武勇 アイラブユー火入

カテゴリー │Youtube

日曜恒例の佐鳴湖ランは

佐鳴湖+大平台の8の字コースを12キロ。

5時30分スタートの7時終了とするのは

暑さを避けるため。

それでも十分に暑いです。


さて このお酒は どうやら人気が高いようです。

注文数が半分以下に押さえられてしまいました。

そして 蔵の在庫は SOLD OUT

2カ月前に 生バージョンが入荷したときは

銘柄そのものに知名度がなかったため

ゆっくりと動いていましたが

一度お買い上げになったお客様のリピート率は

非常に高かったのです。



ですから 今度の火入バージョンは

しっかりと仕入れよう と

たけだけしく 勇んでみたものの

だから武勇 というのではありませんよ (・ω・)\バシッ

半分以下に減らされ

見事に 返り討ちに遭いました。

というわけで 1.8Lは お一人様1本のみ

720mlは2本までとさせていただきます。



◆武勇(ぶゆう) 「アイラブユー」 純米吟醸 火入 4BY

武勇第二弾は「火入」の登場です。

生酒とほとんど大差のないガス感のある爽やかさと

バランスの良い緻密で繊細な味わいです。

山田錦を60%精米し自家培養酵母で醸された

一回火入のお酒。

グラスの表面にはごくかすかに泡が見て取れます。

香りはメロンや白ブドウのような控えめながらも

爽やかな芳香が立ちます。

含むと口当たりのシュワッとしたガス感と

ほわっと広がる軽やかな旨味。

口の中で広がる程よい酸味は

ライムを思わす爽やかさ。

この安定感と計算されたバランスの良さは秀逸です。




さて 前回に続きユーミン作品の映像

この歌も 今聴くと ムネキュン です。

誰にでもある若い日の思い出を

見事に歌に仕上げています。


青春のリグレット   松任谷由実 ライブ・レコーディング



 

天虹 超辛口吟醸兎月峰

カテゴリー │Youtube

快晴の暑い日々が続きます。

でもまだ 7月なんですね。

こんな  悲しいほどお天気  が続くときは

超辛口の キレッキレの吟醸原酒

などいかがでしょうか。



安倍川の伏流水を仕込み水に、完全発酵による

辛さと旨みを醸しだした超辛口酒です。

◆天虹 超辛口吟醸 兎月峰 袋採り原酒

雑味が残らないよう袋搾りで丁寧に上槽後

搾りの最初の部分のみを瓶詰しています。

そして瓶燗急冷火入れの後

まろやかになるまで瓶囲いで貯蔵した生貯蔵酒。

含んだ瞬間はほのかな甘さすら感じさせるも

優しいタッチで後から鮮烈な辛さが押し寄せます。

スパッと余韻を残さずキレる後口は、まさに超辛口。

アルコール度数が20.5度と高いため

ロックやソーダ割りにライムなどを添えても

バランスを崩さずお薦めですし

秋口にかけては加水し

燗酒としてもお楽しみいただけます。



さて ユーミンの作品を素敵な画面でアップしている映像に

Youtubeで出会いました。

この曲の入ったアルバムを買ったときは(もちろんレコード)

学生から社会人になろうとしているときでした。

40年以上が過ぎた今聴いても新鮮

その時分の気持ちが蘇ります。


悲しいほどお天気  松任谷由実 Yumi Matsutoya



 

酔鯨 アウトドアお薦め酒

カテゴリー │日常

毎日暑い日が続きます。

先日寝室のエアコンが故障し

なかなか寝付かれない時がありました。

去年新しくしたばかりの機械ですから

メーカーに来てもらい室外機の部品を交換。

もちろん保証期間につきサービスで。

エアコンの利いた涼しい部屋が当たり前の環境

に慣らされていると、そこで嗜む日本酒も

夏の酒として冷やして飲むのが当たり前となります。

でも 夏の日本酒のなかには

アウトドア専用酒 というのもあるのです。

常温でも 冷やしても はたまた燗をつけても

OK という多様な環境に合致するお酒です。



キャンプに持参したい焚火専用酒で

その名も  SAKE TENT HOUSE

◆酔鯨 特別本醸造 SAKE TENT HOUSE


吟醸酒レベルまで米を磨いた特別本醸造。

具体的には純米大吟醸と特別本醸造の

原酒のブレンド酒で

アウトドアの環境でも酒質の変化が少なく美味しさをキープ。

香りは穏やかで酸味や甘み苦味がバランス良く感じられます。

アルコール度の高さはあまり感じず

かすかに吟香も漂います。

焚火専用とうたっていますが

燗酒専用という意味ではなく

冷やしてお飲みいただいても

アウトドアの環境に合致する味わいです。

BBQなどの濃い味付けにも負けない酒質

であると同時に

飲み疲れのないスッキリとしたキレの良い辛口酒です。

ラベルがなんともアウトドアをイメージし クールです。

720mlだけの発売です。





 

