映画 ひろしま

カテゴリー │映画

今日は ラヂオの日 でした。

今週は お酒の話ではなく、先日のシティマラソンの話題と
映画のお話。

パーソナリティのえみ子さんには、参加することを黙って
いたので、 

出られるのなら、言ってくれれば良かったのに・・・
ラジオで応援したのに・・・

そんな 大事になるのが嫌だったので、黙っていたのですよ。

で、ハローの関係者で 参加した人がいたのかと
聞くと、いました いました。

月曜のディレクターで、時々パーソナリティもしている
元柔道選手の女性  蔦山ちゃん が ハーフに
出たとか。 なんとタイムは 2時間を切ったとか。

男だねえ・・・・(・ω・)\バシッ

でも、ほんとに すごいよ。女性で2時間を切るなんて。
 おじさんは 5キロに出て どうのこうのと言ってるのが
恥ずかしくなりましたよ。



そして、映画の話題は

3月11日に 浜松市福祉交流センターで 昼と夜の
二回上映される、 『ひろしま』について。

この映画は 1953年 というから昭和28年に製作された
、関川秀雄監督による劇映画で、当時は GHQの圧力で
全国配給が見送られた いわくつきの作品です。

主演は 月丘夢路 広島出身の彼女は、ノーギャラで
参加したとか。

ほかに 岡田英次 戦後初のガラス越しのキスシーンで
有名な映画 『また逢う日まで』に出た二枚目俳優。

他にも 原保美 加藤嘉 河原崎しづ江
山田五十鈴 薄田研二 利根はる恵
三島雅夫 花沢徳衛 松山英太郎
河原崎建三 下條正巳 梅津栄

と 錚々たる顔ぶれ。
既に亡くなった方が多いのですが、主演の月丘夢路さんは
今でもお元気で、今年1月放送の 徹子の部屋 に出演
されています。

他にご健在なのは、山田五十鈴さんと梅津栄さんぐらいか。

さて、映画の内容ですが、私も観たことがないので
YouTubeで予告を見ました。

この映画が作られた 昭和28年ですでに 原爆が
風化しかかっていた というのには、驚きました。

この映画 他にも面白いエピソードがあります。

音楽の伊福部昭は、あのゴジラの音楽を担当した人で
この映画のあとで、ゴジラに携っています。
ですから、劇中の音楽に ゴジラでも使われた曲があるとか。

当時の広島市民 8万8500人が手弁当のエキストラとして
参加しているというのも、そのエネルギーを感じざるを
得ません。

当店でも 1000円の前売り券を販売しているのですが
中日新聞の記事を読んでみえた女性 70前後の方
ですが、子供の頃に観た記憶があるとおっしゃってました。

リアルなシーンが多く目を背けたくなるかもしれませんが
原発で揺れる日本 いや世界の人 一人一人が、観て
なにかを感じ取る それが大切なのではないでしょうか。

中学生以下は無料ですから、お子さんと一緒に観ることも
イデオロギーを抜きにして、これからの日本の進むべき道
を考えるきっかけになるやも しれません。

映画 ひろしま 上映会
2012年3月11日(日)
会場 浜松市福祉交流センター 中区成子町140-8
昼の部 13時開場 上映 14時~16時
夜の部 17時開場 上映 18時~20時
前売り券 大人1000円 当日 1200円
       高校生 500円 当日 600円


かたやま酒店でも、販売しております。

では 予告編をご覧下さい。





 

太刀山 大吟醸

カテゴリー │

富山県は 両親のルーツとなる県です。
私自身は 父が大阪でサラリーマンをしていた時に
生まれたので、ルーツに違いはないのですが
生活感や記憶はありません。

今となれば、浜松での生活が人生の半分以上ですから
立派な 遠州人 でしょう。

でも 富山への思い入れはいまだ捨て切れません。
酒屋として 日本酒 特に地酒を仕入れようと最初に
選んだお酒は、開運でもなければ 國香でもない。

それは、立山(たてやま) でした。
立山は 富山県で一番大きな蔵で、地酒のなかのナショナル
ブランド的存在でしたが、当時から人気は抜群でした。

静岡県の酒屋さんでは、日本名門酒会に属しているところ
にはありましたが、一級酒が少しあるだけで、地元で絶大な
支持を受けている二級酒はありませんでした。

一級 二級 という言葉から 時代はご想像ください。

そこで、二級酒を富山から送ってもらい、たくさん売りました。
今でも 立山は販売していますが、この蔵のお酒はその頃
と比べると、様変わりしました。

まず アイテムが10倍以上に増えました。
とても ついていけません。(笑)
今でも販売しているのは、本醸造と普通酒と一部の純米酒
だけ。

味も変わりました。
昔あった 720mlの扁平瓶に入った純米酒 あれは本当に
美味しかった。
キオスクでも販売されているような火入れの純米原酒なん
ですが、当時の純米酒は 720mlのこれだけだったのです。

でも、立山との出会いがなければ、日本酒を真剣に売って
いなかったかもしれない。ひょっとすると、とうの昔に酒屋を
廃業していたかもしれない と考えると、敬意を表する気持ち
はしっかりと持っています。

