今年も無事終わりました。

カテゴリー │酒屋の仕事



大晦日を迎え今年もあと数時間。

この年末はおかげさまで

忙しく仕事をさせていただきました。

この一年 多くの皆様にご愛顧いただき心より感謝申しあげます。

年明けは 1月4日より営業いたします。

来年もどうぞよろしくお願いします。

良いお年をお迎えください。



 

お正月飾り

カテゴリー │酒屋の仕事

ちょうど1年前の大晦日のことでした。

我が家の エコキュートが突然故障し

寒空のなかスーパー銭湯に10日間ほど通うことに。

幸い 年明けには業者の方に直していただき

事なきを得ましたが、これがもし今年だったら

何カ月も風呂無し生活を強いられるところでした。

世の半導体不足 機器不足は深刻のようですね。



さて12月も30日となり 店頭ではささやかながら 

お正月飾りを完了しました。

かたやま酒店は31日の19時まで営業しております。

皆様のご来店をお待ちしています。




 

開運 愛山の無濾過 入荷

カテゴリー │酒屋の仕事

年の瀬も押し詰まり、今年もあと三日となりました。

この超忙しい時期に、またもや 可愛い孫が

朝から父親と一緒に “ご出勤” です。

おかげで アンパンマン と 機関車トーマス

の主題歌が耳から離れません。

午後になり ようやくお昼寝タイムとなり

こうしてブログをアップすることに。

もう今年は新酒は入らないだろうと

油断していたら 入りました。




◆開運 愛山 無濾過純米生原酒 3BY

幻の酒米とも言われる、兵庫産愛山を100%使用した

無濾過純米生酒が今期も入荷しました。

グラスに注ぐとふくよかに落ち着いた芳香が漂います。

含むと 酸は低いがコハク酸たっぷりの

開運らしい暖色のふくよかな旨みと

美麗な味わいがセッションしながら広がり

鼻に抜ける香りは穏やかで清楚。

貴婦人のような気品を携えた純米酒と言えるでしょう。

後半のすうっとキレていくさばけの良さもグッド。

これも是非飲み比べてみて下さい。


にごり酒も同時入荷しました。

◆開運 愛山 無濾過純米にごり生酒 3BY


兵庫産愛山を100%使用した

無濾過純米のにごり生酒です。

手汲みでの瓶詰め商品となります。

にごりは数量限定ですのでお早めに。




 

日曜ですが店売りのみ営業してます。

カテゴリー │酒屋の仕事

当店は基本的に日曜日はお休みなんですが

年末につき、本日は店売りのみ営業しております。

それなりにお客様はみえ、お正月用のお酒が出るものの

昨日の土曜日と比べると格段に ヒマ。

ですから、普段は出来ない細々とした仕事をしながら

一人で店番中です。




年末商品として昨日から始めているのが

樽酒の量り売り

開運の本醸造 遠州の四季 と

開運の純米酒 呑み切り一番 を樽に詰めたものを

洗瓶にその場でお詰めします。

ところが 純米酒があっという間に完売してしまいました。

本醸造の方はまだございますが

とても31日までは持ちそうもありません。

樽酒 ご所望の方は早めにお越しください。

◆開運 遠州の四季 樽酒はかりうり

開運特別本醸造 遠州の四季を

特別に樽に詰めていただき当店にて瓶に詰め替えます。

杉の香りがほんのりと漂う、とっておきの樽酒です。




もう1本 年末と言えば このお酒。

まさに   しぼりたての本命

冬場は冷蔵庫で冷やしたものより

冬の室温ぐらいの温度帯が一番だと思います。


◆開運 初蔵出し しぼりたて原酒生 3BY


開運の土井酒造場さんに造りをお願いしている

粋遙倶楽部オリジナルのしぼりたて原酒のPB商品です。

香りは 吟醸酒かと見まがうほどに 清楚で甘やか

果物ではなく 花の蜜のような芳香。

口に含むと 舌の上で 一瞬 しぼりたて原酒特有の荒々しさが

顔を出すも、すぐにマイルドな旨みにかき消されます。

今年は比較的スイート感が豊かに感じられます。

そして、あとに続く余韻は 上品そのもの。

そして、特筆すべきは後口の綺麗さ。

この艶やかな余韻は、本醸造のしぼりたてとしては

素晴らしいの一語です。







 

