ソロデュオ ライブ

カテゴリー │ジャズライブ

最近の店を丸投げしてライブに出かける回数は、尋常ではない。
いつ 離縁されても仕方の無い状況が近づきつつある・・(笑)
  
   (・ω・)\バシッ  笑い事ではない  反省しろ

そんな中 月曜だというのに またまた出かけた。
  猿にも劣る行為

出かけたのは ソロデュオライブ 
昨日ご来店のギラ・ジルカ 矢幅歩 中島徹 北村嘉一郎の皆さん。
ソロデュオ とは ソロシンガーがデュオを組む という造語。
ジャズの世界では、固定されたデュオユニットは居るが、ライブに
応じて男女のソロシンガーがデュオを組む というのは珍しい。

ソロデュオ ライブ

そして、この二人 ギラ・ジルカ 矢幅歩 のデュオは最高である。
味があって 面白くて 上手い とにかく 聴かせる。

ライブは ムーディーズ・ムード・フォー・ラヴ で粋に始まる。
名サックス奏者ジェームス・ムーディーが、エディ・ジェファーソンの
作詞したジャズ定番曲のリメイク・バージョン。 中島徹のピアノが
長いイントロを奏でるも、歌がなかなか始まらない。

この時の ギラの目がいい。
『あんた はよ歌い・・・』と黙って矢幅を見る。
矢幅は『ほっといてくれ』と突き放す。
ええ どうなるんやこの二人 と不安にさせといて
やがてサックスのコーラス部分に合わせたムーディな歌が
始まるという、凝ったアレンジで、軽くひとつかみ。

そして、二人のデュオは 似ているようで違った個性の真っ向勝負
であり 融合でもあり の熟成された音楽世界。

LOVE My Favorite Things IT DONT MEAN A THING と立て続けに
披露され、ヴォイスパーカッションの北村嘉一郎が登場。
驚異のヴォイスパーカッションを駆使して ネタ を披露。

ソロデュオ ライブ

弾き語りでもないのにピアノの中島徹の口元にはマイクがあり、
それは突っ込みのためのマイクであることを、ここで認識させ
られるのであった。

ルート66 への導入は、北村のヴォイスによるエンジン音の見事な
再現。 彼のヴォイス技は、かつて トライトーンのメンバーであった
ころにも聞いたことがあるが、スキル上げたねえ。

JR東海道線浜松行き普通列車の再現は、そのまま寄席に出ても
いけるんちゃう? というぐらいの爆笑パフォーマンス

でも本当の彼は アジアでも唯一の ジャズヴォイスパーカッショニスト
なのである。

さて、後半のステージは、人の 声という楽器 の魅力を存分に
楽しませてくれた。

ほとんどアカペラの ビコーズ  超絶早口の ワンノートサンバ
コント仕立ての 三年目の浮気 

この4人のユニットは 直球あり 変化球あり はたまたビーンボール
ありの 多彩なステージ とにかく 楽しいこと このうえなし。

終盤は 上を向いて歩こう  ラブストーリーは突然に  とJ-POP
のジャズアレンジが続き、You Raise Me Up が最終ナンバー。
今この歌の投げかけるメッセージは、重い。そしてアンコールは
チックコリアのスペイン。 最後の最後まで、聴かせるねえ。

ソロデュオ ライブ

アフターアワーズにもお付き合い。私の持ち込んだ白露垂珠
皆さんで堪能していただき、濃密な時間はあっという間に過ぎる。
このユニットのステージは、また絶対行きたいライブ の一つ と
確信する。



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