亀齢 初めて仕入れた美酒

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 朝の寒さに負けかけて スタートが遅くなり
ショートカットの8キロラン
ビルドアップ走で 最後の1キロは 4分54秒。

さて、かたやま酒店にとっては 新しいお酒のご紹介です。

四国の香川県に 悦凱陣(よろこびがいじん) という銘柄の
地酒があります。 全国の地酒専門店では 定番とされている
お店が多々ありますが、当店では縁がありませんでした。

そこで杜氏をされていたのが、西垣信道氏。
今から19年前に 広島県の亀齢酒造に杜氏として迎えられ
その三年後に 御子息の 西垣昌弘氏が杜氏として今に
至ります。

で、今回入荷したのは、その西垣昌弘杜氏が醸した
亀齢(きれい)の特別バージョンです。

一年前に上槽された 特別純米無濾過生原酒 を蔵の
氷温冷蔵庫にて-2℃熟成された  とっておき。

酒名は 亀齢 Check「金」

ラベルは 金色の図柄で 作成したのは 佐賀の書家
山口芳水氏。 裏ラベルは瓶の内側に貼られてあります。
つまり瓶とお酒越しに見えるわけです。
亀齢 初めて仕入れた美酒

これは 悦凱陣 の手法とか。
亀齢の蔵元さんには 手間がかかるので、かなり嫌がられた
と聞いています。(笑)

最近 かたやま酒店では スポットで 西日本のお蔵の商品が
入荷することが多いのですが、これらはすべて
ある地酒プロデューサーの手によるもので
どの酒も とても素晴らしいです。

日本酒 特に地酒の流通は 刻々とその姿を変えて行きます。

亀齢 初めて仕入れた美酒

では 今回入荷したお酒のご紹介です。
飲んで その旨さにびっくりしました。
1.8L で 3240円(税込) とは とてもとても 思えません。

◆亀齢 Check「金」 特別純米無濾過生原酒

広島県産山田錦を60%精米で醸された純米生原酒を

-2℃で一年間生のまま熟成させています。

香りは穏やかで静か。 ほのかに洋ナシ。

含むと、マイルドな口当たりですが、美麗な旨みが

口中に見事な花を咲かせます。

鼻に抜ける香りに浸ると、米から生まれた醸造酒

であることを一瞬忘れさせられます。

では派手か・・と思いきや、決して派手ではなく

熟成のとろみを伴う沁みわたるような甘露な味わいが

さりげなく上質感を漂わせるのです。

渋み 苦味 過度な酸味のたぐいは 全くのゼロ。

切れはただ単に良い と言う表現ではなく、

その都度変化する余韻に感動すら覚えます。

試飲をして、すぐに追加の注文を出したところ

出荷前で既に完売とか。

まだまだ全国にはすごい酒があるものです。





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この記事へのコメント
亀齢も扱われるようになりましたか。
悦凱陣の杜氏さんが亀齢酒造さんに行かれたことは、全く知りませんでした。
是非、飲んでみたいものです。

亀齢といえば、信州上田にも「亀齢」というお酒がありますね。
あちらは「信州亀齢」と名乗っておられるのかな?
美味しいお酒だったと記憶しています。
Posted by tougo at 2017年01月27日 08:52
へえ 信州にもあるんですか。
知らない蔵が まだまだありますね。
Posted by 静岡酵母 at 2017年01月28日 14:36
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