菱湖愛山 初醸造

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 途中で雨が降ってきたので

馬込川をゆっくりと7キロ。

川沿いの桜はまだまだですが、木によっては

1輪 2輪 と咲き始めています。

人出のない土手道を一人で走るのが、今の時代

最も安全な健康法かもしれません。



さて、今週末は家に引きこもる方が多いと思いますが

お酒だけは良いものをセレクトし、お楽しみください。

2年ほど前からご紹介している 新潟県のお蔵 峰乃白梅酒造さんから

井島杜氏渾身の1本が届いています。



豊潤さと静謐さ という一見相反する個性を見事に両立させた

会心の作 といっても良いでしょう。

◆菱湖(りょうこ) 純米大吟醸 愛山 1BY

井島杜氏が愛山での純米大吟の醸造に初チャレンジした

一回火入れのお酒。

愛山のポテンシャルを見事に引き出しています。

香りはとても穏やかで、ほのかに苺やチェリーの芳香が漂います。

含むとやはりスイートでまどろむように楚々とした旨みが口中を支配。

酸の低さは言うまでもなく、透明感に常時つまされるため

くどさ、派手さ、しつこさのたぐいは皆無。

日本酒度-4  酸度1.6  にもかかわらず。

そして 愛山ならではの芳醇な美味も堪能できます。

あと口のキレの良さは言うまでもなく、静謐な余韻が着地点。

豊潤さと静謐さの相反する個性を堪能できる妙味は見事です。

頭で飲む方には この美味さは伝わらないかもしれません。

なんてことは言いません。(・ω・)\バシッ


◆菱湖(りょうこ) 純米大吟醸 愛山 1BY




 

開運 初蔵純米中汲み

カテゴリー │イベントランニング

今朝ランは 馬込川10キロ

馬込川沿いの桜は つぼみが膨らみ始めるも

まだ一輪も咲いていません。



浜松では コロナの余波で 5月の浜松まつりが中止となりました。

その関連で 地元のテレビ局や新聞社が取材に来ました。

祭りが中止になり 町の酒屋さんはどうですか?

どうもこうも 良いわけないでしょ。

ただ 店売りの個人のお客様は落ち込んでいないけど

料飲店の外販の数字が悪いですね。

祭り中止とコロナの ダブルパンチですよ。

なんて話をしました。

今度は もっと明るい話題で来てくださいね。


そんな現状ではありますが、日本酒の入荷は絶えません。

今月初めに 上槽の様子をリポートした開運のこのお酒が

いよいよ入荷してまいりました。



早速に試飲をすると、予想以上の出来栄えです。

今年はどのお蔵もコメが溶けにくかったわけですが

その影響でキリリとした口当たりですが

艶やかで美麗な旨みは今年も健在です。

◆開運 初蔵純米 中汲み生原酒 1BY

兵庫産山田錦を55%まで磨き、大吟醸と同じように

槽(ふね)で搾ります。

そして中汲みの最もおいしい部分だけを瓶詰めした

贅沢な純米生原酒です。

今年も開運無濾過純米と同じ酵母 静岡NO-2で仕込まれました。

搾り方の違いで、見事に別の個性を発揮しています。

香りは穏やかに立ちます。

上質の和菓子のようなぬくもりの芳香。

含むと 今年はキリリとした印象を一瞬受けますが

やがて芳醇でしなやかな旨みが流れるように広がります。

鼻に抜ける風味は、気品に満ち溢れており

余韻はどこまでも上質で、喉に引っかかるようなマイナス点が

全くなく抜群のキレの良さに加え、美麗な足跡を見事に残します。

このお酒の存在感にはゆるぎないものがあることを実感。

とにかくこの品質は上質の純米吟醸と比較しても全く遜色がありません。

ワイングラスが似合う純米生酒として是非お試しください。



そして このお酒を搾ったときに出た酒粕をもれなくプレゼント

この酒粕は酒袋から取り出したもので、粕歩合が高い今年は

例年以上にしっとりとして香りの良い上質の粕です。

初蔵純米をお買い上げの方に もれなく差し上げます。

1.8L でも 720mlでも 1本でもOKです。

店売りはもちろん ネット上からご注文のお客様にも

お付けいたします。



 

