獺祭 の新商品 磨き45

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 街中コースを11キロ

街中のソメイヨシノの開花状況は

馬込川沿いも 浜松城公園も まだまだです。

咲いているのは5本に1本ぐらい。

それも せいぜい3分咲き。

こりゃ 見ごろは来週末頃ですね。


さて 4月になると早々に入荷する新商品があります。

それは 獺祭 純米大吟醸 磨き45 です。

ずっと以前は 45 という商品はあったのですが

獺祭が大ブレイクした8年ぐらい前に廃番となりました。

今回45が復活するのにはわけがあり

磨き50が終売となるからです。

つまり 50 が 45 にリニューアルし

価格も 1.8L で 3078円(税込) から 3240円(税込)

となります。

 いわゆる  値上げですね。

しかし 精米歩合が5%もアップするわけですから

実質的には 据え置き のようなもの とも言えるでしょう。

そしてなにより 品質がグレードアップする。



◆獺祭 純米大吟醸 45


山田錦を45%まで磨いて醸された純米大吟醸。

従来の磨き50を5%精米歩合をアップすることで

更にきれいな旨みが増しています。

フルーティな香りがふくよかにたち綺麗で軽快。

穏やかな旨みと酸が口中に広がり

コクがあるのにキレが良い芳醇旨口のお酒です。

“美味しくなければ意味がない”

獺祭の新しいスタンダードとなる1本を是非お試しください。

なお、45が当店に入荷するのは 4月2日 の 午後2時以降です。

よろしくお願いします。



 

開運 葛の里 入荷

カテゴリー │鑑評会ランニング

今朝は 上島親水公園折り返しの10マイル

馬込川沿いのソメイヨシノは ポツンポツンと咲き始めた

樹はあるものの、まだまだ蕾の状態の桜が圧倒的。

今年の咲き具合は、やや遅めですかね。

さて 昨日は静岡市のもくせい会館にて 静岡県清酒

鑑評会出品酒の利き酒会があり、ひととおりの試飲を

させていただきました。


ボトルを手にする土井社長

吟醸、純米吟醸 の両部門で知事賞に輝いた開運は

もちろんのこと、会長賞トップの磯自慢や杉錦、英君など

上位のお酒はどれも スリムでマイルドで綺麗で清冽。

でも 微妙に味わいの違いが感じられ、具体的には

ここでは書きませんが、なるほど と思わせる結果に

納得させられるお酒ばかりでした。


その知事賞の開運と同じタンクから斗瓶取りされた生酒は

この2本になります。


◆開運 波瀬正吉大吟醸 無濾過生斗瓶取り首-4 30BY



◆開運 波瀬正吉 純米大吟醸 無濾過生斗瓶取り首-6 30BY


在庫がある今のうちにお買い求め下さい。


さて そんな開運さんから、とても珍しい酵母で醸されたお酒が

数量限定で入荷しました。

そのお酒は 葛の花から採取された酵母で仕込まれ

米は静岡県産誉富士を55%精米したものです。

開運さんがある掛川は、 葛布(かっぷ)が伝統産業として

盛んでしたが、戦後は衰退し今では手織葛布商は2軒に

まで減少したそうです。

そこで、掛川市葛利活用委員会の事業として、葛の一体的な

利用が始まり、葛花酵母の分離により今回のお酒が造られた

という次第です。



◆開運純米酒 葛の里
葛から採取され培養された酵母 NMZ1112は、発酵力が強いため

開運としてはボディのしっかりとした濃い味わいとなっています。

酸度は2.7ですが、アミノ酸度は1.1と 比較的軽快で甘酸っぱさが

大きな特徴のお酒となっています。

アルコール分は16゜で低アル酒ではありませんので、呑みごたえは

しっかりとあります。

今回は初の挑戦で試験的な本数しか製造されていませんので

入荷本数は限られております。

こちらもお早目にチェックして下さい。



 

