守備範囲

カテゴリー │ご来店

昔の酒屋さんは、酒類全般を扱っていました。
ですから、お客様の要望には ほぼ100%
応えることができました。

もっとも その仕入れ先は ほとんどが地元の問屋さん。

でも 今は違います。
問屋さんから仕入れるものだけでは、商売の半分も
成り立ちません。

今日お越しの、はじめてのお客様。
お酒の棚を隅から隅まで じっくりとご覧になり、なにやら
お探しのよう。  思わず 何をお探しか声をかけると

『シングルモルトで、良いのありませんか』

と きましたね。

『すみません。それは当店の守備範囲じゃないんですよ。』

でも、そのまま帰しません。

『シングルモルトなら、同じ町内に グッドな酒屋さんがあります。
 地図を描きましょう。』

と、岩間酒店さんを紹介してあげました。

すると そのお客様。 手ぶらで帰るのは悪い とお感じに
なったのでしょうか、

 『お奨めの芋焼酎を1本紹介してください。』
とおっしゃるので、蔵の師魂をお買い上げいただきました。


岩間酒店さんは、当店が不得意な 洋酒系の品揃えがすごい
店です。 はっきり言いまして、へたな問屋より置いてます。

ですから、ウイスキーやブランデー、リキュール系をお探しの
お客様が見えたら、紹介します。

そして、和酒 つまり 日本酒の地酒 焼酎 梅酒 は、あちらが
当店を紹介してくれます。 こういう関係を 酒屋の業界では 

 棲み分け  と言ってます。

  ・・・別にどこでも言いますが。




 



 

獺祭遠心分離おりがらみ

カテゴリー │

ゴールデンウイークに突入しました。
当店は、5/1の日曜のみ お休みしますが
あとは通常通りの営業です。

今年は 浜松まつりが無くなったので、どういう動きに
なるのか、予想が付きにくいのですが、GW前の動きは
決して悪くありません。こんなご時勢に、昨年の売上を
キープできたのは、とてもありがたいことと、感謝しな
ければいけません。

浜松の街中では、まつりに代わるイベントとして、東北
地方の産品を集めての直売や、芋煮会などが計画されて
いるようですが、それはそれとして是非盛り上げていた
だきたいものです。

そのイベントで、東北のお酒を販売すると、新聞に出て
いました。 実は、当店にもあるルートから打診があり
ましたが、丁重にお断りしました。

その理由は、まず 玉が集まらない ということ。
世間の皆様が欲しいと思われる蔵のお酒は、今注文しても
1月先になるのか2月先になるのか全く判らないほど、
注文が殺到しており仕入れの予測が立ちません。

また、本当に支援すべき蔵は、お酒そのものがありません。

ですから、思います。
東北というくくりで、イベントをされることは、良いことと
思います。 でも、決してそれだけではない、もっと多面性
の持った支援の仕方はある。 ということ。

例えば 山口県の酒蔵 獺祭(だっさい)の旭酒造さんは、震災後毎月、
売上の1%を義援金として継続的に寄付すると
宣言されました。その後 新潟の 鶴齢さんや、秋田の まんさくの
花さんなども、同じように輪を広げておられます。

つまり、当店が獺祭を仕入れると、その売上の1%は義援金となる。
これはしっかりと売らなければなりませんね。

というわけで、獺祭の予約限定商品のご案内です。 
  
   結局 宣伝かい (・ω・)\バシッ

獺祭の蔵には、遠心分離上槽システムというのがあります。
これは、お酒を搾るとき、従来の横からや上からの圧で搾る
のではなく、脱水機のようにしるしると回して、遠心力で酒と
酒粕を分離するという方法です。

このシステムの特徴は

1.モロミを密閉して分離する。
2.低温に冷却しながら分離する。
3.短時間に分離できる。
4.歩留まりが悪くコストがかかる。


ということ。
つまり、たくさんは搾れないんですね。
でも、搾られた というより 抜き取られたお酒は 透明感に
秀でており、きれいな旨みを残すのです。




で、今回ご紹介するのは、その遠心分離で搾った純米大吟醸の
おりがらみ です。 おりを含んでいますが、雑味やくどさ
あるいは炭酸ガスの苦味などとは全く無縁のお酒です。

一口でセールポイントを言うと  おりが美味しい 
同じく獺祭にある、活性にごり酒とも違って、ぶくぶくと
炭酸ガスが沸き立つわけでもありません。でも生酒ですから
かすかに残します。



二種類あります。
◆獺祭 純米大吟醸 遠心分離50 おりがらみ生酒
あらばしり生のおりがらみなんですが、重さやくどさ、
炭酸ガスの苦味などとは全く無縁の、上質の透明感に
満ち溢れたものとなり、それでいて綺麗な旨みがいっぱいに
広がり、香りは、たおやかな甘さを湛えながら静かに立ちます。

