英君袋吊りしずく酒

カテゴリー │ランニングYoutube

今朝ランは 馬込川を7キロ

距離が短いのは今年新一年生の孫を

小学校まで送らないといけないので

早めに切り上げました。

桜はすっかりと散り 代わりにツツジが満開。

ツツジは香りが漂うので好きです。

今年のツツジの開花は桜に比べ

例年より早めのような気がします。




さて 今回も静岡酒のご案内です。

英君さんから届いたのは 一回火入の純米酒。

英君のスーパーエースとも言える

毎年人気の1本です。


◆英君 特別純米 袋吊りしずく酒 5BY

鑑評会の出品酒同様に純米のモロミの袋を吊るし

醪の自重だけで滴り落ちる雫を取った

瓶燗一回火入れの贅沢な特別純米酒。

静岡県産令和誉富士100%での仕込みです。

強すぎずおとなしすぎず

メロン様の香りがかすかに発ちます。

含むと少々の甘みと旨みが幅を持たせ

味わいの広がりはゆっくりと進みます。

令和誉富士になり旨味の幅が広がった・・

ような気がします。

酸は穏やかで、透明感に優れています。

鼻に抜ける風味は米由来のものを感じ

後口のキレはグッド。

たおやかな余韻を残します。

食中酒として最高のポジションにある純米酒。

是非 お試しください。





さて いつものギターとベースのデュオ

直近に更新されたのは 私の大好きなナンバー

ジョージア オン マイマインド

ギターとベースの歌うようなプレイが素敵。


【Hoagy Carmichael】" Georgia on my mind " Jazz guitar and bass duo



 

奥満月リニューアル

カテゴリー │酒屋の仕事ランニング

今朝ランは馬込川を北上折り返しの10キロ。

川沿いの桜は8割方 葉桜となっていますが

まだ見ごろの樹もあります。

遊歩道に散りばめられた花びらを愛でながら走る

これもこの季節ならではの風景。

5年ぶりに解禁となった浜松まつりでのお酒。

その関係で樽酒やビールのご注文が久しぶりに

いろいろと入ってきます。

やはり 祭りには酒 酒のない祭りなんてあり得ない。




5年ぶり と言えば本日ご紹介するお酒も

発売5年目となり中身もラベルもリニューアルしました。

それは愛知県の山崎合資会社が醸す奥の満月です。

月の満ち欠けでお酒の熟成を表現した

奥のTHE MOONシリーズ。

5年目にしてリニューアルされたのですが

今までは「満月=おりがらみ生」「半月=生酒」「三日月=火入」の順で

年間リリースされてたものが

この3アイテムの中でダントツの人気で

評判が良くリピートされるのが「満月」でした。

という事ですべての商品を

「満月=おりがらみ生」となり季節で仕様が変わります。

◆奥 THE MOON 山田錦おりがらみ微活性生 5BY


新酒一発目は、山田錦のおりがらみ微活性生です。

今回M310酵母を使用していますが

洋梨のような香りはするものの

カプロン酸系の華やかな香りはそれほど強くなく

奥らしい青バナナやメロンのような香りもしっかりと感じ取れます。

グラスに注ぐとうっすらと白くにごり

気泡がしっかりと見て取れます。

心地よい活性感とオリ由来のクリーミーな旨味

そして後キレの良さ。

ガス感がある分ドライな印象があるものの

爽やかさも同時に感じます。

そんな爽やかさと奥深さを兼ね備えた

微活性酒としての新生奥を是非お試しください。

このフレッシュ感はお薦めです。




 