その後 親父の育った高岡市の蔵 勝駒の清都酒造さん
との出会いがあり、現在に至るのですが、こちらは今もって
製造石数を増やさない方針ですから、すぐに商品はなくなり
ます。今月はじめに入荷した 純米酒の生酒ももちろん完売。

で、その勝駒は、富山県で一番小さな蔵 だと思っていたの
ですが、取引を始めた10年ぐらい前に、もうひとつ別の小さな
蔵のお酒を、高岡市の酒屋さんから買って飲んだことがあります。

それは 太刀山(たちやま) という 銘柄です。

太刀山 というのは、実は 立山の古名で、最古の文献である
万葉集には「多知夜麻」と記され、古くは「たちやま」と呼ばれて
いたようなんです。

この太刀山の 吉江酒造さんは、戦後に創業された蔵で
日本酒の蔵としては、比較的歴史の浅い蔵と言えるでしょう。
太刀山ブランドについては、当時立山さんからクレームが来た
とか来ないとか、噂話はいろいろとあるようです。

10年前に飲んだときの印象は、本醸造の生原酒だったと
記憶していますが、特に良いとも悪いとも感じず、仕入れ
ようとアクションを起こすほどのものではなかった というのが
本当のところです。当時は 勝駒を売ることに勢力を傾けて
いましたから。



その太刀山を、今回 初めて仕入れてみました。

今は社長さんが息子さんと二人で醸しているそうです。

山田錦を40%まで磨いた大吟醸が 1.8Lで4000円を
切る価格と聞き、面白いと感じた次第です。

ところが、入荷したお酒の 裏ラベルを見ると
精米歩合のところが、手書きで 50 と修正されている
ではありませんか。それも、印刷されている40の文字の上に。

シールで隠して印字するとかではなく、とてもアバウトな
方法に、思わず苦笑してしまいました。
去年までは 40%精米だったようですが、今年は50%
になったその理由は、判りません。

でも そんな些末なことは どうでも良いのです。
お酒は 中身ですから。

試飲しました。

一言で言うと、ぶれない味です。

香りは 濃密な蜜の芳香 フルーティなものとは明らかに違います。
口に含むと 一瞬 味の多さを感じるも すぐにそれが旨みに転化し
穏やかで円いものであることに気付かされます。

やがてほのかな酸が返し、余韻に味吟醸としての存在感を示します。
無濾過生原酒らしい味の太さは、食中酒として楽しむには、とても
良いと思います。

香りはありません。
このお酒は 味を愉しむ大吟醸です。

決して洗練された味ではありませんが、造り手の想いが伝わる味
と言いましょうか、骨太でダイナミックな個性のお酒です。
地酒とは 本来こういうものだったのかもしれません。

◆太刀山 大吟醸 生酒





 

ヴォイトレ祭

カテゴリー │ヴォイトレ

マラソンが終わって タイムがちょっと悔しかったので ジムで10キロ走って ウサを晴らしました。
走れるものですね。

さて 今日は通っている 南部のぶこヴォイトレ教室の発表会

今年はマラソンを優先しましたが 生徒の皆さんの ステージを楽しンでます。

みんな いいぞ 最高



 

ちょっと残念

カテゴリー │フィットネスクラブ

無事走り切りました。結果は 去年の駿府マラソンより30秒も遅い 24分33秒
ちょっと残念
言い訳をすると 号砲からスタート地点までなかなか進まない

人数の割りにコースが狭く前半は周りのペースから抜け出せなかったこと

でも気持ち良く走れました。





 

もうすぐスタート

カテゴリー │フィットネスクラブ

浜松シティマラソン 5キロの部
いよいよ始まります。
目標は去年のタイムを上回ること
楽しんで走ります。



 

正雪2品

カテゴリー │

毎日のように 新酒が入荷します。
現在 かたやま酒店の冷蔵庫はパンパンです。

それでも、すぐに売れてしまう商品もあるので
なんとかなるものです。

さて、正雪の 神沢川酒造場さんからも、待望の
純米吟醸の新酒が入荷しました。

この蔵の杜氏さんは、南部杜氏の大ベテラン
山影純悦さん。



とってもダンディな杜氏さんで、思えば静岡県の
酒蔵さんで ご健在のベテラン杜氏と言える人は
非常に少なくなりました。

それだけ造り手が若返っている とも言えるのでしょうが
名人の域に達する山影さんのような方の存在は、大変
貴重だと思います。

今のうちに 名人の業を堪能しておいて下さい。


まずご紹介するのは 山影さんのお名前が商品名
となっている

◆正雪 純米吟醸 山影純悦 緑ラベル 生貯蔵酒 23BY 
1.8Lと720mlがあります。
今年は、入荷数が少し減りました。
人気があるので、お蔵としても調整せざるを得ないのでしょう。

このお酒は、杜氏の山影純悦さんが納得したお酒だけを
生酒のまま瓶詰し、パストライザー(瓶燗急冷機)にかけて
火入れしました。そして出荷までマイナス5゜の冷蔵庫で
囲ったお酒となります。

