今年もお世話になりました。

カテゴリー │酒屋の仕事



今年もいよいよあと数時間。

今年1年

この面白くもないブログをチェックいただき

そして無事大晦日を迎えることができ

すべての皆様に感謝いたします。



昨日からはレジ横で

酒粕のサービスも行っております。

本日は日曜ですが、夜7時まで営業し

新年は 1月4日から通常通りの営業となります。

それでは 皆様 良いお年をお迎えください。



 

開運 赤磐雄町無濾過純米

カテゴリー │ランニング

今年もあと三日となりました。

今朝ランは 中沢交差点からの坂を登り

住吉あたりで折り返す12キロ。

坂を必死で上っていたら

後ろから若いランナーに軽く抜かれました。

ああいうランナーは平地も坂も

きっと同じピッチで走るのでしょう。

今の私にはとても出来ません。




さて 今年最後に入荷した新酒はこちらです。

最初は年明けになると聞いていたのですが

静岡県内の最後の路線便に乗せていただきました。

大望の雄町 です。


◆開運 無濾過純米生酒 赤磐雄町 5BY


今年も全量が赤磐雄町の55%精米での仕込み。

ですからレギュラーの山田錦とは違う

“雄町バージョン” の無濾過純米です。

口当たりは清冽でキリリとしており

旨みの広がりは透明感を伴い

後口のキレも申し分ありません。

山田錦の無濾過純米が

ふくよかに旨みが広がるホットで優しい二枚目

であるのに対し

この雄町は、スパッとした感触の硬派なイケメン。

両者の違いが、はっきりと出ております。

なお 雄町のにごりバージョンは年明けの入荷です。






 

開運 あさば一万石

カテゴリー │酒屋の仕事日常

今週は月曜から 店売りも 飲食店も

ネット販売も 年末そのものの忙しさです。

そんな時に4人の孫が順番に体調を崩し

保育園を帰され こちらが面倒を見る

という試練に遭っております。

そして本日は極め付き

一番元気だった5歳の孫が お腹が痛い

と言い出し帰ってきました。

最初はおとなしく寝ていたのですが

そのうち急に 痛い 痛い 痛い と大声を出し

のたうち回っているではないですか。

かかりつけ医に診てもらうよう電話をするも

いろいろと症状や様子を聞かれ

親ではないので判らないことも多々あるし

なかなかOKの返事がもらえません。

よっぽど 119番にに電話しようかと思いましたが

子供の大声が電話越しに聞こえたのか

すぐ来てください。

ということになったのですが

ここで困ったことが一つ

足がないのです。

未就学児はチャイルドシートでないと乗せられない。

息子は配達に出ていてもう少し時間がかかる。

で タクシーを呼んで行きました。

同乗したかみさんの話では

孫は車内で 「注射打つの・・・」 と聞いてきたらしいです。

すると もう痛くなくなったようで 病院に着いたら

ケロッとしていたそうです。

結果 何事もなく良かったのですが

もし救急車を呼んでいたら・・・

と こちらが肝をつぶしました。





そんな矢先に 掛川のお蔵から入荷したのが

こちらの新酒。

今年も いい味出してます。


◆開運 純米吟醸生 あさば一万石 5BY

米どころ浅羽町の水稲農家が特別に

育てた酒造好適米山田錦を50%まで磨き

高天神城の湧き水で

じっくりと仕上げた逸品です。

開運らしいマイルドで滑らかな口当たり。

香りは純米吟醸ならではの

清楚でフルーティな芳香。

お口に広がるのは

流麗で旨みののった味わい。

後半のキレは抜群で穏やかな余韻を残します。

山田錦50%精米のスペックでこの価格

はとてもお値打ちです。

是非お試しください。

ちなみに 無濾過純米の赤磐雄町は

明日28日に入荷します。



さて 今年最後のna Reloは

懐かしきこの唄

中坊だったころを思い出します。

元々はシモンズのデビュー曲だったそうです。



あの素晴しい愛をもう一度 / 加藤和彦と北山修【Cover】Ano Subarashi Ai-wo Moichido by Kazuhiko Kato & Osamu Kitayama



