開運初蔵純米の上槽

カテゴリー │酒屋の仕事酒蔵訪問

開運の土井酒造場さんより連絡があり

3月8日午後3時から 今年の開運初蔵純米の上槽

つまり 搾りを行う ということで訪れました。

開運初蔵純米の上槽

初蔵純米中汲み生 とは 開運の無濾過純米と

同じスペックの醪(もろみ)を ヤブタではなく槽(ふね)で搾り

中汲みを詰めるお酒のことです。

毎年3月のこの時期に行われるのですが

それには理由があります。

土井酒造場さんでは 槽で搾るのは大吟醸や純米大吟醸のみ。

その大吟醸を搾る作業の合間に純米酒を組み込んでいただき

手間と時間の結晶としてのこの商品があるわけです。

開運初蔵純米の上槽
作業は二人一組で行います。

一人が 酒袋に醪を詰める  一人はその袋を丁寧に置く

開運初蔵純米の上槽

袋の口は折りたたむだけです。

こうして何度か積むと自重でお酒は染み出します。

開運初蔵純米の上槽

そしてふな口から滴り落ちるわけですが

最初の荒走りの部分は除去します。

この後に搾られる部分 つまり 中汲みを詰めるのです。

開運初蔵純米の上槽

タンクでは 櫂で攪拌してムラをなくします。

開運初蔵純米の上槽

タンクの下方からポンプでもって上槽室まで醪が運ばれるのです。

開運初蔵純米の上槽

榛葉杜氏が 醪のままのお酒を取り試飲の準備を。

搾られる前のお酒と 搾られたあとのお酒の飲み比べです。

開運初蔵純米の上槽

醪のままのお酒は炭酸ガスを豊富に感じ、辛いものの

これはこれで とても美味しいです。

開運初蔵純米の上槽

そして 搾られたばかりのお酒は 正真正銘の生原酒ですが

原酒のきつさは微塵も感じず、とにかくキレイでスムース。

和の果実を想わす香りがふくよかに立ちます。

これから 滓下げをし瓶詰めされ、3月末には商品として

皆様に楽しんでいただけるでしょう。

今年も ご期待ください。



さて今週のna Reloは 懐かしきこの曲

卒業写真 / 荒井由実【Cover】Sotsugyou Shashin by Yumi


この歌がヒットしたとき 私は大学の1年生

最初は ハイファイセットのレコード

続いて ユーミンのレコード で聴き倒しました。

当時 ローンでコンポーネントステレオをダイエーで購入

アパートの狭い部屋に似つかわしくなかったです。



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