平成から令和へ

カテゴリー │酒屋の仕事まつり

平成があと十数時間で終わります。

この30年間を自分に照らして想い起すと

家庭人としては 子育てと趣味の30年間。

PTA  子供会  地域のソフトボールに勤しみ

後半は ジャズとのかかわりに終始しました。

昭和の終り頃に生まれた二人の息子は

今年揃って初節句  当地浜松では初凧ですが

祝いをあげます。

平成の終りに授かった孫の成長が令和の楽しみです。


酒屋としては 日本酒とともに歩んだ30年間でした。

平成が始まった頃は、なんのビジョンもなく普通の酒屋

を営んでいましたが、当時の同業者はいまや1/3以下に激減。

あのとき 日本酒専門を目指さなければ私も廃業していたでしょう。

その日本酒専門への道を照らしてくれたのが 開運 です。



5月3日から始まる 浜松まつり に向けて お祝い用のお酒が

売れる時期ですが、生酒より火入れのお酒が主流となります。

で お奨めなのが 開運のこのお酒。


◆開運 純米酒 誉富士

1.8L 3024円(税込)


静岡県産米 静岡酵母 静岡の水 静岡県出身の杜氏さん

すべて静岡尽くしの純米 一回火入酒 です。

香りはとても穏やかで清楚。

口に含むと、軽快で流麗な感触ですっきりとした旨みが

ひろがります。

開運として、これだけサラサラとした味わいのお酒は

誉富士ならではと言えるかもしれません。

GW期間は 5月4日まで休まず営業しております。

5月5日と6日は 初の祝いのため お休みさせていただきます。




 

菱湖 なつのさけ

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 9日ぶりのランニング。

桜の花は完全に姿を消し、つつじが満開のなか

馬込川を10キロ キロ6分半でゆっくりと。

咳がなかなか止まらず、ずっと走れずにいましたが

ようやく走る気になりました。

すると 腰がだるい というか 重い。

元の体調に戻るには、まだ時間がかかりそうです。


そんな中 公私ともに忙しい 祭り前の4月の終盤。

平成も あと5日となり、日本酒の世界も 夏バージョン。

令和ラベルのお酒ではありません。



新潟県新潟市の酒蔵 峰乃白梅酒造さんの 新銘柄。

杜氏さんが変わり、造りを根本から変えたお酒の夏酒です。

酒造好適米50%精米の純米大吟醸が

1.8L で 3240円(税込) という お値打ち価格も魅力の

芳醇旨口に気品を加味した美麗な1本です。

◆菱湖(りょうこ) 純米大吟醸 なつのさけ 30BY


おりがらみ生酒として発売され評判の良かった「山酒4号米」

を使用した純米大吟醸の一回火入酒となります。

香りは基本静謐で、高級な京都の金平糖の和紙袋を開けた

ときの芳香に似たものが漂います。

含むと上品な甘みそして穏やかな酸味がお口一杯に広がり

鼻に抜ける香りは、遮るものがなく流れるように進み

マイルドの極地を実感させられます。

そして 抜群のキレ味と美麗な余韻。

芳醇旨口に気品を加味した純米大吟醸と言えるでしょう。

是非 お試しください。



 

開運の生酒入荷

カテゴリー │まつりテレビ番組

今朝のBSプレミアム にっぽん縦断こころ旅

私がいつも走ってる馬込川沿いの遊歩道でした。

毎朝観てるんですが、今週は静岡県ということで

どこに行くのかと楽しみにしていたところ、いきなり見慣れた風景。

この日は舞阪に行くようなんですが、桜満開の馬込川沿いを

海に向かって走り出しました。

北寺島町の諏訪橋を越え

永代橋は歩道橋を登らず道路を横断し

桜のトンネルを抜け ディレクターらしき人が

『この先に 機銃掃射を浴びた橋があるらしいんですよ』

と話すのを聞き

えっ 知らない と思いながら見ていると

竜禅寺小学校の手前で

『あっ この橋じゃないかな』

違う 違う それは大浜橋 と画面に突っ込んでました。(笑)