開運・初蔵純米中汲み の上槽

カテゴリー │酒屋の仕事酒蔵訪問

初蔵純米の搾りを3時から行いますよ。

との連絡を受け、昨日急きょ向かったのは

開運の土井酒造場さん。

先日 静岡県の鑑評会で知事賞を独占され

その前に行われた  

”ワイングラスで美味しい日本酒アワード2019”でも

最高金賞&金賞を受賞するという 今年も絶好調のお酒です。

そんな土井さんにて 粋遙倶楽部オリジナルの純米酒を

ヤブタではなく 槽で搾っていただき 中汲みを詰める

という手間のかかる搾り方を毎年お願いしているわけですが

今年もその季節がまいりました。

この上槽のタイミングは、大吟醸などを搾るスケジュールに

基づくので、いつでも というわけにはいかないのです。


現場に着くと すでに作業は始まっていました。


モロミタンクの部屋をのぞくと 榛葉杜氏が櫂入れをされていました。

今年の純米醪は 本来の 山田錦55%精米 静岡酵母NO-2 によるもの。


タンク下部にある 呑み口からホースを伝わりポンプで上槽室まで

運ばれる という塩梅です。


荒走り のお酒が滴り落ちてきます。


杜氏さんが 利き猪口にその雫を取って下さいます。


もちろん滓がからんで うす濁りの状態です。


早速に試飲させていただきました。

香りは 穏やかでスイートな芳香。

滓がからむも 渋みや苦みは皆無。

むしろ すっきりとした旨味が広がりするすると入ってしまいます。


作業はどんどんと進みます。


榛葉杜氏に いろいろと今年の造りの状況をお聞きし

鑑評会の結果についてお祝いを述べたところ

淡々と他人事のように話されるも、目は喜びで一杯でした。

では 今から 静岡で行われる

「静岡県新酒鑑評会 蔵元自慢の酒きき酒会」 に行ってまいります。






 

はざま酒造見学会

カテゴリー │酒蔵訪問日本酒教室



3月24日 日曜日 岐阜県中津川市の酒蔵

恵那山を醸す はざま酒造さんへの見学会を

開催しました。

NHK日本酒教室の生徒さんと、かたやま酒店のお客様に

お声を掛け 35名の皆さんと一緒にバスにて伺いました。


浜松を8時に出発しお蔵に到着したのは10時半頃。
製造責任者の岩ケ谷さんにお出迎えいただきました。


はざま酒造さんは 中山道の宿場町 中津川宿の街道沿い
にあります。


まずはスリッパに履き替えます。


案内されたのは 日本酒ギャラリー酒遊館。
こちらで蔵の歴史や造りについてのご説明。



みなさん 真剣に聞いていらっしゃいます。


いよいよ 酒蔵内部の見学です。
まずは 井戸のご案内。15~20メートルから汲み上げ
一日の使用量は多い時で1万リットルとか。


冷蔵設備の整ったこちらは、仕込み蔵 上槽及び発酵室。


二階に上がると 洗米 蒸し 放冷の設備が。
洗米機はコンピューター管理のウッドソンです。


この機器は ダイソン。浸漬後の米の水分を飛ばす機械です。


蒸し機と放冷機


続いて 麹室に行くのですが、一人ずつ手のひらの
アルコール消毒を。


麹室 電熱線を加熱し部屋全体を温めます。


出麹はこの薄暗い部屋で。
大昔は酒母室などがあったそうです。
今は使われていない麹蓋なども積まれていました。


また1階に戻って 酒母タンク。バナナの香りが漂いました。


純米吟醸のモロミタンク


香りを嗅ぐとき決して顔をタンクの中にに入れては
いけません。このように手であおぎます。


見学を終えると いよいよ試飲タイム。


全部で8種類のお酒が利けました。


一番人気はこのお酒。
◆恵那山 純米吟醸 おりがらみ生酒50 30BY


香りややフルーティで 綺麗でふくらみのある味わい。


あっ お酒を買う行列が出来てる。
かたやま酒店ではありえない風景(笑)