 

開運 初蔵出しと樽酒

カテゴリー │



当店の しぼりたての本命

と言うと このお酒です。

開運 初蔵出し しぼりたて原酒生

アルコール分が 19゜以上と高いのですが

決して荒々しいお酒ではなく とても飲みやすい

毎年人気のお酒です。

毎年のことですが このお酒の入荷が

年内新酒のしんがり を飾ることになります。

◆開運 初蔵出し しぼりたて原酒生 5BY


香りは吟醸酒かと見まがうほどに清楚で甘やか

果物ではなく 花の蜜のような芳香。

含むと舌の上でしぼりたて原酒特有の荒々しさが・・・

と言う予測を見事に裏切り

美麗でマイルドな旨みが口中に広がり

とても原酒とは思えないしなやかさに驚嘆。

比較的スイート感が豊かに感じられます。

そして、あとに続く余韻は上品そのもの。

そして、特筆すべきは後口の綺麗さ。

この艶やかな余韻は、本醸造のしぼりたてとしては

素晴らしいの一語です。




そして こちらも年末だけの限定品

開運 樽酒 の量り売りを店内にて開催中です。



◆開運 遠州の四季 特別本醸造 樽酒はかりうり



◆開運 呑み切り一番特別純米酒 樽酒はかりうり





 

蓬莱 純米大吟醸 極意傳

カテゴリー │酒屋の仕事ランニング

年末恒例の 開運樽酒量り売り ですが

明日 25日より開催します。

純米酒 と 特別本醸造 の2樽で行います。

年内一杯やる予定ですが

どちらも数量に限りがあります。

特に 純米酒は例年早めに完売します。

皆様のご来店をお待ちしております。



さて 今年の9月26日に私は名古屋国税局で開催された

酒類鑑評会の審査員の一人として参加しました。

当日は試料に番号が記してあるだけで

どのお酒がどこの蔵のお酒等の情報は全く無く

知らされていたのは、伝統的酵母による造り

と香りの高い酵母での造りというだけでした。

その時の様子はこちらです。




で 香りの高いグループに

素晴らしくキレの良いお酒があり

高い点数を付けた記憶があります。

それがこのお酒という確証は全くありません。

が10人の審査員が皆高得点を付けたからこそ

唯一№1の国税局長賞に輝いたと想像できます。


◆蓬莱 純米大吟醸 極意傳 (ごくいでん)


この純米大吟醸

山田錦40%精米の純米大吟醸にもかかわらず

それも 唯一の国税局長賞受賞

という栄誉と付加価値がありながら

1.8L で 5,995円(税込) です。

720mlではなく 1.8Lです。

この価格は破格と言えるでしょう。

年末年始のこれと言う1本にいかがでしょうか。


このお蔵渡辺酒造店さんは とにかく普通ではないです。

あれほど 人気のあった Wシリーズ ですが

新酒は1月中旬まで待たなければなりません。

当店の冷蔵庫の一角を占めていたWのスペースは

すっかりと他のお酒が鎮座しております。

それも かき入れ時の12月にです。

去年のWの売上を何でカバーしようかと考えましたが

何とかなるものですね。

とかく小売酒屋は

したたかさがないと 生きていけませんね。(笑)





 