香りは穏やか。
山田錦ならではのきれいな旨みが、口中で清冽に広がります。
キレの良さは、ワンランク上の純米吟醸に匹敵するものがあります。

もう一品は
◆正雪 純米吟醸生酒 吟ぎんが 23BY 
1.8Lだけの瓶詰めです。
吟ぎんが というのは、お米の名前で、南部杜氏のふるさと
である岩手県南部地方で、蔵人たちの手で栽培された
酒造好適米です。

今回は生生で詰めていただきました。
香りが静かに立ち、旨みの広がりはスピーディ。
口当たりは軽快でとてもやわらか。
すべすべ感と同時に、正雪ならではのふくよかな旨みも同時に
楽しめる、食中酒として強くお奨めしたい個性の光る1本となって
います。

どちらの品も お米を50%まで磨いて仕込んでいるので
純米大吟醸 を名乗っても良いものですが、純米吟醸
として出荷されるのです。

このあたりは、静岡酒らしい価値観 と言えるのでは。

是非 お試し下さい。







 

開運初蔵純米に フォーー

カテゴリー │FMハロー

昨日のラヂオ

開運初蔵純米中汲み生原酒 を持ち込み

パーソナリティのえみ子さんに飲ませたのですが

彼女 一口含んで上げた声が

『フォーーーーー』

  あんたは レイザーラモンHG か  古っ

何故 そんな奇声を上げたかというと

美味しかったからでしょう。

実は 持ち込んだお酒にある工夫をしたのです。

   大吟醸をブレンドした・・・ な わけないでしょ。

冷蔵庫から出して 室温で2時間経ったものを

飲ませたのです。

温度としては、12℃ぐらいでしょうか。

このぐらいの温度が、日本酒の味わいを一番

感じやすい温度 特に 生の純米酒系の場合は。

大吟醸あたりだと、もう少し低くてもOKですが。

ただし、造りが雑な酒だと、欠点ばかりが目立つこと

になりますが。

更に生本番でこんな課題も課しました。

『二週間前に飲んだ 開運無濾過純米の味を
 よ~く思い出して、それとの違いを述べよ』

相変わらず 上から目線の Sですねえ(笑)

でも彼女 しっかりとコメントしましたよ。

『しっかりした甘さと、キリッとしたお酒の味がします。
それでいてスッキリとしたあと味。
無濾過純米は もっと荒々しい良さがあり
こちらの方が上品な日本酒だと思います。』


よく出来ました。 花丸です。

確かに 今年の初蔵純米は、透明感と後半の

キレの良さが素晴らしく感じられます。

同じモロミでも、絞り方次第で見事に変わる。

これぞ 日本酒のダイナミズムでしょう。



◆開運 初蔵純米 中汲み原酒生 23BY 

さて 音楽は GRACE MAHYA のアルバムから

ライブでも聴かせてくれた

Save The Last Dance For Me  をおかけしました。

ザ・ドリフターズが元歌なんですが

  さあいってみよう だめだこりゃ じゃないですよ

4ビートのアレンジが とっても素敵です。

アレンジャーは 新進気鋭のジャズピアニスト 

宮川 純

彼のアレンジは 若いのに 憎いねえ。

でも どんなに良いアレンジでも 歌い手が

表現できなければ意味がないわけだから

その点でも マーヤはすごい。

ところで YouTubeでこんな曲がアップされてました。

私の大好きなナンバー リカードボサノバ  ギフト







 

ラジオ ナウ

カテゴリー │FMハロー

アッブオンスタジオに来ています。
今日は 開運の初藏純米を持ち込み えみ子さんに試飲していただきます。

音楽は昨夜の グレース・マーヤのアルバムから一曲



 

グレース・マーヤ

カテゴリー │ジャズライブ

昨夜は 田町サロンにてジャズライブ。
出演は ピアノ弾き語りの グレース・マーヤ
そして、ギター 荻原亮 ベース 安カ川大樹
の面々。

暇な火曜日、本来ならジムへ行く日だが
彼女のライブとならば、ジャズが優先。
定刻どおりに会場に着くと、知り合いの
M女史がいたので、隣に座らせてもらう。

グレース・マーヤのライブは初めて。
アルバムは 何年か前に 新宿DUGでのラスト
ライブの様子を収めたのを一枚持っているが
なかなか好盤であった。

今回は 昨年12月にリリースされたアルバムツアー
の最終日とか。 リラックスした空気が漂うなか
ライブは のどかにスタート。



彼女の声は、女性としては中音の部類か。
ハスキーというほどではないが、ブルース
フィーリングに満ち溢れている。

あくが強いタイプではなく、清涼感と温かみが
同居し、端正な色さえ見せるのは、人柄か。
はたまた お育ちか。

そしてなにより、フレージングの個性は抜群。
スタンダードやオールディーズを、デザインする
かのごとく、見事にマーヤナイズして聴かせる。

Save The Last Dance For Me
Polka Dots And Moonbeams
キスオブライフ
ルート66

誰でもご存知のナンバーを、素材を殺さず、独善に
はまらず、でも斬新に料理し、聴き手を魅了してやまない。
宮川 純のアレンジもさることながら、プロのシンガーの
底力を見せ付けられた。 カッコイイね 素敵だ。

