ひやおろし2種

カテゴリー │酒屋の仕事

残暑も少しやわらぎ、体感温度が涼しく感じられ

店のエアコンも使用せずに済みそうな、今日この頃です。

当店の一階部分は、柱のない鉄筋コンクリートの箱

のような造りで、外部の熱を遮断してくれます。

ですから冷蔵ショウケースからかすかに漏れ出る冷気だけで

十分に冷房効果はあります。

ただ 電波のたぐいも遮断するようで

スマホアプリで決済されるお客様が、PayPay等が立ち上がらない

という困った現象もたまに起きます。

そんなときは入口に近づいていただくと電波を拾うようです。



さて ひやおろしのお酒が 特に静岡県のお酒が多々

早くも入荷していますが

ようやく涼しくなってきたので、動き出すであろうと期待しています。

で 本日ご紹介するのは 静岡酒のなかから2種類のひやおろしです。

一点目は 熟成の旨みと軽快さが両立する このお酒

◆英君 特別純米ひやおろし 3BY

全量静岡県産誉富士を使用し、新酒を瓶詰め時に火入れ後急冷。

瓶のまま蔵内の10℃~15℃の貯蔵庫で熟成されています。

香りはどこまでも穏やか。

静岡酵母ならではの パッシブだけど きらりと光る個性を

感じさせる どこか懐かしい和の芳香。

含むと、熟成によって醸しだされる丸みとコクとを

最初に感じるも、穏やかな酸味ともども

基本口当たりは軽やか。

新酒時のフレッシュさをかすかに残すところなど

熟成による旨みと軽快さが両立する1本と言えるでしょう。

このまま冷やも、またぬる目の燗もおすすめです。



もう一点は  タイプとしては対照的な

山廃らしいクリーミーな乳清の風味のひやおろし純米です。

◆駿州中屋 山廃純米辛口原酒 3BY 

夏を越した円熟の味わいを山廃仕込みの純米として表現する1本。

香りは穏やかな中にも山廃らしい熟した柿のよう。

色合いは熟度を示す黄みがかったもの。

含むと、夏を越した円熟の幅のある味わいが

山廃らしい適度な酸とともに、口中に広がります。

鼻に抜ける香りは、杏子の干したものに近く

雑味はなくクリーミーさが後口の余韻として感じられます。

このまま常温も良いですし、冷やしすぎずほどほどがお奨め。

これからの季節 ぬるめの燗をすると上品な香りが立ち

お酒の輪郭が明確になることで旨さを実感出来ます。

刺身全般、焼き鳥、魚のムニエル、生ハム、そしてチーズにも

合うのが山廃ならではの特徴でしょう。


どちらのお酒も お薦めです。




 

志太泉のひやおろし 2種

カテゴリー │酒屋の仕事

お盆休みはもう終わった と思っていたら

昨日ご来店のお客様は、大阪の飲食店の方。

時期をずらしてのお休みなんでしょう。

静岡県の日本酒を、それも大阪では買えないお酒を

ということで、何本かまとめてお買い上げいただきました。

開運、初亀、英君は 大阪でも買えるそうです。

で 國香、志太泉、葵天下、小夜衣、正雪、高砂あたりを

お薦めしました。

こういうシチュエーションの場合 必ず聞かれるのが

〇自慢はありませんか?