ギャラリーを見学し そろそろ蔵を後にします。


最後に 全員で記念写真を。


お待ちかねの昼食会場は 中津川駅前の そば処更科さん。


前もって 岩ケ谷さんに 恵那山を持ち込んでいただきましたが
当日 お酒のサービスや説明までしていただけるとは思っていなく
とても感激しました。



お蔵からいただいた 鑑評会用のお酒で乾杯です。
派手さがなく とても素晴らしい最高の一杯でした。


お料理の数々。
山菜類が豊富で 郷土色のあるお料理は
まさに恵那山にびったりの相性でした。


美濃東部の五平餅は お団子状です。
俵型は信州とか。


自家製山芋の味噌漬け これが薄味で美味でした。



他にも かき揚げ や はたはたも出て 大満足。


こんなサービスまでしていただき、感謝に絶えません。


参加された皆さん










締めのそばは 辛みおろし蕎麦
田舎蕎麦が歯触り良く 実に美味でした。


宴会の締めは 生徒さん代表で Mさんに一丁締めを。


バスの見送りまでしていただき、恐縮です。
岩ケ谷さん 鷲尾さん いろいろとお世話になりました。
本当にありがとうございました。

あとは浜松に帰るのみ・・・・と思いきや
実はもう一か所 寄るところがあるのです。


そこは 苗木城跡
たまたま はざま酒造さんでまかないのお仕事をされている
お姉さまが 苗木城のガイドもされていると聞き、お願いしました。


あの山頂のやぐらまで登ります。往復1時間ちょっとの行程。


ガイドのYさんは、とても丁寧で詳しく解説をしてくださいました。
ここには いろんなタイプの石垣があるのでした。


実際に館があったことを想像しながら見る石垣は
迫力がありました。


頂上はもうすぐです。


頂上の天守展望台から見る景色は最高でした。


馬洗岩 は周囲45メートルという巨大な自然石でした。


酔っ払いにもかかわらず、丁寧なガイドをありがとうございました。
一人の遭難者も出すことなく、無事浜松に帰還できます。

というわけで、浜松に着いたのは夜の7時近く。

NHKカルチャー日本酒教室  粋に愉しむ 日本酒ワールド
では こんな楽しい見学会を課外授業として毎年行っております。

毎月 第2金曜日のクラスと 第3木曜日のクラスがございます。

日本酒について いろいろと勉強したい という方は是非ご参加ください。

飲みながら楽しむ とても気軽な教室です。












 

旨口スター 菱湖純米大吟醸

カテゴリー │

30BYの造りから本格始動した、新潟市の酒蔵

峰乃白梅酒造さんが醸す 限定流通商品の 菱湖

りょうこ と読むのですが、そもそもは江戸時代の

書家 巻菱湖(まきりょうこ)の生誕地が蔵の位置する

新潟市西蒲区にある というところから来ています。

仕込むのは 会津より招いた 南部杜氏の 井島健司氏

かつての 峰乃白梅のイメージは 淡麗辛口 というか

味がしないお酒 というのが正直なところ。

でも 井島さんが造るようになり、見事に変わりました。

実際 去年の12月から入荷した新酒はどれも大好評で

すぐに完売という経過をたどっています。

ネームバリューがあるわけでもなく

プレミア商品でもない

美味しいお酒は ただ美味しい

それだけの理由で皆様にしっかりと支持されるのですね。



そんな状況で入荷した 菱湖の新商品は

全量備前雄町にて醸された まさに 旨口スターたるこのお酒です。

◆菱湖 純米大吟醸 備前雄町生 30BY


香りは上質のミード(蜂蜜酒)のような甘いニュアンスが

ほのかに立ちます。

含むと、まろやかでいてスイート。

でもベタベタとした濃い甘さではなく、とても軽やか。

舌の上で転がして鼻に抜ける香りは清廉ですが

ふくよかでしなやかなボディもしっかりと感じられます。

後口はかすかな酸味が心地よく、抜けるように引いて行くので

思わず おかわりを所望する衝動を抑え切れません。

備前雄町を45%から50%まで磨き醸された純米大吟醸を

1.8L 3564円(税込)   720ml 1782円(税込)

という価格で世に出されるお蔵の本気度。

そして井島杜氏のたぐいまれな醸造力からの一滴。

芳醇旨口のスターたる菱湖に是非ご注目を。






 

南おりがらみ生酒 入荷

カテゴリー │酒屋の仕事

本日は旗日ですが かたやま酒店は普通に営業しております。

昨年から自治会の役員をやっているのですが

会計監査の時期となり、帳面の数字を項目別にまとめたり

合わせるのにここ数日かかりっきりで、慣れないエクセルを

見よう見まねでいじり、ようやく完了しました。

いまさらですが 数字が1円のくらいまでぴったり合う って

快感ですね。



さて この季節は 限定品がいろいろと入荷する時期でもあります。

高知県の酒蔵 南酒造場さんからは 純米吟醸のおりがらみ生酒が

数量限定で入荷しました。

通常の 純米吟醸生酒は 米が出羽燦々ですが

この おりがらみは かつて使われていた 松山三井を

50%精米での仕込みです。

ですから 昔の南をご存知の方には 懐かしさを覚える

かもしれませんね。

また、このお酒は七田のおりがらみのようにガス圧は強くありません。

ですから 口当りマイルドそのもの。

◆南 純米吟醸無ろ過生 おりがらみ 30BY


グラスから漂う香りは確かにフルーティですが

決して派手なタイプではありません。

口に含んだ瞬間ジューシーな感触が一気に広がり口中を満たします。

軽快さとマイルド感があるので、無濾過のおりがらみと言えども

くどく感じないところが、このお酒の大きな魅力と言えるでしょう。

この季節だけの限定品 どうぞお試しください。



 