開運 赤磐雄町の無濾過生が入荷

カテゴリー │酒屋の仕事

今日は3歳の孫を膝に乗せて仕事をしています。

パソコンのモニターが二つあるので

孫には Youtubeでアンパンマンを観させ

もう一つのモニターでデスクワーク。

会社でも リモートでも あり得ない光景です。

その甲斐あって 孫は私の膝の上でいびきをかき始め

お昼寝タイムと相成りました。

つかの間の静寂です。



今日は朝から今年最後のお酒が山のように入荷しました。

その中の一品は 開運雄町の無濾過純米とにごり です。



これで 無濾過シリーズは 米違いで 3品目 揃いました。


◆開運 無濾過純米生酒 赤磐雄町 3BY


今年も全量が赤磐雄町の55%精米で仕込まれています。

ですから、レギュラーの無濾過純米よりちょっと上を行く

“雄町バージョン”の 無濾過純米。

口当たりは、清冽でキリリとしており、旨みの広がりは

透明感を伴い、後口のキレも申し分ありません。

山田錦の無濾過純米が、ふくよかに旨みが広がる

ホットで優しい二枚目であるのに対し、

この雄町は、スパッとした感触の硬派なイケメン。

両者の違いが、はっきりと出ております。

◆開運 無濾過純米 赤磐雄町にごり生酒 3BY

香りは、無濾過純米のそれと、ほとんど同じですが

かすかに滓特有の甘酸っぱい香りが漂います。

辛口でもない 甘くもない生のにごり酒 それも純米で。

というご要望にぴったりの1本です。

どちらのお酒も
1.8L 3,080円(税込)     720ml 1,540円(税込)








 

白露垂珠 初しぼり入荷

カテゴリー │ランニング

今朝は 寒さに勝てました。

でも 外に出たらそんなに寒くなく、風もなく

とても走りやすい早朝でした。

かたやま酒店は 年内は31日まで日曜日も休まず

営業いたします。 年始は4日からとなります。




さて、11月の半ば頃から連続して入荷してきた新酒しぼりたて。

本日入荷の このお酒が年内最後となりそうです。



全国・東北など各種鑑評会での金賞受賞歴が

吟醸蔵で名高い山形県においてNo.1という

その実力のすべてが凝縮されたお酒を

市販酒としてリーズナブルな価格で次から次と

お出しになる。

そんな山形県のお蔵の1本です。

◆白露垂珠 純米吟醸美山錦55 初しぼり無濾過生 3BY

1.8L 2,970円(税込)
720ml 1,540円(税込)

自信を持ってお奨めする、冬季限定の純米吟醸の無濾過生酒。

生酒はこの時期に1回限りの瓶詰めとなります。

蜜を湛えたりんごのような香りが清楚に漂います。

決して派手なものではないのに、心がウキウキと

味わいへの期待感を膨らませます。

口に含むと軽快かつ滑らかで、気品のある透明感を

伴う旨みがお口一杯に広がります。

やがてキリリとほのかな酸が隠し味となり、美味しさを演出。

鼻に抜ける香りは純米吟醸らしい気品に満ち溢れたもので、

ゆっくりとキレて行き静かな余韻を残します。




 

初亀 愛山の純米大吟醸

カテゴリー │

本日は冬至です。

夜が1年で一番長い日 とされています。

そして 早朝ランは 暗さと寒さに負け続けています。

仕事はそれなりに忙しく、この季節に多いのが

お正月用とか、どこかへ持参する ちょっといい酒。

そんなご要望にぴったりのお酒が入荷しました。



愛山 という兵庫県産の高級米を40%まで磨き

静岡酒らしい端正な味わいを醸しだした逸品で

豪華なカートン入りで、存在感があります。


◆初亀 純米大吟醸 東条愛山

720ml  7,480円(税込)

日本最高峰の酒米生産地・兵庫県東条地区に

圃場を構える田尻親子の手で育まれた希少米

「愛山」を贅沢に磨き醸されました。

香りは静岡酒らしい酢酸イソアミル優勢の穏やかな芳香。

熟した南国果実を想わせる吟醸香もほのかに漂います。

含むと長期低温発酵と丁寧な手仕事で引き出された

透明感と清冽な旨みの饗宴。

やがて愛山の持つ奥深くリッチな甘みが顔を出し

静かに霧散していく、数量限定の逸品です。

在庫のある今のうちにお買い求めください。



 