静岡県の西部地方には特約店がないので

浜松近辺では買えないのです。

たまに特約店でないお店に置いてある場合もありますが

その場合は いろいろと気を付けなければ・・・

と余計な情報まで伝えてしまうのは、私の悪い癖。(・ω・)\バシッ



で 余計な情報ではなく まっとうな情報です。

志太泉のひやおろしが入荷しました。

入ったばかりのひやおろしをお買い上げになられたのが

先の大阪のお客様でした。

◆志太泉 ひやおろし純米原酒 3BY

兵庫産山田錦を60%精米し、春に純米生原酒として発売

されたお酒を一回火入れ後、冷蔵庫で夏を越しました。

ですから味わいのノリが良い純米酒に

深みが加わっています。

静岡酵母ならではの、清楚で落ち着いた香り。

この香りの質を構成するのは和の果物のごとし。

色がかすかについていて

山田錦ならではのキレイな口当たり。

やがて口中に広がる旨みに

甘みを伴う熟成感も少し感じ取れます。

含み香も上品で後口に返す酸はスリムで軽快です。

食中酒として秋のご馳走を盛り立て自然と杯が進む

そんな1本としてお薦めいたします。

価格は去年と同じです。


◆志太泉 ひやおろし普通原酒ふねしぼり 3BY 


普通酒規格の醪を、ヤブタ式ではなく袋に詰め

手作業で槽(ふね)で搾った原酒のひやおろしです。

こちらも かすかに色が付いており

香りは 虎屋のようかん夜の梅  を彷彿とします。

含むと普通酒とは思えない上品で艶やかな口当たり。

それでいて原酒ならではの鋭角なエッジの効き

さらに味の深みもあります。

後半の引きの良さも勘案すると、この価格は出色。
1.8L 2310円(税込)

洋食や中華などの家庭料理にも相性が良く、

冷酒はちろん常温や燗をしても旨さが映えます。




 

開運ひやおろし 入荷しました

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 平日にもかかわらず佐鳴湖へ

平日だとやはり人は少なく

楽々で駐車出来ました。

日曜は結構タイトなんです。

最近スロージョグばかりやってると心肺機能がラクなもので

たまにはそちらも鍛えた方が良いかな

といつもより速いペースで走るも

かつてのようなスピード(キロ5分ちょい) は今や出ませんね。

一周6.2キロで終えて、ストレッチをたっぷりとして帰りました。



さて お酒の方は昨日に続き、今年のひやおろしが入荷。

開運のひやおろし純米です。

今年のお酒は全体のまとまりが良く

純米吟醸のような美麗さを主張するわけでもなく

まさに 純米酒らしい純米酒 です。


◆開運 ひやおろし純米 3BY

冬に仕込んだお酒をタンクで貯蔵し、出荷時に火入れ

をせずに瓶詰めする、いわゆる生詰めのお酒。

ひと夏熟成させることで、新酒の荒々しさが消え

丸みのある酒質となります。

上立香は穏やかでいて、ほのかに白檀の高貴なニュアンスも。

含むとほのかな酸味が最初に顔を出し

やがてまろやかな味のふくらみと米の旨みを感じます。

味の輪郭の主張は穏やかで熟し具合も中庸に留まり

やがて鼻に抜ける香りに品格の良さを認識できます。

後口のなめらかな余韻も開運らしく静かに切れていきます。



本日は 処暑

厳しい暑さも峠を越し

朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。

穀物も実り始めます。

これから始まる秋の味覚に合わせてください。



 

西條鶴 雄町のひやおろし

カテゴリー │ランニング

昨日の日曜は早朝から雨でしたが

早々に雨は止み

8時頃からいつもの馬込川を海方向へスロージョグ。

河口に近づくと、沢蟹の数がやたら多くなります。

殺生はしたくないので、除けながらのランニング。

海浜公園で水分を補給後ターンして11キロ。

残り2キロは流しで家に着くと、もう汗びっしょり。

午後からは 町中華で生ビールを飲みながら食事。

午前中に消化したカロリーをしっかり補給し

貯金を見事に使い果たしました。 (笑)



