曙(あけぼの) 氷見の地酒

カテゴリー │酒蔵酒蔵訪問

先々週のお話となりますが、11日・12日の連休を
利用して、富山県の氷見市を訪れました。

曙(あけぼの) 氷見の地酒
雪国の港町 という風情の景色
晴れていれば 湾の向こうに 立山連峰を望みます。

泊まったのは 氷見の民宿。
前もって日本酒の品揃えを聞いたら、立山オンリー
ということだったので、氷見の地元のお酒を所望
しておきました。

それが  です。
ご丁寧におかみさんは、4種類を用意してくれたので
その中から 新酒の純米生酒 と 火入れの純米酒を
セレクトし、新酒は冷やで、純米酒は燗をして愉しみました。

曙 という日本酒を口にしたのは、10年以上ずっと前のこと。
富山の居酒屋で純米酒を飲んだ記憶がありますが
特に印象に残る味ではなかったような気がします。

でも 日本酒の造りというのは 毎年毎年が勝負。
10年以上も経てば、酒質に変化があってしかるべき。
ましてや、造り手が変わっていれば さもありなん でしょう。

では なぜ 今 曙なのか。

一つには お客様のプッシュ。
当店には、私のルーツが富山県の高岡市という関係で
富山県出身のお客様が、店にもネット上にも結構いらっしゃいます。
(勝駒などもその縁で始めました)

『最近 曙 いいよ』   とか
『あの蔵の造り手 若くて頑張ってるよ』
という声をよく耳にするからです。

もう一つは 誰もやってなさそうな銘柄だったから。
いまさら 雑誌でもてはやされる新たな銘柄を追っかけるつもりは
ありませんし、かといって、現状に満足するのではなく、良いお酒は
余力のある限り新規に開拓したい。

そして最後のポイントは、造り手が 蔵元杜氏で若い という点。
若い人であれば、将来に期待が持てるし長くお付き合いができます。
蔵元杜氏であれば、情報もいろいろと得やすいですし。

というわけで、民宿で飲んだ 曙。
期待と想像を裏切らない出来でした。

曙(あけぼの) 氷見の地酒

純米生酒は、富山らしい 酸の低いキリリとした辛口。
香りはセーブされていて、邪魔をしません。
ただサラサラしているだけでなく、ちゃんと味わいがあります。
後口も綺麗に引いていきます。

燗をしてもらった純米酒は、雑味がなくすいすいと飲める酒。
このクラスのお酒が良いと、上のクラスも下のクラスも、だいたい
想像がつきます。

そして、翌日に訪れたのが、曙を醸す 高澤酒造場さんです。
もちろん、アポイントメントは取ってあったので、すんなりとご案内
いただけました。

その時の様子は HP をご覧ください。

高澤酒造場 訪問記



お酒については また次回。







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