搾れる本数が限られるので、予約分しか瓶詰めしないのも
無理のないところ。

スペックを冷静に客観的に見て、実際に口にすると
この価格は安すぎるのかもしれません。

1.8L 3360円  720ml 1680円

もう一つは
◆獺祭 純米大吟醸 遠心分離 磨き三割九分 おりがらみ生酒

こちらは、磨き三割九分 つまり山田錦を39%精米し
遠心分離で搾った荒ばしり生酒のおりがらみとなります。
50%精米より、香りはさらにフルーティ。味わいはより繊細で
澄み切り、しなやかな旨みの広がりが、なんとも素晴らしい。

食中酒としては、素材を生かした薄味で繊細なお料理などにも
是非合わせていただきたい。
こんなに上質感に優れたおりがらみは、なかなかありませんよ。

720ml 2993円

去年の12月から取り扱いを始めた獺祭ですが、
  コンスタントに売れるだろうか?
という当初の心配は、全くの杞憂となりました。

既に25アイテムぐらいあり、どれも継続的に仕入れをしています。
そして、特筆すべきは、他の銘柄を食わない ということ。
つまり、獺祭は獺祭として売れているのであって、他の銘柄から
乗り換えたというのではなく、プラスαとして売上に貢献してくれて
おります。

また、ネットの売上より、店売りや業務用のほうが圧倒的に大きい
というのも、特長です。 浜松という地域においては、まだまだ
広げられる可能性を秘めたお酒であるということ。

このたび入荷した 遠心分離おりがらみも
是非是非 お試し下さい。

こちら



 

メロン梅酒 と Tears in Heaven

カテゴリー │FMハロー

今日の RADIO H は めろめろメロン梅酒を持ち込み
パーソナリティの赤堀えみ子さんに 飲んでいただきました。

前半メロン 後半梅酒 メロンと梅酒がケンカをしない
すっきりして美味しいリキュールですね。

との感想をいただきました。

メロメロにしたい方がいらっしゃる人はどうぞ。


とは、彼女の弁。 いいねえ 使えるねえ。

というわけで、早速HPのキャッチコピーに
いただきました。

◆めろめろ メロン梅酒


音楽は 南部のぶこさんの歌う Tears in Heaven

のぶこさんのアルバムからの一曲なんですが
赤堀さんは、ジャケットの笑顔が素敵ですね。
と、食いついてきました。

これ撮影したのは、浜松城公園なんですよ。
ほら、徳川家康の像が隅っこに写ってるでしょ。


と言うと

ええどこですか? と 聞いてきたら 

写ってるわけないでしょ。
ジャズのアルバムジャケットに 徳川家康は ないやろ・・・


と、カマをかけてやろうかと思いましたが、やめました。
やれば良かった と今になって思います。

このジャケの笑顔は、カメラマンが休憩中に雑談をしていて
撮った一枚だそうです。 と、その話をしました。



Tears in Heaven  は、いい歌です。
今の時代 生かされている我々に ぴったりのナンバー
かもしれません。


僕は強くならなくちゃね 頑張って生き続けないとね
僕はまだ天国の住人にはなれないから…
 と 
優しく でも 気丈に 歌いかけます。

今日も 楽しく出演できました。 



 

ソロデュオ ライブ

カテゴリー │ジャズライブ

最近の店を丸投げしてライブに出かける回数は、尋常ではない。
いつ 離縁されても仕方の無い状況が近づきつつある・・(笑)
  
   (・ω・)\バシッ  笑い事ではない  反省しろ

そんな中 月曜だというのに またまた出かけた。
  猿にも劣る行為

出かけたのは ソロデュオライブ 
昨日ご来店のギラ・ジルカ 矢幅歩 中島徹 北村嘉一郎の皆さん。
ソロデュオ とは ソロシンガーがデュオを組む という造語。
ジャズの世界では、固定されたデュオユニットは居るが、ライブに
応じて男女のソロシンガーがデュオを組む というのは珍しい。



そして、この二人 ギラ・ジルカ 矢幅歩 のデュオは最高である。
味があって 面白くて 上手い とにかく 聴かせる。

ライブは ムーディーズ・ムード・フォー・ラヴ で粋に始まる。
名サックス奏者ジェームス・ムーディーが、エディ・ジェファーソンの
作詞したジャズ定番曲のリメイク・バージョン。 中島徹のピアノが
長いイントロを奏でるも、歌がなかなか始まらない。

この時の ギラの目がいい。
『あんた はよ歌い・・・』と黙って矢幅を見る。
矢幅は『ほっといてくれ』と突き放す。
ええ どうなるんやこの二人 と不安にさせといて
やがてサックスのコーラス部分に合わせたムーディな歌が
始まるという、凝ったアレンジで、軽くひとつかみ。

