想いを伝える1万本のラブレター

カテゴリー │

黒糖焼酎では珍しい 初留取り(しょりゅぅどり)

FAU2008  ファウ2008 が入荷しました。



アルコール度数が44゜ありますから、冷凍庫に

入れて凍らせても固まらず、トロ~とした状態で

グラスに注がれます。

温度の変化により、香りと味わいの変化をお楽しみ

いただけます。

初留取り というのは、焼酎を蒸留する際、最初に

出てくる部分を言います。初垂(はなたれ)とも呼ばれ

極わずかな量しかとれず、焼酎本来の旨味がたっぷりと

凝縮されているため、過去にはあまり市場には出荷されず

製造に携わる人だけで密かに楽しまれてきました。

最近では結構人気者で、各蔵元さんが少しずつですが、

商品化されています。

でも、ほとんどが芋焼酎で、このFAUのように

黒糖焼酎で商品化されるのは、とても珍しいです。

44゜もありますから、このまま生(き)で飲らないと

意味がありません。

ショットグラスで、チェイサー片手にチビリチビリと

楽しみましょう。

そうそう この商品には

『想いを伝える1万本のラブレター』というキャッチフレーズ

があり、そのリーフレットが1本ごとに付けられています。

バレンタインを意識してのことでしょう。

ですから ハートマーク がボトルの中央に輝いています。

いかがですか。

◆黒糖焼酎初留取り FAU2008



 

倒産

カテゴリー │時事問題

○○ハウスが倒産した。

去年からうわさには上っていたが、ついに来たか

という印象。



朝からマスコミが押し寄せたりと、本社周辺はものものしい。

当店は、その従業員駐車場に囲まれる形で存在している。

時々 お客様が間違えて駐車したりする。

今後は、その駐車場も閉鎖されるのか。

最近 いい話がないねえ。




 

ミケラ・ロンバルディ にぞっこん

カテゴリー │CD

最近買ったお気に入りのアルバム。

ジャケットは チェット・ベイカーの肖像。

それも晩年に近い かなりラリった状態のチェット。

ジャケ買いは、絶対有り得ないシロモノ。(笑)



でも、歌っているのはイタリアの美人ジャズヴォーカリスト。

MICHELA LOMBARDI  ミケラ・ロンバルディ
◆Moonlight Becomes You

1.Aren't You Glad You're You?
2.The Nearness Of You
3.Moon And Sand
4.Violets For Your Furs
5.'Tis Autumn
6.Star Eyes
7.My Foolish Heart
8.I'm Old Fashioned
9.For All We know
10.You'd Be So Nice To Come Home To
11.Moonlight Becomes You
12.My Foolish Heart
13.I'm Old Fashioned
14.You'd Be So Nice To Come Home To

なんでチェット・ベイカーなのかと言うと、リリースされた2008年が

チェットの没後20年で、そのトリビュート盤ということ。

チェットがトランペットや歌で表現したスタンダード・ナンバーの数々

を、ミケラはクリアーかつ美しい声でしっとりと表現している。

10.の You'd Be So Nice To Come Home To

チェットのアドリブ・ソロに詞をつけて歌いこなすというテクニック

を披露している。 なかなかやるねえ。

14.でも同じナンバーを歌っているが、アドリブをちゃんと変えて

いるのが憎い。

11.のタイトル曲 Moonlight Becomes You  これもいいねえ。

夜のしじまにピアノと会話している情景がイメージされる。

歌はドラマ こうでなくっちゃ。

他にも、私の大好きな Violets For Your Furs や The Nearness Of You

そして Moon And Sand など 渋い曲も見事に歌いこなす。

ところで、このアルバムのジャケットでは、彼女の顔の一部しか

写っていないのだが、美人はその一部でも美人と判るから得だ。

全容はこちら


このアルバムはありませんが、彼女のサイトで試聴も可




 

なんでも売りまっせ。

カテゴリー │美味いもの

もうすぐバレンタインデー 
  今年はドンペリで仕込んだスイーツはいかがですか?



