初亀 秋あがり 入荷

カテゴリー │イベントランニング

今朝ランは 馬込川北上10キロ
今朝は涼しく、最近としてはペースが速めでした。

今日で8月も終わり。
今月は130キロ走ったわけですが、秋のレース本番までには
もう少し 距離もスピードも上げて行きたいものです。

さて、10月30日開催の ジャズを聴きながら開運を楽しむ会
たくさんの方からご予約をいただき、ありがとうございます。

予想はしていましたが、告知後まさか2日も経たずに完売
となるとは、正直驚いております。

このイベントは、当店単独の会ではありませんので、チケットを
粋遙倶楽部加盟店で振り分けるため、保有枚数が少ない
という事情があるにせよ、早かったです。

今後、各店とチケットの最終調整をしますので、キャンセル待ち
をお受けします。 あきらめずにご連絡ください。


日本酒の世界では、夏酒 から ひやおろし  秋の酒 へと
バトンが繋がれます。

直近で入荷したのは 初亀醸造さんのこのお酒




◆初亀 秋上がり本醸造原酒 27BY


タンクごと冷蔵庫で囲いじっくりと熟成させ、
味がのってきてから出荷されます。

今年は 麹米が五百万石から山田錦に変わっています。
掛米の 雄山錦は変わりません。

香りは穏やか、かつ上品に立ちます。
口に含むと、角のない軽快な飲み口なれど
味の幅もあり、料理と伍する主張の強さも意識します。
と同時に艶やかな吟味すら感じます。

舌の上で転がすと、炊きたての御飯のような米を強く意識する
味わいが広がります。

鼻に抜ける感触が、すべすべとしていて個性的。
燗をすると驚くほど“燗上がり”します。

純米酒ではありませんが、 いや純米でないから素直に美味しい
そんな1本です。




 

チケット あとわずか

カテゴリー │イベント日本酒の会




昨日の正午にアップした 開運を楽しむ会 ですが

一日ちょっとで 当店割り当て分のチケットがわずか

となってしまいました。

ちょっと早すぎると思います。

これは 浜崎航 meets 松本茜trio のチカラ でしょうか。

あるいは 開運 のチカラ でしょうか。

コンビニでポスターを拡大コピーしようと準備していたのですが

もう必要なくなりました。

とにかく 早すぎます。


 

イベント準備

カテゴリー │酒屋の仕事イベントランニング

今朝ランは 街中10キロ 坂道を地道に ゆっくりラン


さて、土曜日は一週間で最も店売りが忙しい曜日です。
レジにずっと立ちづめ というわけではないので
お客様がいらっしゃらない時間は、イベントに関する準備に
充てます。

というわけで

ジャズを聴きながら 開運を楽しむ会
のHP  ポスター  チケット の作成が完了しました。



告知は29日からスタートします。
ステージに近いテーブルは、早くご予約いただいた方から
順に割当てさせていただきます。

かといって フライングで今お申込みいただいてもお受けできません。
来週の月曜日 HPにアップされてから、ご予約ください。

今年は ジャズ度120% バリバリ ですよ。



 

ひやおろし について

カテゴリー │

日本酒に ひやおろし というカテゴリーのお酒があります。

冬造られたお酒(新酒)は、春に一回火入れされ

タンク もしくは瓶で貯蔵され、暑いひと夏を越し、秋になって

円熟した段階で出荷されます。

それが  『ひやおろし』  です。

古来から、秋の旬のお酒として喜ばれて来ました。

発売時期としては、重陽の節句 となる 9月9日を節目

とする酒蔵さんが多いですが、特に全国的な取り決めが

あるわけではありません。

ヴォジョレーヌーボーのような解禁日として9月9日が設定

されているわけではないのです。

ですから、早いところはお盆過ぎから発売されています。

造る方は 早く出荷して在庫を少なくしたい。

仕入れて売る方も どこよりも先んじて売りたい。

そんな思惑が働くのでしょう。

そもそも ひやおろしの定義には

貯蔵タンク内の酒の温度と外気温とが同じくらい

になった秋頃に出荷される酒のこと

というのがあります。

これは 冷蔵設備のない時代のことですが、この定義に則ると

9月9日でもまだ早い ということになります。

ましてや まだまだ残暑厳しき八月に販売されるのは、いかがなものでしょう。



というわけで  ひやおろし のご紹介です (・ω・)\バシッ \バシッ

もうひとつ (・ω・)\バシッ

            理念だけでは食っていけない 悲しい酒屋です (笑)