長陽福娘 アクティブスカイ

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川沿いの満開の桜を愛でながらの

10キロジョグ。  いい季節になりました。

今日と明日は絶好の花見日和ですね。

そんな花見に持参していただきたいお薦めがあります。




山口県は岩崎酒造より入荷したのは

「長陽福娘 アクティブスカイ “春夏編” 純米吟醸 直汲み<生>」

山口のお酒といえば「獺祭」「雁木」「東洋美人」など

たくさんの有名なお酒がありますが

この「長陽福娘」を醸す岩崎酒造は

萩焼で有名な萩市にある年間石数300石程度の

知る人ぞ知る小さな蔵元です。

香りが高すぎず 低過ぎず

口当たりも 甘すぎず 辛すぎず

とても良い塩梅に仕上がっております。

◆長陽福娘 アクティブスカイ 純米吟醸直汲み生 5BY

香り程よく、洗練されたシャープで切れの良い味わいは

2年前の初回取扱時から毎回とても評判が良く

すぐに完売となる人気のお酒です。

5BYのお酒は3月上旬に上槽したばかりの新酒しぼりたて。

注ぐとグラス表面に細かな気泡が見て取れます。

りんごや白桃を思わす爽やかながらもふくよかな香りが発ちます。

直汲みらしいかすかなガス感と繊細な酸味が

口に含んだ瞬間のさわやかさを演出。

リンゴの蜜のような上品な旨味が広がり

引きの良い辛口のキレを感じます。

「長陽福娘」という覚えにくい名前と、実直で真面目な蔵元の

印象を打破すべく、若い人でも楽しみながら飲んでもらいたい

という思いを込めて

「酒好きなアクティブ娘」をイラストで表現。

是非お早めにお買求め下さい。




 

開運 赤磐雄町無濾過純米

カテゴリー │ランニング

今年もあと三日となりました。

今朝ランは 中沢交差点からの坂を登り

住吉あたりで折り返す12キロ。

坂を必死で上っていたら

後ろから若いランナーに軽く抜かれました。

ああいうランナーは平地も坂も

きっと同じピッチで走るのでしょう。

今の私にはとても出来ません。




さて 今年最後に入荷した新酒はこちらです。

最初は年明けになると聞いていたのですが

静岡県内の最後の路線便に乗せていただきました。

大望の雄町 です。


◆開運 無濾過純米生酒 赤磐雄町 5BY


今年も全量が赤磐雄町の55%精米での仕込み。

ですからレギュラーの山田錦とは違う

“雄町バージョン” の無濾過純米です。

口当たりは清冽でキリリとしており

旨みの広がりは透明感を伴い

後口のキレも申し分ありません。

山田錦の無濾過純米が

ふくよかに旨みが広がるホットで優しい二枚目

であるのに対し

この雄町は、スパッとした感触の硬派なイケメン。

両者の違いが、はっきりと出ております。

なお 雄町のにごりバージョンは年明けの入荷です。






 

蓬莱 純米大吟醸 極意傳

カテゴリー │酒屋の仕事ランニング

年末恒例の 開運樽酒量り売り ですが

明日 25日より開催します。

純米酒 と 特別本醸造 の2樽で行います。

年内一杯やる予定ですが

どちらも数量に限りがあります。

特に 純米酒は例年早めに完売します。

皆様のご来店をお待ちしております。



さて 今年の9月26日に私は名古屋国税局で開催された

酒類鑑評会の審査員の一人として参加しました。

当日は試料に番号が記してあるだけで

どのお酒がどこの蔵のお酒等の情報は全く無く

知らされていたのは、伝統的酵母による造り

と香りの高い酵母での造りというだけでした。

その時の様子はこちらです。




で 香りの高いグループに

素晴らしくキレの良いお酒があり

高い点数を付けた記憶があります。

それがこのお酒という確証は全くありません。

が10人の審査員が皆高得点を付けたからこそ

唯一№1の国税局長賞に輝いたと想像できます。


◆蓬莱 純米大吟醸 極意傳 (ごくいでん)


この純米大吟醸

山田錦40%精米の純米大吟醸にもかかわらず

それも 唯一の国税局長賞受賞

という栄誉と付加価値がありながら

1.8L で 5,995円(税込) です。

720mlではなく 1.8Lです。

この価格は破格と言えるでしょう。

年末年始のこれと言う1本にいかがでしょうか。


このお蔵渡辺酒造店さんは とにかく普通ではないです。

あれほど 人気のあった Wシリーズ ですが

新酒は1月中旬まで待たなければなりません。

当店の冷蔵庫の一角を占めていたWのスペースは

すっかりと他のお酒が鎮座しております。

それも かき入れ時の12月にです。

去年のWの売上を何でカバーしようかと考えましたが

何とかなるものですね。

とかく小売酒屋は

したたかさがないと 生きていけませんね。(笑)