◆スイーツ・シャンパーニュ “ドン・ペリニヨン”
       
     [つくり手 パティシエール・長谷川満子]
 
       220グラム  2,100円(税込) 

最高峰のシャンパン「ドン・ペリニヨン」を使って仕上げた
極上パウンドケーキがあります。

シャンパーニュの頂点「ドン・ペリニヨン」の精錬された
上質な清香と、クランベリーのはじけるフルーツ感が見事
に絡み合う逸品スイーツです。



素材に徹底してこだわり、試行錯誤の末にようやく完成した
至高の逸品。 


◎ケーキに使用するのは、シャンパーニュの真髄ともいえる
    「ドン・ペリニヨン」
◎ケーキの元となる「小麦」は国産のもののみを使用。
    国産ならではの、まろやかな食感が特徴です。
◎しっとりリッチな生地の中に散りばめられた、赤く光る宝石
    の如き果実は・・・フランス産のクランベリー。

案内をいただき、一日考えてから注文したら、ほとんど完売状態。
なんとか、20セットだけ分けていただくことになりました。
2月6日に入荷します。

昨日メルマガで紹介したら、早速数件のご注文が・・・
ただいまご予約受付中。
お早めにどうぞ。

このケーキはこちら



 

今日のラヂオは外から

カテゴリー │FMハロー

今日は朝から、親戚の告別式に出席しなければならないので

ラヂオは電話出演にしてもらった。

式を終えて車の中で待機していると、ディレクターのT嬢から電話が。

携帯というのは、こういう時には確かに便利である。

と同時に、便利過ぎて 休ませてもらえない(笑)


テーマは 先日の開運蔵見学会について。

斉藤さんが私のHPを見ながら、ああだこうだとやりとりするのだが

スタジオで会って話しをするより、彼がとてもリラックスしているのは

どうして?  そんなに怖いかなあ・・

音楽は、昨日のブログで取り上げた、ワークソング。

斉藤さんも聞けば絶対知ってるから とラヂオで振ると

曲終了後 「やっぱり 僕 知りません」

とバカ正直な奴。

おっ なんか聞いたことあります。

ぐらいのことを言えばいいのに。

ほんとに使えない奴だ(笑)



 

なつかしい ワーク・ソング

カテゴリー │CD

最近買ったジャズの新譜

NYジャズ界で注目を集めてきた実力派アルト・サックス・プレイヤー、

シャーマン・アービー の ワーク・ソング

副題が ディア・キャノンボール

あのキャノンボール・アダレイに敬意を表して というところか。

ワーク・ソングは 弟のナット・アダレイの作だが、やはり

キャノンボールのファンキー節を抜きにして、このナンバーは語れない。

シャーマン・アービーのアルトも、しなやかで実によく歌う。

ごきげんに快走するので、気持ちよくなること この上なし。

思えば、はじめてジャズに興味を持ったナンバーが、このワーク・ソング

と テイク・ファイブ。

あの頃のゾクゾクとしたマインドが、最近どこかに行ってしまったかなあ。

いけない いけない 原点に回帰して 今一度 コテコテのジャズを

聴き直そう。  と、そんな気にさせてくれるアルバムです。

試聴はこちら 

ところでこのアルバムのジャケ

女性の網タイツがなまめかしい。



最近 こんな下品でカッコイイ ジャケは、とんとお目にかからなく

なった。 みんな行儀が良すぎるんだよ。

ジャズなんて、そもそも遊び人と不良の音楽だったはず。

芸術家ぶって、アーティスト なんて言って喜んでいる場合じゃないぞ。




 

開運見学会を開催

カテゴリー │イベント

昨日の日曜は、毎年恒例の 開運蔵見学会を開催しました。

天気は快晴。少し肌寒いものの、風は強くなく穏やかな

見学会日和。

ご参加いただいた皆様 ありがとうございました。



今回も県外から多くのお客様にご参加いただきました、

東京 神奈川 埼玉 大阪 愛知 そして地元静岡県からも。

詳しくは、HPにアップしましたので、ご覧下さい。




 