どうやら 次の 楊子橋が その橋のようです。

でも 機銃掃射の話は 初めて聞きました。

確かに 橋の南側の石作りの欄干に3つぐらい大きな穴ぼこがあります。

その穴は普段から見ていましたが、戦争時代の名残だったとは。

橋に向かって機銃掃射をすると言うのは、人が橋の上か下に居たからでしょう。

戦争の痕跡を残すことは大切です。


さて ここ数日ブログの更新が滞っておりました。

実は 夫婦で風邪をひき、 咳に悩まされておりました。

寝込むほどではないにせよ、身体がだるくて、夜は咳で寝つかれないし

その間、会所開きやら、 糸目付やら、日本酒教室やら

いろいろと行事があり大変な一週間でしたが、ようやく治りました。


で、早速にお酒の紹介です。



それは開運の生酒。

開運の場合 特に珍しくもないのでしょうが

1.8L で 2160円(税込)  720mlが1166円(税込) という価格での

発売は、中身のグレードを考えると、破格で稀有な1本 と言えるでしょう。

◆開運 遠州の四季生酒 特別本醸造 30BY

特別に瓶詰めする、開運の生酒です。

この価格帯の開運の生酒は、唯一このお酒だけです。

まさに、リーズナブルの極み。

香りが穏やかに立ち、透明感を感じるやわらかな口当りが特徴。

サラリとした中に、開運ならではの米の旨みを彷彿とさせる味わい

を感じることができ、料理の邪魔をしない晩酌酒としても、お奨めいたします。

毎年、根強いファンの方に支えられている当店ならではのオリジナル商品で

特に料飲店のお客様に支持されています。

開運生酒 としてメニューに載せたら、へたな吟醸酒より美味しいわけですから

お店の利益につながるのも理解できます。

もちろん 一般のユーザーの方にも多くのファンがいらっしゃいます。

これから夏に向けて 是非 ご利用ください。





 

日本酒教室にて獺祭飲み比べ

カテゴリー │日本酒教室

今さらながらの話ですが

当店に磯自慢を求めてこられるお客様が最近また増えてきました。

長年地酒専門店をやってますが

磯自慢を仕入れたこともなく  店に置いたこともなく

ましてや HPに載せたことも全くありません。

皆さん グーグルやヤフーで検索されるようですので

私も久しぶりにやってみました。


磯自慢 だけでは当店のページは出ません。

次に 磯自慢  販売店 でググルと これも出ません。

ところが 磯自慢  販売店 と入力すると 勝手に浜松

と表示され、それをクリックすると当店がトップに出る

という塩梅です。

浜松市には 磯自慢の特約店はないわけですから

そこで浜松が勝手に表示されるのは

そもそも不適切な検索候補 なわけです。



次に 獺祭 販売店 でググってみました。

そこには 浜松 というワードは表示されません。

そして 当店のページは 何回更新しても出てきません。

なんでやねん

多分特約店が多すぎて出ないのでしょう。

もう笑うしかありません。




というわけで 先日の日本酒教室で獺祭の飲み比べを行ったので

そのご報告を。

左から提供順に

獺祭 等外 
獺祭 50
獺祭 45 
獺祭 寒造早槽48 生酒
獺祭 磨き三割九分
獺祭 磨き二割三分

獺祭50は 既に廃番となってるので、今月から発売された

獺祭45 との飲み比べが興味津々でしたが、味の違いが

くっきりと感じられました。

生徒さんの感想では

50の方が 最初のインパクトが強く感じる。

45は きれいだが最初のアタックは弱め。

キレは 45の方が良い。

50は 後口に少し残る。

香りの質や高低は そんなに変わらない。

つまり 日本酒そのものを楽しむには 50

食中酒として 何杯も長く楽しむには 45

ということでしょうか。

三割九分 は 相変わらず 香りも味わいも芳醇です。

二割三分は とにかく きれい。

キレの良さはさすが ですね。

今回の 教室のテーマは 日本酒の基礎 でしたので

精米歩合毎に飲み比べができる獺祭は、恰好の試料

となったわけです。

日本酒教室は 毎月第2金曜 と 第3木曜 に開催しています。

気軽に楽しく わいわいやりながら 日本酒のお勉強ができで

飲める教室ですので、どうぞご参加ください。

酒蔵見学の課外授業などもあり、いつでもご入会いただけます。

詳しくは NHKカルチャー浜松 まで。








 