そして、二人のデュオは 似ているようで違った個性の真っ向勝負
であり 融合でもあり の熟成された音楽世界。

LOVE My Favorite Things IT DONT MEAN A THING と立て続けに
披露され、ヴォイスパーカッションの北村嘉一郎が登場。
驚異のヴォイスパーカッションを駆使して ネタ を披露。



弾き語りでもないのにピアノの中島徹の口元にはマイクがあり、
それは突っ込みのためのマイクであることを、ここで認識させ
られるのであった。

ルート66 への導入は、北村のヴォイスによるエンジン音の見事な
再現。 彼のヴォイス技は、かつて トライトーンのメンバーであった
ころにも聞いたことがあるが、スキル上げたねえ。

JR東海道線浜松行き普通列車の再現は、そのまま寄席に出ても
いけるんちゃう? というぐらいの爆笑パフォーマンス

でも本当の彼は アジアでも唯一の ジャズヴォイスパーカッショニスト
なのである。

さて、後半のステージは、人の 声という楽器 の魅力を存分に
楽しませてくれた。

ほとんどアカペラの ビコーズ  超絶早口の ワンノートサンバ
コント仕立ての 三年目の浮気 

この4人のユニットは 直球あり 変化球あり はたまたビーンボール
ありの 多彩なステージ とにかく 楽しいこと このうえなし。

終盤は 上を向いて歩こう  ラブストーリーは突然に  とJ-POP
のジャズアレンジが続き、You Raise Me Up が最終ナンバー。
今この歌の投げかけるメッセージは、重い。そしてアンコールは
チックコリアのスペイン。 最後の最後まで、聴かせるねえ。



アフターアワーズにもお付き合い。私の持ち込んだ白露垂珠
皆さんで堪能していただき、濃密な時間はあっという間に過ぎる。
このユニットのステージは、また絶対行きたいライブ の一つ と
確信する。




 

ギラ・ジルカ ご来店

カテゴリー

ヴォーカリストのギラ・ジルカさんが、本日浜松ハーミット
ドルフィンにて行われるライブの前に、メンバーの皆さんと
一緒にお立ち寄りいただきました。

実は その1時間ほど前にタイガーさんもお越しになり
最後のお別れをしたばかりでした。今日のかたやま酒店は
 ジャズデイ でしょうか(笑)

ギラさんは、梅酒に最近はまっておられるようで、私が
お奨めの2本 雑賀梅酒 と 濁濁梅酒 をお買い上げ。

その他メンバーの方も、梅酒に國香に開運と、いろいろと
お買い上げ。 皆さん頼もしい限りの お酒好き。
ありがとうございます。

入店するや最初の一声は
  『ええにおいのする 酒屋さんですねえ』

毎日居る私はわかりませんが、きっと お酒飲みの心を
くすぐる におい がするのでしょう。



恒例の 壁サインをいただき、記念写真を。

今夜のライブは 20時から。
ゆっくりと仕事を終えて行けます。
まだ 入れるようですから、今からでも 行こう という人は
どうぞ。

◆4/25mon ギラジルカvo&矢幅歩voソロデュオ Feat.中島徹pf
   &北村嘉一郎voi-per
http://www.azoo-web.com/kai/pg40.html
前回大好評だったギラと、矢幅歩のハーモニーを、ピアノと
ヴォイスパーカッションが強力にサポート。
ミニマムな構成ながら、カラフルでパワフルで心の琴線に届く
サウンドをお届けします。
● ギラジルカ(vo)、矢幅歩(vo)、中島徹(pf)、北村嘉一郎(voi-per)
● 日時/4/25(月)19:00開場 20:00開演
● 料金/ 前売 3,500円、当日 4,000円 ※全席自由 ※1ドリンク別

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会場・問合せ HERMIT DOLPHIN
〒430-0944 浜松市中区田町326-25 KJスクエア2F
TEL.053-451-1807 ourhouse@ck.tnc.ne.jp



 

Colors Of My Life  南部のぶこ

カテゴリー │CD

私のヴォイトレ教室の先生 南部のぶこさんが
CDメジャーデビューを果たしました。

その記念ライブが土曜日 浜松市の かじまちヤマハホール
にて行われ、少し遅れましたが、駆け付けました。

今度のアルバムは、ギタリストの成川修士さんがプロデュース
したもので、ベースの嶌田憲二さん ドラムスの金井塚秀洋さん
のトリオによる演奏で、彼ら独特の音世界に彩られています。

そして、のぶこさんの歌唱は クラシックの声楽を基礎とした
彼女特有の芯の強さと優しさが同居する、静謐でいて美しく、
まったりとしているのに爽やかな、個性豊かで不思議な癒しに
満ち溢れたもの。



Colors of My Life 

1. You Don't Know What Love Is
2. Night in Tunisia
3. My One and Only Love
4. Antonio's Song
5. Alice in Wonderland
6. Good Morning Heartache
7. True Colors
8. My Romance
9. セピア
10. 明日に架ける橋
11. Tears in Heaven