見学会準備

カテゴリー │酒屋の仕事

今日は朝から、明日の見学会準備のため土井酒造場へ。

着くと社長から蔵人さんの休憩室に呼ばれる。

ちょうど大吟醸の5本目を上槽する直前で、5種の

モロミの試飲を、波瀬杜氏とされている最中。



私達も試飲させていただくが、どれもこれも素晴らしい

モロミとなっていた。

それでも、非常にまろやかなもの、やや酸味を感じるもの

など、わずかな味わいの差がみられた。

実はこの5種、アルコールの添加量がごくごく微妙に違う。

この中の1種を搾り、 『大吟醸無濾過 波瀬正吉』と

なるのである。 良いタイミングで訪れた。



さて本題の仕事は、お土産用の大吟醸の酒粕を詰める作業。

この大吟醸の酒粕は、香りがとても良い。

蔵に来なければゲット出来ない、貴重な酒粕である。

もう一つの仕事は、利き酒テストの準備。

今回も4種のお酒を用意します。

ちょっと難易度を上げました。

さあ、何人の方が正解するでしょうか。



帰りは、掛川の聖夜(ノエル)でラーメンを食す。

味玉ラーメン大盛り 800円也。

うまかった。マスターご馳走様。






 

ここ2日間の動き

カテゴリー │日常

ラヂオ 仕事 蔵訪問 仕事 ヴォイトレ

仕事 ヴォイトレ 仕事 ワウディ 仕事


これが、ここ2日間の動き。



水曜は、七田の純米吟醸をスタジオに持ち込んで、フリートーク。
いい酒は、自然と饒舌になるね。
天山の後藤杜氏の話をして、音楽はピアニストの後藤浩二さんへ。

   あれっ 後藤つながりじゃん。

全く意識していなかったが、斉藤さんが指摘してくれた。

今から5年前に彼から直接CDを買ったことがあるのですが
送られて来たアルバムには、手書きの解説文が添えられていた話
などをする。

真摯できさくな 後藤浩二さん。



水曜の午後は 土井酒造場へちょっと遅い年始のご挨拶。
土井社長も波瀬正吉杜氏もお元気。
大吟醸の仕込みも順調。今年は、純米の仕込みをかなり増やすとか。
飲み手の嗜好が、純米酒にシフトしているのは、いずこも同じ。

夜 店を閉めてからは、2/8のヴォイトレ祭のコーラスの練習。
前回リハで良いところまで行ったと思っていたら、大間違い。
出だしの音がうまく取れない。ここで外すと、すべてが台無し。
まだ時間はある。頑張ろう。

木曜は、ヴォイトレ個人レッスン。
本番のタイムテーブルを渡される。
なんと、最後から2番目。
うーん かなり煮詰まった状態での出場となりそう。
最初のコーラスから自分の出番まで、3時間も間がある。

夜はワウディが臨時営業だったので、出かける。
久しぶりに、M嬢のパワー・フィットに参加。
ちょっと息が切れたが、なんとかついて行けた。

そして今日からは、日曜の 開運見学会の準備が入る。
なんでこんなに忙しいのでしょうか。
風邪をひいているヒマもない。

と、また新酒が入荷してきたぞ。
早くアップしないと。


 

七田 新酒が入荷

カテゴリー │

天山酒造の七田の20BY新酒が入荷しました。



あまりなじみがないかもしれませんが、九州の小京都と
呼ばれている佐賀県は小城(おぎ)市に、創業明治8年の
天山(てんざん)酒造という老舗蔵があります。

昨年も全国新酒鑑評会で金賞を受賞している実力の蔵です。

その蔵の、主に県外向けの銘柄が、七田(しちだ) なんです。
七田 吟醸酒粕焼酎 という、吟醸酒のような香りのする焼酎
は有名ですが、そもそもは、日本酒の蔵なんです。