さて これが町中華でも飲めたらなあ

といつも感じるお酒があります。

食中酒として抜群の同調性を持つ広島のお酒です。

かたやま酒店 ひやおろし 第2弾

人気の雄町米を使った純米吟醸です。

◆西條鶴 純米吟醸赤磐雄町 ひやおろし3BY


幻の酒米と言われる岡山県赤磐雄町の中でも

赤磐赤坂地区の農家の方が

丹精込めて育てた雄町米を

60%精米により醸された“ひやおろし”となります。

香りは気品漂う落ち着いた上に

包み込むような芳香が発ちます。

含むと、透明感を伴うも上用饅頭のような

上品な甘みと綺麗な旨みが広がり

雄町らしい豊潤さも併せ持ちます。

鼻に抜ける香りは端正で後に引きませんので

キレはとてもグッド。

秋のお酒としてワンランク上を行く

“ひやおろし”と言えるでしょう。

冷やして 戻り鰹のお刺身、サーモンのソテー、鯵フライ。

酢豚やギョーザにもバッチリ。

常温で あなごや鰻の白焼き、秋なす料理。

しめ鯖やボロニアソーセージの焼いたものなどにも合います。




 

醸す森 純米大吟醸

カテゴリー │TV番組

土曜早朝 午前5時27分に NHKのBSプレミアムで

放送されている

よみがえる新日本紀行

を観る習慣が最近付いてしまいました。

今朝は 奈良県斑鳩町。

この番組 昭和に制作された 「新日本紀行」を

そのまま編集カットなしで放送したあと

番組の舞台となった地域を再び訪ね

半世紀の変化を紹介するという趣向です。


で いつも感じることなのですが

昭和については、自分が何年に何をしていたか

という過去の事象がたちどころに蘇るのですが

平成となると 何をしたのは平成何年だった?

と問われても全く思い出せません。

平成の30年あまりは 失われた30年(経済の視点から)

などと言われますが

私の記憶もまさに 失われた30年 なのでしょうか。



でも 今は令和。

令和に誕生した新しいお酒をご紹介します。

先日の純米吟醸に続き取り上げるのは

50%精米の純米大吟醸です。

◆醸す森 純米大吟醸 生酒

色は白くうすにごり

香りはヤクルト いや アンバサホワイト(古い)

さらに巨峰やパイナップルのニュアンスも。

含むと 純米吟醸より酸味は穏やかですが

それでもキュッと舌を刺激する心地よさは変わりません。

グルコース感は酸により

ほどほどに抑えられてはいますが

日本酒度‐36 ですから、やはりスイートそのもの。

このお酒 お酒だけで愉しむなら

香りが際立つワイングラスをお薦めします。

フルーティーな香りと輝きのある甘味を楽しめます。

お料理に合わせるなら、小ぶりのグラスで

ハンバーグやブルーチーズ、ティラミス

などとの相性がとても良いでしょう。

乾杯のお酒 としても デザート酒 としても

様々な TPO でご活用いただけます。

 出たあ  昭和の和製英語・・・





 

ひやおろし第一号は 初亀純米吟醸

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川沿いをスロージョグで10キロ

その後 1キロを流しでまとめました。

スロージョグのあとに続けて

全力の八掛けの力で1キロを走りきると

とても充実感があります。

早朝は 涼しい風を肌に感じるようになり

蝉の声は鳴りを潜め 秋の虫の音が聞こえてきます。

ハンバーグな季節・・・

いや   さわやかな季節 になりました。 (・ω・)\バシッ

つまらん親父ギャグは無視して

秋が近づくと 日本酒の世界では このお酒が登場します。

いわゆる ひやおろし

年々蔵の出荷が早まる傾向にありますが

案の定 入荷第一号は 去年よりも二日早かった。




◆初亀 純米吟醸 ひやおろし 3BY


兵庫県特A地区東条産山田錦55%まで磨き

上槽後一回火入ののち

蔵の冷蔵室で熟成された ひやおろしの純米吟醸です。

初亀らしい軽快感はそのままに、ひと夏を越え熟成により

引き出されたお米の優しい旨みと

マイルドな酸が口中に広がります。

こういうお酒は ゆったりとした生活環境が似合います。

ですから、上品な秋の味覚と共にお楽しみください。






 