初亀習作 スパークリング清酒

カテゴリー │Youtube

クリスマスが近づきました。

朝からスパークリングワインやシャンパンが

ジャンジャン売れて・・・・・

なーんて事は遠い昔の話。

今は そんな時代ではないのでしょうか

それとも当店だけの現象なのか

そういうたぐいのお酒は普段と何も変わりません。




その代わりというのも変ですが

スパークリング日本酒 なるお酒があります。

にごりの発泡酒ではなく 透明の発泡酒。

瓶内二次発酵させ澱抜き(デゴルジュマン)を施したものです。

初亀醸造さんから 習作 として発売されました。

火入済みですから常温保管OKなんですが

封を開けるときは少し冷やした方が良いでしょう。

米違いで2種類ございます。


◆初亀 習作04 瓶内二次発酵清酒 山田錦

◆初亀 習作05 瓶内二次発酵清酒 誉富士

発酵由来のきめ細かで柔らかい泡と

酒造好適米の上質の旨みが調和しています。

トラディショナル(シャンパーニュ)方式を

採用することで透明のクリアーな

スパークリング清酒となっています。

一回火入を施していますので

このまま常温保管も可能ですが

ガス圧が高めにつき空ける前に

冷やされることをお薦めいたします。




最後に

浅葉裕文さんのギターと矢野伸行さんのベースで

ホワイトクリスリス

Plays Standards 【 Xmas Special 】" White christmas "





 

白露垂珠の新酒入荷

カテゴリー │

本格的な寒さが訪れました。

日本酒の世界も 寒さと一緒に新酒がやってきます。

山形県鶴岡市の竹の露さんからも

いよいよ今年の新酒が入荷しました。




純米吟醸の無濾過生酒 と

純米にごり生酒 です。

どちらも 期待通りの出来栄えに頬が緩みます。

まずは 精製の初しぼりから。


◆白露垂珠 純米吟醸美山錦55 初しぼり無濾過生 5BY


自信を持ってお奨めする冬季限定の

純米吟醸の無濾過生酒。

この時期に1回限りの瓶詰めとなります。

全国・東北など各種鑑評会での金賞受賞歴が、

吟醸蔵で名高い山形県においてNo.1という、

その実力のすべてが、凝縮されたお酒です。

蜜を湛えたりんごのような香りが清楚に漂います。

決して派手なものではないのに、心がウキウキと

味わいへの期待感を膨らませます。

口に含むと軽快かつ滑らかで、気品のある透明感を

伴う旨みがお口一杯に広がります。

やがてキリリとほのかな酸が隠し味となり

美味しさを演出。

鼻に抜ける香りは純米吟醸らしい気品に満ち溢れたもので

ゆっくりとキレて行き静かな余韻を残します。



もう一点は にごり生酒です。


◆白露垂珠 無濾過純米 辛口超にごり 5BY

シュワシュワ系の純米にごり生酒です。

ガスの清涼感があるので後味はスッキリ。

滓のミルキーさが加わりマッタリとした

コクのある味わいに早変わりする

バランスの良いお酒です。

活性タイプですので開栓には十分御注意下さい。

辛口超にごり というネーミングは超辛口ではなく

にごりがたっぷり という意味の超 です。

旨みが芳醇なる辛口にごり酒としてお楽しみください。

どちらもお薦めです。



 

呑み切り一番の熟成酒 美味し

カテゴリー │Youtube

寒い夜は燗酒ですね。

我が家では鍋のときは必ず燗酒です。

昨日嗜んだのは

開運 呑み切り一番 特別本醸造

これを温めて飲ったところ

なんて美味しいんだ・・・・



実はこのお酒 1年以上常温保管の熟成酒

なんです。

何本か去年のお酒が残っており試しに開けたところ

いやいやいや 老ね香もないし 熟し香もないし

口当たりきれいで 旨みが豊かだし すうっとキレるし

温めたら今年のお酒より美味しいかも。

というわけで 3BYのお酒を販売します。

価格は値上げ前の旧価格です。


◆開運 呑み切り一番 特別本醸造 3BY熟成酒

令和3BYの呑み切り一番本醸造を

倉庫にて常温保管した熟成酒

ラベルの日付は2022年9月です。

老ね香や熟し香など全くゼロの

きれいな旨みの乗ったお酒になっています。

特にお燗をして飲むとマイルドと旨みの極地。

価格は1年前と同じ 2,145円(税込)で

お薦めです。

在庫はそんなにありません。

早い者勝ち です。



さて 今日もこれです。

ジェントル久保田氏 率いるビッグバンド

”Gentle Forest Jazz Band”