早くってもいいじゃないか・・・ お酒が美味しければ

と居直ってご紹介するのは この味でこの価格は なかなかない

出色の出来栄えの1本です。




◆志太泉 ひやおろし普通原酒ふねしぼり 27BY

1.8L 2160円(税込) 
720ml 1080円(税込)

普通酒規格の醪を、ヤブタ式ではなく袋に詰め

手作業で槽(ふね)で搾った原酒のひやおろしです。

普通酒とは思えない、上品で艶やかな口当たり

それでいて原酒ならではの鋭角なエッジの効き

さらに味の深みもあります。

後半の引きの良さも勘案すると、この価格は出色。

洋食や中華などの家庭料理にも相性が良く、

冷酒はちろん 常温や燗をしても旨さが映えます。


さあ 夏の名残から 食の秋へ そろそろシフトしましょう。 

    良く言うよ 全く











 

一合一会酒の会 開催します。

カテゴリー │日本酒の会

9月25日に開催予定の金賞酒を愛でる会は、おかげさまで

告知後 1日も経たないうちに満杯となり、キャンセル待ちの方

もいらっしゃるような状況ですが、それとは別に翌月の10月の

半ばに、去年も行った日本酒の会を開催致します。

こちらは 金賞酒ではなく もう少し手ごろな酒の会となりそうです。



主催者は かたやま酒店の片山俊太

お料理は 酒處 ひら山 の 伊藤さん

日本酒は 今お奨めの品が 5~6種類 

ということです。

若い彼らが、今年も出来る限りの準備をして

お客様に満足を届けてくれることを、期待しております。

私は 客の一人として 隅っこで飲むつもりです。(笑)

◆一合一会酒の会 in 酒處 ひら山

日時 平成28年10月16日(日) 午後6時開宴
会場 酒處 ひら山 (さけどころひらやま)
浜松市中区肴町318-26 MUSE肴町1階 ℡053-454-2567
会費 6,000円 (お酒代・お食事代・消費税込)
定員 30名様

お申込み詳細はこちらです。



 

油田昌樹 直汲み

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川北上コース 15キロ

夏の15キロにチャレンジすべく、有玉南辺りで折り返すも
水分補給とトイレのため、24時間営業の西友に入る。

早朝6時過ぎでは、通常のトイレが閉鎖されており
レジの人にバックヤードのトイレへ案内されました。

500mlのペットボトル1本しか買わない客に、わざわざ
レジを交代して連れて行ってくれた係りの人 ありがとう。

でも 次回からは とても言い出せないなあ(笑)