波瀬正吉斗瓶取り入荷

カテゴリー │鑑評会ランニング

今朝ランは 馬込川北上上島緑地公園折り返しの10マイル

パンを買うため ゴールを中央のセブンに設定し

見事に店の前でちょうど10マイル。

これはすごいことです  (・ω・)\バシッ



すごい と言えば 開運さん。

次元が違い過ぎて笑えますが・・・



今年の 静岡県清酒鑑評会にて

吟醸酒の部 純米吟醸酒の部 の両部門で

ナンバー1たる知事賞を受賞されたわけですが

その出品酒と同じタンクから斗瓶取りされたお酒が

早くも入荷致しました。



今年は例年になく 吟醸・純米部門ともに決審(4審)を行う

という接戦で、開運と磯自慢の2蔵3点ずつを

審査員が最後に利き酒をして

土井酒造場さんがW受賞という結果になった次第です。

ちなみに審査基準は

鑑評会出品酒としてふさわしく調和のとれた香り

酢酸イソアミルとカプロン酸エチルのバランス良く

酢酸イソアミル > カプロン酸エチル

味はきれいで丸い酒。

酸度の制限は設けず、グルコース濃度はバランスを考慮。

と言うことだそうです。

在庫のあるうちにお買い求め下さい。

◆開運 波瀬正吉大吟醸 無濾過生斗瓶取り首-4 30BY



◆開運 波瀬正吉 純米大吟醸 無濾過生斗瓶取り首-6 30BY



 

無濾過純米シリーズの貴婦人降臨です。

カテゴリー │休日

昨日は JR東海が主催する さわやかウォーキングに参加。

奥大井森林浴ウォーク というタイトルで

大井川鐡道の 千頭駅から もりのくに までの約8キロを

カミさんとともに歩きました。

薄曇りで肌寒い日でしたが、ゴールとなる もりのくに には

温泉施設があり、800円で楽しむことが出来ました。

お湯はぬるめでしたが、何と言っても人出が少ないのが魅力。

ゆったりと楽しめたのはなによりです。

帰りは 五和駅で途中下車し 中屋酒店さんにてコップ酒を。

満員の車内で 五和 で降りる 物好き いや 酒好きは

もちろん私たちだけ。

そう言えばその昔 一つ手前の神尾駅で気まぐれで下車し

五和駅まで1時間以上もかけて歩くはめになる

という暴挙に至った事を思いだし、中屋さんでその話をすると

今でも地元の人の語り草になっているとか。

田舎の路線を甘く見るんじゃないよ ということですね。

もう 笑うしかありません。



さて お酒の話題は 開運です。

先週 誉富士の無濾過純米が入荷しましたが

今度は 愛山 です。

山田穂は残念ながら完売となりました。

この 愛山は入荷したばかりですから 雄町や誉富士ともども

たっぷりとご用意出来ます。



無濾過純米シリーズの貴婦人  降臨 です。

◆開運 愛山 無濾過純米生原酒 30BY

幻の酒米とも言われる、兵庫産愛山を100%使用した

無濾過純米生酒が今年も入荷しました。

グラスに注ぐとふくよかに落ち着いた芳香が漂います。

含むと 酸は低いがコハク酸たっぷりの、開運らしい暖色の

ふくよかな旨みと、美麗な味わいがセッションしながら広がり

鼻に抜ける香りは穏やかで清楚。

貴婦人のような気品を携えた純米酒と言えるでしょう。

後半のすうっとキレていくさばけの良さもグッド。

これも是非飲み比べてみて下さい。




 

鯉川べっぴんさん 降臨

カテゴリー │ランニング

今朝は ゆるラン にて 馬込川10キロ

鶯を始め 鳥の鳴き声が 心を癒してくれます。

そんな  ゆるランにぴったりのお酒はこちら (・ω・)\バシッ



走りながら という意味ではなく

心に余裕を持って楽しむお酒 という意味です (笑)