この蔵の杜氏さんは、後藤潤さんという方なんですが、40代
半ばの若き杜氏です。もともとは電機関係のエンジニアだったの
ですが、電機系の仕事でたまたま蔵を訪れたのがきっかけで、
30代の後半から天山の蔵に入り、ベテラン杜氏の下で研鑽を
積み、やがて杜氏となることを認められたという、ユニークな人です。

チャンスはどこにでもあるものですね。
それを自分のものにするかどうかは、本人の努力とセンス。

たまたま昨日蔵を訪れた地酒コンサルタントの寺田氏から写真が
送信されてきました。


ただいま大吟醸の仕込み真っ盛りの後藤杜氏です。


そして、麹室の様子です。

さて、今年の七田の新酒ですが、純米吟醸も純米も、とても
グッドな仕上りです。

純米吟醸は、その完成度の高さは比類なきものと感じます。


純米は、適度な酸味と後口の余韻が特徴です。


是非 お買い求め下さい。



 

開運雄町のにごり酒

カテゴリー │

開運の純米吟醸 赤磐雄町 が今月になって入荷し

大変好評なんですが

なんと その活性にごりバージョンが入荷しました。



去年から 無濾過純米のにごり あさば一万石のにごり と

特別に、にごり生酒を詰めていただいていますが、

どれもあっという間に売れてしまいました。

この 純米吟醸 赤磐雄町 にごり酒は 1.8Lのみの詰めとなります。

数量限定入荷ですから、お早めにご注文下さい。

◆開運 赤磐雄町 純米吟醸 にごり生原酒 1.8L 20BY




 

手ぬぐいが見事に変身。

カテゴリー │日常

正月に東京で買って来た手ぬぐいが、見事な作品になりました。

鹿谷町のページ・ワンさんにお願いしてあった、手ぬぐいの額装です。

一つは店に飾りたかったのですが、手ごろなスペースがなく断念。

そこで 一つは階段の上がり口。



もう一つは 居間に。



額装する前は、しわも目立つ ただの手ぬぐい だったんですが

こうも変わるかね。 ちょっと感動ものです。




 

ヴォイトレ リハーサル

カテゴリー │ヴォイトレ

今日は 2/8に行われる ヴォイトレ祭2009 に向けての

一回目のリハーサル。

バンドのメンバーとは、ほぼ一年ぶりにお会いする人も。



皆さん 今回もどうぞよろしく。

やっぱ 生バンドはいいねえ。 気持ちがわくわくする。



歌の方は、自分の曲2曲を、無事に歌いきる。

これで4回目のヴォイトレ祭になるのだが、すごく落ち着いている

というか、余裕の自分を意識する。

ただ、本番でポカをするクセがあるので、気を緩めてはいけない。

リラックスと気の緩みは別だから。

続いて 例のコーラス ミスターサマータイムの練習も。

この日は女性が一人欠けていたが、三人でまずまずの出来。

そうそう いい加減にコーラスの歌詞を覚えなくては。

次回のリハには、楽譜なしで歌えるようにしておこう。

帰りに 中央図書館に立ち寄る。

歌に最後の魂を吹き込むべく 歌詞のお勉強。



そう ジャズ詩大全 を借りる。

歌の大意は理解しているつもりだが、細かいニュアンスは

やはりこの本を読まないと判らない。

  ・・なるほど 甘い歌だね。

とても日本語じゃ歌えんぞ(笑)








 

不況の余波か

カテゴリー │酒屋の仕事

店頭に飲料の自販機を一台置いている。

管理はベンダー社がしているので、うちは場所を貸して
電気代を負担しているだけ。売上の何割かを場所代として
いただく、どこにでもあるシステム。

最近時々あるのが 

『今朝がた、お金を入れたんだけど商品もお釣りも出ないんだけど・・』

というたぐいの問い合わせ。
こちらは、機械の鍵がないので、開けて調べることも出来ない。

基本的に 性善説で商売をやっている小心者の酒屋ですから
その方のおっしゃることを、まずは信用する。

詳しく聞くと
時間は開店前の朝早く とのこと。
500円硬貨を入れた セレクトボタンを押したが商品が出ない
返却キーを押すとお金が落ちる音はしたが、返却口にはなにもなかった。