そのメンバーの4人が

偉大なるエンターテイナー歌手

キャブ・キャロウェイ の名曲

「I Beeped When I Shoulda Bopped」を日本語でカヴァー。

キャロウェイばりに スキャットとジャイブできめてます。

男としては せつなくて 身に染みる唄。

こんなどうしようもない男 は

理想だあ~ (・ω・)\バシッ


Gentle Forest Friends "きみのことなんて "



 

國香 純米新酒生が久しぶりに入荷

カテゴリー │Youtube



國香の新酒がようやく入荷しました。

10月頃から品切れをしていた

國香 特別純米 中汲み無濾過生原酒

多くのお客様にご迷惑をおかけしましたが

5BYの新酒が入りましたよ。

ただし お値段が少し上がっています。

今のご時世 仕方がないのかな。

相変わらず おりがたっぷり 旨みもたっぷり

それでいて 辛口でキレていきます。


◆國香 特別純米 中汲み無濾過生原酒 5BY

香りは落ち着いたメロン系の

ふくよかさがあります。

口に含むと一瞬旨さがひろがり

に抜ける香りは、とても上品です。

軽快な口当りの生原酒で

後口の優しさを感じます。

“おり”がしっかりと見受けられます。

おりがあると、甘めに感じるものですが

甘さがあとに残りません。

味わいの多さを感じながらも

くどくなくキレの良さがあるところが

このお酒の大きな特徴でしょう。

是非 お試しください。



さて 昨日に引き続き

Gentle Forest Sisters が歌っている映像を。

Gentle Forest Jazz Band のコーラスグループとしても

なかなかのパフォーマンスです。

素直に楽しいジャズ それにつきます。


GENTLE FOREST JAZZ BAND 『MISTY』【Official Video】



 

萩錦から内緒のかすみ酒

カテゴリー │酒屋の仕事Youtube

今日も朝からパソコンにかじりつき忙しかったです。

年末になるとご注文をいただく

ネット上のお客様が全国におられるのですが

この時期は集中しますね。

中にはネット販売の初期から20年来のお付き合い

という方もおられ、とてもありがたいことです。



そこで 20年前には品揃えしていなかった

静岡県のお酒のご紹介です。

もちろん20年前にもお蔵はあったのですが

当時は今とは造り手が違い

タイプも違うお酒でしたので

仕入れることもなかったのですが

最近は夫婦二人で造られる人気のお酒です。

その内緒バージョンが入荷しました。


◆萩錦 土地の詩 純米ナイショのかすみ酒生 5BY


土地の詩シリーズの新酒無濾過生原酒の

荒走り部分を直汲みで瓶詰めされた

超限定品が数量限定で出荷されました。

かすかに濁る程度のかすみ酒です。

新酒らしいフレッシュで柑橘系を思わす

香りがゆるやかに立ちます。

含むと生原酒とは思えないスッキリとした旨みと

爽やかな酸味が特徴の辛口純米生酒です。



さて 最近ハマっているのは

ジャズの3人組女性コーラスグループ

常にハモっているので

幼き頃 TVの歌番組でよく聴いていた

スリーグレイセス を思い出します。

古いなあ・・・

もっと昔は 本場米国の

アンドリューズ・シスターズ ですが

それはもっと後に知ったこと。

確かこの曲も歌ってたよ。


Gentle Forest Sisters Sing with A Cappella #2 『Rum and Coca Cola』





 