 

望 スプラッシュ生

カテゴリー │酒屋の仕事ランニング

今朝ランは 馬込川を山側へ

上島親水公園を折り返しての13.5キロ。

ピッチは 速からず遅からずの中途半端ラン。

相変わらず早朝も暖かいです。

ヤマト運輸の東京の仕分けターミナル施設で

機械のトラブルがあり一部の地域宛ての荷物を

受けてくれない状況が2日前から起きていましたが

回復して本日は受けてくれるようです。

でも遅延が生じているとのことで

お客様から預かっていた荷物を近くの郵便局へ持ち込み

ユーパックで送ることにしました。

それもヤマトのカートンで。

ところが郵便局で出すとお酒のアルコール度数を聞かれました。

ヤマト運輸ではそんなこと一回も聞かれたことないのに・・・

私は酒屋ですから すぐに答えられますが

一般の人はちゃんと言えるのかな?

世の中 いろいろと面倒くさい事になってますね。




さて ここんとこ新酒ばかりをご紹介していましたが

新酒ではないものの とてもコンディションの良い

生酒を取り上げます。

試飲してみて 確かに美味しい。

香りも 派手ではないもののとても麗しい。

それは 栃木県の望(ぼう)です。

お薦めです。

◆望  スプラッシュ 純米大吟醸 直汲み生

スプラッシュシリーズ最終章は直汲み生。

ほどよく味のりしており、良いコンディションです。

開栓した瞬間、部屋中に華やかな香りが広がり

熟したリンゴや洋梨のような甘みを感じる香りを

ベースに、ライムのような青系の和柑橘の香りや

ラムネのようなイメージもあります。

含むとチリチリとした心地よいガス感が口中に残り

ふくよかな甘味を爽やかな酸で切らすイメージは

「これぞ望!」というような、らしさを全面に感じる

お手本のような仕上がりです。

新酒ではありませんが フレッシュさは満々です。





 

龍力超辛純米酒 おりがらみ生

カテゴリー │ランニングna Relo

今朝ランは 馬込川を山側へ

スロージョグで11キロ走りました。

寒さも段々と増してきたものの

まだまだ本格的な寒波とは言えないでしょう。

冬のスロージョグはなかなか汗をかかないので

トイレが近くなりがちです。




新酒搾りたてのシーズンに

敢えて冷蔵熟成の生酒 それもおりがらみで

出して見えるユニークなお蔵があります。

それを仕入れる酒屋も普通ではないかもしれませんが

これがなかなかの出来でフレッシュさこそないものの

癖になりそうな辛口酒なんです。


◆龍力 正統派 超辛純米酒 おりがらみ生

兵庫県産特A 地区山田錦の特徴を生かした

酒造りをしたいという蔵元の思いを汲んで

あえて磨かずに蔵元がチャレンジしたことのない

「超辛口」に仕上げた純米酒がこれです。

これまでにリリースした生酒や火入は

爽やかな香りの印象と、甘みの要素を

ほとんど感じないストンと落ちるように

キレる味わいでしたが

半年の冷蔵熟成を経て違う一面を

見ることができる魅力的な味わいに

変化しました。

香りの第一印象は

おりがらみ由来の醪香

あるいはカルピスのような乳清の香り

に熟した梨のような香りも感じます。

口当たりが非常にやわらかく

飲んだ瞬間は「超辛口?」

と思うほど、やさしい甘味を感じ

それが口の中に広がったと思ったら

ストンとキレる

なかなかユニークな味わいです。

普通でないお酒がお好きな方に

是非お薦めします。




さて 今週のna Reloは 先日お亡くなりになった

大橋純子さんのこの曲。

若いころ カラオケでよく歌ったなあ。

シンプル・ラブが一番好きなんですが

あれは 歌うのむずかしい。

この唄は 抑えて淡々と歌うべき曲ですね。

合掌


たそがれマイ・ラブ / 大橋純子【Cover】Tasogare My Love by Junko Ohashi



 