初亀習作 朝比奈山田錦

カテゴリー │ランニング

梅雨が明けました。

感覚的には先週から明けていたように感じますが

本日正式に 東海地方の梅雨明けです。

今朝ランは馬込川を北に10キロ。

出来るだけ日陰を選んで走りました。

それでも汗びっしょり。

こういう季節にお薦めしたい日本酒は・・・

そもそも日本酒ではなく他の酒類を

お薦めすべきかもしれませんが

そこは日本酒を取り上げないと

このブログではなくなります。




香り華やかで グルコース感たっぷりのお酒

も良いですが

香り静謐で さらりとした上質感にほだされる

そんなお酒のご紹介です。

初亀の習作シリーズは 去年

瓶内二次発酵 や 貴醸酒、真吟精米のお酒

と いろいろ出ましたが

今年最初の習作は メインストリームを行く純米吟醸。

初亀さんの純米吟醸は兵庫東条産特Aの山田錦を

ほぼ使っていますが、今回初めて地元の山田錦で

試験的に醸されたお酒があるのです。


◆初亀 習作01 朝比奈山田錦純米吟醸

初亀の地元 岡部町朝比奈地区で

栽培された山田錦を100%使用し

一回火入で醸された純米吟醸です。

静岡酵母ならではの落ち着いた香りは

かすかにメロン様の芳香に包まれます。

含むと酸は低く山田錦ならではの

上質の旨みが口中に広がります。

後口の余韻はどこまでも爽やかで美麗。

兵庫山田錦にひけを取らないこの上質感は

今回試験的に醸造された純米吟醸ですが

価格的にもとてもお値打ちな1本と言えます。

こちらの商品は スポット販売ですから

当店の在庫限り となります。




 

W 赤磐雄町

カテゴリー │休日旅行

連休を利用し奥飛騨から上高地へと行く

バスツアーに参加し、愉しんで参りました。

コロナ禍を経験し遠鉄のバスツアーも

いろいろと様変わり。

まず車内でのお茶のサービスが無くなり

車内でのゴミも各自で処理する。

と言ってもパーキングエリアに自分で捨てる

というマイカーなら有り前のことなんですが。

バススタッフの仕事が減っただけ・・・

と思うかもしれませんが、そういう時代です。

旅の途中で 飛騨の高山に寄ったのですが

やたら人が多く 炎天下で暑く

早々に喫茶店に避難しておりました。

高山市には酒蔵がたくさんあるのですが

お隣の飛騨市古川町の酒蔵 蓬莱のお酒が

地酒の販売店にて幅を利かしていました。

でも W だけは一切見ることはなく

全国の専門店銘柄であることを再確認。



というわけで、本日ご紹介するのは

蓬莱を造る蔵 渡辺酒造店さんの

W 赤磐雄町火入 です。

赤磐雄町50%精米の火入れ純米原酒となります。

◆W 赤磐雄町 純米無濾過原酒 4BY

グラスからは甘酸っぱい洋梨のような

香りが立ちます。

含むと、キレイでスイートな香味がまず感じられ

やがて赤磐雄町が持つ押しの強い太い味わいが

ダイナミックに口中に広がります。

余韻は確かな存在感を残し、長く留まります。

贅沢に50%まで磨いた純米大吟醸規格のお酒

ですが価格も表示も純米酒となります。

1.8L 3,190円(税込)
720ml 1,650円(税込)