アルバムタイトルの Colors of My Life とは、人生の中の
いろんなこと という意味。 英語の達者な彼女の妹さんに
ヒントを得たとか。

有名なスタンダードが中心に構成されていますが、どの曲も
アレンジがとてもユニークで、いろんな色が出ていて、ヴォー
カリストとしての奥の深さと、幅の広さで楽しませてくれます。


ライブ会場では、10ヶ月の赤ちゃんを抱っこするお母さんが
いました。 乳飲み子ですから、ぐずることもあります。
母親が気遣って会場を出ようとすると、 いいのよ いいのよ
と、ステージから引き止める のぶこさん。

赤ん坊の声も、自然の風の音と一緒で音楽と同化すれば
なんのことはない。 というスタイル なんでしょうか。
そして歌い始めた 最後の曲は ギターとのデュオによる
スマイル。

シーンと静まり返った会場で、アコースティクギターの調べに
のせて吟じられた歌声は、ぐずっていた赤ん坊をも癒すという
まさに彼女の歌の力を示すもの。

そんな ゆるぎのない優しさと 芯の強さを兼ね備えたアルバム
これです。

Colors Of My Life  南部のぶこ

購入 試聴は こちら


 

最後のパーティ

カテゴリー │友人

ジャズトランペッターで音楽プロデューサー、そしてパークリー
音楽大学院の教授でもある、タイガー大越さんのさよならパー
ティが、この3ヶ月間を過ごされた浜松のご自宅にてありました。

ご次男の直城さんと奥様のケイティさんも、米国からお越しに
なり、歓迎と送別を兼ねてのパーティは、夜遅くまで盛り上がり
ました。


ロフトに飾られている絵は、タイガーさんがお描きになったもの。


思えば、日本酒の会にてレクチャーをさせていただいてからの
タイガーさんとの縁。深く心に残る、数々の思い出に感謝です。


浜松での演奏や生活の様子が、サッチモの歌をバックに、プロ
ジェクターにて大写しされ、その中には かたやま酒店での一枚もありました。



この写真は、日本酒の会でタイガーさんが さわってごらん
と、自分の口元を私に触らせる瞬間。
とにかくフレンドリーで気さくな方でした。


日本酒が大好きなタイガーさんですから、最後に持ち込むお酒は
葵天下の熟成大吟醸をセレクト。 この3ヶ月のお付き合いで、
タイガーさんの日本酒に対する嗜好の傾向が、香りは穏やかで
透明感を維持しつつも、旨みがふくらみ、キレの良いもの。
と判断したからです。

そのよみは見事に当たりました。
 『これも美味しいねえ。』 とお褒めの言葉を。
そして、お嫁さんのケイティさんも、『イチバン』 と日本語で (笑)


パーティの締めは なんと 激練りラッパ。
トシトランペットアトリエの亀山さんと二人で、砂山町の法被を
着て祭りのラッパを吹くと、タイガー一家を真ん中に、皆で激練り。
マンションの最上階とは言え、近所迷惑ではないかとちょっとひや
ひやでしたが、喜んでいただきました。

タイガーさんの前でラッパを吹くなんて、こんな経験は多分二度と
ないでしょう。  最後の最後まで、思い出は尽きません。

来週には いよいよボストンへと発たれます。
どうぞお元気でお過ごし下さい。
素晴らしい思い出の数々に、心から感謝申し上げます。


タイガーさん一家と 記念写真




 

日本酒講座

カテゴリー │日本酒教室

スーちゃんが 亡くなりました。

三人の中で誰が好き? とは
若い頃よくやった合コンでの話のネタ。
恋愛感が判るとか。

私はミキ派でしたが、一つ年下のスーちゃんも
妹のようで可愛かった・・・
ご冥福をお祈りします。


さて、NHK文化センターで行っている 日本酒講座
『知る 飲む 愉しむ 日本酒講座』の4月期第一回を
昨日行いました。

お仕事の関係でお辞めになった方もいれば、新たに
入講される方もおられます。 そして、引き続き変わらず
受講される方も。 

この日のテーマは 麹って 何?