しぼりたてが本格的に入荷 まずは志太泉

カテゴリー │ランニングna Relo

今朝は 赤電上島駅手前折り返しの10キロラン

まだ寒さも穏やかで走り良い季節です。

先日の 奥山26キロランのあとも

特に身体の痛みもなく走れることに感謝。

体重は減りませんが。


さて 新酒搾りたての入荷が本格的に始まりました。

昨日は 3つの蔵から新酒が入荷。

本日ご紹介するのは 志太泉の純米生原酒




去年までは 静岡酵母の New-5 だったのを

今年は HD-1 に変えたそうです。

西原杜氏曰く HD-1 は使いこなすのが難しい

らしいのですが常に挑戦を続けたいとのこと。

試飲してみて思うは

確かに HD-1 の上品さが出ています。

なんてね  ほんとは判らん (・ω・)\バシッ

◆志太泉 蔵出しいちばん 純米生原酒 5BY

富山県産の五百万石を60%まで磨き

静岡酵母HD-1で醸された純米生原酒です。

にごりは全くありません。

上品で軽快な吟醸香がほんのりと立ちます。

含むと原酒ならではの味の幅と

爽やかでフレッシュな口当たりが同居し

瑞々しさとやわらかな味わいが広がり

新酒生酒の魅力をふんだんに表現する

そんな1本となっています。

今の季節 しぼりたての生原酒は

鍋物にはぴったりでしょう。


さて 今週のna Relo は バスストップ

バスを~ 待つ間に~ ♪ ではありません。

1966年の世界的ヒット曲らしいのですが

聴いたことはあるものの リアルタイムでは

まったく知りません。

ブリティッシュロック っぽい メロディがいいですね。


バスストップ【Cover】Bus Stop - The Hollies



 

雪の茅舎 新酒が入荷しました。

カテゴリー │ランニング

昨日は毎年参加している磐田ジュビロマラソンが

あったのですが、朝の所用で参加できず

そのかわり と言うわけではありませんが

二年前に走ってからご無沙汰していた

旧軽便奥山線の線路跡地を

浜松から奥山まで行くコースを一人で走りました。

軽便の運転手になったつもりで かつての風景を

夢想しながら走る というのは最初の3キロまでで

あとはただひたすら何も考えずに走り切りました。

もちろん 途中何か所か休憩を入れながらでしたが。

全長約26キロのコースは天気も良く風もなく

絶好のコンディションで

二年前に写真を撮った天浜線と交差する跨線橋は

既に撤去されていたのが前回との違いで

あとは道に迷うこともなくスムーズに走れました。




さて 5BY新酒のご紹介です。

年間を通じて人気商品となる 秋田の雪の茅舎

その純米吟醸の新酒しぼりたて生酒が入荷しました。

今年も上質の果実香がほんのりと漂う美酒です。


◆雪の茅舎 純米吟醸 しぼりたて生酒 5BY


山田錦とあきた酒こまちを55%まで磨いた

純米吟醸の5BY新酒生酒となります。

若々しくふっくらとした果実香が立ち

含むとフレッシュでやわらかな米の旨みが

穏やかに広がります。

すっきりとした後口は

雪の茅舎ならではの特徴と言えるでしょう。

素直に美味さを実感できる1本です。





奥山ランの途中 ゴールまであと1キロ地点

でめぐり合った秋桜畑

見事に咲き誇っており思わず撮りました。

奥にぼんやりと見えるのが奥山小学校です。





 

呑み切り一番本醸造が美味い

カテゴリー │酒屋の仕事ランニング

今朝ランは スロージョグで住吉折り返しの13キロ。

スロージョグで走るときの心得は

フォアフット つまり つま先着地

前を遠く見て走る

腿を気持ち上げる

ケイデンス(1分当たりのピッチ数)は 180以上

1キロ 7分30秒から8分のスピードで。

平均心拍数が120以下

普段は 140ぐらいで走ってるので

かなり心肺的には楽ですが

なかなか汗をかかないので冬場は寒いです。

で 走った後に体重計に乗ると

ガーン 1キロ増えてる。

ここ数日の食べすぎ 飲みすぎ であることは

わかっちゃいるけどやめられない (・ω・)\バシッ





さて 昨夜 私を飲みすぎに誘ったのはこのお酒です。

開運 呑み切り一番 特別本醸造

ラベルの右下が少し滲んでいますが

実はこれ破損瓶だったのです。

ごくまれにあるのですが

ガチャン と割れるのではなく

かすかなヒビが入りゆっくりとお酒が漏れている状態。

気づいたときには 2センチぐらい液面が下がっていました。

お蔵に連絡して交換してもらうのですが

破損品はそちらで処理してください。

というわけで 他の洗瓶に移し替えて晩酌のお供に。

これは 酒屋のちっちやな特権です。(笑)