正雪純米吟醸薄にごり

カテゴリー │イベント

本日の朝9時にHPとブログとSNSで告知を開始した

開運見学会 ですが

お昼過ぎに定員一杯となりました。

お申込みいただいた皆様ありがとうございます。

定員が30名様のみということもあるのでしょうが

キャンセル待ちの方も数名おられるほどに

大人気のイベントとなりました。

この反応の早さは コロナ前をしのぐ勢いです。



そしてお酒のご紹介は 開運 ではなく 正雪。

製造本数の少ないお酒です。


◆正雪 別撰純米吟醸プレミアム 薄にごり生酒 5BY

モロミの品質管理をジャケットタンクで

大吟醸のように低温発酵させ

上槽しオリのかかった生酒のまま瓶詰めし

-5℃以下の冷蔵庫で保管される間もなく

当店に入荷してきました。

色は 白くうすにごり。

香りは穏やかなんですが

生酒らしいふくよかな芳香も経ちます。

と同時にメロンにも似たニュアンスもかすに感じられます。

含むと軽快でフレッシュな旨味が広がり

それでいてとても清楚。

舌を刺激する感触はとかくマイルドでさらりとして上品。

さすがに山田錦50%精米のお酒であると得心させられます。

鍋料理 魚料理全般 天ぷらなど

年末年始のお酒としてご利用ください。



 

開運蔵見学会 来年1月に開催します。

カテゴリー │イベント酒蔵訪問Youtube



今年の1月に3年ぶりに復活した

開運の土井酒造場見学会を

来年も 1月28日 日曜日に開催します。

前回は まだコロナ禍の余波があったので

募集は一部の方だけへの呼びかけとしましたが

今回は ネットやSNSで広く募集します。

ただし 複数でのお申し込みは2名様まで

とさせていただきます。

当店の定員が30名ですので

なるべくいろんな方に参加いただきたい

と言うのが 私どもも お蔵も 同じ思いです。

そして 蔵内見学中はマスクの着用をお願いします。


実は こうして告知する前に複数の方から

事前申し込みの電話やメールがありました。

日程も参加費もお知らせしていないのに  です。

が 今回はイーブンで予約受付をしたいので

すべて15日になってからお申し込みください。

とお断りしております。

詳細はこちらです。

開運蔵見学会 2024

皆様のお申し込みをお待ちしております。

ちなみに前回の様子はこちらです。

開運蔵見学会 2023



最後に 時々取り上げているギターの浅葉裕文さんが

ヴァイブの武田将さんとのデュオの映像。

こういうイージーリスニング的なジャズも素敵です。

Vibraphone Guitar Jazz Duo "Candy"




 

望 スプラッシュ生

カテゴリー │酒屋の仕事ランニング

今朝ランは 馬込川を山側へ

上島親水公園を折り返しての13.5キロ。

ピッチは 速からず遅からずの中途半端ラン。

相変わらず早朝も暖かいです。

ヤマト運輸の東京の仕分けターミナル施設で

機械のトラブルがあり一部の地域宛ての荷物を

受けてくれない状況が2日前から起きていましたが

回復して本日は受けてくれるようです。

でも遅延が生じているとのことで

お客様から預かっていた荷物を近くの郵便局へ持ち込み

ユーパックで送ることにしました。

それもヤマトのカートンで。

ところが郵便局で出すとお酒のアルコール度数を聞かれました。

ヤマト運輸ではそんなこと一回も聞かれたことないのに・・・

私は酒屋ですから すぐに答えられますが

一般の人はちゃんと言えるのかな?

世の中 いろいろと面倒くさい事になってますね。




さて ここんとこ新酒ばかりをご紹介していましたが

新酒ではないものの とてもコンディションの良い

生酒を取り上げます。

試飲してみて 確かに美味しい。

香りも 派手ではないもののとても麗しい。

それは 栃木県の望(ぼう)です。

お薦めです。

◆望  スプラッシュ 純米大吟醸 直汲み生

スプラッシュシリーズ最終章は直汲み生。

ほどよく味のりしており、良いコンディションです。

開栓した瞬間、部屋中に華やかな香りが広がり

熟したリンゴや洋梨のような甘みを感じる香りを

ベースに、ライムのような青系の和柑橘の香りや

ラムネのようなイメージもあります。

含むとチリチリとした心地よいガス感が口中に残り

ふくよかな甘味を爽やかな酸で切らすイメージは

「これぞ望!」というような、らしさを全面に感じる

お手本のような仕上がりです。

新酒ではありませんが フレッシュさは満々です。





 