初亀純米吟醸しぼりたて生

カテゴリー │日本酒の会

先日 日本酒教室の有志の皆さん8名と

某居酒屋さんにて持ち寄り会を行いました。

一人1本ずつ 720mlのお酒を、何の縛りもなく持ち寄って

どういう動機、経緯でその酒を持ってきたか

などを説明し愉しむという会です。

多分皆さん“変化球”の珍しいお酒を持って見えるだろうと想像し

私はあえて入ったばかりの搾りたてを持参しました。



たまたまトップバッターで開けることになり

新酒生酒のフレッシュさと純米吟醸の旨みが両立したその酒は

立派に “切り込み隊長”の役割を果たし、キレイになくなりました。

こういうお酒は、一杯目より 二杯目、三杯目 と

その良さが段々と伝わるものです。

◆初亀 しぼりたて純米吟醸 生酒 3BY

静岡県が誇る酒造好適米 誉富士を100%使用。

清楚で穏やかな香りが立ち

しぼりたて生酒とは思えない上品で落ち着いた味わい。

ワンランク上の大吟醸にも通じる、優れたものを感じます。

今年も軽快でマイルドな趣きのある口当たりが印象的。

主張をしすぎることなく、さりげなく存在感を示すのが

このお酒の特徴。

そういう点では、ある意味“初亀”らしさが凝縮された酒とも言えます。

お正月の1本としてもお薦めいたします。





ところで この持ち寄り会 奇跡的な被り(かぶり) がありました。

たったの8名で同じ酒を、それも福岡県のお酒を 二人の方が

持って見えたのです。

1本は福岡で買ったもので 1本は東京で買ったもの。

ですから 同じ酒 と言えども 仕込みのタイミングが違うのか

微妙なガス感の有無を認識できました。

この会でお酒が被ると 持って見えた人は決まって

負けた という顔をされます。

別にお酒が悪いわけでもないのにね。(笑)


 


 

開運 誉富士純米 無濾過とにごり生酒

カテゴリー │酒屋の仕事

だいぶんと押し詰まってまいりました。

最近 ご来店客になるお客様でとみに多いのが

ウイスキーの棚の前で在庫をチェックして

そのまま無言で立ち去る方。

みなさん ウイスキーがお好きなんですね。

当店は日本酒が主体なのでご希望に添えなく

申し訳ありませんねえ。

ウイスキーがお好きで良くお飲みになる皆さん。



電話で問い合わせが多いのは

『〇〇ありますか?』

置いてません とお答えすると

『そんな筈はない ネットで検索するとお宅が出てくるではないか』

とおっしゃっても困るのですが

当店は一度も〇〇を仕入れたことも売ったことも

ましてやネットに載せたこともありません。

でも 確かに 〇〇 販売店 浜松 と検索すると

うちのHPが上位に顔を出してますね。

以前にも書きましたが 〇〇を日本酒と認識して

販売店 浜松 に引っかかるようです。

決して 海苔の佃煮置いてますか?

とは聞かれませんから。(・ω・)\バシッ



さて 当店で置いている日本酒の紹介です。(笑)



開運の無濾過シリーズ

山田錦に続いて 誉富士の新酒が入りました。

そして にごり生酒もあります。

山田錦のにごりの一升瓶は 早くも完売しました。

年明けには お蔵でまた詰められるとは思いますが

今回は 誉富士 です。

今後 雄町 愛山 山田穂 と続く予定。

すべて 精製とにごりの両方が入ります。

飲み比べをされるなら、今がチャンスです。


◆開運 誉富士 無濾過純米生原酒 3BY

◆開運 誉富士 無濾過純米にごり生酒 3BY

誉富士は、山田錦の品種改良により10万個体という

膨大な数の中から選ばれた奇跡の酒米です。

香りはとても穏やかで清楚。

含むと、軽快で流麗な感触で

すっきりとした旨みがひろがります。

無濾過生原酒らしい厚みのあるエッジも

感じるものの、概してサラリとした印象です。




 