醸す森 入荷しました。

カテゴリー

浜松市応援キャンペーンの20%ポイント還元が

昨日で終了し、今日の店売りはヒマだろうなあ

とタカをくくっていたら、意外とお客様が見えました。

いわゆる旅行客の皆様。

お取引している鰻屋さんから聞いてきました。

と埼玉県の飲食店さんとか

静岡県のお酒がよく売れました。

で、静岡県のお酒をご紹介したいところですが

新しく入荷するのは 相変わらず県外のお酒ばかり。

県外でも全然良いのですが

新潟から届いたこのお酒は

ちょっとタイプが違う実に個性的なタイプ。



なにが違うかと言うと

まず 一段仕込みで醸された純米吟醸であること。

ふつう日本酒は三段仕込みで発酵をスタートし

量とアルコール度数を徐々に増やし高めるのですが

スッポン仕込み とも言われる一段仕込みは

初添えを親桶で仕込み、中添え、留添えをその上部に

重ね、すべて同じタンクで仕込む方法なんです。

メリットは、踊り分けの作業を省略できること。

デメリットは、初添を終えた後、タンクの大きさに対して

醪の量が少ないので、温度管理が難しくなることです。

ですから 品温を保つことが難しくリスクを伴うことから

高級酒にはあまり使われることはありません。

ところが入荷したこのお酒は

純米吟醸 とか 純米大吟醸 などの高級酒なんです。

それも 一升瓶は無く 720mlと300mlのみ。

一升瓶が無いと 飲食店では使えないなあ

なんて思っていませんか。

じゃあワインに一升瓶はありますか?

無いことも無いけど(笑)

新政 は 飲食店に並んでいませんか?

と言うわけで 前置きが長くなりましたがご紹介します。


◆醸す森 純米吟醸 生酒

色は白くうすにごり

香りはまさにヨーグルト そしてライチや洋梨

シャインマスカットのようなニュアンスも感じます。

つまり 酸っぱそうなんです。

含むと かすかなガス感に続き

フルーツビネガーにも似た酸味がまろやかに

口中を刺激し、やがてジューシーな甘みが

決してくどさを伴わずフレッシュに広がります。

日本酒度-30 にもかかわらず爽やかさを維持するのは

適度な酸によるアシストのなせる業でしょう。

その酸は後味をキュッと引き締める効果も兼ねており

このままお酒そのものを愉しむも良し

ピザやパテなどの洋風料理との相性も抜群です。

ですから ワインみたい・・・

とは絶対に言いません。

これは日本酒です。

そして 720mlで 1650円(税込) は決して高くないと思います。

実はこのお酒

純米大吟醸 や 山田錦40%精米の純大もありますが

また追ってご紹介します。

まずは この純米吟醸生酒を是非お試しください。

お店に来ていただいたら 試飲も出来ます。

その場合 スロージョグでお越しください。(・ω・)\バシッ



 

駆け込み利用

カテゴリー │酒屋の仕事ご来店



今日は台風が近づいているので

お客様は来ないかなあ・・・と呑気に構えていたら

朝から ひっきりなし

それも PayPayだ 楽天Payだ AUPayだと

5000円単位で アプリを使い分けるなど

皆さん 浜松市応援キャンペーンの

20%ポイント還元で大量にお買い上げになります。

今月の16日に 期限が前倒しになったため

いわゆる 駆け込み利用ですね。

予算の上限があるので、31日までは持たないだろう

と予想はしていましたが、案の定の早期終了となります。

まだ16日まで4日あります。

まだこの特典をお使いでない方はお早めにお越しください。

当店 明日の日曜はお休みですので、お気をつけ下さいね。

本日は 大雨でも 19時半までは開けてます。


しかし 16日が過ぎたら どうなるのだろう・・・

ああ 怖い怖い(笑)



 