初亀純米吟醸しぼりたて

カテゴリー │

誉富士からバトンタッチされた

静岡県の新しい酒造好適米 令和誉富士

純米酒の新酒しぼりたてとして

静岡県の各蔵から順次発売されていますが

純米吟醸クラスとしては、このお酒があります。



毎年12月に発売される人気商品です。

年末年始を彩る1本としてお薦めします。


◆初亀 しぼりたて純米吟醸 生酒 5BY

今期より新しく栽培された誉富士

に代わる新品種

令和誉富士を55%まで磨き醸されました。

しぼりたて生酒らしい爽やかな吟醸香が

穏やかに立ち

誉富士由来のふくよかな味わいが広がります。

これはワンランク上の大吟醸にも通じる

優れたものを感じます。

今年も軽快でマイルドな趣きのある口当たりが印象的。

主張をしすぎることなくさりげなく存在感を示すのが

このお酒の特徴です。

そういう点では、ある意味“初亀らしさ”が

凝縮された酒とも言えます。

ちょっとしたギフトとしてもご利用いただけます。



 

開運無濾過純米のにごり酒

カテゴリー │

いよいよ入荷しました。

開運無濾過純米のにごりバージョン

令和誉富士のにごりは既に入っていましたが

本命 山田錦のにごりの方が後

となってしまいました。

これは注文本数の違いだと思います。

それでも去年の販売本数と同じです。

にごり生酒は すべて手詰めですから

土井酒造場さんも大変だったと思います。

感謝して 販売させていただきます。



早速に封を開けて試飲したところ

間違いなく 今年も美味し です。


◆開運 無濾過純米 にごり生酒 山田錦 5BY


このままの状態で振らずに開けると

吹き出すことはありません。

香りは、無濾過純米のそれとほとんど同じですが

かすかに滓特有の甘酸っぱい香りが漂います。

口にすると

まずは炭酸ガスのフレッシュな刺激が顔を出し

やがてまろやかでほのかな酸が口中を漂います。

口中に広がる甘み旨みは洗練されたスマートさ

を伴うなめらかな味わい。

後口にかすかに辛さを残すも

鼻に抜ける風味は流麗でスマートできれい

キレはとてつもなく良いです。

旨さを素直に堪能できフレッシュなにごり生酒

それも純米で。

というご要望には見事にはまるお酒でしょう。

在庫はたっぷりとありますが

年内にご注文いただければ幸いです。





 

佐渡の至が入荷しました。

カテゴリー │

ただいま新酒の入荷がピークにあります。

既に入荷しこのブログでご紹介しきれていない新酒は


◎志太泉 純米吟醸 おりがらみ ◎志太泉 純米吟醸 無濾過直汲み生

◎正雪 純米しぼりたて生

◎白隠正宗 中伊豆産山田錦 純米生原酒

◎七田 純米吟醸50 五百万石 無濾過生酒

◎阿櫻 特別純米無濾過生原酒 荒走り

◎雑賀 純米吟醸 辛口しぼりたて生酒

◎西條鶴 無濾過純米 新酒しぼりたて生酒

◎蓬莱泉 純米大吟醸しぼりたて生原酒

こんなにもあるのか と驚きます。



で 本日ご紹介するのは 佐渡の至です。

至に関しましては

かたやま酒店では新酒生酒しか仕入れないので

心待ちにされているお客様がたくさんおられます。

まずは 純米酒の生酒 と にごり生が入荷しています。

至も今期より値上げとなっていますが

それでも値上げ幅は少なく スペックから考察するに

とてもリーズナブルな価格と言えるでしょう。

1.8L 2893円(税込) 720ml 1617円(税込)


◆至 純米酒 無濾過生酒 5BY


この蔵は純米酒クラスも700キロタンクの

小仕込みでの造りが特徴。だからでしょうか

フレッシュさに加え芳醇な旨みを感じてしまうんです。

香りは 吟醸酒と見紛うほどの爽やかなメロン香。.