ギターの荻原亮も最高。
ときおり披露するソロにしびれる。
ベースの安カ川大樹も、守備範囲を守りながらも
ちゃんと存在感を示す。

会場の空気は、曲を重ねる毎に熱く盛り上がり、最後は
シンディ・ローパーのタイム・アフター・タイムで締める。
これも、今まで聞いた どのアレンジとも ちょっと違う。
ジャズという音楽の深度を感じさせるライブであった。


会場で販売していたアルバムにサインをいただく。
また浜松に来て欲しい人である。



GRACE MAHYA グレース・マーヤ
  / POINCIANA ポインシアナ

1. Poinciana
2. Save The Last Dance For Me
3. Good Morning Heartache
4. It Might As Well Be Spring
5. But Beautiful
6. All Or Nothing At All
7. Save Your Love For Me
8. Polka Dots And Moonbeams
9. Skylark
10. Lover Man
11. A Case Of You

Grace Mahya グレース・マーヤ(vo,p)
荻原 亮(g)
宮川 純(p)
安ヵ川 大樹(b)

試聴はこちら


 

困る酒

カテゴリー │

このお酒が入荷すると、毎年のことですが
ちょっと困ることがあります。

それなら 仕入れなければ良いのでしょうが
心待ちにされているお客様のことを考えると
それは出来ません。

なぜ困るか。
安くて 酒質のレベルが高くて 他のお酒の存在感
が薄くなるからです。

もちろん 地酒商売ですから、多様性をもって
臨まなければいけません。

このお酒だけが日本酒ではありません。

他の酒にも目を向けてくださいね。



では、ご紹介します。(ヘンな前フリやなあ・・・)


◆喜久醉 特別本醸造 生酒
1.8L 2100円(税込)


思い出しますね。
静岡の地酒に目覚めて、喜久醉を販売し始めた頃
このお酒ばっかり売っていました。

あの頃は いろんな意味で若かったなあ
フサフサやったなあ・・・関係ないし

一升瓶を3日に2本ずつ配達した 一般ユーザーの方も
いらっしゃいましたね。 
 今から思えば 飲み過ぎやろ。

プレハブ冷蔵庫に、このお酒を満タンに保管し、
半年分ぐらいの流通在庫をかかえました。

で、気付きました。
安くて美味しいのは とても良いことだけど、度が過ぎる
のは決して良くない。 バランスも大切だよ。 と

ですから、最近は1ヶ月ぐらいで売り切れる量しか仕入れません。
多分 お蔵さんも それを望んでおられると思います。
ここ数年は 720ml瓶の製造も中止されましたし。

かつては こんな噂話も まことしやかに流れました。

とある酒造メーカーの社長が言ったとか

『なんでうちの大吟醸より 喜久醉の特本の生酒
の方が美味しいんだ?!』

事実かどうかは定かではありません。
でも こんな噂が流れるぐらいですから、業界の一部で
それに近い評価がされていたことはあったのでしょう。

私は決して大吟醸より美味しいなんて思いませんよ。
比べること自体が ナンセンスだと考えますから。

おぅっと ここまですべて 相対評価ばかりじゃないですか。
どんな香りで どんな味わいで 旨みの広がりは
キレは スペックは という 絶対評価がありません。

でも 今回は あえてやめます。

このお酒に興味が沸いた方は 
こちら をクリックしてください。 
ちゃんと 明記してますから。
あっさりと(笑)




 

ランニングとジャズライブ

カテゴリー │ジャズライブ

来週の日曜に行われる 浜松シティマラソンに
初参加する。 と言っても 5キロだが、ジムの
ミルだけで走っていてはまずいと感じ、知り合いの
T氏にお願いして、ランニング仲間との練習に
参加させてもらった。

日曜の午前7時に、佐鳴湖の北側駐車場に集合。
なにやら 佐鳴湖周辺で正確に10キロのコースが
設定されているらしい。

正直なところ、10キロを実際に走るのは初めて。
ミルで自分のペースで走るのとは大違いであることは
承知しているので、ついていけるかちょっと心配だったが
チャレンジしてみることに。

ゆるやかにスタートし、最初のペースは 1キロを
6分ぐらいのスローペース。 これなら全然OK。
この日の佐鳴湖早朝は氷点下の寒さ。
湖面はうっすらと氷が張っていた。

とても走りやすい環境で、ランニングする人 ウオーキング
する人がたくさんいた。 すれ違うたびに、おはよう と
挨拶を交わすのも、心地よい。

5キロに近づくと、少しペースが上がってきた。
1キロ5分弱ぐらいのペースか。
湖沿いの道からすこし外れて、ホワイトストリート
へ向かう道が急な坂道。 ここで少し息が切れる。

それでもなんとかついて行き、折り返しとなる。
あと3キロの地点でまたペースが上がる。
1キロ4分半ぐらいか。
先頭の人にじわじわと離され、残り1キロで全員がスパート。