“りんご”入荷しました。

カテゴリー │

最近の動向として

飲食店さんの動きに少し改善の兆しがあるようです。

花見での外の宴会は さすがに自粛ムードですが。

こちらとしては 今日も坦々と いい酒 をご紹介する

そんなスタンスでまいります。



茨城県の来福酒造さんから

“りんご” が今年も入荷しました。

このお酒 去年の今頃初めて発売されたのですが

すぐに完売してしまった話題のお酒です。

で、 今年はどうかと試飲したところ

少し味わいに変化がありました。

去年は なめらかで少し甘いタイプでしたが

今年は 米と酵母を変えたためでしょうか

より 本物のりんごに近い

いや りんご酸を思わすキリッと爽快な味わいです。


◆来福 くだもの「りんご」純米大吟醸生酒 1BY


「頭で飲むのではなく、感性で楽しむお酒たち」をテーマに掲げられた

来福くだものシリーズ2年目の1本が

このユニークなラベルの「りんご」です。

今年は 米を八反錦 酵母をりんごの花酵母 での醸造。

香りは 控えめながらも青りんごや白い花のように爽やかな香りが漂います。

含むと これが意外とクリーンで派手さは控えめ。

微量のガス感と繊細な酸味がむしろフレッシュで

キリッと爽やかな洗練された緻密さに驚かされます。

鼻に抜ける香りも嫌味がなく、きれいに通っていくのを実感し

後口も優しく、 リンゴ酸のイメージがほのかに残ります。

ですから、和食だけでなくビネガーを使った洋食とも相性は良いのでは。

蔵の在庫は今年も、初回出荷と同時に完売だそうです。

早めのお買い上げ お待ちしております。



 

製造番号酒 入荷しました。

カテゴリー │

コロナ禍の余波でいろいろなイベントが中止となり

景気も下降気味ではありますが

こんな時こそ是非、最高峰の美味しいお酒で

英気を養いましょう。



今年も、秋田県の齋彌酒造店さんから 雪の茅舎の

製造番号酒が届きました。

どちらも数量限定での入荷ですので、お早めのアクションを

お待ちしております。

◆雪の茅舎 製造番号酒 35%純米大吟醸生酒 1BY

1.8L 11,000円(税込)
720ml 5,280円(税込)

兵庫山田錦を35%精米し、長期低温発酵した

醪を袋吊りにて搾り、雫を取った贅沢な純米大吟醸。

純米酒の頂点を目指した造りです。

鑑評会出品用に、ゆっくりと滴り落ちる雫を取っただけあり

上品な香りと上質の旨みは素晴らしいものがあります。



◆雪の茅舎 製造番号酒 35% 大吟醸生酒 1BY

1.8L 8,800円(税込)
720ml 4,180円(税込)

兵庫山田錦を35%精米し、長期低温発酵した醪を袋吊りにて搾り

雫を取った贅沢な大吟醸。

生酒ならではの馥郁たる香り。含むと、まろやかで

ジューシーでふくよかな旨みがほとばしります。

コクと甘みがバランスよく広がり、くどさは皆無。

美麗な余韻が長くつづき、やがて切れます。

齋彌酒造店さんでは、このお酒を火入れして

全国新酒鑑評会にて金賞を連続で受賞されています。

まさに鑑評会用の大吟醸と考えれば

この価格はとてもお値打ちと言えるでしょう。


是非 お試しください。




 

味わいシャープなうすにごり 鯉川Beppin

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川を海側へ10キロ

佐鳴湖10キロと比べ キロ当たり15秒ほど遅くなるのは

道路横断や信号待ちで止まらずを得ないことと

走ってるランナーがほとんどいないことが原因かと。

白羽橋当たりの 鶯は 西岸と東岸に一羽ずつ

人間社会のゴタゴタとは関係なく

春を謳歌していました。



さて 春が間近に迫ると 毎年入荷するのがこのお酒。

◆鯉川 純米吟醸 Beppinつや姫うすにごり 1BY

1.8L 2970円(税込)
720ml 1705円(税込)