一新された葵天下

カテゴリー │日本酒教室

昨夜は 日本酒教室でした。

12月のこの時期は、毎年のように上槽・搾りがテーマ。

6つの上槽方法について丁寧に説明致しました。



そして後半の試飲タイムは、7種類のお酒を

搾りによる違いなどを交えて楽しんでいただきました。

この7種のなかで4番目にお出ししたのが

静岡県掛川市横須賀の老舗蔵が醸す 葵天下

だったのですが、実はこのお蔵 今期より経営や

設備が一新され、社名も 遠州山中酒造株式会社

に変更されました。



造り手は 山中久典氏は杜氏としてそのまま変わらず

新たに若いスタッフともども6名での新体制となりました。

設備も ウッドソンの洗米機を始め

薮田式自動醪搾機、サーマルタンク4台が入る予定とか。



また、春までには冷蔵庫も増築するそうです。

で この12月に新酒が出るのも、従来には無かったこと。

しぼりたての純米吟醸が入荷しております。





◆葵天下 しぼりたて純米吟醸 誉富士無濾過生原酒 3BY

静岡県産誉富士を55%精米で協会1401号酵母にて

新たなスタッフにて丁寧に醸されました。

穏やかで気品すら感じさせる香り。

含むと、搾りたて生原酒とは思えない端正な味わい。

鼻の奥にたたずむ風味は静岡酒らしく爽やかで

みずみずしく軽快そのもの。

後口はキレ良く静かに消えていきます。

槽搾りの純米吟醸 是非お試しください。





 

初亀かすみさけ生 と 吟醸初しぼり

カテゴリー │酒屋の仕事

12月のこの時期は酒屋にとって

と言っても私だけかもしれませんが

パズルを解くような毎日です。

限られたスペースに どうやって入荷するお酒を並べるか・・・

特に 店の冷蔵庫は パンパンの状態で

ようやく収まったな とホッとするのもつかの間

また 新酒生酒が入ってくるわけです。

それでもなんとか 上にしたり 下にしたり 隙間に入れたりと 

無い知恵を振り絞って納めます。



そんな中 昨日入荷したのはこのお酒

初亀のうすにごりのしぼりたて生酒です。

粉雪のように舞う澱が酒に溶け込むことで甘みが加わり

口当たりは非常に柔らか。


◆初亀 特別純米 かすみさけ生 3BY

やや辛口のサラリとしたタイプの、うすにごり純米生酒です。

香りは槽場の溌剌とした空気を連想するフレッシユな芳香。

含むと、丸く適度な酸がまず顔をだし

やがて甘さ控えめの味わいが

滓にからんで米由来のピュアな旨みとして認識されます。

鼻に抜ける香り及びその後の余韻は

生酒特有のしなやかで流麗な質感を伴い

やがて速やかに消えていきます。

そして 既に第一弾として入荷しているのがこちら

◆初亀 吟醸 初しぼり生原酒 3BY

仕込第一号を火入れ加水せずに生のまま瓶詰め

出荷された吟醸生酒です。

こちらも槽場をイメージする溌剌としたあの芳香が

穏やかに.漂います。

ああ 新酒の季節だと 改めて実感。

含むとキリリとした感触が広がり原酒とは思えない軽快な旨みが

ほのかなガス感と甘みを伴って口中に広がり

味吟醸の生酒 という表現が最も適しているように思います。

鼻に抜ける香りも決して出しゃばらず、流麗にキレていきます。

少し冷して 熱い鍋料理などにいかがでしょうか。



 

萩乃露 しぼりたて寅

カテゴリー │新聞

今朝の中日新聞の記事に

総務省の家計調査の結果が載っており

家庭用の一世帯当たりの年間酒類購入額のランキングで

浜松市は 27,937円で、全国の県庁所在地と政令指定都市

52市のなかで 最下位の52位 だそうです。

東北や北海道の都市の半分以下、51位の岡山市と比べても

4千円以上の開きがあります。

当店の常連客の皆さんは ウソだろ と思われるかもしれませんが

その理由として、製造業が盛んな浜松は郊外に大規模工場が

点在することで車通勤が主となり、シフト勤務などの影響で

家で飲む人が少ない と考えられます。

そんな街で酒屋やってますが・・・ 何か?