こちらもスパートしたいところだが、足がついていかない。
みるみると離されて、先頭の人の背中は全く見えない。
それでも 無事走りきった。
タイムは、前の人との差から推測して、56分ぐらいか。
帰ってから早速に、ランナー用の腕時計を注文した。

早朝から走ると一日が長い。
いつもの日曜と同じく、ジムへ出かける。
腹筋背筋をしてから、ミルで5キロ。
10キロ走った後の5キロは、すごく楽。
なかなか良いタイムが出た。

来週の5キロは、去年の数字(と言っても駿府だが)を
上回るのが目標だが、いけるのでは。

このあと、ストレッチ系とパワー系のスタジオに出た
ので、身体はもうくたくた。午後は夜まで家で ぐだーと
していた。



さかのぼって 金曜の夜は、ジャズライブ イン ドルフィン

THOMAS WALBUM トリオ
デンマークのピアニストだが、ベースとドラムスは日本人。
土村和史 (b) 嘉本信一郎 (ds)


Heat Wave という 彼のオリジナルでスタート。
ハードバップで いなせな曲。
なにやら 灼熱の夏に作ったそうな。

WALBUMのピアノは、基本的に硬派。
でも ときおり垣間見せるロマンチシズムにほっとさせられた
かと思うと、ブールージーにねちっこくピアノが弾ける。

土村和史のベースは、饒舌。
ビジュアルは線が細いのだが、音はなかなか鋭くて洒脱。
なにかしてやろう とたくらむような 目がいい。(笑)

ドラムスの嘉本信一郎は、以前 田町サロンで
森さんとのセッションで聴いた。
木魚のような独特のパーカッション音が印象的なダイナミック
で明快な個性。

ですから このトリオの演奏は、あらゆるフォーマットの
片鱗を見せながらも、鮮明で切れ味のある独自の音を
作り上げている、通好みのトリオと言えるだろう。


会場で販売されていた アルバムを2000円で買う。
サインをしてもらい、記念の写真も。



THOMAS WALBUM TRIO / TALES FROM THE BLUE

1. Heat Wave
2. Alone Together
3. Portrait In Black And White
4. Dusky Sleeper
5. Solar
6. Spring Waltz
7. Taco Blues
8. The Scent Of A Woman
9. Blues Lee
10. Tales From The Blue

Thomas Walbum(p)
土村 和史 Kazufumi Tsuchimura(b)
嘉本 信一郎 Shin-Ichiro Kamoto(ds)

試聴はこちら






 

要注意のお酒

カテゴリー │

今年も入りました。

要注意 の日本酒が。



七田  純米無濾過 生 おりがらみ 23BY

何に注意しろって?

まず 噴出しにご注意ください。

酵母が活きてますから、栓を開けると

瓶の底の方から、ブクブクと炭酸ガスが

発生します。

底に滓が溜まっているので、人間の心理として

どうしても振って攪拌したいところですが

そんなことをして開けようものなら

お部屋で 日本酒の噴水ショー が拝めます。 (・ω・)\バシッ


次にご注意いただきたいのは

飲み過ぎです。

七田の純米無濾過生原酒に、純米吟醸の滓をブレンド

したのが、このお酒。

するとどんな味わいになるか と言いますと

軽快でいて 味の幅があり まさに絶妙な味わい。 

香りもほのかに立ちますし、おりがらみ と言うより

活性にごり と呼んだ方がしっくりくるぐらい、滓があります。

ですから、グラスに注ぐと 真っ白 です。

でも 決してくどくないのです。

思わず 次の一杯に手が伸びてしまう。


お酒は 飲め飲め と ムチでしばくように攻め立てます。

飲み手は きりがないからこれでおしまいにしよう

でも もっと攻め立てて・・ と葛藤します。

ご自宅で SMショー が展開されます。 (・ω・)\バシッ


Sの人も  Mの人も 噴水がお好きな人も

是非 お試し下さい。

◆七田  純米無濾過 生 おりがらみ 23BY



 

開運 初蔵純米

カテゴリー │

昨日は月に一度の日本酒講座でした。
今月のテーマは 杜氏

杜氏の語源 
杜氏集団形成の歴史と役割
全国の杜氏集団の分布と現状

そんな話を45分ほど。

そして、試飲は 名杜氏、ベテラン杜氏のお酒を。



右から提供順に

◆阿櫻 特別純米 無濾過生 23BY
   山内杜氏 照井俊男氏

◆正雪 純米吟醸 22BY
   南部杜氏 山影純悦氏

◆常きげん 山廃純米無濾過生原酒 23BY
   能登杜氏 農口尚彦氏

◆開運 初蔵純米生原酒 16BY 
   能登杜氏  波瀬正吉氏

◆ゴールド賀茂鶴 大吟醸 22BY
   広島杜氏  峠本忠義氏

波瀬さんの酒が何かないかと 倉庫の冷蔵庫を
探すと、出てきました。
初蔵純米の16BY 
今から7年前に醸されたお酒が。
ラベルは、私がかつてデザインした、とてもシンプル
なものです。