渡船・生酛・6号酵母 まさに雨中ラン

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川10キロコースを1時間10分かけてゆっくりと。

最近腰の調子がいまいちで、久しぶりのランでした。

途中から雨に降られ、これも久しぶりの 雨中ラン。

気温が高くなったので、雨でも全然OKです。

久しぶりだったもので、ガーミン(GPS時計)を付け忘れ

だいたいこんなもんだろうラン となりました。

走り始めた頃を思い出いました。



このお酒を例えるなら まさにガーミンなしの雨中スローラン

かもしれませんね。

ねちっこく 無心に 着実な1歩を積み重ねる ようなお酒

決して スマートではありませんが 確かな滋味を感じます。

◆北島 渡船生もと純米 生原酒 30BY


古くからある酒米 渡船を100%使用し 

生酛造りで醸され

協会6号酵母で仕込まれた、クラシカルな無濾過生原酒。

日本酒度+12で柔らかな酸味とコクのある旨味を

コラボさせた超辛口。

淡麗とは反対軸にある個性を感じさせながらも

日本酒本来の旨みはしっかりときれいに残します。

香りは白檀のようでもあり、紹興酒のようでもあり。

含むと、ガツンと辛口のイメージが口中を支配し

しっかりとした酸の余韻を残しながら、生酛らしい

味の太さと濃醇な旨みの饗宴にあずかります。

コクから抜け放つ後口の爽快感も出色でしょう。

肉料理との相性も抜群の日本酒なら これです。




 

曙の新酒生酒 初嵐

カテゴリー │日本酒の会

日本酒の教室の生徒Iさんが仕事の関係で神奈川県に引っ越しする

というわけで、彼が長年貯め込んだ勝駒を、みんなで呑みましょう。

そんな意図で開催された 勝駒を吞み干す会 に参加しました。



そこに勢ぞろいした勝駒は、古いもので22BYから今年の30BYまで

全部で21本あまり。

今は発売されていない純米吟醸の生酒もあったりして、なかなかレアな会です。

会場は田町の貴田乃瀬さん。


親方が Iくんのために 特別メニューで貸切対応をしていただきました。

どの料理も 酒との相性抜群で この酒にはこの素材を  

と選べるのは逆に楽しいですね。


お刺身も 醤油を必要としない貴田乃瀬さんならではのアイテムで。

21本もあると、全てを全員に回すのは物理的に非効率のため

くじ引きで一人1本をあてがい、会の進行とともに自由に回していく

という手法で飲み会は進みました。


私は 純米酒の23BYを引きあてました。

勝駒を売る側としては、23BYどころか、先月入荷したお酒でさえ

1本も手元にないわけですから、久しぶりにめぐり会った純米酒です。

実際のところ 22BYあたりは熟し香が感じられましたが

日本酒としては決して壊れていない。

大吟醸は 22BYでもまったく綺麗で、特吟大吟醸に至っては

なんでこんなに透明感が維持されているの・・・

先日の花見の会の苦い経験があるので、とにかく少しずつ

試飲をするような感覚で3時間近くを過ごしました。


それでも最後はいつものようにこんな感じです。(・ω・)\バシッ

Iくん お疲れ様でした。 そしてありがとう。


で この流れで行くと勝駒をご紹介すべきなんですが

何があるかはご来店いただいてご確認ください。

まだ4月分の在庫はあります。

そこでご紹介するのは 同じ富山県のお酒です。

勝駒とはタイプが少し違います。

味がもう少し濃醇で、滋味に溢れます。

でも このお酒も上質感があって、とても良い酒ですよ。



◆曙 初嵐(はつあらし)純米吟醸生酒 30BY

曙の地元富山県氷見産の酒造好適米

富の香を50%精米にて醸された純米吟醸の生酒です。

香りは清楚で高級な和菓子のような上立香が漂います。

含むと、米の旨みと滋味を感じ、生酒らしい溌剌とした

旨みの広がりと爽やかさがあり、静かに酸が返します。

鼻に抜ける香りに、和三盆の風味をイメージさせ

上質の余韻を残す抜群のキレに、食中酒としての

存在感を示すお奨めの1本です。

こちらも是非お試しください。



 

ラヂオ の生原酒

カテゴリー │

先日の 志太泉酒造さんでの花見の会

そのときに同行された皆さんから、私の記憶が

なくなったときの素行についていろいろと聞かされました。

良い年をこいて 赤面するばかりですが

本当に後半の記憶がないもので困ったもんです。



で このお酒を飲んだのは 比較的早い段階だったので

しっかりと覚えております。

生酛造りのお酒としては、とても綺麗で味わいが深かったような。

そのお酒が入荷しました。

◆志太泉 純米吟醸 ラヂオ正宗 生原酒 30BY
志太泉さんが 生もと造り に挑戦し商品化されたお酒が

ラヂオ正宗ですが、その生原酒となります。

火入のラヂオ正宗は山田錦55%精米での仕込みですが

この生原酒は50%精米で、単に生原酒というだけでなく

ワンランク上の上質感を有しています。

生もとらしく香りは穏やかでかすかに乳清の香気。

含むと 生原酒らしいフレッシュ感と

生酛らしい味わいの厚味、そして山田錦50%精米の

美麗な旨味が見事に両立しています。

酸は穏やかですべすべとした感触が印象的。

鼻に抜ける香りは上質の和菓子のよう。

後口に返すは生もとらしい味の幅を残しますが

とてもきれいに引いていきます。

1.8L で 3888円(税込) と少し値段は張りますが

とっても良い食中酒たせと思います。



 