見えないヒビとは言え、空気に触れていたためか

冷やで飲むと甘さが増していました。

昨夜はおでんにつき、燗をして飲んだのですが

これが美味いの美味くないの いや旨かったです。

なんのマイナス要素もなくするすると入る酒

本醸造 というより 味吟醸 と言っても過言でない

そんなお酒です。

今更ですが。

◆開運 呑み切り一番 特別本醸造 4BY (1.8L)
 1.8L 2200円(税込)

旨みがしっかりと感じられ

口中での味の広がりは

コクを意識させながらもスムーズ。

清冽で鋭角のキレ味がとても印象的で

後口に辛さを残しながら

綺麗に消えていきます。

マイルド、軽快な味わいはいつもの呑み切り一番。

冷やも良し、冷やしても良し、燗もまた良し。

価格は本醸造

中身は香り穏やかな吟醸酒の如し

本醸造の旨さ  侮れませんぞ。



さて 久しぶりにジャズのアルバムが届きました。

注文したことをすっかり忘れており

アマゾンから 何が届いた? と開けてみると

ジャズピアニストの 後藤浩二さんの新譜で

全編 オリジナル曲をソロピアノでの演奏。

アルバムタイトルは 時刻 TOKI

彼のアルバムはほぼ全部ゲットしてますが

トリオも好きだけど ソロも素敵ですね。

朝からヘビーローテーションで癒されています。

後藤さん なぜか親近感が湧くんだよなあ・・・


後藤浩二「Nocturne no 3」



 

恵那山純大しぼりたて入荷

カテゴリー │テレビ番組ランニング

今朝ランは いつもの赤電上島駅折り返し12キロ

まだ早朝の寒さはそれほど感じませんが

今週末ぐらいから冷え込みそうです。

さて ノーベル賞受賞の山中伸弥先生が

徹子の部屋に出てらっしゃいましたが

60代になってフルマラソンのタイムが伸びている

毎日走り月間300キロ というお話をされていました。

天才は肉体の努力も怠らないのですね。

私など 60代になって どんどんタイムが遅くなります。

3日に一回走り 月間100キロ が良いところ。

でも 凡人は凡人らしく マイペースでいきます。




お酒のご紹介は 新酒第3弾です。

岐阜県中津川市のお蔵から上質のしぼりたてが入荷。

Pure シリーズ の新酒ですが、なかなか良い出来です。

このお酒 以前にくらべると値上げとなりましたが

スペックと中身の質から見ると当然の価格

といえるでしょう。 まだ安いかも。


◆恵那山 Pure 純米大吟醸 山田錦しぼりたて生原酒 5BY


麹米は山田錦を40%精米。

掛米は同じく山田錦を50%精米にて醸造。

酵母は香り華やか系を使用するも

比較的穏やかにたたずみます。

フルーティなリンゴやライチ系の香りに

メロン系の爽快な香りがミックスで感じられます。

含むと、しぼりたて特有の湧きたつようなフレッシュさと

やさしい米の旨み甘みとが同時進行で広がります。

官能的に酸は低く15゜の原酒ですので口当たりは軽快。

鼻に抜ける風味がなんとも上品でキレも上々。

美味なる新酒としての存在感を示します。

白身魚のお刺身やフライ、ホタテや海老、タコの天ぷら

カニ鍋や鶏鍋など淡泊でいて旨味のある

お料理などと合わせてみてください。

絶対 お薦めの1本です。




 