山形県鶴岡市の井上農場産米『つや姫』100%使用の

純米吟醸のうすにごり酒となります。

精米歩合は 50% ですから、純米大吟醸を名乗っても

良いのでしょうが、鯉川さんでは 純米吟醸 となります。

井上農場は安全な米作りを目指して有機肥料を使用。

農薬も通常の7割減にて栽培されています。

この つや姫 実は 飯米なんです。

地元の山形県では もっとも食べられている品種で

「食べて美味しいお米」で、「飲んで美味しいお酒」を造る

というコンセプトのもと 県内のいくつかのお蔵で

つや姫 の 日本酒は醸造されています。


このお酒 生ではなく一回火入れですから噴くことはありません。

口当たりが穏やかでいてシャープ

きりっとしていて切れ味抜群の辛口。

まさに、小股の切れ上がったべっぴんさんです。

このまま冷やもよし ぬるめの燗もお奨めです。



ところで 2月に 鯉川酒造さんを訪れた際

鈴木製造部長に蔵内をご案内いただいたのですが

この Beppinつや姫うすにごり の 発酵途中の醪を

試飲させていただきました。



そのときのイメージは キリリとしといて じわりと旨味が

迫り すっと切れる  そんなお酒でしたが

まさにそのまま その個性が反映されています。

是非 お試しください。






 

静岡県清酒鑑評会結果発表

カテゴリー

令和2年静岡県清酒鑑評会の知事賞等受賞蔵が発表されました。

栄えある №1の知事賞に輝かれたのは

吟醸の部は 開運 (株)土井酒造場さん

純米の部は 磯自慢 磯自慢(株)さん

おめでとうございます。

詳細はこちらです。




土井酒造場さんは これで3年連続の知事賞受賞です。

その 斗瓶取りのお酒が 早速に入荷しております。

開運 波瀬正吉斗瓶取りのページ

今年は 米が溶けにくく 粕歩合が高かったため

お酒の本数は例年と比べ少し減っております。

賞を取る 取らない の結果とは関係なく

どの斗瓶取りも 素晴らしいお酒であることには間違いありません。

今年は コロナの関係で 一般の利き酒会が中止となりました。

今のうちに 是非お試しください。



 

白露垂珠 SPLENDIDA出羽きらり44

カテゴリー │酒屋の仕事時事問題ランニング

今朝ランは馬込川赤電下11キロ


暖かくなってきたものの、早朝は風も強くまだ寒いです。

新型コロナウイルスが、相変わらず社会に暗い影を落としますが

NHKカルチャー浜松教室は 来週16日より平常に戻ります。

19日の木曜教室は当初の予定通り開講し、休講となった

15日の金曜教室も、27日の金曜日に振替で開講します。

なんでもかんでも 右に倣えで閉鎖や休止をしていたら

全く先が見えてこないわけで、そこは細心の注意を払って

出来ることはやっていくべきだと思いますね。



さて とてつもなく長い品名のお酒が入荷しました。

ひらがなで表記すると

はくろすいしゅ じゅんまいだいぎんじょう ちょくくみなかどりなまげんしゅ

すぷれんでぃだ でわきらり よんじゅうよん

もう 笑うしかないですね。

でも ひとたび口にすると 自然と笑みがこぼれる素敵な日本酒です。

◆白露垂珠 純米大吟醸 直汲み中取り生原酒
SPLENDIDA出羽きらり44 1BY


720ml 2090円(税込)