生酒を7年寝かせると、きれいに熟していました。
香りは、熟れたイチジクのよう。
カラメルのようなねっとりとした甘さもあり、レアそのもの。


ゴールド賀茂鶴は、大吟醸と言えども、フルーティ
な香りはまったくなく、後味に 炊きたてご飯の余韻が。

常きげん 山廃純米無濾過生原酒は、酸が強く
和の果物や 粟おこしの風味も。

どれも個性豊かで、違いが明確に認識できました。
杜氏流派の個性を感じ取ってもらえれば、幸いです。
ちょっと無理か(笑)

さて、開運の初蔵純米中汲み ですが
本日 新酒が入荷しました。



今年も最高の出来に、頬がゆるみます。

香りはどこまでも穏やか。
かすかに立つのは決してフルーティではなく
槽場(ふなば)を連想させる麹の芳香です。

口に含むと、透き通るように冴えた旨味が広がり
ほのかに心地よい酸が、お口の奥にたたずみます。

鼻に抜ける香りは、軽快で気品を漂わせます。
このグレードは純米吟醸のそれと全く同じです。

そして、見事な後口の余韻とキレも、純米酒を超えた優れもの。
この品質で3000円を切る価格は絶対にお値打ちでしょう。

◆開運 初蔵純米 中汲み原酒生 23BY 




 

Bittersweet

カテゴリー │FMハロー

今日 ラヂオの生放送があったのですが
出かける寸前に、駅近くのお店から
至急ウーロン茶を1ケース届けて と電話が。

団体のお客様が一人1本ずつウーロン茶を
用意して欲しい とのオファーだそうです。

生本番まであと20分しかありません。
もちろんお受けし、まずは営業車で
お店まで走りました。

二階の宴会場までお届けし、時計を見ると
あと10分です。
このまま 店に戻ってスタジオまで歩くと
確実に遅刻となります。

“遊びの達人”のコーナーの 達人は
遊んでいてお休みです。

では シャレになりませんから、なんとしても
間に合わせないと。

そこで、お店にお願いして、駐車場に営業車
を停めさせてもらって、スタジオまで走りました。
プロントに着くと、私の出番の一つ前の音楽が
流れていて、ギリギリ セーフ。
なんとか間に合いました。



さて、本日のテーマはブログでもご紹介した

◆めらめらジンジャー梅酒 アポロン

ショウガオール(生姜の辛味成分)のジンジャーと
カプサイシンの唐辛子
それらが、ラズベリーベースの梅酒に溶け込み
3つの燃焼系エレメンツが、ボディと魂を
ぽっかぽかに燃え上がらせる あれです。

梅酒の甘酸っぱさ、生姜と赤唐辛子の刺激ある辛味。
そしてラズベリーの優しい香りとなじみやすさ。
それらが絶妙なバランスで時間差攻撃を仕掛ける
ことが、パーソナリティの えみ子さんにも
伝わりました。


そして音楽は
この梅酒にかけて ビタースイート
ビターには、苦いという意味のほかにも
辛い というニュアンスもあるので、甘くて辛い
この梅酒にぴったりではないかと、セレクトしました。

演奏は  Charlie Haden & John Taylor

この ドン・セベスキー作曲の ナンバーは
ラフマニノフ:交響曲第2番 第3楽章の主題から
インスパイアーされて作ったとか。

『You Can't Go Home Again』という チェット・ベイカーが
1977年に録音したアルバムの曲は、ビタースイートに
歌詞を付けて改題したもの。

ポール・デスモンド、マイケル・ブレッカー、ロン・カーター、
ケニー・バロン、トニー・ウィリアムズ、ドン・セベスキー、
ジョン・スコフィールド、リッチー・バイラーク
と、すごい面々で演奏されているんですね。

最近では、佐山雅弘トリオの演奏もあります。
ビンテージ というアルバムで聴けます。

YouTubeはこちら 



Giulio Carmassi という イタリアのピアニストの
演奏も、なかなかいいですよ。





 