つまり、その方は500円をまるまる自販機に盗られた ということ。

では実際にやってみましょう。
500円を入れる セレクトボタンを押す 商品が出る
お釣りも出る 

全然正常なんですけど。

でも、私の場合は出てこなかった。 とおっしゃいます。

さあ困った。
で、管理している営業所に電話をすると

『お金を返却するので、その方に立て替えて渡してください。』

と、いとも簡単におっしゃる。

なんか釈然としない思いを抱きながらも、500円を渡して落着。



翌日担当者が来て機械を調べるが、何も異常はない。

『最近このパターンが多いんですよ。』

確かに500円あれば、昼飯が一食浮くもんね。
でもおたくらは、何も疑うことなく返金するの?

『出来ればその方のお名前と住所を聞いて、当社からお金を郵送
 するように、話をしてもらえませんか。』

最初にそれを言えよ。
なるほど、それなら多少の歯止めにはなるな。

今度からそうしよう。
立て替えることは、もうしない。

でもこの機械、本当に商品が出ずお金だけ回収したという事例が
去年実際にあったから、慎重に対処しないといけない。

これも不況の余波か
世知辛い世の中になったもんだ。




 

神谷えり ライブ

カテゴリー │ジャズライブ

今年初のジャズライブは、ドルフィンでの

神谷えり(VO)・後藤浩二(P) のデュオ。

黒っぽいふわっとしたドレスに身を包んでの登場は神谷えり



いつものように kiss of life  でステージの幕は開く。

彼女の歌声は、これで何度目だろう。

いつ聴いても、心に響く。

曲によって、いろいろな声を使い分け、表情しぐさも実に多彩。

ソウルフルで濃厚でパワフルな歌唱だけではない、ヴォーカリスト

としての抽斗(ひきだし)の多さに、すっかりと魅了された。

さらに今回は、なにかを慈しむように歌う姿が印象的。

まさに overjoyed  喜びに満ち溢れたステージでもあった。


去年の11月に結婚されたことも驚きだが、

夏ごろにはママになるそうです。 

ようやく安定期に入り、公式の場で発表するのは、今回の

ライブが初めてとか。

彼女の生の歌声に触れるのも、当分の間はおあずけかと思うと

一曲一曲がとても愛おしく、心を潤す。

that's all   tea for two   so many stars  

くちなし  Love Letters  etc.

今回は 古いスタンダードの佳曲を、たくさん歌ってくれた。

素直にうれしい。


そして、後藤浩二のピアノ。

スインギーで、音がきらめいていて、メロディに力がある。

それでいて、どこか優しさを秘めている。

彼の真骨頂は、まっすぐな気持ちを音に変え、ゆるやかな時間を

醸し出し、聴き手の心象風景に結びつけること。

多くを語らないのはピアノも同じ。

くちなし の原曲 Princess Anne を試聴してみてください。


凍てつくような寒い夜ではあったが、心が満たされる充実のライブに感謝。



 

今日のラヂオは

カテゴリー │FMハロー

今日のラヂオは 李梅酒(りばい) を取り上げました。

試飲瓶をスタジオに持ち込んでの、あるべき姿

というか原点に戻っての展開。



パーソナリティの斎藤さんは、李梅酒の酸の柔らかさに

スポットをあて、コメントしていただきました。

女性に受ける味わいですね。 とも

でも最近は男性も梅酒ファンがいるんですよ。

そして 音楽は アン・サリー

この梅酒の柔らかさに浸っていると、なんかマイルドで

美しい声を聞きたくなるんです。

そこで、アン・サリーのアルバムから一曲おかけしました。

アーティストとして、医者として、2児の母として多忙な日々を

送る中で、心情が素直に『うた』に反映されたアルバムが 

この「こころうた」

その中から 心に沁みる一曲 ナミノカナタ


精神科の医師でもある彼女が、昨年の秋に天竜でコンサートを

行った話題で、斎藤さんが いきなり

『別に医者として来たわけではないですよね』

と、ボケたのですが、私はそれがボケであると認識できず

『いえ 歌いに来ました』 と淡々と返してしまいました。

    突っ込んでやれよ

『そう 臨時の診療所を開設してカウンセリングを・・・なんでやねん』

ぐらいのことは、返してやるべきでした。 (反省)

