金賞酒を愛でる会2023

カテゴリー │日本酒の会

2023年9月23日と24日の二日に渡って

今年で13回目となる 金賞酒を愛でる会を

浜松市中区板屋町の 旬の料理大内さん

にて開催しました。

昨今の酒代や食材費の高騰もあり

参加費を 12000円と値上げしましたが

集客は例年通りにご予約をいただき

定員一杯のお客様にご参加いただきました。

金賞酒のラインナップは以下となります。

金賞酒を愛でる会2023

左から提供順に

①志太泉 大吟醸 全国金賞酒
23日は 志太泉 大吟醸 静岡会長賞酒

②臥龍梅 大吟醸 全国金賞酒

③神雷 大吟醸 千本錦 40% 全国金賞酒

④飛天山大吟醸 全国金賞酒

⑤ 蓬莱 大吟醸 超吟しずく 全国金賞酒

⑥雪の茅舎 製造番号酒 35%純米大吟醸生酒 1年熟成酒

⑦開運 波瀬正吉斗瓶取り 大吟醸 首-1

金賞酒を愛でる会2023

開始時刻1時間前に入りテーブルセットなど

準備が完了しお客様をお迎えするばかりです。

遅れる方も無く両日とも定刻通りにスタートしました。

金賞酒を愛でる会2023

まずは乾杯のお酒

志太泉 大吟醸 全国金賞酒

23日の土曜日は 志太泉 大吟醸 静岡会長賞酒

実はこの2種類のお酒の中身は同じもの。

静岡県の鑑評会では吟醸の部第2位

全国では金賞受賞となったわけです。

ちなみに 静岡吟醸の部の第一位は

最後にお出しする 開運です。

静岡酵母らしい穏やかな香り

綺麗な旨みと深みを感じさせ抜群のキレの1本。

合わせるお料理は 前菜として

干しわらびの白和え クコの実 穴子の棒寿司
百合根抹茶茶巾 いわしの梅煮 稲穂


稲穂は飾りではなくポップコーンのように揚げてあるので

白い部分は食せました。

茶巾ともども稲刈りをイメージする

和食ならではの季節の演出です。

金賞酒を愛でる会2023
大内の親方にご挨拶をいただきました。

今年も素晴らしいメニューをありがとうございます。

金賞酒を愛でる会2023

二番目のお酒は

臥龍梅 大吟醸 全国金賞酒

臥龍梅らしいふくよかな香りながらも

それほど強くなく落ち着いた芳香でもあります。

清冽な旨みが口中を駆けめぐり

やがて静かに消えていきます。

お料理は小鉢で

鯛(23日は鱧) 茄子 パプリカの南蛮漬け

甘酢の風味が大吟醸と見事に合いました。

金賞酒を愛でる会2023

三番目のお酒は

神雷 大吟醸 千本錦 40% 全国金賞酒

本日のお酒の中で唯一の山田錦以外の米

千本錦で醸された大吟醸です。

酵母は協会1801ですから一番香りが高い1本。

お料理は お椀で

南瓜すり流し ずんだ豆腐 うに

甘めの出汁と香り華やかなお酒は相性が良いですね。

金賞酒を愛でる会2023

四番目のお酒は

飛天山大吟醸 全国金賞酒

こちらも 1801酵母を使用しているので

パイナップルのような豊かな香りと

含んだときに広がるシルクのような口当たり

滑らかな甘みと旨みが特徴。

お料理は お造り

鮪のづけ はそのまま くえと縞あじはポン酢でいただきました。

ポン酢はフルーティなタイプのお酒にも合います。

お刺身もちょっと手を加えてご用意いただくことで

金賞酒の会ならではのハレのメニューとなりました。

金賞酒を愛でる会2023

五番目のお酒は

蓬莱 大吟醸 超吟しずく 全国金賞酒

ふくよかで軽やかな吟醸香と、清らかな水

のような落ち着いた深い味わいを楽しめました。

お料理は 炊き合わせ

モミジ(鹿肉) 石川芋 高野豆腐揚げ煮 つるむらさき

和食の粋を凝らした素朴でいて深い味わいの炊き合わせは

最高峰の大吟醸に伍するお料理と堪能しました。

金賞酒を愛でる会2023

六番目のお酒は

雪の茅舎 製造番号酒 35%純米大吟醸生酒 1年熟成酒

本日のラインナップで唯一の純米系

そして3BYの氷温熟成酒

金賞酒の範疇からは外れますがお酒の格としては

勝るとも劣らない1本です。

お料理は 揚げ物で

太刀魚 長芋 ズッキーニの東寺揚げ 万願寺しし唐

東寺揚げとは湯葉を用いた揚げ物なんですが

これが最高に美味で最後のお料理として相応しい一品でした。

金賞酒を愛でる会2023

お酒は7番目最後の1本としてすぐにお出ししたのが

開運 波瀬正吉斗瓶取り 大吟醸 首-1

このお酒が 今年の静岡県清酒鑑評会吟醸の部で

首席となったお酒と同じタンクからの瓶詰めです。

静岡酵母で醸された香り穏やかな1本で

穏やかなれども香りはふくよかに立ち

きれいな旨みはたっぷりと感じられ、ふくらみも豊か。

こちらもトリを飾るに相応しいお酒でした。

金賞酒を愛でる会2023

その波瀬正吉がまだグラスに残るうちに

お食事として出されたのが

丸十(さつまいも)と銀杏の炊き込み御飯 香の物

止め椀 が なめこと豆腐の味噌汁


皆さん 盛んにお代わりをされていました。

金賞酒を愛でる会2023

金賞酒を愛でる会2023

宴もたけなわとなり最後の締めをお客様にお願いし

二日間にわたる 金賞酒を愛でる会は無事終了。

金賞酒を愛でる会2023

ご参加いただいたお客様

美味しいお料理をご提供いただいた

大内の親方 そして女将さん スタッフの皆様

今回もありがとうございました。

そしてお客様の素敵な笑顔にめぐり会えたことを

主催者としてうれしく思います。

次回のイベントをお楽しみに。



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この記事へのコメント
大内様、片山様、お疲れ様でした。

繊細な美酒と季節のお料理 (^^♪

大変に満足の「会」でありました (^^♪

トリの開運斗瓶取(金賞同タンク)まで、しっかりと、楽しむ事が出来ました(^^♪

「あぁ~幸せ~~~ピヨピヨ」な感じでした(^^♪

また、初友との酒談義も楽しかったです。(^^♪

では、次回の「会」も楽しみにしております。(^^♪

以上(^^♪
Posted by 極楽酔狸 at 2023年09月26日 11:57
極楽酔狸さん
今回もご参加ありがとうございました。
大吟醸と和食の饗宴
いかがでしたでしょうか。
日曜は私もいただきましたが
予想以上に良き会でした(笑)
またご参加ください。
Posted by 静岡酵母静岡酵母 at 2023年09月26日 15:39
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    コメント(2)