初亀完全ご予約商品

カテゴリー │

毎年3月に入荷する 初亀のご予約受付を

今年もはじめております。


写真のお酒はダミー瓶です。


裏ラベルには毎年のように

賞味期限 製造日より10日以内にお飲み下さい。

と 記されてあります。

もし、10日を過ぎて飲んでしまったら・・・

すぐに かかりつけの医院に相談してください。

そして、先生も こんなに美味しい酒 是非飲むように

と薦めて下さい。
 (・ω・)\バシッ

この日本酒は 最高に美味しく フレッシュで

ピチピチとしていて 価格もお手ごろで

製造日から10日なんて 持ちません。

誰でもすぐに飲んでしまうからです。


今年も ご予約受付 始まりました。

◆初亀 本醸造 無濾過生原酒 23BY  720ml 1300円 


この  製造日より10日以内にお飲みください。という

裏ラベルの文言は、

10日経ったら劣化して飲めなくなる、という意味ではありません。

10日以内の最もしぼりたてらしいフレッシュな状態で飲んでね。

と、お客様を笑顔にするために書かれてあるのです。

ですから、皆様がお買いになって万が一10日を過ぎたとしたら
 
 煮酒にしましょう・・・(・ω・)\バシッ

違います。 

むしろ、1本はすぐに飲み、もう1本は1ヶ月後ぐらいに飲む

更にもう一本は1年後に

  
   お風呂に入れましょう・・。 (・ω・)\バシッバシッ しつこい


まったりとした感触を愉しむ という飲み方をご提案します。  

一年も冷蔵庫にしまっておくなんて、絶対無理。

という、奥方に頭が上がらない あなたのために

当店ではちゃんと ご用意しております。

氷温冷蔵庫に真っ暗な状態で一年間寝かせておいた22BYのお酒が。

さすがにピリッとした刺激はなく、色もちょっと濃くなっていますが

ヒネた風味などは全くしません。むしろ、まろやかさと旨みが舌の上

で踊りだすぐらいに、濃厚でいてマイルドな良いお酒になっています。

今年も、この22BYの品を同時販売いたします。

ただし、22BY単品では販売いたしません。

必ず 23BYの新酒とセットで、ご注文ください。

2本を比較すると

 良い日本酒とは 時の経過でこう変化するんだと実感できます。

詳細はこちら

入荷は3月2日ごろ
お申し込み締め切りは 2月29日です。
皆さんのご予約をお待ちしております。



 

一刻者十周年パーティ

カテゴリー │イベント

浜松駅近くの居酒屋さん 一刻者(いっこもん)の
開店十周年パーティが昨夜あり、参加しました。

会場は 田町のハートランド。
当店がジャズと地酒の会でよく利用するお店です。

当日は70名ほどのお客様が集まり、楽しいひと時
を過ごしたのですが、ビールやワインは飲み放題の
システムなのに、あえて日本酒を持ち込み
たっぷりと楽しませていただきました。

当日の銘柄は
南 純米大吟醸 
開運 波瀬正吉  作と伝  
開運 無濾過純米
初亀 吟醸亀印生 
國香 特純生原酒
喜久醉 特本   
雑賀おりがらみ  
白露垂珠純米吟醸
勝駒しぼりたて 
獺祭純米大吟醸50 スパークリング 

ビールは ウェルカムドリンクで少し口にしただけ
あとは ずっと日本酒で通しました。

特にすごかったのが、開運波瀬正吉大吟醸の
作と伝の 飲み比べ。

これは、一刻者の店主さんが、故波瀬正吉杜氏が
ご健在のときの1本を大事にとっておいたことで
実現しました。

作の味わいは、とにかくまろやかで、すべるように
旨みがひろがり、最高の味わいでした。

伝の方は、22BYの斗瓶取り生なんですが、こちらも
もちろん素晴らしいものの、作の完成度の高さに
比べると、ごくわずかではありますが、かたい印象
を受けました。 でも 伝も美味しかったです。

もっとも、作 なんて もう二度と口にすることは
出来ないでしょう。 


さて、パーティは獺祭の発泡にごりを乾杯の酒とし
スタートしました。

乾杯の音頭をとったのは、開店からの常連さんのK女史。
シックなお着物での登場です。

お客様全員に ありがとう と唱和させるところなど
女性らしい気配りで良かったですね。

お客を代表しての祝辞は このブログにも時々登場する
N氏。
 『俺にやらせろ』 と、ご本人のたっての希望とか。
なかなか堂に入ったスピーチでした。 
   長々とありがとう。 (・ω・)\バシッ
 

会場には 生バンドが用意され、納品業者を代表し
1曲歌わせていただくことに。
それもノーギャラで(・ω・)\バシッ

実はノーギャラなら もうけもの なんです。
だって、いつもは参加費を払ってステージで歌ってる
わけですから。


曲は ルート66
とにかく トップパッターで会場の空気をつかむことが
私のミッションでしたから、ジャズの中でも
比較的アップテンポで明るいブルースをご披露しました。
気持ちよく 唄わせていただきました。


私の次に登場したのが、お客を代表して、Ⅰ女史。
唄うは アン・ルイスの あゝ無情

 きれいでしょ ひらひらと いい女でしょ ♪♪

歌詞の内容とぴったりの衣装での登場に
会場の空気はすべて持っていかれました。(笑)

ちなみに この衣装はこの日のために新調したのではなく
普段着 だそうです(・ω・)\バシッ



最後を飾ったのが、一刻者の店主さん。
唄うは 千春の 長い夜。


堂々とカンペを持たせて、会場を一回りしながらの
熱唱です。 あんたはスターか (笑)

最後には ビンゴゲームありの、それはそれは楽しい
パーティでした。


ビンゴゲームで当たった番傘をさしてのツーショット。

一刻者のお二人 十周年おめでとう。
次回は二十周年ですね。
ジャズのレパートリー 増やしておきますから
また使ってください。(笑)

そして、素晴らしい生演奏をしてくれた
水窪ローズの面々も、ありがとう。
特にAくん 準備からいろいろとお疲れ様でした。


二次会は某居酒屋さんに場所を移して、また始まりました。
まだ飲むんかい・・・。 




 