麹の役割 麹菌の種類 種麹などについて、お話しました。

利き酒のコーナーは、愛山をテーマに、愛山で醸造された
お酒を4種類用意しました。  



左から 
七田 七割五分磨き 愛山 純米無濾過生
立山 特別純米 愛山  
南部美人 純米吟醸 愛山 
獅子の里 純米大吟醸 愛山


南部美人は、ネットで関西の酒屋さんから購入しました。
愛山使用のお酒って、山田錦や雄町に比べると、やはり
少ないですね。 特に南部美人は全国から引き合いが
多いので、在庫のあるお店を探すのに、何件か電話を
かけたりしました。

七田は、何回も取り上げているように、愛山という高級米を
あえて磨かずに仕込んだお酒。75%精米でも雑味がなく
適度な酸とスムースな米の旨みを感じていただけたと思います。

立山は、57%まで磨いた純米酒。香りは穏やかで、酸も
低く味わいの広がりもスローですが、食中酒としては、こういう
存在のお酒も必要。

南部美人の愛山は、私も初めて飲みましたが、適度にきれいな
旨みが広がる、純米吟醸らしさがしっかりと感じられる佳酒でした。
香りはセーブされています。

獅子の里は、20BYのお酒です。二年以上冷蔵庫で寝かせて
あった品ですが、熟し香はないものの、旨みの凝縮感もあまり
感じられませんでした。

愛山というお米は、香りより、味わいの深みを楽しむ純米酒や
純米吟醸に適したお米だと思いました。少なくとも、香り華やかな
大吟醸には不向きでしょう。
もっとも、お米が砕けやすく、高精白は困難でしょうから、35%とか
40%の大吟醸は どだい無理な話。

そして、この日はとっておきの1本がありました。



菊石 袋漉し 純米吟醸生酒 

このお酒は、愛知県の豊田市の地酒で、3月までこの講座に
通われていた Nさんという飲食店にお勤めの男性から
講座の皆さんと一緒に味わってください。 
と手紙を添えて送られてきた1本なんです。
ありがたいことです。
講座の皆さんも、驚きとともに大変喜んでくださいました。

五百万石55%精米で、酵母は定かではありませんが、香り系
の酵母だと推測できます。

新酒生酒らしい、ふくよかな香りが立ち、口に含むときれいな
旨みがスピード感を伴って広がるタイプです。アル分は15度台
ですから原酒ではないものの、袋漉し いわゆる無濾過でしょう
から、それ特有の味の多さを併せ持ちます。

キレはスパッと切れるものではなく、じんわりと旨みを残します。
最初に楽しむお酒で、何倍も飲むと少し疲れるかもしれません。

豊田の地酒は初めて飲みましたが、なかなかのレベル。
香りがアグレッシブなところは、静岡との大きな違いですが
こういうお酒もTPOに応じて必要だと思います。

Nさん ありがとうございました。ブログを借りてお礼申し上げます。

さて、この日本酒講座 途中からでも受講できます。
ただいま生徒さんを募集中。

6月には 特別ゲストとして、國香の蔵元杜氏 松尾晃一氏にも
お越しいただく予定です。 興味のある方は是非ご参加下さい。

知る・飲む・愉しむ 日本酒講座



 

出たあ~ メロン梅酒

カテゴリー │

当店には今 約150種類の梅酒があります。
柚子などのフルーツリキュールを加えると
180は裕に超え、200に迫ろうかという勢い。

日本酒をメインに酒屋をやっているつもりでしたが
気がついたら 梅酒専門店 のような有様です。

そんな梅酒のアイテムに また一つ新顔が登場。



◆めろめろメロン梅酒

バナナ梅酒があり マンゴー梅酒があり 柑橘系があり
りんごやイチゴ、はたまたドラゴンフルーツ なんてのも
ありますが、メロンは どういうわけか ありませんでした。

熊本産の高級種アールスメロンを使い、ジューシーで爽やか、
瓶底にはメロンの果肉がうっすらと佇み
まるでメロンジュースのような味わいに仕上がっています。

アールスメロン と言えば いわゆるマスクメロンの一つ。
高級種として有名なメロンですが、今回使っているのは
熊本県産。

静岡県も高級メロンの産地で、メロンのお酒はありますが
ワインであったり、カクテル用のリキュールであったりするわけで
この品のように、そのままストレートやロックで簡単に楽しめる
甘いお酒は、あるようでありませんでした。

グラスに注ぐだけで、完熟メロンのような香りが漂います。
口に含むと、メロン本来のあの甘みとうま味が広がり
あとから梅酒の風味がほんのりと顔を出し
甘すぎないところが、魅力ポイントでしょう。

オンザロック、ソーダ割り、アル分9度ですから、冷やして
ストレートもいいですね。

一度 お試しあれ

◆めろめろメロン梅酒



ところで めろめろメロン というネーミング
宮崎県産のアールスメロンの愛称として、東国原さんが知事時代
に名付け親になって付けられているようですが、大丈夫でしょうか?
老婆心ながら、ちょっと心配になりました。




 

素の表現

カテゴリー │FMハロー



七田 愛山七割五分磨き を 水曜パーソナリティの
えみ子さんに飲ませたところ、 
 
 匂いがお酒っ て感じ
     うわあ 酸っぱいい

との評価でした。

この純米酒の酸をしっかりと感じたのでしょうが、酸っぱい 
という感想は、日本酒としてはちょっと珍しいかもしれません。

でも、確かに酸が特長の純米酒ですから、正直な感想でも
あるのです。

ポイントをしっかりと的確に突いてきてくれるので、言い回しは
ともかくとして、非常に助かります。 
いや、かえって、専門的な言葉ではない 素の表現のほうが
リスナーの方には 伝わりやすいのかもしれませんね。