さて、先月初入荷後 とても評判が良く すぐに完売

となった 広島県のお酒のご案内です。

四季醸造もする地方の総合酒類メーカー

従来の価値観だと、地酒専門店が遠ざけるべく酒蔵かもしれません。

ところが 獺祭の旭酒造さんの成功などもあり、四季醸造に対する

違和感のようなものは薄れてきたとも言えます。

つまり 四季醸造 = 大手メーカー = パック酒 = 低価格酒

というラインから

高品質リーズナブル価格 = 人気銘柄 = 品切れ = 四季醸造

という ラインの構築です。

そんな 地方の総合酒類メーカー と言えども 全国展開している

大手には価格面で太刀打ちできないことは自明の理

そこで 少量高品質な日本酒へのチャレンジということで

油田昌樹シリーズが世に出たわけです。

前回 7月入荷の品は 山廃純米でしたが、今回のお酒は 速醸もと

このお酒に関しては 四季醸造ではなく 寒造り

それも シーズン最後の4月に上槽

ヤブタ式で搾るも 開始1時間後に中汲み部分を手詰めする

という力の入れよう。



◆酒職人 油田昌樹(ゆたまさき) 純米吟醸生直汲 27BY

油田昌樹 とはこの蔵の若き造り手です。

杜氏ではなく最前線の製造責任者でいらっしゃいます。

その彼が 『油田昌樹が本当に造りたい酒とは?』 と自問し

造り上げたのが “酒職人・油田昌樹”シリーズのこのお酒。

地元の酒造好適米八反錦を50~55%精米

速醸もとにて仕込みヤブタ搾り開始1時間後の中汲み部分

を手詰めされた純米吟醸の生酒です。

グラスから発つのは、白檀をイメージさせる癒し系の香り。

含むと、一瞬派手か・・と思いきや、中汲みを取ることによる

流麗でスイートな旨みが広がり、鼻に抜ける香りは

コンデンスミルクのごとくまったりと、ガス感や苦味は皆無です。

余韻は美麗な熟成感をしっかりと残します。

お酒は辛口  という 定格の価値観から

旨み = 甘み という多様な嗜好への変化

日本酒の世界は面白くなってきましたよ。


 




 

呑み切り一番 の選定

カテゴリー │酒屋の仕事

オリンピックが終わり、平常の空気に戻りました。
静岡県東部から関東以北は、台風に直撃された
ようですが、西部地域は全く影響がなく、本日は
快晴です。

さて、22日の午後 開運の土井酒造場へ赴き
平成27BYの 呑み切り一番に詰めるお酒の選定を
粋遙倶楽部の会員の皆さんとともに行いました。

“呑み切り” とは、冬に仕込まれた日本酒を一回火入れ後
タンクのまま冷蔵貯蔵。夏の盛りに、それぞれをタンク別に
少量だけ小瓶に採取し、熟成の具合を確かめる作業のこと。

私たち粋遙倶楽部の酒屋は、気に入った単一タンクのお酒を
1本買い取り、オリジナル商品として販売します。

それが 呑み切り一番
この作業も今年で24年目となります。

一口に24年と言いますが、同じお酒 それも オリジナル酒を
売り続けるというのは、業界関係者なら判ると思いますが
結構大変なんです。

お酒の良し悪しはともかくとして、一般には新鮮さがなくなり
買う方も 売る方も 意欲が減退する。
実際、この24年で売るのを止めて行った酒屋さんもたくさんおられます。

それでも続いたのは、開運のお酒の良さ それに尽きるでしょう。
初年度から毎年着実に販売数を増やし、当店では当初の5倍にまで
成長しました。



話を戻します。
蔵に着くと、土井社長が既に準備を整えて下さっていました。



榛葉杜氏もおられます。

まずは 特別本醸造から。
8種類のサンプルを、順に利き酒します。
どのお酒も高いレベルで拮抗していますが、微妙に香り
アタック、熟度、含み香、後口に個性の違いを感じ取れます。



十分に吟味したあと、一人につき二サンプルを推薦酒として
投票します。 結果、155番 と 270番 が選ばれました。
私が選んだ二つのうち、一つは270番でした。

155番 と 270番を、再度試飲し、決選投票です。
私を含め4人が 270番に挙手。
決定です。



今年の 呑み切り一番 特別本醸造は
タンクナンバー 270番


旨みがしっかりと感じられ、口中での味の広がりはコクを意識
させながらもスムーズ。
後口に辛さを残しながら、綺麗に消えていきます。

決定したあとに 270番のスペックをお聞きするとこうでした。

【アルコ-ル度数】16~17゜
【日本酒度】+5
【酸度】1.5
【アミノ酸度】1.1
【原料米及び精米歩合】
山田錦・一般米 60%精米
【酵母】 静岡酵母HD-1+協会701