開運 初蔵純米入荷

カテゴリー │

先日の志太泉さんでの花見の会で少し・・

いや かなり呑みすぎたあおりで

今週は家でおとなしくしております。

今朝も走ったのですが、途中で腰に違和感を覚え

5キロで走るのをやめてしまいました。

馬込川沿いの桜は すっかりと葉桜となり

道にはソメイヨシノの花弁がびっしり。

そんな なんとなく だる~い空気が漂うなか

あるお酒が入荷し早速に試飲をしたところ

その完成度の高さに 空気が一変しました。

3月25日に蔵を訪れ上槽の様子をアップしたこのお酒です。




◆開運 初蔵純米 中汲み生原酒 30BY


去年のお酒は 酵母をHD-1 と協会701 で醸しましたが

今年は 従来の静岡NO-2 での仕込みに戻していただきました。

兵庫産山田錦を55%まで磨き、大吟醸と同じように槽(ふね)で搾り

中汲みの最もおいしい部分だけを瓶詰めする  という点は同じです。

するとどうでしょう。

搾られたばかりの新酒の段階で 既に出来上がっています。

それも かなり高いレベルで。

香りは穏やかに立ちます。

上質の和菓子のようなぬくもりの芳香。

含むと 芳醇でしなやかな旨みが流れるように広がります。

鼻に抜ける風味は、気品に満ち溢れています。

余韻は、喉に引っかかるようなマイナス点がゼロで

抜群のキレの良さに加え、美麗な足跡を見事に残し

このお酒の存在感に ほだされます。

とにかくこの品質は上質の純米吟醸と比較しても

全く遜色がありません。

ワイングラスが似合う純米生酒として是非お試しください。

ほんとうに良い酒です。

◆開運 初蔵純米 中汲み生原酒 30BY







 

志太泉さんにて花見

カテゴリー │ジャズライブ酒蔵訪問休日

勝駒 4月分入荷してます。


昨夜は ハーミットにてジャズライブ

伊藤大輔くんとKOTETSUくんのデュオ。

基本はアカペラなんですが、二人ともピアノは弾くし

エフェクターとマイク1本でのパフォーマンスは

無限の広がりを見せる最高のステージでした。

ちょっと大人でないお客の出す空気を読めない音

にはまいりましたが。

まあ ジャズの場合 あああいうのを許容する度量も

演る側  聴く側 の両方に必要なのかな・・・。


さて その前日は 藤枝の志太泉酒造さんへ花見

という名目の飲み会へ 呑み仲間と参上しました。


当初は 桜が満開の土手で行う予定でしたが


机を並べてじっくりと呑みたい という欲望が勝り

安全な 玄関の前で行いました。

こんな場所で飲めることすら 稀有なことなんですが。


初めて蔵にお越しの方には西原杜氏に蔵内をご案内いただきました。


お蔵にご用意いただいたお酒 これ以外にも

いろいろとありました。


望月社長もご一緒に いろいろなお話を聞きながらの飲み会。

社長さん ありがとうございました。




杜氏さんがお帰りになる ということで全員で記念写真。

西原さん お休みにもかかわらずいろいろとありがとうございました。


コップに 桜の花びらが自然と落ちます。

風情ですね。


Iくんが持ち込んだ 14BY の志太泉本醸造生原酒。

少しひね香もありましたが、それが時の経過を主張する

呑み応えのある1本でした。


座る場所を変えて さらに酒宴は続きましたが

このあたりから 私の記憶はあいまいです。

カミさんがいなければ多分 浜松に戻れてなかったかもしれません。

また 頭が上がらなくなりました。


いずれにせよ お蔵の前での花見の会

なかなか出来ない経験で、最高に楽しいものとなりました。

改めて 望月社長  西原杜氏 はじめお蔵の皆様には

深くお礼を申し上げます。




 

広告の反応

カテゴリー │酒屋の仕事広告ランニング

今朝は 馬込川北上コースを花見ラン



馬込川沿いの桜は 7分咲き というところでしょうか。


気温も暖かくなり春爛漫を満喫するランニングでした。


今度の日曜は 絶好の 花見日和になりそうです。


さて 昨日の中日新聞朝刊に出した獺祭の広告。

チラシに比べると、反応速度は遅いのですが

初めてお越しになるお客様はチラホラといらっしゃいます。

あるお客様との会話で印象に残ったのは

『今まで いったい何を買ってたのでしょう・・・』

どちらで買われてたのですか?   とお聞きすると

『〇〇ストアー 新聞を見てこんなに値段が違うのかと

 びっくりしたよ。 これなら遠くても買いに来るよ。』

見事に こちらが求めていた購買動機のお客様でした。

こういう広告は 何度も続けなければ効果は薄いのですが

悲しいかな零細酒屋では原資が持ちません。 (笑)

