お勉強の酒

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減った減った と言いながら まだまだ全国には
1500もの酒蔵があり、日本酒を造っています。

ところが、町の一小売酒屋として扱えるのは、ごくごく
ほんのわずか。

例え 扱わ(扱え)なくても いろんな蔵のお酒を知ることは
とても大事なお仕事。

時々 気になる蔵のお酒を、一般消費者としてネットで
仕入れることがあります。 便利な世の中だと思います。

昨夜 晩酌時に開けたのは、某県の某酒。
麹に関する本を読んでいて、こんなに自然な造りをしている
蔵のお酒は、一体どんな味だろう・・・・と、酒屋としてよりも
一飲み手 として購入しました。

お勉強の酒

精米歩合80%の生もと造りの純米酒
無添加・生もと・無濾過の70%精米の純米酒
純米吟醸は60%精米 もちろん生もと造り

どのお酒も かすかに琥珀色
香りは炊き立て御飯を思い浮かべます。

味は うーん 難しい。
糠床の風味を感じる日本酒って 初体験かもしれません。
純米吟醸はさすがにその味わいはありませんが、味がない
と言えば ない。

昔ながらの自然な造り というコンセプトは判るのですが
これほどにもストイックな味わいのお酒、今のかたやま酒店
には販売できるだけの力はありません。

置いておくだけでは まず売れない。
飲ませても  きついかもしれない。
バイオトープ、生態系循環型モデルな造りに共鳴される方は
OKかな。100人中果たして何人いらっしゃるか。

こういう酒を売りこなせるようになったら、一皮むけるのでしょうけど。
まだまだですね。


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