気を取り直して

家で酒を飲まれる愛すべき皆さまへのご案内です。 (・ω・)\バシッ

しぼりたて が毎日のように入荷しますが

しぼりたて生酒の原酒の甘さはどうも苦手・・・

という方に 辛口のしぼりたてをご紹介します。



ラベルの絵柄は 別に正月や干支を意識したわけではありません。

今年大ブレイクした萩の露「肉食系純米酒」は、過去に

ヒョウ ライオン と発売され たまたま年末は 虎 です

いや 寅 です。

意識してるやないかい(・ω・)\バシッ


◆萩乃露 肉食系純米酒 超しぼりたて生 「寅」 3BY

香りは9号酵母ならではの静謐感漂う落ち着いた芳香。

グラスに注ぎ数分経つと側面に細かな泡が見て取れます。

含むと直汲みらしいピチピチ感とフレッシュ感が満載。

名前に負けない+8の超辛口にしっかりとした酸味。

そしてパワフルな味わいを堪能できます。

ラベルの干支「寅」の絵柄はオリジナルで描き下ろし。

肉料理を提供する飲食店様に絶対的にウケる

のがこの肉食シリーズとか。

肉食系の女子  いや日本酒大好き女子にも人気あります。





 

W山田錦新酒入荷

カテゴリー │マラソン大会

昨日は 1年10カ月ぶりの ハーフマラソンに参加。

袋井のメロンマラソンが、エコパの周りを4周する

コースで開かれ、約1000名のランナーたちと一緒に

走りました。

今回の大会は 静岡県民限定でメロンが1個もらえます。

3週間ほど前に届いたメロンは既に食べ

これで参加した気分に一瞬なりましたが(笑)

苦しいレースは昨日だった というわけです。

何が苦しいかと言うと、前半はだらだらと長い登り坂

後半は下り坂があるものの、競技場に戻って

1周5キロちょっとのコースを4周回るって

テンションが上がりません。

またまたハーフマラソンのワースト記録を更新。

普段走っていても、年齢による衰えはいかんともし難く

いつのまにか完走することだけが目標になっていました。

走っているときは もうレースはいやだ と思うのですが

多分 また他の大会にエントリーするのでしょうね。



さて 昨日は暖かくレース日和でしたが

お酒の世界では寒造りの新酒が続々と入荷しています。

最近のお蔵は 温度管理がされている所が多く

気温に左右されない安定した造りが施されます。

このお蔵もそういう設備が整った環境で醸されます。


◆W 山田錦 純米無濾過生原酒 3BY

贅沢に山田錦を45%まで磨いた純米大吟醸規格

のお酒ですが、価格も表示も純米酒として発売されています。

1.8L 3,190円(税込)
720ml 1,650円(税込)

それこそがWがWであることの存在意義を示すわけです。

リンゴやメロン、洋ナシのような華やかな香りが発ちます。

含むと、丸みがあり濃醇な旨みがストレートに広がります。

余韻は確かな存在感を残し、静かに消えていきます。




そして このWシリーズの最高峰のお酒も入荷しています。

兵庫県の特等山田錦を18%まで磨き雫を取った1本です。

◆W Underground アンダーグラウンド

720ml  11,880円(税込)

兵庫県三木地区で収穫された特等米山田錦を

心白のみをクリスタル球体のように削り出す

ダイヤモンドロール搭載の最新精米機で18%精米を施し

一意専心で醸した醪を古式醸造法の木綿しぼりで低温抽出。

その洗練された味わいはまさしく奇跡の賜物です。

純白のシルクのような、なめらかで柔らかい口当たりが

とても心地よく透明感のある最高峰の余韻をお楽しみいただけます。

立派なカートンに入っており、プレゼントとしても最適。

またお正月用などにいかがでしょうか。




 

至しぼりたて生 入荷

カテゴリー │酒屋の仕事

全国の地酒をいろいろと取り扱っていると

火入酒しか取らないお酒

生酒しか仕入れないお酒 と

蔵によって使い分けることがあります。

それはどちらかに絞ることで

限られた店のスペース

具体的には冷蔵庫のスペースを

効率よく回すためです。

このお蔵のお酒は 何年か前から 生酒の季節だけ

お付き合いをしています。

お客様から 夏場には無いのか?