山形県出羽三部作の酒造好適米『出羽きらり』を44%まで磨き

中取りを生のまま直汲みにて瓶詰めされました。

香りはイチゴのようでもあり、かすかに檜にも似た芳香が複雑に漂います。

含むと、一瞬 芳醇甘口タイプかと認識しそうになるも

やがて しなやかでいてスイートな旨みに口中を支配されます。

酸は限りなく低く、鼻に抜ける香りは清楚で淡白。

喉ごしは清廉でほのかな苦味がアクセントとなり返ってくるも

静かに霧散しキレよく消えて行きます。

SPLENDIDA スプレンディダ とは イタリア語で

“輝く” “素晴らしく美しい” “素敵な” という意味。

シンプル で カジュアル ワイングラスでお飲みいただきたい1本です。




ところで 2月に 白露垂珠を醸す 竹の露さんへ

日本酒教室の生徒さんたちと訪れた時

相沢社長に蔵内をご案内いただいたのですが

醪タンクのお酒をひしゃくですくって飲ませてもらった

その醪を上槽したのが、今回の SPLENDIDA出羽きらり

となるわけです。



搾る前の醪も、適度なガス感を感じ甘やかだけど軽快で

とても美味しかった覚えがあります。

貴重な体験をさせていただきました。






 

勝駒 定番酒が入荷しました。

カテゴリー │



勝駒の火入れ定番酒 の入荷が始まりました。

店売りオンリー   お一人様1本限り

での販売とさせていただきます。

なお 国民生活安定緊急措置法に基づく措置で

転売はご容赦ください。 (・ω・)\バシッ



大吟醸  純米吟醸 も久しぶりに入りました。




 

七田 から 美味なれど対照的な2本が入荷

カテゴリー │酒屋の仕事

ご来店になる 料飲店のお客様との会話


最近 どうですか?

 『全然だめ 予約は入らないし 入ってたのはキャンセルになるし・・・

 宴会需要は壊滅的だねえ

 市場で 皆でなぐさめあってるよ。

 だから個人のお客さんだけが頼みの綱だけど

 みんなハイボールやめて日本酒にシフトしてるよ。

 不思議だね。』


と 日本酒押しの酒屋的にはちょっと複雑な気持ちになる事

をおっしゃいながら

何本かお買上げになることに感謝せずにはおられません。


で そんな社会の空気にもおもねることもなく

負けることもなく  坦々とお酒の紹介です。


今回は 同じお蔵から同時に入荷したものの

タイプとしては とても対照的な2本です。



一つは 華やか美麗系

もう一つは 穏やか旨口系

まずは これはもう立派な純米大吟醸でしょ と言いたくなる

純米吟醸の無濾過生酒です。


◆七田 純米吟醸雄町50 無濾過生酒 1BY


本場岡山県産の雄町を50%まで磨き上げ醸した

純米吟醸の生原酒です。

ふくよかに漂う香りは、蜜を一杯に湛えたりんごのようです。

単なるカプロン酸エチル系の香りではなく、麗しさのある芳香。

口に含むと、綺麗で美味なる味わいが広がり

鼻の奥にピンポイントで、パラダイスを築き

やがて静かにキレて行きます。

ワイングラスに注いで、お酒だけで楽しむもよし。

白身魚の刺身、カルパッチョ、魚の塩焼き、など

あっさり系のお料理にもいかがでしょうか。

これはもう りっぱな純米大吟醸ですが

でもあえて 純米吟醸価格で出すところが

地酒専門店アイテムとしての七田の真骨頂と言えるでしょう。


もう1本は 食中酒として まさにお奨めの1本です。

◆七田 純米七割五分磨き 愛山 無濾過生 1BY

全量兵庫県産愛山で75%精米にて醸しました。

精米が低いことによる雑味の懸念は全くありません。

香りはザクロやびわのような和の果実を連想。

かすかにバナナ系の芳香も感じます。

口に含むと、穏やかな酸が顔を出し、新酒特有の若々しさ

もありますが、概して米のエキスを漂わせます。

鼻に抜ける香りはサラサラとして艶やかな印象を残し

やがて静かに切れていきます。

七割五分シリーズの中では、もっとも滑らかさと艶を感じ

甘みと酸味のバランスが良い所は

さすがに愛山と言えるでしょう。

魚の煮付け、煮物、天ぷら(つゆ)、肉の炒めもの、回鍋肉など

ご飯に合うほとんどの料理との相性は抜群で

晩酌の1本として 強くお奨めします。




 

