2007年07月20日00:09
マルガリータ・ベンクトソン≫
カテゴリー │CD
margareta bengtson マルガリータ・ベンクトソン
スウェーデンの女性ヴォーカリストだが、
あのリアル・グループのメンバーだった人である。
彼女の初ソロアルバムが発売されていたので、手に入れた。
40年代のミュージカルナンバーから、ジョビンの曲まで
オーソドックスな選曲だが、バックの演奏もまたオーソドックス。
コンボにオーケストラという、50年代の、ジャズがポップスだった
頃の形態である。
でも、彼女の醸しだす世界に実に合っているから面白い。
リアル・グループでは、もちろんアカペラで歌っており
彼女のソプラノ・ヴォイスには接しているものの、
これほどにもしなやかに、美しく細い声だったろうか。
もっと、強くて明るい声だったような気がする。
タイトル曲「I'm old fashioned 」
アカペラで静かに始まり、やがてピアノが片手で音を鳴らし
ブラシとベースがゆっくりとリズムを刻む。
そして、流麗なストリングスがかぶり、ブラスがソロを受け持つ。
芸達者なスウェーデンのミュージシャンの光る演奏は、
そのバランスの素晴らしさで、見事に彼女の歌を一段上へ
昇華させている。
全編がこんな調子の、エレガンスな大人のヴォーカルアルバム。
バックのソロも聴きものの、お奨めの一枚。
試聴はこちら
スウェーデンの女性ヴォーカリストだが、
あのリアル・グループのメンバーだった人である。
彼女の初ソロアルバムが発売されていたので、手に入れた。
40年代のミュージカルナンバーから、ジョビンの曲まで
オーソドックスな選曲だが、バックの演奏もまたオーソドックス。
コンボにオーケストラという、50年代の、ジャズがポップスだった
頃の形態である。
でも、彼女の醸しだす世界に実に合っているから面白い。
リアル・グループでは、もちろんアカペラで歌っており
彼女のソプラノ・ヴォイスには接しているものの、
これほどにもしなやかに、美しく細い声だったろうか。
もっと、強くて明るい声だったような気がする。
タイトル曲「I'm old fashioned 」
アカペラで静かに始まり、やがてピアノが片手で音を鳴らし
ブラシとベースがゆっくりとリズムを刻む。
そして、流麗なストリングスがかぶり、ブラスがソロを受け持つ。
芸達者なスウェーデンのミュージシャンの光る演奏は、
そのバランスの素晴らしさで、見事に彼女の歌を一段上へ
昇華させている。
全編がこんな調子の、エレガンスな大人のヴォーカルアルバム。
バックのソロも聴きものの、お奨めの一枚。
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