それこそがWがWであることの存在意義と言えるでしょう。



旅の続きです。

高山市の前に訪れたのは 宇津江四十八滝




四十八 と言っても実際には十三の滝があり

どれも小ぶりではあるのですが

なかなか迫力があり

涼を取るにはもってこいの場所でした。


上段滝


王滝

宿は 奥飛騨温泉郷のホテル

確かに 温泉は充実していました。


洞窟風呂の「瀑泉洞」


翌朝の旅先ランは 宿から少し下った

福地温泉辺りまで行きました。


平湯川から望む 宿


化石遊歩道や登山道をトレランしてみましたが

クマがでるといけないし

時間も無いので適当な所で引き返してきました。

ちなみに 福地地域は石灰岩の山で

古生代の化石産地でもあります。

ハチノスサンゴの化石

その大昔 デポン期に中国大陸から移動してきたことの

証明になるとか。

さすがタモリさん その通りです(笑)


翌日は 今回の一番の目的地である

上高地の散策です。

前回訪れたのは 

下の息子がカミさんのお腹の中に居たわけですから

36年ぶりの上高地となります。

ホテルの数も増え すっかりと整備されていました。


まずは 大正池からの眺め

快晴で空の青さは格別でした。


霞沢岳押出し から見える焼岳

大正池あたりも年々自然堆積が進み

かなり小さくなっていました。 


標高1500m の地ですから日なたでも暑く感じません。


田代池


梓川の清流は穏やかです。


ウエストン碑




河童橋までの梓川沿いの3キロは

まさにユートピア

人はそれなりに居ましたが

混雑を感じるほどではなく愉しめました。


河童橋の向こうに望む奥穂高の山々。
 


上高地は何度行っても良いところですね。

猛暑の下界にはもう戻りたくない(・ω・)\バシッ




 

長陽福娘 アクティブサマー

カテゴリー │イベント日本酒の会

7月16日(日)・17日(月)は

実店舗もネット店も連休となります。



また 8月27日に開催予定の 美禄会 ですが

おかげさまで定員一杯となりました。

お申込みいただいた皆さま ありがとうございます。





本日ご紹介するのは人気のこのお酒です。

青りんごを思わすシュワッと爽快な辛口酒。

前回4月にリリースされた直汲み生は

すぐに完売となりました。

◆長陽福娘 アクティブサマー純米吟醸 夏真っ盛り 4BY

この“夏真っ盛り”は火入れのお酒ですが

生同様に微量のガス感が残っています。

リンゴや白桃を思わす9号酵母らしい

穏やかながらも存在感のある香りが発ちます。

含むと基本辛口のまとわりつく感のない

軽快な口当たりにリンゴの蜜のような上品な甘みと

ほどよい熟成により引き出された旨味が

良い塩梅にマッチしており

口中でガスと酸味を感じながら消えてゆく

さばけの良い味わいは

暑い夏でもサッパリとした感覚で愉しめます。

アクティブサマーとは、「長陽福娘」という

覚えにくい名前と

実直で真面目な蔵元の印象を打破したく

若い人でも楽しみながら飲んでもらいたい

という思いを込め

「酒好きなアクティブ娘」をイラストで表現されています。

お早めにお買求め下さい。




 

久礼のおりがらみ

カテゴリー

浜松市中区は 新盆の地域です。

よって 13日は迎え火を炊きます。




その準備をしていると

花火するの?

と、向かいに住む孫たちが出てきました。

ご先祖様が還ってくるんだよ・・・

と言ってもまだ判らんか。



そんな時期に毎年入荷するのがこのお酒。

夏の爽快な酸とフレッシュな味わいの

辛口微発泡酒 です。

◆久礼 純米おりがら本生 4BY (1.8L)

開栓するとフレッシュな果実様の香りがほのかに立ちます。

含むと、おりがらみ生酒ならではの炭酸ガス分も含んだ

爽快な酸がまず顔をだし、やがてその滓がアクセントとなり

きれいな旨みが広がり、やがてシャープに切れていきます。

後口に上品な酸とキリッとした辛さの印象を残すクオリティは

久礼 ならではのもの。

この味わいだと、バーベQや焼肉にもバッチリと合います。

冷えていて静置した状態では吹き出すことはありません。

振ってから開けると少し危険です。

このお酒はクール便必須となります。

是非 ご利用ください。




 