日本酒ラインナップ

カテゴリー │イベント

ハートランドで飲み放題だと言うのに、日本酒持ち込みです。
さあ 何から手をつけようか



 

もうすぐパーティー

カテゴリー │イベント

今日は 一刻者さんの十周年のパーティーです。
リハも終わり いよいよ始まります。

主催者でない と言うのは楽チンだねえ(笑)



 

勝駒入荷

カテゴリー │

当店がお取引している蔵に 富山県高岡市の
酒蔵 清都(きよと)酒造場さんがあります。

勝駒(かちこま)という銘柄を醸す、古くからのお蔵で
高岡市京町という旧い町並みにあります。

その勝駒の純米新酒が、ようやく入荷しました。

一足早く入荷した 普通酒の しぼりたて生原酒
と言っても、五百万石を60%精米してるわけですから
決して普通酒ではないのですが、在庫が
あとわずかとなり、純米酒の新酒生酒を
心待ちにしていました。

この純米酒も、富山産の五百万を50%精米
して醸す、贅沢な純米酒です。

純米吟醸を名乗っても良いのですが、
このお蔵には 山田錦を45%まで精米して醸す
純米吟醸があるので、この規格でも純米酒なんです。

かように、贅沢なスペックですから、味わいは想像
どおりに、素晴らしいお酒です。

香りはいたって穏やか。
舌の上で、みずみずしくも軽快な味わいが踊りだし、
やわらかに練れた味わいも感じられ
両者のバランスの良さに、惚れ惚れしてしまいます。

まさに言うことなしのお酒なんですが
一つだけ残念なことがあります。

仕込み数量を増やさないので、こちらの希望する
本数を分けて貰えないこと。
今回も、昨年並みの数量しか入荷しませんでした。

そんなお蔵ですから、新規の取引増はここ数年なく
既存の販売店に注文が集中するのも仕方のない
ところでしょう。

当店も、昨年から蔵元さんからの意向もあり
買い物カゴによるネット販売を中止しています。

HPには アップしているのですが、注文は
電話やメールでお願いしています。
そして、一回の購入数にも上限を設け、なるべく
多くの皆さんに味わっていただくように、配慮しております。

そんな 勝駒の純米生酒。
店頭でも販売しておりますので、是非お試しを。

ちなみに、今年から生酒で販売するのは、この純米酒
だけです。

純米吟醸と大吟醸は、すべて火入れをするので
もうしばらく入荷までお待ちいただくことになります。



◆勝駒 純米生酒 23BY




 

阿櫻入荷

カテゴリー │

近々に 某居酒屋さんが主催する
開店10周年のパーティがあります。

もちろん 私は 納品業者の一人として
また、お客の一人としても出席するのですが
先日 リハ がありました。

なんのリハかって?


このメンバーが 生演奏をしてくれます。
もう お分かりですね。

ギター2本に エレベ に ドラムス
決して ジャズのバンドではありませんが
気持ちよく4ビートを奏でてくれました。

歌以外にも、いろいろと仕込みが準備されて
いるようです。

当日は 当店の日本酒もふんだんに用意されます。
もちろん ビールや焼酎、ワインまでもが飲み放題です。

主催者が最後まで持つか? つぶれないか?
とっても心配です(笑)


さて、日本酒が毎日怒涛のように入荷してきます。
今度は 秋田県のお酒です。


阿櫻 あざくら です。
秋田県は横手市の酒蔵。

秋田と言えば 山内杜氏
やまうちとうじ  ではありませんよ。

さんないとうじ と 読みます。

山内杜氏は、東北において南部杜氏に次ぐ規模を誇ります。
本拠地は山内村。
杜氏組合の組合員は秋田県のほか京都、栃木、福島、山形の
各都道府県に就労し活躍しています。

特に秋田県は、醸造場中その大部分が山内杜氏で占められ
銘醸造地秋田の繁栄の蔭に、同杜氏の多年にわたる努力の
結集があるとか。

阿櫻の杜氏さんも、当然のごとく山内杜氏の照井俊男氏。

長期低温発酵の秋田流寒仕込みのお酒が特徴で
精魂と丹精こめて醸したお酒も、世に送り出すのは
照井杜氏のチェックを通ったものだけとか。

機械化による大量生産では出来得ない、厳しさ。 
これが、阿桜主義といわれる由縁だそうです。

で、入荷したお酒は

◆阿櫻 超旨辛口 特別純米 無濾過生原酒 23BY 

秋田酒こまち を60%精米し、協会901号酵母仕込の
特別純米生原酒です。 
この蔵の定番酒的存在の 新酒生酒です。

香りは、穏やかな中にれんげ蜂蜜を想わせる芳香が
甘露に漂います。

でも口に含むと、日本酒度+10が納得のスパッとした
切れ味を伴った旨みと酸が、ジュワッと広がります。

生酒はどうしても甘みを感じてしまいますが、このお酒は
米の旨みを楽しみつつ、キレのある飲み口と喉越しの冴え
があり、辛口志向の方にも納得いただける生原酒
と言えるでしょう。

◆阿櫻 超旨辛口 特別純米 無濾過生原酒 23BY