笑顔でもなく お目目ぱっちり というわけでもないが

どことなく 魅せられてしまう・・・・

そんな別嬪さんのラベルは まさに 中身を象徴しています。

雑誌に出るようなお酒でもなく

銘柄だけで売れるようなお酒でもなし

もちろん メルカリで数倍の価格で売られることもなし。

だけど このお酒に愛着を持たれる方は

多分  本物の日本酒ファン と言えるのではないでしょうか。


◆鯉川 純米吟醸 Beppinつや姫うすにごり 30BY


山形県鶴岡市の井上農場産米『つや姫』100%使用の

純米吟醸のうすにごり酒。

井上農場は安全な米作りを目指して有機肥料を使用。

農薬も通常の7割減にて栽培されています。

このお酒は生ではなく一回火入れですから噴くことはありません。

香りはどこまでも穏やか。

口当たりが穏やかでいてシャープ

きりっとしていて切れ味抜群の辛口。 日本酒度+8

まさに、小股の切れ上がったべっぴんさんです。

このまま冷やもよし   ぬるめの燗もお奨めです。

蔵の在庫は初回出荷で完売だそうです。




 

開運 無濾過誉富士 入荷

カテゴリー │鑑評会

先日 平成31年静岡県清酒鑑評会の審査結果の発表があり

開運の土井酒造場さんが、吟醸酒の部・純米吟醸酒の部の

両部門で ナンバー1 となる 知事賞を受賞されました。

吟醸の部は去年に続いて連続受賞。

両部門受賞は 平成27年から4年ぶりの快挙でいらっしゃいます。

おめでとうございます。

榛葉農杜氏は 波瀬正吉さんから後を受け継いで約10年となり

40代の若さで、名実ともに名杜氏への道を着々と進まれておられます。

そして 土井社長や若い蔵人さんたちとのチームワークがあり

それを影で支えておられる 土井会長のお力も見過ごせません。

本当に素晴らしい酒蔵であると改めて感じ入ります。

知事賞酒と同じタンクから詰められた波瀬正吉斗瓶取りの入荷は

もう少し先になるかと思いますが、その到着がいまから楽しみです。



さて そんな開運さんの新酒は オール静岡で醸されたこのお酒。

静岡県産米・静岡酵母・静岡の水・静岡県掛川市出身の杜氏

すべて静岡尽くしの無濾過純米


◆開運 誉富士 無濾過純米生酒 30BY


誉富士は、山田錦の品種改良により10万個体という

膨大な数の中から選ばれた奇跡の酒米です。

香りはとても穏やかで清楚。

含むと、軽快で流麗な感触ですっきりとした旨みがひろがります。

無濾過生原酒らしい厚みのあるエッジも感じるものの

概してサラリとした印象です。



これで 開運無濾過シリーズは 米違いで4種類となりました。

山田錦 雄町 山田穂 誉富士

愛山は 近々に入荷予定ですので しばらくお待ちください。

開運さんのすごいところは、ハレの酒である大吟醸のみならず

日常に楽しむべく純米酒クラスの品揃えが充実している点です。

今なら 米違いによる無濾過生原酒の飲み比べが出来る絶好の時期です。

720mlがあれば良いのですが、山田錦以外は 1.8Lのみとなるものの

是非 お試しください。




 

