全国新酒鑑評会 と 日本酒講座

カテゴリー │日本酒教室

本日 平成22酒造年度の全国新酒鑑評会
入賞酒の発表がありました。


当店がお付き合いしている蔵で
金賞の栄誉に輝いたのは東から順に

上喜元  酒田酒造さん
白露垂珠 竹の露酒造さん
澤姫 井上清吉商店さん
開運 土井酒造場さん
南 南酒造場さん
天山 天山酒造さん


おめでとうございます。 拍手

土井さんは、静岡県から唯一の金賞受賞。
来週、専務の弥市さんの結婚式が控える中
その前祝ともなる受賞でいらっしゃいます。
波瀬さんがお亡くなりになって、初の受賞。
喜びも、ひとしおでしょうね。

竹の露さんは、三年ぶりの金賞受賞です。
相沢社長のお話では、今年は何が何でも取るべく
準備を入念に行い、見事にある対策が功を奏したとか。

ある対策とは?
それはですね・・・・
ここでは書けませんが、なるほど なるほど
そうやって、審査員の官能にチャレンジし結果を
出したんですね。お見事です。
とても興味深いお話を聞けました。

天山・七田 の天山酒造さんは、去年に続いての
連続受賞。もうすっかり常連さんですね。
七田社長のお話では、今年は香りを低く抑えたので
ちょっと難しい と思っていたとか。

いずれにせよ、皆様おめでとうございます。


さて、昨日は 日本酒講座がありました。
『知る・飲む・愉しむ日本酒講座』 製麹 って何?   

先月は 麹とはなんぞや でしたが、今月は製麹(せいぎく)
の工程について、お話をしました。

試飲タイムは 5種類のお酒を。
テーマは 夏用の日本酒。

全国新酒鑑評会 と 日本酒講座
右から提供順に
開運 遠州の四季 生ざけ
七田 夏純 一回火入れ
開運 特別純米 涼々
初緑 夏純吟
獺祭 純米大吟醸 遠心分離 磨き三割九分おりがらみ生 


遠州の四季 生ざけ
 
生生の特別本醸造で、原酒ではないので、軽快な
口当たりと綺麗な旨みが両立した
とてもリーズナブルな価格のお酒です。

七田 夏純
香りは控えめで、酸もかすかに感じるものの
すべるようにスムースに、旨みの広がるタイプでした。
この日の中では、もっとも純米酒らしいお酒と言えます。

開運 特別純米酒 涼々 
キリリとした酸と、爽やかでおっとりとした旨みの
広がりを感じました。この日の一番人気でした。

初緑 夏純吟 
今年は、香りがセーブされています。アルコール度数も17度と
ほぼ原酒に近いので、前半 軽快 後半 どっしり という印象
を覚えました。 キレは非常に良くなりました。

獺祭 純米大吟醸 遠心分離 磨き三割九分おりがらみ生酒 
山田錦を39%まで精米し、遠心分離機で搾り おりをからめる
という非常に手間のかけたお酒です。
ある生徒さんの、カルピスみたい という感想は、一面を突いて
います。綺麗な甘みと白く濁った色からおっしゃったのでしょうが
デザート酒的な使い方をすれば、とても楽しめると思います。


人気投票 
と言っても 自腹を切って買うならどの酒にしますか? 
という設問では 開運の涼々に4票 他は1票ずつの
支持を得ました。 どの酒も はずれはない という
ことが証明できたと思います。

来月は 國香の松尾杜氏をゲストに迎えます。


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