続いて 純米酒です。
こちらは、5種類のサンプルから選びます。

香り、アタック、熟度、含み香、後口 どれも最高です。
純米吟醸を名乗っても全く問題無く、欠点が見当たりません。
あえて選ぶとすると、余韻の違いでしょうか。

私の中では、本醸造がコクを重視するのに対し、純米酒は
過去の選定酒がまさにそうであったように、口中での流麗さ
とキレに重きを置きます。



こちらも2票ずつ票を入れたところ、156番 と 290番が
選ばれました。 290番は、私も入れています。

再度この2本で決選投票した結果、やはり4人が290番。



というわけで、
今年の 呑み切り一番特別純米酒は タンク№290に決定です。

選定後のスペックは こうでした。

【アルコ-ル度数】 16~17゜
【日本酒度】+2
【酸度】1.2
【アミノ酸度】 0.8
【原料米及び精米歩合】
兵庫産山田錦 55%精米
【酵母】静岡酵母NO-2

この数字だけを見ると、確かに 純米吟醸です。
口に含んだときに感じる美麗な旨み、それらが静かに
広がるも決して派手さはありません。
含み香の淑やかなこと極まりない。
後口のキレも申し分なしです。





呑み切り終了後、今年の 開運ひやおろし純米 の試飲
もさせていただきました。

2種類あったのですが、これはタンク違いです。
どちらも美味しいのですが、個性の違いは感じ取れます。
呑み切り一番とも違います。

ひやおろし純米は、9月初旬に発売されます。
こちらもお楽しみに。

そして 呑み切り一番 は、10月1日 日本酒の日が発売日です。
が、その少し前には入荷するでしょう。
あと1月ほどお待ちください。



土井会長も現場におられ、私たちにお酒の感想を
お聞きになります。
具体的なことは書けませんが、加水のバランスなどの
参考とされるようです。

土井酒造場の皆様 ありがとうございました。






 

“大人の純米酒” 

カテゴリー │

残暑厳しきおり、夜に早朝にと オリンピック放送に夢中となり

慢性的に寝不足ぎみで、昼下がりは まどろみとの戦い。

そんな中、けだるさを 吹き飛ばしてくれる 良いお酒が入荷。


山形県鶴岡市 庄内地方に 一粒のお米にこだわる

井上農場 という企業体があります。

井上農場の信条は

1. すべて特別栽培米

2. 良質な有機質肥料で土作り

3.自然由来の活力剤が お米を元気に

4.一粒一粒が大きい

5.新鮮なお米をお届け

だそうです。

その井上農場が契約栽培した 亀の尾 を100%使用して

醸されたお酒がこれです。




鯉川の佐藤社長がおっしゃるには

『台風が来ても倒伏しない亀の尾を栽培できるのは 井上さんだけ』

それは 土壌が違うのと、すべての米を特別栽培で造る

農家のプライド とか。

ちなみに 特別栽培米 とは

化学合成農薬 及び 化学肥料の窒素成分を 慣行レベルの

五割以上削減して生産されたお米のこと です。



◆ 純米吟醸 亀治好日うすにごり酒



“食べた人が幸せを感じる農作物” を育む井上農場で

特別栽培された亀の尾で醸造され、一回火入れ後

適度に熟成された うすにごりの純米吟醸です。

香りは清楚で穏やか。

含むと、マイルドな旨みが綺麗に流れて行きスッキリかつ

艶々とした感触がほとばしります。

うすにごりですが、酸味や雑味は皆無。

適度に熟した旨みを漂わせながら ほのかな甘みも顔を出し

キリリとした硬派な純米酒の余韻も残します。

このまま冷やも良し、ぬる燗もまたお奨めです。

余計な味わいを見事に削り取り

ピンポイントの旨みを主張する

そんな “大人の純米酒” が 亀治好日 でしょう。






 

獺祭50あります。

カテゴリー │業界の話ランニング

今朝は オリンピックをテレビ観戦していたため
スタートが6時半と遅くなりました。
すると  暑い事   暑い事  頭がフラフラとし
6キロちょっとしか走れませんでした。
馬込川コース