音楽は 村上ゆき のピアノ弾き語りで 花咲く旅路 をかけました。
最初 ご存じないとおっしゃってましたが、聞くと ああ知ってる。

うさぎしるべ~花咲く旅路  村上ゆき





 

花咲く旅路

カテゴリー │

サザンの桑田が作詞作曲し、原由子が歌ってヒットした
花咲く旅路 という曲があります。

 鈴なりの花を摘み
  吹く風に夏を知る
  おだやかに
  ああ おだやかに
  今 ぼんやり遠くをながめてる

  はるかなる空の果て
  想い出が駆けめぐる
  なだらかな この なだらかな
  名前さえしらない 坂だけど

  咲く紫は 旅路を彩どる

  何処へと鳥は鳴き
  夢出ずる国をゆく
  世の中は ああ 世の中は
  なぜ こんなに急いてと流れてく

  今宵は 月が旅路を照らそうぞ

  喜びが川となり
  悲しみは虹を呼ぶ
  道無きぞ この旅だけど
  でも こんなに上手に歩いてる

  稲穂の先が いつしか垂れコウベ
  咲く紫は 旅路を彩どる


先日の 京都嵯峨野の竹林を歩いていたとき
携帯に入れてあったこの曲が流れました。

五七調で流れる詞のリズムは、日本古来の韻を含んだ
もので、曲調は郷土を思い起こさせる和の音階が散りばめ
られています。 じーん と沁みました。


  世の中は ああ 世の中は
  なぜ こんなに急いてと流れてく

本当にそうだと思う。
日本人は、今度の震災をチャンスに換え、
 夢出ずる国 をもう一度造り直せばいい。
道は長く険しいけど。

この曲 今日のラヂオで流します。
本家の原由子ではなく
 村上ゆき のピアノ弾き語りで。

お酒は 七田の愛山。

私が出るのは、お昼の12時10分から。
どうぞよろしく。
FMハロー  76.1MHz 
http://www.fmharo.co.jp/




 

もっと日本酒を買いましょう。

カテゴリー │酒屋の仕事

別に 東北のお酒を買いましょう と言いたいのではありません。

お酒のネット通販をやっていると、日本のいろんな地域から
注文をいただきます。

一番遠いところは、やはり沖縄でしょうか。
北海道は、よくあります。
どちらも、航空運賃が今年から高くなり、送料も値上げ
せざるを得なくなり、ちよっと注文が減りました。

テロ対策とかで、保険料が値上がりしたようです。
ヤマト運輸の運賃体系は変わらないのですが、私たち
のような業者への料金は上げてくる。
ヤマトさんには普段お世話になっているので、これも仕方の
ないことと、あきらめて のみました。

そんな中、先日 小笠原諸島の母島にお住まいの方から
日本酒の一升瓶3本の注文が入りました。

10年以上ネット通販をやっていて、小笠原からの注文は
初めてです。 さぞかし料金も高いのかと思ったら、小笠原も
東京都ですので、まったく都心と同じ送料。
なんか申し訳ない気分に一瞬なりましたが、よくよく聞くと
最長11日かかり、クール便は使えないとか。
船で行くので、当然といえば当然です。

ところが、今回のお客様の注文のお酒は生酒。
暑い船底で10日間も常温で揺られると、品質が心配です。
いや 確実に劣化するでしょう。

そこで、ユーパックに問い合わせると、チルド便(クール便)が
あるそうです。 ところが、料金が高い。 カートンのサイズと
重さをきっちりと量るので(当たり前ですが)、お酒はどうしても
かさばるし重いので、ヤマト運輸の2.5倍ぐらいになります。

お客様に問い合わせると、高くなってもいいのでクール便で・・
とのことでしたので、浜松駅前の郵便局までもって行きました。
一週間で着くそうです。



かと思えば、ニューヨークに大吟醸を送れないか?
というオファーもあります。

単純に送料だけ問い合わせると、1個口あたり 18000円ぐらいの
送料がかかります。 それでも、あちらで買う同じグレードのお酒の
価格より安いそうです。 例えば、日本で720ml 5000円のお酒が
あちらでは 150ドル 12500円ぐらいで売られているとか。

でもこれは、NO です。
ヤマト運輸がアルコール類の海外宅配を一切受け付けないから。

では、実際に輸出されている日本酒はどうしているのかと言うと
米国のいろんな役所の許可をクリアーし、カーゴで何十ケースという
単位で送られるようです。

米国では、アルコール類は麻薬と同じ扱いだそうで、何十枚という
書類を申請し許可を得なければ、手に入れることが出来ない。
ましてや、個人で輸入するなんてことは、まず不可能。
税金だけをクリアーすれば、簡単に手に入れることの出来る日本とは
大違いです。 1本あたりの価格が高くなるのには、理由があるのです。