W 出羽燦燦

カテゴリー │ランニング

今朝ランも スロージョグとペース走の組み合わせで

住吉町折り返しの12キロ。

このコースは後半が緩やかな下りになるのですが

1キロ5分20秒ペースで1キロずつスロージョグと

交互に走りました。

新しいガーミンに代えたところ、心拍数も表示されるのですが

スロージョグのときは 120~125

ペース走になると 135~138。

平均で130 という数値になりました。

それが良いのか悪いのかは判りませんが

新しいガーミンで

ランニングのモチベーションが上がることは事実です。



さて、お盆休みに入り、当店にお越しになるお客様も

初見の方が目立つようになりました。

静岡県のお酒を手土産に と言う需要が多いのですが

中には 他所で買えないお酒を  というご希望もあります。

そんなときにお薦めする中の1本がこれです。

いわゆるカプロン酸エチル優勢のお酒で

食中酒としてよりお酒そのものを愉しむタイプ。

最近 静岡県産の新しいお酒の入荷がないもので

どうしても県外の華やかタイプを取り上げることになるのですが

Wの 出羽燦燦一回火入酒です。



出羽燦燦は 言わずと知れた 山形県の酒造好適米。

山形県のお蔵のお酒にはよく使われるお米で

言うなれば 静岡県の誉富士のような存在。

長らく 県外には出荷されていなかったのですが

最近解禁になったようで

岐阜県飛騨市の渡辺酒造さんのWとして

今年初めて仕込まれました。

ですから 山形県の出羽燦燦のお酒とは

タイプは全然違います。

一言で言うと 派手 そして 華やか でも 美麗


◆W 出羽燦々 火入 純米無濾過原酒 3BY


グラスから発つのはパイナップル、ライチのような香り。

含むとアカシアやスミレのような花の香りが鼻腔をくすぐります。

和三盆を連想させる繊細な甘みと

きめ細やかなさざ波のように広がる酸味。

舌の奥で優しい苦味が顔を出し

やがて儚く消える余韻がとても心地良く

綺麗で軽快な味わいです。





 

恵那山 滋賀山田錦

カテゴリー │酒屋の仕事na Relo

勝駒 の8月分が入荷しております。

大吟醸 と 純米吟醸 の今期分の入荷は

これが最後です。

かたやま酒店のお盆の営業ですが

日曜日以外は通常通りの営業となります。

思えば去年のお盆は まん防の真っただ中で

その後 緊急事態宣言が発令され散々な8月

夏をあきらめましたから (笑)

今年は 感染者数こそ収まることを知りませんが

それぞれの行動は自主判断に委ねられ

飲食店さんも決して忙しくはないものの

去年よりはましな状態 という程度でしょうか。

支援金が出ないだけ、実態は厳しいのかもしれませんが。



さて 日本酒のご紹介は 久しぶりの 恵那山 です。

米違いで いろいろと出ている Cheersシリーズ

今回のお酒は 滋賀県の山田錦で仕込まれた1本。

一回火入の フルーティ香り華やか系ですが

やさしい米の甘みと爽やかな酸味 そして

山田錦特有の透明感を感じるお酒です。

◆恵那山 Cheers純米大吟醸 滋賀山田錦 3BY

麹米に 滋賀山田錦を40%精米したものを使用。

掛米は 同じく滋賀山田錦を50%精米にて醸造。

酵母はカプロン酸エチル系のフルーティな香りが発つタイプ

のお酒ですが、一回火入れにつき比較的穏やかな芳香です。

含むと やさしい米の旨み甘みが広がります。

官能的に酸は低く感じ、爽やかな風が口中を駆け巡る

そんなイメージが湧きたち、透明感すら感じる味わいです。

こちらのお酒も キンキンに冷やしてお楽しみください。



さて 久しぶりの 今週のna Relo は

懐かしいこの曲でした。

夏をあきらめて / 研ナオコ【Cover】Natsu-wo Akiramete by Naoko Ken


まさに サザンの夏の歌 ですね。

この歌を聴くと サラリーマンだった独身時代を思いだします。

毎日 しゃかりきで働いてました。

あきらめた夏 も・・・ありましたね。



 