こんなに暑いと さすがに日本酒の動きは鈍い・・・
と思いきや そうでもないのが 今の酒類業界。

日本酒は堅調です。

一方 今夏のビール類は40年ぶりの大不振と、業界ニュース
に出てました。



そんな状況のなか、少しの期間品切れしていた 獺祭50が
再度入荷しました。



等外23生酒 や スパークリングなどもあります。

獺祭のページ



 

お盆真っ只中

カテゴリー │CDランニング

今朝ランは 街中10キロ 坂道を粛々とトレーニング

お盆真っ只中ですが、かたやま酒店は通常営業です。
日曜以外は普通に営業中。

浜松のお盆は 流入と流出がイーブン のような気がします。

この時期の特徴として、いかにも旅行者という風情の家族連れ
やカップルのお客様が増えます。

一方 いつもの常連さんは 変わらず見える方と
そうでない方とに二分されます。

ですから 売れるお酒も 超定番の品と 新しいお酒が
ほぼイーブンに動く というわけです。

ここにきて 少し暑さが和らぎました。
朝走っていても、蝉の声より 秋の虫の声のほうが際立ちます。

秋はすぐそこまで来ています。



さて、お客様から あるジャズピアニストのライブに行かれた話を
メールでいただきました。

それで思い出し、早速にゲットしたのが このアルバム。
今 店内でヘビーローテーションで流してます。

秋田慎治 CDデビュー10周年記念アルバム『time -10』

織原良次(Fretless Bass)、大槻カルタ英宣(drs) TOKU(Vo)

と 個性豊かな面々が参加し、ジャズ、ロック、ファンク、バラード
ソロピアノと 多彩な構成。

彼が歩んできた10年をピアノに込めて、気取らず ありのままに
表現されています。

time -10 秋田慎治




 

初亀 限定純米

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川北上コース10キロ
早朝5時半スタートなれど 既に暑し。
連日 リオオリンピックで盛り上がってますが
走り始める時間と 柔道や体操の生中継がかぶるため
状況次第で走るのを止めたりして楽しんでます。




さて、初亀醸造さんから届いたのは 限定純米
あの 静岡県産米 で醸された純米酒です。

その 静岡県産米 とは、静系酒94号 のことですが
いろいろな大人の事情で 商品名として名乗ったり
ラベルに表示したりは出来ません。

このお米の栽培は 今年が最後のようですので、初亀さんの
この限定純米酒も 静系酒94号 では今回が最後となります。

従来の純米酒に比べ、香りはしっとりとしていて
口当たりは軽快です。

旨みの幅は豊かで、キレはとてもグッド。

純米酒らしい 米の旨みの充足感を備えた良い感じ
に仕上がっています。

ラベルも シンプルさの美 が際立ち いい感じです。
一升瓶のみの発売ですが、是非お試しください。

◆初亀 限定純米酒

1.8L 2,700円(税込)



 

