今月になり 愛知県と静岡県をまたぐ移動自粛が解除されたので

隣県愛知の、田原アルプスの縦走にチャレンジしました。


滝頭公園の駐車場に車を置いて、まずは 衣笠自然歩道入口から

標高276メートルの衣笠山への 登りです。

たかだか300メートル足らずと言えども、一気に上るとなると

これがなかなか体力を使うもので

展望台が見えるまで40分もかかりました。

桟敷岩より仁崎海岸を望む景色がこれです。

三河湾がとてもキレイでした。


その後 一度下って県道を横切り 滝頭山への登り。


恐竜の背 から望む 浜松方面です。

今度は比較的ゆるやかでしたが、ここまでで

すっかりと体力を消耗し、その後の藤尾山方面への登山は諦め


滝頭不動から不動滝を見て駐車場に戻りました。


滝頭公園はとてもきれいに整備された公園で、ここを歩くだけでも

世間のウサやコロナ禍も一瞬ですが、忘れることが出来ました。


この日の宿は 田原市の某老舗旅館でゆったりと過ごしました。

夕食のお供には、プレミアム価格の各地の超有名銘柄には目もくれず

地元愛知県の 日本酒(蓬莱泉 と 四海王)

を所望したのは言うまでもありません。

単に安かったから・・・(・ω・)\バシッ

翌朝は 恒例の旅先ラン

宿からスタートして走り始めるものの、どこまで行っても

キャベツ畑 と 田圃と 風力発電の風車しか目に入りません。

渥美半島は 偉大なる農業半島です。


そんなこんなで浜松に帰ると、このお酒が入荷してました。

いつものように 店売りオンリーでお願いします。




 

夏の白菊

カテゴリー │トレッキング

先日の日曜 磐田市の獅子ヶ鼻トレッキングコース

初めて歩きました。

決して高い山ではありませんが、身近に楽しめる良いコースだと思います。

そのコース、予想以上に険しい箇所もあり、初夏の晴天も相まって

汗びっしょりの行程でした。

蟻の戸渡り という岩によじ登ったは良いものの

そこは一畳分の広さしかなく

下を覗くと絶壁で足がすくむ思いをしましたが

景色は抜群でした。

左上にかすかに見えるのが、浜松のアクトタワーです。

この日は虫生側まで行かず、さくら台から八畳岩を経由して

帰路についたわけですが、ランニングとは違う筋肉を使うのと

山道特有の緊張感に、たかだか6.5キロしか歩いていないのに

へとへとになりました。

トレッキングもなかなか奥の深い屋外スポーツです。


さて話題変わって、初夏にぴったりのお酒のご紹介です。



このお酒の注目ポイントは

•幻の復刻米 白菊
•白麹
•低アル原酒

が醸し出す 独特のやわらかい酸  と言えるでしょう。


◆英君 純米吟醸 夏の白菊 1BY

雄町を祖父に持つなど大粒品種の系統である白菊は

一時栽培が途絶えたものの兵庫県で復刻され

英君さんでは白麹を一部に使用し、静岡CA-50酵母、

低アル仕様、一回火入れで醸されました。

香りはジェリービーンズにも似た芳香がかすかに。

含むと適度な酸を意識するものの

アル分が13゜(原酒)と低いため、やわらかな甘みとも

相まって口中に爽やかさを残します。

白麹から来る酸は、余韻としてしっかりと認識でき、

暑い夏でも食欲を増進させる一助となるでしょう。