果実味たっぷりの甘口久礼

カテゴリー │ランニング

朝ランは 前半6キロをスロージョグ

後半5キロは キロ5分30秒のペース走を2本入れて

赤電上島駅折り返しの11キロ。

ペース走の一回目は 開放されたような気分で

走れましたが、2回目はちょっときつかったです。

スロージョグは ひたすらフォアフット(つま先着地)

ペース走は シューズの反発を考慮してミッドフット

ミッドフットは足裏全体で着地する走り方です。

8年間使っていた ガーミンが壊れました。

バッテリ―がいよいよダメのようです。

新しいものに買い代えようと思いますが

さて どこで買おうか。

結局 アマゾンかなあ・・・




さて お酒のご紹介です。

緑のヒョウ柄の久礼 が入荷しました。

久礼 と言えば 夏の酒も シュワシュワ系のお酒も

しっかりと辛口タイプですが

今回入荷したのは 果実味たっぷりの甘口タイプです。


◆久礼 純米吟醸 CELうらら 3BY

地元高知県の米 土佐麗(とさうらら)と

低アルコール酒を醸成する特徴の高知CEL-24酵母

で醸され、アルコール分14゜の原酒を一回火入した生詰酒です。

香りはリンゴやパイナップル系の芳香が発ちます。

いわゆる カプロン酸エチル優位の香りです。

含むと辛口久礼の印象とは真逆の

フルーティでしなやかなそのもの。

いわゆるグルコース感たっぷりの甘口酒です。

でもアル分が低いのでギトギトとしたくどい甘さではなく

キレは爽やかで後口の余韻も美麗に消えていきます。

こういうお酒は キンキンに冷やしてお飲みください。




 

望 くだもの 「ベルガモット&ライチ」

カテゴリー │

前回のブログでお知らせした

開運 呑み切り一番 について 大切な情報を

お伝えし忘れました。

呑み切り一番 については 純米酒 も 本醸造 も

この10月からの値上げはありません。

つまり 来年の9月までは(在庫があればですが)

従来と同じ価格でお買い求めいただけます。

開運さんのレギュラーのお酒については存じ上げません。

多分 この時期で発表がありませんから

少なくとも10月からの値上げはないのでしょう。



では お酒のご紹介です。

栃木県 外池酒造店さんの

「望 くだもの ベルガモット&ライチ」 です。

外池酒造店さんにて くだものシリーズ用に

タンク1本を小仕込みしてもらったそうです。

蔵元もチャレンジしてみたいということで

栃木県で6号系から分離した初挑戦酵母(名前なし)

で醸されています。

6号系の酵母ですから、香りは いわゆる華やか系

フルーティ系 ではなく、紅茶葉のようなニュアンスです。

米から出来た日本酒なのに、紅茶をイメージするって

ほんに日本酒の世界は 奥深く面白いものですね。

◆望(ぼう) くだもの 「ベルガモット&ライチ」 特別純米生

720ml 1,980円(税込)

生原酒ですので、望らしいシュワッとガス感のある

フレッシュな印象はそのままに

五百万石と6号系酵母ということから

スマートで柑橘のような爽やかなニュアンスを感じます。

グラスの中で香りが膨らみ、ベルガモットいわゆる

アールグレイの香りがふわっと鼻奥に心地よく 広がります。

含み香はライチやヨーグルト、ラムネの香り。

ピチピチと したガス感がフレッシュ感を演出し

ふわっとした甘みは感じるものの

グレープフルーツやレモンのような柑橘系

の酸味が味を引き締めます。

暑い時にはしっかり冷やしてさっぱりと。

すこし気温が下がる夕方には若干温度を上げてまったりと。

アフタヌーンティーならぬ、アフタヌーンサケとしてオススメ。

ワイングラスで飲んでいただきたい1本です。




 