真夏に濃い酒 山縣アートラベル

カテゴリー │

暑いです。 とにかく毎日暑いです。

そんななか 我が家の寝室のクーラーがぶっ壊れて

夜は窓を開けっぱなしで寝ています。

ところが、これが意外と寝れるんです。

クーラー付けっぱなしに比べ、翌朝の寝覚めも良く

身体のだるさもありません。 ケガの功名です。

さて そんな真夏に当店で朝から売れているのは

ほとんどが日本酒 たまに 本格焼酎

ビールは業務用を除いて ほとんど売った記憶がありません。

昔の酒屋の常識では考えられないことですが、それが 今 です。

常識 と言えば 夏の日本酒のイメージとして

サラリとした軽い口当たりのもの という概念があります。

ところが 今回 初めて入荷したこのお酒は

ジュワッとした味の凝縮感に富み 決して軽くない シロモノ

真夏に発売するため 3月に搾られ 即瓶詰めされ -3℃で

低温貯蔵された 純米無濾過生原酒 です。



山口県周南市に在る蔵 山縣本店さんは

以前に梅酒を仕入れていた時期がありました。

過去形になるのは、梅酒ブームが去り長くお取引をしていないからです。

そんなリキュール・焼酎蔵 と認識していた会社が その昔は 1万石の

製造量を誇る日本酒蔵だった (現在は600石)のを知ったのは ごく最近のこと。

前杜氏が辞められて、蔵人として10年勤めた小笠原光宏さんが杜氏になり

お酒の味がガラリと 良い方向に変わった。

ちなみに 光宏さんは 蔵元の娘さんのご主人。

で、社長はがぜんやる気を取り戻し

小仕込みタンクの導入 大型冷蔵庫の敷設 商品アイテムの見直し

という流れのお話は、この業界では 時々お聞きします。


◆山縣(やまがた) Art Label 純米無濾過生原酒 27BY


3月に搾った無濾過の生原酒を-3℃で低温熟成

上槽後即詰めなので、ほのかにガス感も感じる純米酒です。

山口県産米・西都の雫を60%精米し協会9号酵母で醸造。

香りは9号のわりには ふくよかに立ちます。

含むと、旨みの凝縮感よろしく押しも強く、一瞬派手か?

と思いきや

後半は透明感・ミネラル感を促しサッと引いていく感じ。

生熟成の味ノリと、コンディションの良さが光る1本です。

真夏にあえて アグレッシブで濃いお酒

いかがでしょうか。











 

サザンクロスの音楽会

カテゴリー






今年も 開運されています。
あの 須川さんも 変わらず参加。
方南町バスカーズ 最高!

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勝駒入荷しました。

カテゴリー






勝駒の8月分が入荷しました。

大吟醸 720ml
純米吟醸 720ml
純米 1.8L 720ml
特別本醸造 1.8L

以上の品を 店頭にて 販売しております。

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英君 ゴクゴク純米

カテゴリー │映画

昨晩 レイトショーで観た シン・ゴジラ
それほど期待をしていなかったが 想像以上に愉しめた。

まず 脚本がいい。

多少ご都合主義の面もあるが、未知の巨大生物としての
ゴジラに遭遇する という 第一作の状況に還った構成は
新鮮味があり、政治家や官僚の描写は現代に則したもの
となっており、やや複雑だが合点が行く。

映像もいい。

オールCG らしいが、迫力があり十分に堪能できる。
新幹線や在来線の動きにはちょっと違和感を感じたものの
自衛隊や米軍の装備品はリアルだった。

キャストも秀逸。

総勢328人
長谷川博己 線が細い印象があるも リアルな存在感。
石原さとみ   いいおんな  違う 女優になった。
余貴美子   ほんとに居そうなキャラ。
ちょい役として出る渋い俳優  人気の俳優を探すのも一興。

とにかく ハリウッド版よりは面白い。
最後のシーンから想像できるのは、 続編あり   だな。


さて、お酒の話。

昨日 英君さんから入荷したのは 新しい純米酒。



若年層や女性など 普段日本酒にあまりなじみのない方も
ターゲットにした、ネーミング と ラベルデザイン

中身は ヘビーユーザーにも支持される 軽快だが味のある酒


◆英君 ゴクゴク純米 Fourteen

アルコール分が加水による14゜と少し低め。

これは、仕込段階でグルコース濃度を高めに設定することで
日本酒本来の旨みを残し、すっきりとした口当たりを実現したもの。

だからと言って 夏酒 というわけではありません。

暑い日は 冷してゴクゴク 
寒い日は 燗をしてゴクゴク
もちろん このまま常温でも ゴクゴク

幅広くお楽しみいただける 普段着の純米酒です。





 

獺祭50

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川北上10キロコース
最近 いきなり走るのを止めて、500mほど歩いてから
スタートするようにしています。
5キロ過ぎたら 水も摂るようにしています。
夏のランはケアが大切です。



さて、長らく品切れ傾向にあった 獺祭純米大吟醸 磨き50
ですが、最近は コンスタントに入荷するようになりました。

製造能力のアップと 山田錦の手配が順調に進んでいること
による成果で、決して売れ行きが落ちているのではありません。
昨年対比で見ると、6月 7月は 200%でした。

ネット販売も再開しています。

獺祭のページ