では、中身を 例えば醤油とか調味料と偽って送るとどうなるでしょうか。
瓶製品だと確実に割れるので、すぐにばれてしまい、それはそれは大変な
ことになるでしょう。 パック酒なら、出来ないこともありませんが、
それなら向こうでも買えるでしょうから、全く意味がありません。

美味しい日本酒を安い料金で簡単にゲットできる日本の皆さんは
とっても幸せなんです。 

ですから  もっと日本酒を買いましょう。  

   そっちかい(・ω・)\バシッ



 

京都を楽しむ

カテゴリー │休日

昨日は京都へ出かけ、終日 寺と花をめぐりながら
休息をとる。

逐次 携帯からアップしたが、慣れない操作にとまどい
ながらだったため、文章も写真も、もどかしさが少々。

行くきっかけは、うちの奥さんの 
 
  今年はちゃんとした花見をしていない。 
  という一言。



そこで急遽 プラットこだまの格安チケットを手に入れ、GO。
1000円を追加すると、往復ともグリーン車に座れるので
こんなことでもないと乗れない グリーン車で行った。

座席はゆったりとしているし、周りはガラガラだし、停車時間が
やたら長いことさえ気にしなければ、これは実にいい。

京都駅から 山陰本線 いえいえ 今は通称 嵯峨野線に乗り換え
嵯峨嵐山まで。 この路線は、私の学生時代は単線だったが
1989年に複線高架化し、今では園部まで複線化している。

昔の二条駅の面影はまったくなく、高架化された駅舎に時の流れを
感じる。円町 花園 太秦 と続く町並みは、かなり変わった。
変わらないのは、衣笠山の左大文字だけ。

嵐山周辺も、しゃれた店が軒を並べ、その賑やかさは、まさに都会の
それ。 でも、一歩路地を入ると、古い寺院がたたずみ、まさに京都。
新しいものと古いものが、見事に共存している。


昼食は チケットに付いている 渡月橋のたもとにある料亭で。
2500円のお弁当がタダになるのだから、これはお得。
量はちょっと物足らないが、味は上々。
ビールを1本 二人で飲む。


午後は奥嵯峨まで、ひたすら歩いた。
常寂光寺の多宝塔から見る 京都市街の風景。
学生時代に住んでいた町並みが望める。

清滝まであと1キロ というところで、たまたま京都バスがきたので、
それに乗り、嵐山を素通りして、帷子ノ辻まで。
きじのつじ ではなく かたびらのつじ 京都の地名は とにかく難解。

なぜ帷子ノ辻かと言うと、昔住んでいた 京福電鉄北野線沿線を
見たかったから。
この界隈は 駅名が一部変わったぐらいで、風景はそのまんま。


竜安寺駅界隈は、青春の思い出が一杯詰まった場所。
ああ あの日に帰りたい。

北野白梅町で降り、北野天満宮方面へ歩き、カフェでスイーツを食べ
市バスに乗って、河原町界隈へ。 渋谷や新宿の人出と変わらない
賑やかさ。 でも、四条交差点の阪急デパートが閉店していたので
その周りに空き店舗が散見されたのは、時代を反映している。

昔バイトをしていた 老舗の京菓子屋を訪れると、何も変わらず
営業を続けていた。人は・・・変わったのかな。 声をかける勇気は
なかった。

祇園近辺を歩き、また四条まで戻り、烏丸で地下鉄に乗って京都駅へ。
デパートの酒売り場で、店員お奨めの日本酒を買って、新幹線で飲む。
味が重い。 品質からすると、割高感は否めない。
静岡の酒のレベルの高さを、再認識することに。
なんてことを考えてしまうのは 酒屋の性(さが)  いやだねえ(笑)  

楽しくも 豊かな休日でした。




 

北野白梅町

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嵯峨野からバスに乗り帷子辻で降りる。
嵐電に乗るのだが、昔この駅にはジャスコがあったが今はない。
終点の懐かしき北野白梅町で記念撮影。




 

化野念仏寺

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ここは 8月の夜に来るところかもしれませんが、垂れ桜はキレイです。



 

常寂光寺

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昼御飯を済ませ竹林を通り抜け、常寂光寺へ
ここは紅葉の名所につき人出は少ない。
ウグイスの鳴き声に癒される。



 

天龍寺

カテゴリー │旅行

まずは定番 天龍寺
花は少々残っています。



 

京都にて

カテゴリー │旅行

京都 嵐山にて花見を楽しもうと今から山陰本線に乗ります。
何年ぶりでしょうか
この路線に乗るのは
京都はさすがに人が多いです。




 