とお叱りを受けることもありますが

このような仕入れにすることで

季節感 と フレッシュさを強調できます。



そんな佐渡島のお蔵から新酒しぼりたてが入荷しました。

今年は波も穏やかで、まだ雪は無いのでしょうか。

通常の運送便で一日で着きました。

三種類ございます。

◆至 純米吟醸 越淡麗 生原酒 3BY

優雅に漂う吟醸香。

新潟県産の人気の酒造好適米“越淡麗”を100%使用しました。

無濾過生原酒ならではの綺麗でいて芳醇な旨みが特徴です。

洋ナシのような芳香が立ち、含むと艶やかな旨みが広がり

軽快なトーンでするすると盃が進みます。

後口のキレが良いので、もう一杯と自然に手が伸びます。

純米吟醸は一回限りの仕込みとなります。



◆至 純米無濾過生原酒しぼりたて 3BY

純米の生原酒となります。

香りはゆったりと優雅に広がるフルーティな吟醸香。

美麗な旨みがたっぷりの瑞々しい口当たりは

とても60%精米の純米酒とは思えません。

原酒でありながら原酒らしさを感じさせない後口の潔さ。

封を開けて時間が経つと、旨みが加味されるのも

このお酒の魅力かもしれません。


◆至 純米にごり 活性生酒 3BY

活性の生のにごり酒です。

香りは 吟醸酒と見紛うほどの爽やかなメロン香。.

含むと 一瞬きりりとした感触のあと 本来の旨みが

艶やか軽快に広がります。

にごり酒と言えども重さは全くありません。



どのお酒も人気商品ですので、お早めのアクションをお待ちしております。




 

菱湖純大おりがらみ生

カテゴリー │ランニング

今朝は 自分に勝てました。

布団から出ようとすると寒くて負けそうになるのですが

一度外に出てみると、寒さはまだそれほどではありません。

本日は 赤電上島駅折り返し12キロラン

このコース 冬は馬込川沿いの上島の集合住宅辺りで

正面に富士山の8合目より上が顔を出すので好きです。


さて 新酒しぼりたてが毎日怒涛のように入荷し

紹介しなければいけないお酒が目白押しです。



造り手たる井島杜氏から届いたコメントです。

『今期のおりがらみは食中酒としても飲めるような

ライトな口当たりを目指して造りました。

今年の米は溶けやすいことが予想されていたので

醪初期での追水を心掛けました。

それが功を奏し、最大BMD値を55に抑えることができ

最高温度は11.5℃に、また醪後半では9~10℃の低温で

ゆっくりと発酵を管理しながら、28日醪となりました。

15.8%となった原酒を、さらに軽い飲み口を狙い

0.1%刻みの加水サンプルを用意して、蔵人と利き酒

をした結果 最適な量を見つけて割水を行いました。

日本酒度-4、アミノ酸値も0.7と低く抑えることができ

ライトな口当たりながらも、それだけは終わらない

味わいのしっかりある理想的なお酒に仕上がりました。』


専門技術者らしいコメントで、難しい用語が一杯出てきます。

最大BMD値とは ボーメの切れを表現するときに使う指標で

BMD値=留後日数×ボーメ度 で表します。

ボーメ度とは 清酒の比重を表示するために設けられた単位で

日本酒度と同じく比重の単位で

日本酒度=-10×ボーメ度 の関係があります。

つまり 最大BMD値を適正にコントロール出来た

糖化と発酵のバランスが理想的だった ということでしょう。

私も正直よく判りません (・ω・)\バシッ


◆菱湖(りょうこ) 純米大吟醸 山酒4号おりがらみ生 3BY


山形県の酒造好適米 山酒4号を45%まで磨き醸された

おりがらみの純米大吟醸生酒です。

香りは爽やかな梨やメロンのような果実系のニュアンスで発ちます。

同時に高級和菓子の函を開いたときの芳香に似たものも想像します。

含むとおりがらみならではの厚みのある味わいが

麹由来の上品な甘みそして穏やかな酸味とともに

お口一杯に広がります。

今年のお酒は、微発泡感がありライトな口当たりに仕上がっています。

適度な酸味が口中をさっぱりとさせ

スッキリとしてベタつかない綺麗な飲み口も印象的です。

鼻に抜ける香りは、遮るものがなく流れるように進み、マイルドの

極地を実感させられます。 そして 抜群のキレ味と美麗な余韻。

食中酒として申し分のない出来上がりです。

ぜひとも、ひと味違う今期の菱湖おりがらみをお楽しみください。



 

燗酒にお薦め 鯉川あたためますよ

カテゴリー │na Relo

寒いです。

早朝のランニングに起きれない自分に負けてます。

明日こそ 起きよう。



さて 寒い日は 燗酒ですよね。

昨夜は おでん鍋 でした。

お酒は先月もご紹介した 鯉川あたためますよ

米違いのバージョンが入荷しています。

今回は 亀の尾で醸された1年熟成酒。

本当は3年ぐらい寝かせたいのですが

この価格で出るのなら文句は言えません。


◆鯉川 純米吟醸 あたためますよ 亀の尾

1.8L 2,970円(税込)
720ml 1,705円(税込)

