静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

今朝ランは 街中アップダウン経由の馬込川沿いを10マイル。

気温は暖かく走りよい気候。

北寺島・船越・中沢・牛山・浜松城・成子・海老塚・すずかけセントラル

から 馬込川沿いに入り帰宅のルートは ちょうど10マイル。

キロ6分で 余裕を持ってのゆったりペースでした。


さて 本日と明日の2日間は 貴田乃瀬さんにて日本酒の会です。

土曜と日曜は お酒のテーマが変わるので、親方が準備される

お料理も 最初と最後を除き すべて違うもの。

とても手間のかかるお仕事をしていただくことになりました。

ご予約されているお客様 楽しみにして下さいね。

両日とも　午後6時からです。

そして 新酒のご案内

と行きたいところですが、今回のお酒は新酒ではありません。


このラベルのデザインが 好き という方と 苦手 という方に

評価が別れる 米粒の集合体。

苦手な方は 虫の集合体に見えるようです。

私には 好適米のサンプルで良く見る絵 ですから

特に何も感じませんが。

◆小左衛門 Dessin「米の芯」


1月に搾られ生のまま5月まで蔵で低温熟成。

その後一回火入れ後更に熟成され、12月になって旨みが

乗ってきたタイミングで出荷された極上の1本です。

中島醸造さんの地元 瑞浪の酒米 「ひだほまれ」を100%使用。

香りは 優雅な白檀扇子をあおいだ芳香が、かすかに漂います。

含むと、マイルドながらも白ブドウを思わせる果実味の凝縮感。

決してワインのよう ではなく、あくまでも米から派生する風味

なんですが、艶やかさは確かに果実を思わせます。

鼻に抜ける香りは、上質のスポンジケーキの如く。

そしてキレはとても良く、腑に落ちるこなれた味わいを残します。

新酒ではないので 溌剌としたフレッシュ感には欠けますが

むしろ その落ち着いてこなれた旨みは、年末からお正月にかけての

ごちそうに合うのではないでしょうか。