英君ゴクゴク純米

カテゴリー │日常

先日の日曜  あるシネコンで映画を観ました。

携帯の電源を切ってモールで買い物後に

持参した手提げ袋に入れて抱えながらの鑑賞でした。

その日の夜

携帯がないことに気づきました。

手提げ袋に入れたつもりものは、その日に買った

単3電池の8本パック だったのです。

外側から触り 携帯があるつもりでいたわけです。

すぐにシネコンに電話をし、座っていた座席番号を告げると

ちゃんと保管されていました。

映画鑑賞中にジーパンのポケットからずれ落ちたようです。

落とし物が確実に戻る日本 ホントいいですね。




さて 商品名があまり好きでない日本酒のご紹介です。(・ω・)\バシッ

ここ2年ぐらいは品名に対する違和感で仕入れていなかった

のですが、試飲をしてみてそれがとても旨い酒であることを

再認識しました。

そのお酒は 英君さんの ゴクゴク純米 です。

私は 日本酒はゴクゴクと飲むものではない

と思っているので、品名への違和感は未だにあります。

せめてスイスイ純米 にしてはどうか・・・・

それだと品名が軽すぎますね(笑)


◆英君 ゴクゴク純米 4BY

加水による低アル14゜の純米酒

飲みごたえとスッキリ感の両立が確かにあります。

香りは水ようかんのようでもあり干し柿のようでもあり。

含むと甘みも旨みもしっかりと感じられ

とても低アルコールをコンセプトにした

ライトなテイストではありません。

では濃密でくどいのか?

と問われればそれも違います。

仕込み段階でグルコース濃度を高めに設計され

それが功を奏したのか

酒本来の味わいを残しながらも

喉ごしよくゴクゴク・・とまでは言いませんが

スイスイとアル分14゜の立ち位置を

ちゃんと踏まえた飲みごたえのある

スッキリ感溢れる純米となっています。

夏でもしっかりと日本酒を愉しみたい向きにお薦めします。





 

美禄会 復活します。

カテゴリー │日本酒の会

勝駒 の7月分が入荷いたしました。

店売りオンリーですが

皆様のご来店をお待ちしております。



さて コロナ禍も収束し いろいろなイベントも

復活しておりますが

当店が主催するお酒の会に 浜松街中の

居酒屋 ふとっぱらさんを会場にした

美禄会(びろくかい) というのがありました。

過去形になるのは 最後に開催したのが

2017年の11月だったからです。

なんとコロナ禍になる前に開催を止めていたわけです。

当時は 畳の和室に40名様がぎっしりと座り

まさに宴会状態でした。



その後 ふとっぱらさんの宴会場もリニューアルされ

写真のように畳の和室は変わりませんが

少しゆったりと広くなりテーブルと椅子席に変わりました。

ここをお借りして 定員は28名様と以前より少ない人数で

復活開催いたします。

日時 令和5年8月27日(日)

午後6時00分~

会場 談味酒家 ふとっぱら

会費 7,000円

(お酒代・お食事代・消費税込み)


飲んで納得の美味しいお酒、希少なお酒、

高級なお酒、旬なお酒をたっぷりと持ち込み

ふとっぱらさんの新鮮なお刺身や美味しいお料理に合わせ

身も心も ふんだんに愉しみましょう。

皆様のご参加を、心よりお待ち申しあげます。

なお 複数でのお申し込みは 3名様までといたします。

定員になり次第 募集は終了しますので

お早目のアクションをお待ちしております。

詳細はこちらです。







 