このお酒は 漫画家の池沢理美氏が作ったデザインを

ラベルに使用し、米違いで数種類のバージョンにて発売

された中の“亀の尾”です。

亀の尾は長熟タイプの酒造好適米ですから

冷やで飲っても1年熟成酒らしい芳醇でキレイな

落ち着いた旨みがふくよかに感じ取れます。

香りはかすかにバニラ香が漂います。

温めるとマイルドな甘みが引き立ち、酸は穏やかで

ぬくもり一杯。

このお酒もラベルともどもほっこりと身も心も温まります。

是非お試し下さい。



今週の na Relo は 心の旅

ああ 懐かしい

心の旅 / チューリップ【Cover】Kokoro-no Tabi by TULIP


いろんなアーティストにカバーされてますが

私が本家チューリップをリアルタイムで聴いたのは

高三の頃。

友人の家で ドーナッツ盤を何度もかけてたなあ。

朝まで いろんなレコードをかけては音楽について議論したなあ。





 

空と酒 FESTIVAL2021

カテゴリー

昨日の日曜日は

朝 馬込川沿いを南下して折り返すコース

久しぶりに走りました。

最近は キロ6分切るのが精一杯ですので

来週のメロンハーフの2時間切りは少し微妙かもしれません。

まあこの年齢になると記録より記憶

レースに参加したという体験を大事にしようと考え

気楽に走る予定です。

走る前から言い訳です。



その後 自治会主催の防災訓練に出て

段ボールベッドの組み立てなどを行いました。

90センチ四方の箱を2つ組み合わせて作るのですが

縦幅は180センチ 私の身長は183センチ

おのずと足を曲げないと寝れません。

3つ並べれば良いのでしょうが、それだと仕切りが使えません。

背が高い高齢者は、災害にも遭えませんね。



午後は 浜松駅近くのソラモで開催中の

空と酒 FESTIVAL2021 に出かけました。

こういうイベントは 本当に久しぶりです。


まだ当店に入荷していない静岡県のお蔵の新酒を

試すことが出来ました。

1枚500円のチケットでこのグラスで5杯飲めます。

なかにはチケット2枚というお酒もあります。

つまみも500円 もしくは1000円


会場は 予想より人出が緩やかで密になることもなく

安心して過ごせました。

偶然にも 土井酒造場の土井会長にもお会いでき

お客様とも何人かとお話しでき

わずかな時間でしたが、愉しいひとときでした。

その後 エキナカの居酒屋さんで二次会となったのは

言うまでもありません。(・ω・)\バシッ

昼間の酒は効きますね。





 

新酒しぼりたてラッシュ 白隠正宗

カテゴリー │旅行

朝から 運送会社のトラックが当店の前の狭い道に

ひっきりなしにやってきます。

どの車も新酒を大量に下ろしていきます。

問屋ではありませんので、パレットで下ろす

なんてことはありませんが、倉庫が荷物で満杯。

溢れかえっております。



そんな中の1本 沼津の高嶋酒造さんから届いたのはこちら。

白隠正宗の個性がバンバンに感じられるお酒です。


◆白隠正宗 純米生原酒 新米新酒誉富士 3BY

静岡県の酒造好適米 誉富士の新米を全量使用。

香りは穏やかですが、しぼりたて特有の槽場のニュアンスも。

そしてフレッシュなリンゴジュース様の芳香と

米由来の麹香が合わさったような香りが漂います。

含むと、新酒ならではのフレッシュな趣があり

やがてまろやかでいて芳醇な旨みが広がります。

ほどよい酸味が隠し味となり、米の旨み=甘みが

艶やかに顔を出し含み香もさわやか。

後口の余韻はしっかりと日本酒らしさを残します。

それでも端正な風味は誉富士の特徴でしょう。

是非お試しください。



ところで余談ですが、ちょっと前の話題になります。

11月の日曜に愛知県へ紅葉狩りに行った帰り

名古屋駅周辺で美味しい中華は無いか?

とネット検索をして初めて入ったお店があります。


鯨亭

店主と奥様のお二人で営業されており

料理はとてもヘルシーで美味しくお値段も手頃で

とても良かったわけですが

このブログで単に飲食店を紹介するわけもなく

実は 白隠正宗の720ml瓶がカウンターにたくさん

12本ぐらいだったか、並んでいたのです。



特に日本酒の品揃えが良いお店でもなく

メニューの日本酒欄には300mlの冷酒と燗酒 としかなく

どうして名古屋で白隠正宗だけが並んでいるのか?