七田の愛山 七割五分磨き

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ピアニストのウォン・ウィンツァンさんが
Ustreamにてお送りする 
インターネットライブ ★「さとわより祈りを込めて」

先日の4/13は、ジャズベーシストの森泰人さんとのデュオでした。
ちょうどタイガーさんのライブがあり、生では見られませんでしたが
アーカイブで見ること、いや聴くことができます。

私は店を閉めたあと、パソコンに向かい、たっぷりと愉しんでいます。
いやあ いいですねえ。

何も知らないはずのうちの奥さんがその調べに接し
『このベースって森さん?』 と聞いてきました。

むむ お主できるな・・(笑)
確かに 指の太い森さんらしく 骨太で優しいベースの響きが
特長的です。

でも、森さんが入ることで、★「さとわより祈りを込めて」の中で
もっともジャズらしい演奏になっている・・
いえ まさにジャズになっているのは
さすがと言うべきか さもありなん というべきか。
これがライブの面白さでしょう。

チャリティですから、もちろんノーギャラです。
でも、一切手を抜かない いつもどおりの熱きプレイが57分に渡り
展開されます。 そんなお二人の心根に 敬意を表します。
SATOWA UST LIVE 11/04/13/02with Yasuhito Mori

こちらからご覧いただけますので、是非お聴き下さい。


ところで、私はこの演奏に触れながら
ある日本酒を試飲して、メルマガを書いていました。

そのお酒とはこれです。



■七田 純米七割五分磨き 愛山 無濾過生 22BY
愛山という酒造好適米は、昭和24年兵庫県の農業試験所が開発
したもので、山田錦と雄町の血を継承した米です。でも、一時的に
衰退してしまいました。

その後、剣菱が独占的に委託生産をし、これを隠し味として使い
ながら、生き延びてきたのですが、最近は全国の蔵元で使われて
います。

米の特性としては、軟質米でとても米が砕けやすい。砕米が多いと
溶けが速く味の重い酒になりやすいのですが、うまく仕上げると味わ
いの深いお酒になるとか。

山田錦よりも高価な米ですから、どこの蔵も、しっかりと磨いて吟醸
酒以上のお酒に使います。

ところがです。
天山酒造の七田社長は、この米で純米酒を造ろうとチャレンジしました。
それも、75%精米で。


精米歩合75%ということは、25%しか削らないわけですから
当然雑味が出て重い酒になることを覚悟しなければいけません。
でも 実際に出来たお酒を飲むと、そうではないのですね。
精米率が低いことによる雑味の懸念は全くないのです。

香りはザクロやびわのような和の果実を連想します。
口に含むと、穏やかな酸が顔を出し、舌の上に米のエキスを漂わせます。
鼻に抜ける香りは、サラサラとして艶やかな印象を残し、やがて静かに
切れていきます。

七割五分シリーズの中では、もっとも滑らかさと艶を感じるところなど
さすがに愛山と言えるでしょう。

ウォンさんと森さんの デュオ演奏を聴きながら このお酒を飲むと
 人のぬくもり  一途な気持ち  大切なものは何か 
と いろいろと考えさせられます。

■七田  純米 七割五分磨き 愛山 




 

浜松最後のセッション

カテゴリー │ジャズライブ

昨夜は、久しぶりに濱崎くんのテナーを聴いた。
ゆるぎのない心地よさに溢れた いい音だねえ。
しびれてしまった。

披露した曲がそうなのかもしれないが、彼の演奏
角が取れて円熟味が出てきたような、そんな気がする。

終わってから握手をすると
  『またお酒の会に呼んでくださいよお・・』
と言われた。  真剣に考えよう。

さてこの3ヶ月というもの 浜松のライブ会場では 
タイガー大越さんの演奏にあらゆる場面でめぐり合える
という至福の連続。

その間には 大震災も起き 祭りも中止になり 原発は深刻だし
良いことはなにも無かったけど、タイガーさんとの出会いは何よりの僥倖。
心から感謝します。


ライブの後半は、カルテットにタイガーさんが加わり、いよいよ浜松最後
となるセッションは、それはそれは楽しい 心に残るものでした。


階段の踊り場に上って マイ・ファニー・バレンタインを演奏するタイガーさん。
ここに登ったプレイヤーは 初めて見た(笑)


濱崎くんも 負けじと登る。 いいねえ。


ドラマーの黒田くんもノリノリ。強くてしなる音が最高。


最後は 全員総立ちで 心のそこからジャズを愉しむ。

いつもそうだが、タイガーさんが加わると 会場の空気も
プレイヤーの表情も ほんとうに和む。
ジャズ的にどうのこうのは、この際どうでもよいこと。

音楽の楽しさを全身で表現し、ともに分かち合うというその精神
スタイルはすべてに通ずるものであり、見事に感応されました。


ありがとう タイガーさん。
また浜松に来てください。