土井酒造場にて 呑み切り

カテゴリー │酒屋の仕事酒蔵訪問ランニング

今朝も スロージョグにチャレンジ

前回よりさらに歩幅を7センチ狭くし

ケイデンス(1分当たりのピッチ数)は178回/分 と同じ

すると キロ8分ジャストのスピードで

赤電上島駅折り返しの12キロを94分かかりました。

なんのためにスロージョグをするか と言うと

まずは心肺機能への負担が少なくニコニコペースで

走れること。

ランニングフォームを崩さず走れること。

でも時間がかかるので 忍耐が必要。

後ろからどんどん他のランナーに抜かれるは

早く終わらせようと歩幅が広くなりそうなところを

ぐっと抑えて最後までニコニコペースを維持する。

忍耐力を養うにはもってこい。

なんか 自分のビジネスにも似ているような気がします。(笑)


さて 昨日は 呑み切り一番の選定のため

土井酒造場を訪れました。

いつものようにお蔵の駐車場に車を停めようとすると

入口の風景が変わっていることに気づかされました。


空地だったところに 立派な倉庫が建っているではないですか。

スペースの半分が氷温冷蔵庫の保管庫。

これでますます増産が可能となりますね。

また 遠慮なく取り置き在庫を預かってもらえそうです (・ω・)\バシッ


現場に着くと 中島さんを中心に呑みきり準備の真っ最中。




今年は 本醸造が3点 純米が4点 の中から

一番良い と思われるお酒を決めます。



本醸造は一発で決定。

純米は 見事に割れたので、選定しなおしたところ

最も すっきりとキレの良いタイプに決まりました。


本醸造は タンク№110


純米酒は タンク№240 にそれぞれ決定です。

去年は コロナ禍で弱気になってしまい

仕入れ数を少し減らしたところ

純米は2月に完売

本醸造も5月に完売してしまいました。

呑み切り一番は季節商品であるにも関わらず

年間を通じてお飲みになる方が多いので

品切れをしないよう、今年はしっかりと予約します。


呑み切りのあと 市販酒の試飲が出来ました。

改めて口にすると どれも良い酒です。

特に吟醸酒は 食中酒として最高ですね。

では 今年の呑み切り一番

9月下旬頃の発売をお楽しみに。




 

七田 扁平精米

カテゴリー │酒屋の仕事

本日は 年に一度の 呑み切りのため

土井酒造場を訪れました。

その件はまた明日のブログでご案内します。



本日入荷したのは 佐賀の天山酒造さんから

山田錦を扁平精米した 七田の純米酒です。

扁平精米の目的は、原料米のタンパク質を

より減らすことにあり、それによって透明感が増し

独特の味わい それはミネラルっぽい風味と言いますか

独特のデリケートなものでお酒のアミノ酸が激減し

かなりシュッとした味わいになるとされています。


◆七田 七割五分磨き 山田錦 扁平精米


実際に試飲すると

香りは若草のような爽やかさと米を意識する穀物系の

芳醇な香りが合わさったような風味を感じます。

含むと雑味や渋みのたぐいはゼロで、熟した和の果実

のような風味も広がります。

日本酒度 +5 としてはグルコースを豊富に認識できます。

それは  酸度、アミノ酸度 ともにかなり低いところから

来ているのでしょう。

決してべた甘いのではなく、日本酒本来の米の甘み

そして七田特有の繊細な旨味がバランス良く感じられ

キレは上々。

後口の余韻にキレイな酸が静かに返ってきます。





 