西條鶴 広島流超辛口

カテゴリー

昨夜は久しぶりに ほぼ3カ月ぶりに

ジャズライブを愉しみました。

ピアノの 平光広太郎トリオ

ベースは 出宮寛之 ドラムスは 柴田亮

一番前の席でお三方の迫力ある生演奏を

それこそ浴びるように体感いたしました。

ここ数か月は新サイトへの移行に時間とエネルギー

を取られライブを楽しむ余裕がなかったのですが

そんなときこそ気分転換でジャズを聴くべし

と心から思いました。

行ってよかったです。



さて 夏の酒はまだまだ入荷します。

今回ご紹介するのは 広島は西条の酒蔵

「酒都西条」と呼ばれる一大銘醸地であるここには

7つの酒蔵があるのですが、その中の一つ

西條鶴醸造(株) さんの純米吟醸。

使用している米は 広島県産山田錦

西条から北へ6キロほどの標高350mの高原に広がる

造賀地区は酒米育成条件に優れた地域で

品質の高い酒米が生産されています。

その造賀山田錦で醸された日本酒度+12の辛口純米吟醸。

ただ辛いだけのお酒ではないことは西條鶴さんですから

当然です。


◆西條鶴 広島流超辛口 山田錦純米吟醸 4BY


香りは青りんごを想わせる清涼感のある芳香が

穏やかに発ちます。

含むとただ辛いだけでなく

旨み・辛み・酸・苦味が絶妙に調和しており

山田錦らしい上品な口当たりと

包み込むような旨みがドライに広がります。

キンキンに冷やしても、旨みをしっかりと主張。

アジフライ、ゴマダレの棒棒鶏、夏野菜のサラダ

更にうなぎ、白身魚(スズキなど)の塩焼き

そして鯵や鰹のタタキ。

静岡県なら もちろん もち鰹。

生姜やにんにくたっぷりでお楽しみください。



 

萩錦 HAGINISHIKI NO NIWA

カテゴリー

今朝ランは 馬込川を山側へ

最初の5キロを キロ5分45秒でランニング

ここから スロージョグで3キロ

最後の2キロを5分15秒で仕上げランの合計10キロ。

緩急を付けて走ることで、心肺的にはラクでした。

曳馬駅近くの遠州鉄道高架の真下にある

気になるブリュワリー施設は

まだ稼働していません。

もし地ビールなら さしずめ  赤電ビール

でしょうか(笑)




さて 7月に入り 日本酒がいろいろと入荷しています。

本日ご紹介するのは 静岡市の萩錦酒造さんのこちらです。

このお蔵は 地下水が自噴していることでも有名。

安倍川水系の名水が豊富に湧いているのです。

もちろん軟水です。

静岡の酒造りには軟水が適している。

とはよく言われますが

それは酵母の発酵活動を穏やかにさせるからなんです。

低温で酵母の活動をおだやかに長時間行うことで

雑味や渋みのない綺麗なお酒を造り出します。

まさにそんなメリットをふんだんに享受したことを

得心するお酒です。


◆萩錦 HAGINISHIKI NO NIWA 純米大吟醸 4BY

富山県産の五百万石を50%まで磨き

静岡酵母と豊富な安倍川の伏流水で醸された

お蔵の庭の風景を思わせる1本です。

和の果実をイメージする穏やかな香りは

まさに静岡酵母そのものと言えましょう。

含むと酸は低くライトな口当たりなれど

どこかミルキーな風合いも感じさせる

旨みとまろやかな味わいがバランス良く佇みます。

基本 きれいで控え目で流麗な味わいなんですが

余韻にかすかな苦味を残すところなど

食中酒として申し分のない完成度がこのお酒の特徴です。

このお蔵の杜氏は先代の娘さんの

萩原綾乃氏  まだ若いお母さまです。

社長は養子に入った 萩原知令氏。

彼もまた造りに携わっておられます。

つまり 若いご夫婦での協同作業です。

若いと言っても、その造りには信頼がおけます。

時代に媚びない造り

地元の風土と環境の良さを十分に理解した造り

それは 飲めば解ります。

まだ萩錦をご存知無い方は是非お試しください。




 

初亀 大吟醸

カテゴリー │Youtube

7月になりました。

相変わらず雨が続きます。

飲食店はお忙しそうですが

ご来店のお客様は比較的ゆるやかな昨今。

各蔵からの案内に目を通していたら

藤枝市岡部町の初亀醸造さんから届いた7月のメールに

Youtubeにアップされたこんな映像がありました。

静岡県庁公式の番組のようで

橋本社長がいつものオヤジギャグを穏やかに発し (笑)

そして初心者の方にもわかり易い解説をされています。

是非ご覧ください。

Part.1~酒造見学編~


この映像を見ていたら

2018年3月に行った 日本酒教室生徒さん限定の

初亀醸造蔵見学会 を思い出しました。



Part.2 ~利き酒編~


こちらは 去年行った 初亀と蕎麦の会 を思い出します。




というわけで Youtubeにも出てきたお酒のご紹介です。

初亀を象徴する大吟醸 と言える1本です。


◆初亀 大吟醸 愛 (720ML)

昭和42年より販売されている吟醸酒の歴史を語る酒。

伝統型静岡酵母特有の、酢酸イソアミル優勢の

バナナ様の香りが穏やかに.立ちます。

爽やかな旨みと軽快でキレのある味わい。

“これぞ静岡型大吟醸”とうならせる素晴らしいお酒です。

後口のキレもとてもグッドです。

ギフトとしてもご利用いただけます。