新酒しぼりたてラッシュ 白隠正宗

カテゴリー │旅行

朝から 運送会社のトラックが当店の前の狭い道に

ひっきりなしにやってきます。

どの車も新酒を大量に下ろしていきます。

問屋ではありませんので、パレットで下ろす

なんてことはありませんが、倉庫が荷物で満杯。

溢れかえっております。

新酒しぼりたてラッシュ 白隠正宗

そんな中の1本 沼津の高嶋酒造さんから届いたのはこちら。

白隠正宗の個性がバンバンに感じられるお酒です。


◆白隠正宗 純米生原酒 新米新酒誉富士 3BY

静岡県の酒造好適米 誉富士の新米を全量使用。

香りは穏やかですが、しぼりたて特有の槽場のニュアンスも。

そしてフレッシュなリンゴジュース様の芳香と

米由来の麹香が合わさったような香りが漂います。

含むと、新酒ならではのフレッシュな趣があり

やがてまろやかでいて芳醇な旨みが広がります。

ほどよい酸味が隠し味となり、米の旨み=甘みが

艶やかに顔を出し含み香もさわやか。

後口の余韻はしっかりと日本酒らしさを残します。

それでも端正な風味は誉富士の特徴でしょう。

是非お試しください。



ところで余談ですが、ちょっと前の話題になります。

11月の日曜に愛知県へ紅葉狩りに行った帰り

名古屋駅周辺で美味しい中華は無いか?

とネット検索をして初めて入ったお店があります。


鯨亭

店主と奥様のお二人で営業されており

料理はとてもヘルシーで美味しくお値段も手頃で

とても良かったわけですが

このブログで単に飲食店を紹介するわけもなく

実は 白隠正宗の720ml瓶がカウンターにたくさん

12本ぐらいだったか、並んでいたのです。

新酒しぼりたてラッシュ 白隠正宗

特に日本酒の品揃えが良いお店でもなく

メニューの日本酒欄には300mlの冷酒と燗酒 としかなく

どうして名古屋で白隠正宗だけが並んでいるのか?

と素朴な疑問が湧いたのでした。

そこで メニューにない白隠正宗を燗酒で注文すると

それまであまり愛想が良いとは言えなかった奥様が

急に笑顔になり 『お好きですか?』と聞いてきたのでした。

『はい お好きです。』 と応え 白隠正宗の生もと純米を

温めて飲ませていただきました。

生もとは中華に合いますねえ。

ここで いろんな想像が働きました。

奥様は 高嶋さんの知り合い?

それともファン?

地酒マニア?

どれも違いました。

単に 白隠正宗が気に入って置いているだけでした。

高嶋さんのことはおろか、お酒のことも

あまりお詳しくはなかったです。

でも なんか うれしかったですね。

良き 旅の思い出です。

来年もまた訪れようと思います。



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