亀の尾使用のスペシャル普通酒 阿櫻

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川北上コースを10キロ


日が昇るのもすっかりと早くなり、6時スタートは既に明るいです。

今月より 勝駒の火入れ定番酒の販売がスタートします。

大吟醸・純米吟醸・純米酒・特別本醸造 が入荷しました。

各種 各サイズ どれか1本限りで 店頭のみの販売です。

最近は勝駒をメルカリやオークションにかける方がおられるようで

出来る限り そういう方には販売したくないし、

一人でも多くの方に勝駒を愛飲していただきたいので

店頭販売のみ お一人1本限り とさせていただきます。


さて、 亀の尾 という お米があります。

これ 正確には酒造好適米 ではなく 飯用一般米 なんです。

でも 酒米 として使われることが圧倒的に多いので

酒造適正米 などと呼ばれることもあります。

誕生は明治26年(1893年)。

山形県の篤農家・阿部亀治氏により発見育成されたのですが

現在の飯米のブランド品種 「こしひかり」 「ひとめぼれ」 「あきたこまち」

「つや姫」も、亀の尾がなかったら生まれていない。

といっても過言ではない、そんなお米です。

そんな 亀の尾にも実は等外米 があります。

玄米の大きさが規格外となるため、通常の流通からはねられる米です。

ただ 等外米と言えども契約農家さんが大切に育てたお米。

ちょっとぐらい見てくれは悪くとも、しっかりと遺伝子を受け継いでいる

わけですから、一粒たりとも無駄には出来ない。

そんな観点から仕込またれお酒が これ。


いわば スペシャル普通生原酒 で、コスパ最高です。

◆阿櫻 生原酒 亀の尾仕込み 30BY


1.8L 2,484円(税込)

秋田県大潟村産の亀の尾を60%精米した生原酒。

一部規格外の亀の尾を使うことで アルコール無添加の

特別純米仕様にもかかわらず、普通酒となります。

規格外の亀の尾とは、玄米の大きさが小さかったり

大きかったりするものですが、遺伝子はしっかりと

受け継いでいるので、なんら遜色がなくお値打ち価格。

香りはもちろん穏やか。

生原酒ですから、しっかりと味を感じつつも口当たりシャープ

旨みが綺麗に膨らみ適度な酸が返します。

亀の尾使用でお値打ち価格の美味しい生酒ならこれでしょう。




 

七田 雄町50無濾過生 入荷

カテゴリー │イベント日本酒の会



さて、昨日 ナイショの飲み会 を行いました。

場所は 鍛治町の蕎麦屋 俺庵さんです。

12名しか入れないお店ですので、ネットやSNSでは告知せず

店頭にて常連のお客様にお声掛けし、集まっていただきました。

俺庵さんでお酒の会を行うのは 初めてだったので

今回は試験的な部分もありました。



結果 お料理も美味しく   日本酒との相性も良く

最後は蕎麦で締めて、想定以上に盛り上がりました。



燗酒は 蕎麦を茹でる釜で ちろりにて大将につけて

いただきましたが、これが抜群の温度に温まり

最高に美味かったです。

ご用意したお酒は 提供順に
①臥龍梅 鳳雛 純米大吟醸雄町生貯無濾過原酒
②天明MITSUGO 「白」速醸純米89 生
③開運 雄町純米吟醸
④七田 純米吟醸 雄町50生 30BY
⑤燗酒・鶴齢 特別純米 瀬戸産雄町55 27BY
⑥正雪 純米大吟醸 備前雄町29BY

今回のテーマは 雄町 でした。

次回は未定ですが、今回ご案内できなかったお客様に

店頭にてお声をかけさせていただきますので

その節は よろしくお願いします。


ちなみに 4番目の  牡蠣の揚げ出し に合わせたお酒が

◆七田 純米吟醸 雄町50生 30BY


岡山県産の雄町を50%まで磨き上げ醸した

純米吟醸の生原酒です。

ふくよかに漂う香りは、蜜を一杯に湛えたりんごのようです。

単なるカプロン酸エチル系の香りではなく、麗しさのある芳香。

口に含むと、綺麗で美味なる味わいが広がり

鼻の奥にピンポイントで、パラダイスを築き
やがて静かにキレて行きます。

これはもう りっぱな純米大吟醸。

牡蠣の揚げ出し との相性も抜群でした。




 

来福 “りんご” 入荷

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 街中アップダウンコースを11キロ。

10キロのつもりが、終盤スピードに乗り気が付いたら

11キロ走ってました。 こういうこともあります。

さて 本日は 初亀無濾過生原酒 の発売日です。

ご予約いただいたお客様  ご来店をお待ちしております。

ネット販売のお客様は 本日から発送致します。

予約をされなかった方・・・

ごめんなさい。

来年分のご注文ならお受けします。 (・ω・)\バシッ

愚直に ご予約いただいた数しか仕入れないのが

このお酒なんです。




さて話変わって、このラベルは 一体なんでしょうか。

リンゴのお酒?  違います。

リンゴジュース?  それも違います。

れっきとした 日本酒です。

リンゴ酸が多いとか  アル分が低いとかのお酒 ?