今度ボケるときは、ちゃんと対応するからね。

でも もっと判り易いボケをかましてね。



 

天知る 地知る 人ぞ知る

カテゴリー │日常

『天知る 地知る 人ぞ知る』

こんな言葉を厚紙にプリントアウトしパウチして

店先の樹木に掲げました。



びろうな話で恐縮ですが、ここ数ヶ月 月に一回の割合で

店先の樹の根元に犬の糞を こんもりとやり捨てていく

不埒な輩がいるのです。

時間的には朝方です。

オープンと同時に日除け暖簾を掲げようと表に出たら こんもりと

まだ湯気が立っているぐらいに生々しいお姿です。

そりゃテンション下がりまっせ。

地面ならまだ始末も楽なんですが、下草の緑の上に

堂々とやりやがるもので、目立つ上に後始末が大変。


奥さんといろいろと対策を考えました。

『犬の糞 お断り』

場所が店先だけに、糞とか書きたくないですね。

『犬の有料トイレ 一回五万円頂戴します』

ちょっと アグレッシブ過ぎますね。

『監視カメラ設置しました』 

すぐにウソだとばれますね。

で、発想を変えて、要するにその該当者だけに認知させれば

良いわけですから、他の人が見たら 何のこと? と思うでしょう。

果して効果があるのでしょうか。


でも この言葉 そのまま自分にはねかえってきたりして・・・

気をつけよう。(笑)


 

獅子の里がwowwowで

カテゴリー │

石川県の加賀温泉郷・山中温泉にある酒蔵
獅子の里・松浦酒造さんから、純米吟醸の新酒『旬』が
入荷しました。



新酒と言っても、このお酒 旬 は、一回火入れの落ち着いた
味わいに仕上がっています。

今が旬の海の幸にも山の幸にも合う、食中酒の王道を意識して
山田錦を熊本酵母、低温発酵で丁寧に醸し、低アルコール(14度台)
でありながら、厚みのある純米吟醸を造り上げました。

香りは非常に清楚で、カプロン酸系の華やかなものとは明らかに違う
和の果物を連想する芳香。

口に含むと、気品のある酸が舌を静かに刺激し、やがて旨みを湛えた
米のエキスにも似た味わいが広がります。
これぞ、日本酒の醍醐味たる美味の饗宴。

格調あるワンランク上の純米吟醸をお求めの方に是非お薦めしたい
1本ですね。

◆獅子の里 純米吟醸 旬(しゅん)

実は今年のお酒について、杜氏の松浦君にお話をうかがったのですが、

『今年は、山の幸 例えば きのこ鍋とか、鴨鍋とか、そんな料理に
 ぴったりの、やや酸を感じる厚い味わいに仕上がりました。』

という自己評価でした。その言葉をひっさげて、さっそくに某居酒屋さん
にセールスしたところ、後でねっちりといじられました。

  またやりやがったな。あの酒屋。

なんと裏ラベルには
『このお酒は日本海で育つ、ひらめ、いか、小鯛などの刺身に
 合うように・・・・』 と表示されているのです。

  どこが山の幸やねん 海の幸そのものやんけ。

まあまあ そうおっしゃる気持ちは判りますが、裏ラベルなんてものは
ただの目安ですから。絶対的な評価ではないですから。
それに、日本酒は毎年仕上がりに変化があるから、楽しいんですよ。

私の情報は、何年も使いまわしするラベルよりも信憑性のある
今聞いてきた生きた情報ですから、信じなさい(笑)