含むと一瞬きりりとした感触のあと

本来の旨みが艶やか軽快に広がります。

旨みと軽快さとまろやかさが調和した純米生酒です。


◆至 純米にごり 活性生酒 5BY


活性の生のにごり酒です。

香りは吟醸酒と見紛うほどの爽やかなメロン香。.

含むと一瞬きりりとした感触のあと

本来の旨みが艶やか軽快に広がります。

にごり酒と言えども重さは全くありません。

開栓にご注意ください。


今後 純米吟醸なども入る予定です。

お楽しみに。







 

開運無濾過純米 令和誉富士

カテゴリー │

開運無濾過純米の にごり生酒

こちらを心待ちにしておられるお客様が

大勢おられるのですが

なかなか入荷しないのでお蔵に確認したら

来週の発送になるそうです。

にごり酒は 手詰めですから時間がかるのでしょう。

で 本日土井酒造場さんからの荷物が届きました。

それは にごり酒ではなく 無濾過純米の

令和誉富士バージョンでした。




『山田錦の無濾過純米と どう違うのですか?』

本日 ご来店のお客様に聞かれました。

当然の疑問ですよね。

『それはね 米が違います』 なんて答えたら

酒屋失格です。

早速に 飲み比べてみると

山田錦は 味わいが豊か

令和誉富士は 味わいがスッキリと軽快

その差は歴然です。

が 令和誉富士も無濾過生原酒ですから

火入のお酒のようにはスッキリとはしていません。

あとは ご自身でお飲みになる。

それしかありませんね。

◆開運 令和誉富士 無濾過純米生原酒 5BY


令和誉富士は、従来の誉富士に改良を加え

収量の増加を見込んだ新品種です。

醸造適正としては誉富士同様に優れ

誉富士のような旨味に加え

健やかな香りを持っているのが特長です。

香りはとても穏やかで清楚。

含むと、軽快で流麗な感触で

すっきりとした旨みがひろがります。

無濾過生原酒らしい厚みのあるエッジも

感じるものの、概してサラリとした印象です。

山田錦と比べてもそのスッキリ感は顕著です。

是非 飲み比べて下さい。

なお ラベルは誉富士 となっていますが

誉富士は既に栽培されていませんので

間違いなく 令和誉富士での醸造です。

想像するに ラベルが間に合わなかった。

あるいは 誉富士のラベルがまだたくさんある。

いずれにせよ 今期はこのラベルでしょう。




 