と素朴な疑問が湧いたのでした。

そこで メニューにない白隠正宗を燗酒で注文すると

それまであまり愛想が良いとは言えなかった奥様が

急に笑顔になり 『お好きですか?』と聞いてきたのでした。

『はい お好きです。』 と応え 白隠正宗の生もと純米を

温めて飲ませていただきました。

生もとは中華に合いますねえ。

ここで いろんな想像が働きました。

奥様は 高嶋さんの知り合い?

それともファン?

地酒マニア?

どれも違いました。

単に 白隠正宗が気に入って置いているだけでした。

高嶋さんのことはおろか、お酒のことも

あまりお詳しくはなかったです。

でも なんか うれしかったですね。

良き 旅の思い出です。

来年もまた訪れようと思います。




 

正雪&志太泉 新酒しぼりたて

カテゴリー │ランニングYoutube

朝から 各地で地震が頻発しています。

静岡県は素通りしたので全く揺れを感じませんでしたが

ちょっと不気味ですね。

今朝ランは いつも走っている2つのコースを合体させ

20キロ超を走りました。

一週間後にハーフの本番が控えているので

少しは長い距離を走っておいた方が良いだろう

と走ったものの、最後の3キロは足が上がりませんでしたね。

こりゃ 本番は苦労しそう。



本番 と言えば 新酒しぼりたての入荷が本番となり

昨日は 3つの蔵からお酒が入りました。

そのうちの静岡県の蔵からはこの2本です。

◆正雪 純米しぼりたて生 3BY

岩手県産の酒造好適米『吟ぎんが』新米100%を

使用した純米のしぼりたて生酒となります。

しぼりたて生ならではの、フルーティなれど

くどさのない軽快な香りがあり、口に含むと

原酒でない分、すっきりとした旨味の広がりを認識できます。

後口に、しぼりたて独特の麹花の余韻を残し

フレッシュさを最後まで楽しませてくれます。


◆志太泉 蔵出しいちばん 純米生原酒 3BY 

こちらは富山県産の五百万石を60%まで磨き醸された

純米生原酒です。

米が硬いと言われる五百万石の特質を引出し

軽やかで澄んだ味わいと、しぼりたてならではの

瑞々しさをあわせ持つお酒に仕上がっています。

上品で軽快な吟醸香がほんのりと立ち、爽やかな

口当たりとキレの良さが、新酒生酒の魅力を

ふんだんに表現する1本となっています。

どちらのお酒も

1.8L 2,860円(税込)  720ml 1,430円(税込) です。




さて、今放送中の朝ドラにはまってます。

毎回見ては 涙ウルウル。

大阪の 南部の方が舞台なので

住吉とか 大和川とか 懐かしい地名が出てきます。

スピード感のある脚本と 役者の演技にリアリティとウイットが

利いていて飽きさせません。

番組のサブテーマともなるこの曲もイイですね。

女チェット・ベイカー と言われる アンドレア・モティスが

気の合った仲間と演っているこの映像が好きです。

ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET





 

空と酒 FESTIVAL2021

カテゴリー │イベント



今週の土日 12月4日、5日の両日

浜松駅近くのソラモにて

空と酒 FESTIVAL2021 が開催されます。

「花の舞酒造」(浜北区)、「初亀醸造」(藤枝市)、「土井酒造場」(掛川市)

「杉井酒蔵」(藤枝市)、「志太泉酒蔵」(藤枝市)、「神沢川酒造場」(静岡市)

「英君酒造」(静岡市)、「萩錦酒造」(静岡市)、「若竹」(島田市)


の静岡県地元の酒造会社9社がブースを構えるそうです。

また熟成酒コーナーでは、静岡の日本酒のブランディング・プロモーション

活動をする「静岡県日本酒研究会」が

天然ワインセラーに貯蔵して熟成した日本酒を用意。



飲食ブースでは 地元素材を使う魚料理専門店「魚魚一」さん(中区)や

創業60年の鳥料理店「鳥浜」さん(中区)など地元の飲食6店が出店。

最近 この種のイベントはとんとご無沙汰でしたから、とても楽しみです。

チケット購入など詳しくはこちら