と言うわけで、冒頭のお酒の表現で

  今が旬の海の幸にも山の幸にも合う、食中酒の王道 と記した次第。


ところで、WOWWOWの番組で各地の酒蔵を取材する
『銘酒誕生物語』という番組があるのですが、今月最初の放送は
福井県の黒龍さんと、獅子の里の松浦酒造さんが取り上げられました。

私はWOWWOWと契約していないので、知らなかったのですが
お客様がわざわざDVDに録画して届けてくださいました。
    
      Iさん 本当にありがとう。

本日の6時半から、再放送されますので、WOWWOWが視聴出来る
方は、是非ご覧下さい。

この番組 ただのタイアップ番組ではなく、しっかりと造り込んでいます。
若き杜氏で蔵の14代目でもある 松浦文昭君のかつての苦悩と奮闘が
実に人間臭く描かれており、先日ご本人に感想をお聞きしたら
『あんな暴露話でいいんでしょうか・・・』と笑顔で応えておられました。

十四代の高木氏も出てきて回想を話したりと、地酒ファンにはなかなか
見ごたえのある番組になっています。

そうそう 今回ご紹介した 旬 も出てきます。

銘酒誕生物語 1/12(月)  午後6時半 WOWWOW
番組案内



 

赤くてやさしい梅酒 入荷

カテゴリー │

天神蔵の浜松酒造さんから、“やさしい梅酒”が入荷しました。

◆ 赤い梅酒 『李梅酒』 リバイ

この梅酒 とにかく赤いんです。

でも、紫蘇とかで赤く染めたのではなく、梅そのものが赤いから。

『李梅』とは、すももと梅を自然交配してできた品種です。

その梅を本格焼酎に漬け込むことで、透明感のある鮮やかな

赤い色となり、フルーティな香りと爽やかな口当たりが特徴です。


この梅 浜松市北区の都田地区の農家さんが栽培された品種で

蔵では5年前から梅酒として商品化されていたようですが、

収穫量が極端に少ないため、従来は直営の販売店のみの取り扱いでした。

香りは、通常の梅酒に比べると、爽やかで気品を感じます。

口に含むと、甘さは控えめ。梅の酸味も穏やかです。

色がとにかく鮮やかで、目でも楽しませてくれる赤い梅酒。

後口に、すももの風味をかすかに残すところが、通常の梅酒との

大きな違いでしょうか。




こんなにも優しい梅酒には、やさしい音楽が合います。

アン・サリーの 『こころうた』を聴きながら

一献かたむけませんか。

心にも 五感にも やさしさが染み入りますよ。


・・・今度のラヂオのネタが出来た(笑)


 

少汲水純米 入荷

カテゴリー │

沼津市原の酒蔵 高嶋酒造さんより人気のお酒が入荷。

◆白隠正宗 少汲水純米酒(しょうくみみず) SeasonⅡ 20BY



このお酒 しぼりたて純米のように 香りふくよかで

綺麗な旨みが広がるタイプではなく、赤ワインにも通じる

ボディのある、食中酒としてのトータルバランスに秀でた

一回火入れの純米酒です。

汲水歩合(くみみずぶあい)とは、仕込みに用いる米に対する

水の量の割合で、標準的な日本酒の場合は130~140%です。

この少汲水純米酒は約100%と低く、水を少なくして仕込む

ことで、味の濃い昔ながらのお酒の味わいを復元しました。

実際に口にすると、決して濃厚でくどいタイプではなく

ほどよい酸味があり、米のエキスを丸く感じます。

香りは、静岡酵母らしく穏やかに立ち、かしわ餅にも似た

和菓子を連想するアロマがあります。

今年のお酒は、ややマイルドできれいな印象を受けます。

高嶋杜氏によると、米があまり溶けず 粕歩合が50%だとか。

この価格帯の純米酒としては、とても贅沢ですね。

とにかく、丁寧に造られたことが実感できる旨口純米酒。

冷やも燗も、どちらもお奨めです。

このお酒は こちら