まあ あわてることはないので、ぼちぼちとやっていきましょう。






 

中日新聞今日の朝刊に広告を

カテゴリー │広告

おはようございます。

このブログをご覧の皆様で 中日新聞をお読みの

静岡県西部地区にお住まいの方は、本日4月4日付の

朝刊 県内版をご覧ください。

右下に 半五段カラー にて 獺祭45の広告をうちました。

当店単独での広告です。



2カ月前から準備を進めていたのですが

チラシではなく新聞広告にしたのは、より広い商圏の

お客様にアピールしたかったから。

広告の内容については 私が企画したものがそのまま

反映されているわけですが、一か所だけ修正された文言

があります。

それは

当店は蔵から直送された品を扱う正規特約店です。

適正価格でのご提供、品質にも自信あり!


という箇所

当初の私の案は

スーパーやDSに並んでいる獺祭はどれも

通常価格より1.5倍以上高い品ばかりです。

当店のように蔵から直送されたわけでもなく

複数の業者を経ている流通の不透明さから来る

品質への?もあります。

というものでした。

なんともアグレッシブですねえ。

敵を作りそうですね(笑)

新聞広告には、テレビやラジオの放送コードのようなもの

があり、多分修正されるだろうなとは思っていましたが

見事に カットされ手直しされたわけです。

結果的には この表現の方が簡潔で良かったと思います。

さすがに広告のプロです。

さあ お客様は果たしてどのくらいお見えになるでしょうか。

◆獺祭 純米大吟醸 45




 

ふねでしぼったしだいずみ 入荷

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川10キロ

早朝は、手がかじかむほどに冷えました。

おかげで 馬込川沿いの桜はまだ3分しか咲いてません。

今度の日曜  ある場所に花見に行くのですが、当初の見立て

では既に散っているかもと不安でした。

でも、この調子だとちょうど満開ぐらいかもしれません。

天気予報も雨はなさそう。

言い出しっぺの私は多分  持ってますねえ (・ω・)\バシッ



さて その花見で呑むことになるやもしれないお酒。

ふねでしぼったしだいずみ
と 言うのが品名です。

普通酒をあえて低温長期もろみで仕込み

手がかかる槽(ふね)で搾り、生原酒のまま瓶詰めされました。

◆ふねでしぼったしだいずみ普通生原酒 30BY



このラベル よくよく見ると 平成最後の と 小さく印字されています。

来年は 令和最初の と入るんでしょうか(笑)

中身の方ですが、ほのかに吟醸香が発ち

味わいも濃醇でいてまろやか。

舌の上で転がすと奥に酸味が留まるも

やがてスローに切れて行きます。

この品質、原酒で、1.8L 2160円(税込)は驚きです。

アル分は19゜と高く味わいに力強さを感じます。

ポークソティ、焼き鳥、八宝菜、お好み焼きなど

無骨だけどやわらかい個性がガツンとした料理とも合い

飲食店でも支持されるのが納得の1本です。





 

獺祭45 を飲んでみました。

カテゴリー │酒屋の仕事

本日は 朝から日本酒が鬼のように入荷し

一日かけて ようやく整理がつきました。

そして 獺祭の新商品  純米大吟醸磨き45 も

予定通りに入荷しました。


いつもならこのようにリーチインだけの品揃えですが


ここは チカラを込めて 常温陳列も同時に展開しています。

冷えていない獺祭を・・・というお客様は結構いらっしゃいます。


早速に試飲しました。

香りは50とほぼ同じキャラですが、やや高く発つでしょうか。

含むと きれいな旨み 甘み が口中に広がります。

酸は相変わらず低く、軽快に膨らんでいきます。

鼻に抜ける香りは透明感を伴うフルーツパーラーの芳香。

かすかに 白檀の香りが鼻腔の奥に残り癒されます。

ここはやはり 淡麗 ではなく 芳醇 と言えるポイントでしょう。

キレは申し分なく さきほどの色香が見事に霧散し

次の一杯へと右手が勝手に進みます。

“美味しくなければ45を世に出す意味がない”

というのも なんとなく判ります。

お試しください。

お店では試飲も出来ます。

ただし ウォーキング もしくは ランニング でお越し下さい。(笑)

 

◆獺祭 純米大吟醸 45