Blue Landscape

カテゴリー │CDランニング家族のこと

今朝ランは 5時スタートで久しぶりのスロージョグ10キロ

歩くより少し速いペースでしっかりとももを上げて走る

もちろんフォアフットで着地。

それがスロージョグ。

ケイデンス(1分当たりのピッチ数)は177と変わらないのですが

歩幅は普段より15~20センチほど狭く走るので

10キロをキロ7分19秒のスピードで1時間13分かかりました。

でも しっかりと汗をかき 心拍数が上がらず

心肺はとても楽ですから

終わってからの午前中の疲労感は全くありません。

スロージョグを続けると 毛細血管が拡張し最大酸素摂取量の

向上が期待でき、安定したフォーム作りも可能に。

時間がかかることが唯一のデメリットですが

日が長く 暑い夏場はこれに限ります。



本日 4番目の孫 晴(はる)ちゃんが退院してきました。

3000g以上で生まれてきても、女の子はちっちゃくて

当然ですが かわいいですね。


さて 最近ジャズの話題がトンとありませんでした。

確かにCDを買う機会は以前に比べめっきりと減りました。

私自身音楽を聞く環境は変わっていないのですが

CDの断捨離をしろ   とカミさんから言われるので

なるべく昔買ったアルバムを聞くようにしています。

なかには 趣味に合わないものもありますが

それらも含めて なかなか捨てられないですね。

ブックオフに持っていくぐらいなら 誰か好きな人にあげたい。

だれも要らんだろうけど。(笑)



そんな中  九州から届いたのがこのアルバム。

ミドリイロ に続いて大分県のスピロバ舎プロデュースの1枚です。

「Blue Landscape」(ブルー・ランドスケープ)

メンバー
山本ヤマ trumpet
高橋 聡 piano
原 健太郎 bass
内田麻衣子 drums

収録曲:
1) Escapade :Kenny Dorham
2) 月の沙漠 :佐々木すぐる/曲
3) Blue In Green :Bill Evans-Miles Davis
4) Work Song :Nat Adderley
5) とんぼのめがね :平井康三郎/曲
6) Butterflies In The Woods :Maiko Uchida
7) Night Lights :Gerry Marigan
8) Tadd's Delight :Tadd Dameron
9) On A Slow Boat To China :Frank Loesser

大手の流通では買えないので、ヤマさんにメールして

ゲットしました。 tp.yamayama@gmail.com



女性らしい気配りがうれしいですね。

でも ヤマさんのトランペットは骨太で、まるで

渋いおっさんが吹いているよう。

これほめてますから

最近はジャズの世界でも若い女性のアーティストが台頭し

皆 キレッキレッで実力者揃いではあるのですが

彼女たちの音楽は

一回聞いたらそれで良し となってしまいます。

思えば 日本酒にもそんな酒あります。

くらべて このカルテットは 実力はもちろんのこと

聴き飽きしないのがいいですね。

ジャズを聴き始めた頃の懐かしい空気感があり

決して饒舌ではありませんが

逆に余計な音がなく 音圧も強すぎず

ウォーミーで 端正で メロディアスで 渋い

耳と心に安らぎを与えてくれます。

というわけで 本日はお酒の紹介はありません。

レコーディング風景はこちら









 

20%ポイント還元始まる

カテゴリー │家族のこと

昨日は浜松に住み始めて40年になりますが

初めて 浜名湖競艇 に行きました。

一発大穴を狙い 生活費の足しにする (・ω・)\バシッ

のではなく

モーヴィ浜名湖という子供用の施設に

孫たちと一緒に訪れたのでした。

コロナ禍対応として入場者数に制限を設けており

運営スタッフの人数も多く 

屋内ですから熱中症の心配もなく 

2時間300円と利用料も安く

安心して遊ばせる事の出来る場所でした。

ちなみにボートレースは見てるだけでも迫力がありますね。

舟券には全く興味が湧きませんが。



さて 浜松市では本日8月1日から31日まで

キャッシュレス決済で20%ポイント還元キャンペーン

が始まりました。

PayPay  auPAY   楽天Pay  楽天Edy 

で決済すると

1回1,000円相当 期間中5,000円相当のポイントが

必ず付与されます。

つまり一回5000円のお買い物をすると1000円戻る

10000円買っても戻るのは1000ポイントという事です。

これは大変お得です。

基本店頭での決済に限ります。

ネット上での決済については、ご相談ください。

国と浜松市の予算がどれだけ設定されているかは不明ですが

前回が2週間で終わってしまったことを考えると

今回は利用できるキャッシュレス決済の数が増えているので

早めに使われた方が得策ですね。