いえいえ 直球勝負 の 純米大吟醸 です。

じゃあきっと   香りプンプンで 旨み芳醇で 甘~い日本酒

うーん ちょっと 違うかな。

「頭で飲むのではなく、感性で楽しむお酒たち」をテーマとした

シリーズの1本が、このユニークなラベルのお酒です。

造っているのは 茨城県筑西市 の 来福酒造さん。

普段日本酒にあまり慣れ親しんでない人でも

味や香りを誰もが食べている「くだもの」に例えて

わかりやすく飲んで楽しんでもらえれば・・・

というのがこのお酒のコンセプトらしいのですが

フルーティで爽やか系の日本酒を嗜まれるコアな日本酒ファンでも

十分にご納得いただける完成度の高さを持つ「作品」

と言っても過言ではない1本です。


◆来福 くだもの「りんご」純米大吟醸生酒 30BY

香りは 見事にフルーツ そのもの。

りんご と言われれば りんご かもしれませんが

いちご のようでもあり 洋梨 のようでもある。

とにかくキュートで甘酸っぱい芳香が漂います。

酵母は アベリアの花酵母

花酵母って ネーミングからすると香りが強いイメージですが

香気成分だけを見ると、むしろ 穏やかです。

含むと これが意外とクリーンで派手さは控えめ。

むしろフレッシュで洗練された緻密さに驚かされます。

鼻に抜ける香りも嫌味がなく、きれいに通っていくのを実感し

後口も優しく、キレも決して悪くありません。

生の純米大吟醸ですから、早や飲みタイプであることには

間違いありませんが、100~600キロの小仕込みを得意とする

お蔵ですから、数量は 自ずと限られます。

蔵の在庫は初回出荷と同時に完売。

お早目のアクションをお待ちしております。




 

小左衛門デッサン

カテゴリー │テレビ番組ランニング

久しぶりの晴天につき 今朝ランは

中田島津波マウンド折り返し10マイル

馬込川の河口あたりでは 今年初めて鶯の鳴き声が

まさに 春告げ鳥 ですね。


昨夜のNHK の番組 プロフェッショナル仕事の流儀は

ご覧になりましたか。

雪の茅舎 の髙橋杜氏にスポットライトが当たっておりました。

名人のおっしゃることは 決して難しいことでもなく

大上段に構える言葉でもないのですが 何気ない一言に

酒造りの奥深さと 経験に裏打ちされた確信 を画面から

感じとることが出来ました。

ああこれって 波瀬さんも似たようなことをおっしゃってたな

と 懐かしい気持ちになりました。

今朝の店売りは 開店と同時に3人のお客様が雪の茅舎

お買上げ。 そうこなくては (笑)



でも今回ご紹介するのは 岐阜のお酒です。

腰のすわった飲み応えのあるお酒 とは

こういうのを言うのでしょうか。

◆小左衛門 Dessin 「米の芯」


中島醸造さんの地元 瑞浪の酒米 「ひだほまれ」を100%使用。

10か月生で熟成後、火入れして4か月低温熟成された味ノリの

とても良い1本です。

香りは 熟した梨、柿、イチジクのような深い芳香。

含むと、マイルドながらも素朴でまったりとした旨味が

口中に広がります。

あくまでも米から派生する風味なんですが、その艶やかさは

確かに果実を思わせます。

鼻に抜ける香りは、上質のスポンジケーキの如く。

心地良い余韻とともに消えていきます。

ラベルデザインは、素朴さを表現する心白の入った米粒たち。

広島の対馬デザイン事務所の対馬肇氏の作品です。

こちらもお試しください。





 

ウィリアムス浩子さんのコンサート

カテゴリー │ジャズライブランニング

もう 弥生3月です。 早いですねえ。

今朝ランは 馬込川北上コース10キロ


早朝でもすっかりと暖かく、走りよい季節となりました。

今年は 桜が早そうです。



さて ジャズシンガーのウィリアムス浩子さんが

清水のマリナートホールで4月30日にコンサートを開かれます。

30日 と言えば 平成最後の日 ではないですか。

そんな心に残るべく日に 浩子さんの地元でもある清水で

日本の名曲を携えての 凱旋コンサート。

この曲も きっとご披露されるのでしょう。

ウィリアムス浩子 喝采


去年夏の しずぎんユーフォニア・コンサートでの

素敵で感動的なステージを思い出します。

と言うか.そのときの映像でした。

紅い花 / ウィリアムス浩子


ああ ちあきなおみ 降臨か・・・

チケット問い合わせは ℡ 054-281-9010 です。