鯵ヶ澤 無濾過生原酒

カテゴリー │酒屋の仕事ランニング

今朝ランは 馬込川北上コースの土手道を往復しました。

毎回コースを変えることで、少しでも新鮮な気持ちで走れます。

3月は 本来なら 花粉症に悩まされる季節ですが

今年はどういうわけか 症状が出ません。

花粉症がなければ、3月は一年で最も走りよい季節

と言えるでしょう。


さて 新型コロナの余波で、景気が沈滞していますが

お奨めのお酒の紹介はそんな世間の空気とは関係なく

続けて行きます。 それが酒屋の仕事ですから。



今回ご紹介するのは 青森県津軽地方の日本酒です。

日本海側の本州最北端の 鯵ヶ沢町漁師町の酒蔵

尾崎酒造さんから 新酒がようやく届きました。

お得意の山廃ではなく 速醸の生酒です。

今年は青森県と言えども気温が高く、酵母を活性させる

ため例年より追い水を多く行い低温長期発酵で醸したとか。

米の溶けにくさもあり、例年よりスッキリとした仕上がりで

きれいな酸もしっかりと出ています。



◆鯵ヶ澤 特別純米無濾過生原酒 1BY


米は地元の華想い・まっしぐら

酵母は 協会901

ですから立ち香は穏やかながら柑橘系の爽やかな含み香。

含むと果実味が米の旨み・甘みとともに膨らみます。

その旨みと酸がバランス良く調和し、濃醇でいながら

重さは感じずボリューム感のある味わいです。

今年はスッキリとした口当たりで、酸の出方がとても綺麗です。

新酒特有の若々しさも相まってアクセントとなり

魚介類との相性も良く食欲をそそります。

後口のキレもよく、飲み疲れせず杯が進む1本ですね。


もう一本は 地元の まほろば酵母を使用したやや香りの発つ

純米吟醸生原酒

◆鯵ヶ澤 純米吟醸 無濾過生原酒 1BY

香りは穏やかな中に 蓮華蜂蜜 あるいはブドウのような

フルーティな芳香が立ちます。

含むと 例年よりややスッキリとしたフレッシュ感のある旨みが

甘みと一緒に膨らみ、心地よいきれいな酸が全体を引き締めます。

新酒時の若い渋みがあるものの後口のキレが良く生原酒の

重さは感じさせません。

そして余韻にスイートな足跡を残します。

こちらもお奨めです。





 

初亀 無濾過生原酒が入荷しました。

カテゴリー │



毎年恒例の 初亀 無濾過生原酒

お蔵にて 上槽 瓶詰め 包装が滞りなく行われ

当店に無事入荷してまいりました。

皆様から 昨年より多くのご予約をいただきましたこと

深くお礼申し上げます。

このお酒は 裏ラベルに

製造日より10日以内にお召し上がりください。

と印字されております。

よって 10日過ぎたものは直ちに消滅します。

ウソ です。

消滅しませんが 飲めなくなります。

それもウソです。

お蔵からはこんなメッセージが届いています。

*賞味期限について

“蔵元推奨”の「賞味期限」を「10日以内」に設定しております。
日本酒はアルコール度数が10%を超えるため
“実際には”「消費期限」はございません。



じゃあ 印字するなよ・・・ と突っ込みたくなった方

あなたは正しい (笑)

まあ すぐにお飲み下さい。

予約していないのだけど・・・.

という方

ご安心ください。
 
来年の分のご予約をお受けします。 (・ω・)\バシッ




というわけで、 完全ご予約商品の発売が始りました。




皆様のご来店をお待ちしております。

ネット注文の方は 本日から発送いたしますので

お楽しみにお待ちくださいませ。




 

