菊もと という聞きなれない酒母のお酒

カテゴリー │休日

連休最終日ですが、かたやま酒店は本日より営業です。

先週末ぐらいから、街中の人出が戻りつつあり

日本酒の動きに光が見え始めて少しほっとしています。

昨日は、休日を利用して静岡市の駿府公園に出かけたのですが

SHIZUOKA PICNIC GARDEN 2020

というイベントがあり

昼間から 日本酒とビールを 地元静岡市の飲食店さんの

自慢のお料理とともに屋外で楽しんできました。

静岡県中部地区の酒蔵さんも特別参加されており、各ブースで

静岡の各種地酒が飲めるというのも魅力でした。

その後は 用宗漁港のそばにある温泉施設とクラフトビールで

だらだらと “二次会”

なんとか 意識を失うこともなく 線路に落ちることもなく(・ω・)\バシッ

無事 浜松に帰れました。


さて 本日ご紹介するお酒は 梅酒のような風味の濃厚な甘さの

菊もと造り という聞きなれない製法の日本酒です。

菊もと という聞きなれない酒母のお酒
製造元の 奈良県の大倉本家の大倉社長がおっしゃるには

『この菊もとというお酒は再現性のないお酒です』

つまり 毎年造るも 同じようなスペックにはならない と言うことです。

今年は日本酒度-41、酸度5.6 という

他のお酒ではなかなか体験できないスペックとなっております。

さらに今年は「直汲み」を少しだけ囲ったそうで、より甘さが強調されています。

ただしガス感はありません。

◆大倉 “源流” 菊もと純米二段仕込み直汲み生 1BY


色はかすかに山吹色。

香りは果物で例えれば熟したリンゴ。

リンゴの芯の部分の蜜のような香りや

梅酒のようなエキス分を感じる濃密な香りを感じます。

口当たりは滑らかでとろりとしています。

濃厚でリッチな甘みと後から追いかけてくる酸味のバランスが良く

終始梅酒のような和のリキュールを飲んでいるような錯覚に陥ります。

こういうお酒は酒マニアの方から、普段日本酒をあまり飲み慣れない

女性まで意外と用途の広いお酒と言えるでしよう。

ですから 食中酒としてよりも アペリティフ あるいは食後の一杯

として愉しんでいただきたいお酒です。

菊もと  についてはこちらをご参考に





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