菱湖おりがらみ 上質の1本です。

カテゴリー │酒屋の仕事na Relo

毎日怒涛のように入荷する新酒の嵐。

冷蔵庫に並べて  プライスカードを付けて

写真撮りをして 試飲をし コメントをHPにアップ

この作業に朝から晩までかかります。




本日ご紹介する しぼりたて新酒は

少々お値段は張りますが

価格に負けない上質の1本です。

菱湖のなかで一番の売れ筋

と言っても過言ではない おりがらみ生酒。

潤沢で気品のある旨みとキレの良さが両立。

ワイングラスが似合う申し分のない出来上がりです。

◆菱湖 純米大吟醸 おりがらみ生 5BY

山形県の酒造好適米 山酒4号を

50%まで磨き醸された

おりがらみの純米大吟醸生酒です。

香りは爽やかな梨やメロンのような果実系のニュアンス。

同時に高級和菓子の函を開いたときの

芳香に似たものも連想します。

おりがらみらしい綺麗で潤沢な旨みを感じる味わいは

麹由来の上品な甘みそして穏やかな酸味とともに

お口一杯に広がります。

微発泡感がありライトな口当たりに仕上がっていて

適度な酸味が口中をさっぱりとさせ

スッキリとしてベタつかない飲み口も好印象です。

鼻に抜ける香りは、遮るものがなく流れるように進み

マイルドの極地を実感させられます。

そして 抜群のキレ味と美麗な余韻。

食中酒としてもお酒だけを楽しむシチュエーションでも

幅広くお楽しみいただける

ワイングラスで飲りたくなる1本ですから

クリスマスの晩餐にも見事にハマるお酒です。

是非 お試しください。




今週のna Relo いよいよクリスマスソングですね。

このナンバーが流行っていた頃 1984年

入社5年目で地方の食品売り場を任され

長男が乳飲み子

クリスマスソングに現を抜かすなんて余裕もなく

師走の現場で毎日必死で働いておりました。

そんなときに忘れもしない苦情処理で出かけた

カーラヂオから聴こえてきたこの曲。

こんなクリスマスソングもあるんだ・・・

となぜか覚えています。

当時は歌詞の意味も知らずに聴いてましたが

結婚する何年か前の自分の唄

であることに気づいたのは

つい最近です。(笑)


【80’s】[歌詞付] ラストクリスマス【Cover】Last Christmas - Wham!



 

久礼純米 新酒しぼりたて生原酒

カテゴリー │

寒さが本格的になってきました。

冬ともなれば日本酒の動きはよくなります。

ここ数年一回の仕入れで済んだお酒が

足りなくなる。

という現象は、コロナ前の需要を上回る勢いです。



高知県のこのお酒も

それを見越して去年より数を増やしました。

キリリとした酸がきつすぎず弱からず

良い塩梅でこのお酒の肝となる味わいを形成しています。


◆久礼 純米 新酒しぼりたて生原酒 5BY

1.8L 2,970円(税込)
720ml 1,540円(税込)


しぼりたての状態で美味しい部分を詰めるため

中取りを集めました。ほのかにうすく濁っています。

香りはフルーツのような果実香が立ちます。

含むと、活性感あふれる微発泡感があり

フレッシュ感に満たされます。

やがて久礼ならではのキリッとした辛さと

軽快な旨みとのコラボで口中を包まれます。

味わいは豊かなれどキレも申し分なし。

甘さを残さない硬派の余韻が後口に漂います。

フルーティだけど辛口のお酒を・・・

というお客様のリクエストにご紹介すると

だいたい ハマります。

そして 価格もリーズナブルです。



 

初亀習作03は秀作なり

カテゴリー │酒屋の仕事

12月に入りました。

当地浜松は温暖で寒さはあまり感じません。

それでも師走ですから いろいろと慌ただしくなります。

新酒もまだまだこれからいろんな蔵からの入荷が

待ち受けていますが

新酒はなにも   しぼりたて生原酒

だけではありません。

今年収穫の米 今年の秋以降の仕込みで

即火入した新酒も なかなか良いものです。




このお酒は 今年から本格的に栽培され

静岡県の各蔵が採用している酒造好適米

『令和誉富士』 による純米吟醸です。

従来の 誉富士は収穫率が低く育てにくい

という欠点があり 何年かの試験栽培(静系97号)を

経て ようやく日の目を見た

新しき静岡県の酒造好適米です。

先日ご紹介した 初亀特別純米初しぼり生原酒 も

オール令和誉富士でしたが

こちらは その令和誉富士を55%精米で醸した

純米吟醸の一回火入となります。


◆初亀 習作03 純米吟醸令和誉富士 5BY


この習作03は 令和誉富士を55%まで磨き醸された

純米吟醸規格の一回火入の新酒となります。

香りは静岡酵母らしく静かにメロン様の芳香が立ちます。

含むと酸は低く優しい甘みが広がります。

やがて上品な旨みともども口中に純米吟醸らしさ

を築き、鼻に抜ける香りも美麗に留まりキレも良し。

山田錦とは一味違う令和誉富士の可能性を

期待させるまさに秀作と言えるでしょう。

プロトタイプにつき価格も純米吟醸としては

お値打ちとなっています。

1.8Lのみの数量限定醸造ですので

お早めにお試しください。



さて 保坂修平さんのピアノ演奏

12月らしくこの曲で

このアレンジと演奏は白眉です。

ペチカ 山田耕筰【ピアノ】Pechka - Old Japanese song