開運 初蔵純米中汲み の上槽

カテゴリー │酒屋の仕事酒蔵訪問



2020年3月4日 掛川市の土井酒造場さんにおいて

開運 初蔵純米中汲み の上槽が行われるということで

その様子を見に行きました。



通常 土井酒造場さんでは 純米酒クラスのお酒は

ヤブタ式(写真の右側の機械)での搾りとなるのですが

初蔵純米は特別にお願いして、槽(ふね)による手作業で

上槽していただくものです。

なぜ そんな手間のかかることをするかと言いますと

槽による搾りでは 中汲みを取ることが出来るからです。

透明感と美麗な旨みの純米酒となるのです。

この作業の3日前は純米大吟醸の搾りがあり、酒袋は

そのとき使用した物を粕だけはがしてそのまま利用しています。

槽による搾りは今季はこれが最後となるそうです。



作業は二人一組で行われます。

一人が醪を袋に注入する間に、もう一人は袋を槽にそっと置きます。



口はただ折り曲げるだけで、縛ったりはしません。



その作業を繰り返し積んで行くことで、自重でお酒は染み出てきます。



杜氏さんが 荒走りのお酒をお猪口に注いで下さいました。





うすにごりの 搾りたてそのものを試飲しました。

今年はどのお蔵も米が溶けにくい と聞いていますが、このお酒も

まさにそれで、キリリとして軽快な口当たりのやや辛口の仕上がり。

日本酒度は+4ぐらいだそうです。

それでも 開運ならではの芳醇な旨みも顔を出します。

キレはとても良いですね。



醪タンクの様子はこちらです。



タンク下部の呑み口からホースを伝わって上槽室まで運ばれます。



上槽中は醪が均等に送られるよう、ときどき櫂にて撹拌をする

必要があり、たまたま杜氏さんがやっておられました。


こうして槽の上段まで積まれると作業は終了です。

今回は 約2000L 1.8L瓶で1100本分のお酒が上槽されました。

このあと 滓下げと瓶詰めが施され商品として入荷するのは

3月の終り頃の予定です。

コロナウイルスが少しでも収束していれば良いのですが。



ご期待ください。


蔵では、大吟醸、純米大吟醸の斗瓶取りを取ったあとの斗瓶が

干してありました。

今年は粕歩合が高くて、斗瓶取りのお酒の本数はかなり少なかった・・

とお聞きしています。

こちらの入荷も楽しみです。






 

菱湖 純米大吟醸 雄町生

カテゴリー │日常イベントランニング

今朝ランは 久々の 馬込川南方折り返しの10キロ

日の出が早くなったので 馬込川を海側へ走りました。

南側は北側に比べて 街灯が少ないからです。

いつのまにか鶯が鳴き  早咲きの桜が満開

某医院の先生とも、久しぶりにお会いしました。

そんな春間近の昨今ですが、世の中は新型コロナウィルス

の余波で、いろいろなものが中止となっています。

私の身近なところでは、今月13日の日本酒教室は休止。

NHKカルチャーが 15日まで教室を閉めるようです。

19日の教室は今のところ行うそうですが、今後の成り行きで

どうなるか判りません。

通っているジムも 15日まで全てのスタジオプログラムが休止。

浜松の街中で行われる予定の 浜松バルも中止。

経済がどんどん縮小していき、この先一体どうなるのでしょうか。


それでも お酒は関係なく入荷してまいります。

いやむしろ こんな時だからこそ 美味しい日本酒を楽しみましょう。

というわけでご紹介するのは、最近 少しずつ飲み手の皆様に

注目され始めた このお酒です。



美麗な旨口はまさにスターたるゆえん と言いたくなる

完成度の高さが特徴の 芳醇旨口の一滴です。

◆菱湖 純米大吟醸 備前雄町生 1BY


備前雄町を45%から50%まで磨き醸された純米大吟醸。

1.8L 3850円(税込)    720ml 1925円(税込)

という価格で世に出されるお蔵の本気度がうかがえます。

そして井島杜氏のたぐいまれな醸造力がひしひしと伝わります。

香りは上質のミード(蜂蜜酒)のような甘いニュアンスが

ほのかに立ちます。

含むと、まろやかでいてスイート。

でもベタベタとした濃い甘さではなく、とても軽やか。

舌の上で転がして鼻に抜ける香りは清廉ですが

ふくよかでしなやかなボディもしっかりと感じられます。

後口はかすかな酸味が心地よく、抜けるように引いて行くので

思わずおかわりを所望する衝動を抑え切れません。


これを飲めば コロナウイルスは退散

なんて 絶対に言いません (・ω・)\バシッ