鯵ヶ澤 山廃純米火入

カテゴリー │日本酒の会ランニング

先日の日曜に御在所岳を3時間半かけて登ったその後

身体の痛みが来るか と危惧しましたが

おかげさまで なんともありませんでした。

これもランニングのおかげでしょうか。

ランとトレッキングは微妙に使う筋肉が違うのですが。


先週末 参加者の募集を始めた 地酒と蕎麦の会

定員まであと2名様となりました。

1名様でも結構ですのでご予約をお待ちしております。

地酒と蕎麦・蕎麦前料理を愉しむ会



お酒のご紹介は

厳冬津軽豪雪地帯の漁師町 鯵ヶ澤に位置する

蔵から届いた山廃純米の一回火入れ酒

地元の趣向に合わせた

濃醇でコクのある味わいです。


◆鯵ヶ澤 番外 山廃純米原酒 4BY

香りは小豆を炊いたときに立ちあがる

湯気の風味を連想します。

含むと、際立たない程度の熟成感と

渋みや濃醇な旨みを包み込むように

しっかりとした酸が心地よく感じられます。

口中に広がる個性はとても山廃とは思えない

美麗でスマートなものですが

角の取れたまろやかな味わいと

余韻に硬派な印象を残す

数字以上の辛口純米で着地します。

このまま常温もしくは燗酒も良し。

海の幸などと一緒に是非お試しください。



久しぶりのna Reloは

懐かしきこの曲

今の私にとってはカラオケの定番ですが

この曲がヒットした時代はカラオケがまだこの世になく

アカペラで歌詞カードを見ながら歌ったものです。

背伸びしていた高校時代を思い出します。


五番街のマリーへ / ペドロ&カプリシャス【Cover】Gobangai-no Mary-e by Pedro&Capricious



 

来福 もも

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 赤電上島駅折り返し12キロ

前半より後半の方がピッチが上がるのは

まさに気温のおかげ。

ランニング日和りが続きます。


最近ご来店のお客様に旅行者の方が

めっきりと増えました。

浜松は どうする家康効果でしょうか

以前に比べ観光客が増えているような気がします。

そんな旅行者の方にはまず

静岡県のお酒をお薦めするのですが

なかには 地域へのこだわりがなく

辛くない美味しいお酒 というリクエストも時々あり

そんなシチュエーションでセレクトするのがこちらです。



いわゆる “くだものシリーズ”

初めての方は リキュールではなく日本酒を・・・・

とおっしゃるのですが

これもれっきとした日本酒でございます。

「りんご」 「メロン」 と続き直近で入荷したのは

不動の一番人気 「もも」。

今年はかなりフルーティ&ジューシーな仕上がりです。

◇来福 元祖くだもの「もも」純米大吟醸 4BY


「わかりやすい」「かわいらしい」「美味しそうに見える」 

など とても好評な来福元祖くだものシリーズ。

その中でも近年「りんご」を超えて人気の「もも」

昨年は出羽燦々を使用しましたが

今年は強力(ごうりき)を使用。

出羽燦々はキリッとした印象のお酒で

リンゴのような酸を感じるシャープさを感じました。

しかし、今年の強力は数値にも表れているように

日本酒-6   酸度2.2

味わいが芳醇かつジューシーな印象のお酒

に仕上がっています。

初々しい甘みを感じる白桃のような香り

口当たりは微量のガスがフレッシュな印象を与え

ぽっちゃりとしたやわらかい甘みに

鮮やかな酸味がジューシー感を演出。

その後、華やかな香りと甘みが追いかけてきます。

このフルーティー&ジューシーな味わいは

クセになること間違いなしです。

そして 後口のキレも静かに霧散し残りません。


でもこのお酒

鰹の刺身と醤油には絶対に合いません。

生臭さが増幅されてNGです。

ところが醤油には漬けず

鰹にクレソンを添えレモン汁と塩を足すと

なんてことでしょう。

劇的に味わいが変わります。

ですから

白身魚のカルパッチョ

生ハムのシーザーサラダ

バジルを使ったジェノベーゼパスタ 

などとは 相性が良さそうですね。

お試しあれ。




 

望  桃と八朔

カテゴリー │ランニングYoutube

10月ともなれば 早朝はかなり涼しく

まだ寒いと言う感覚はありませんが

ランニングも し易くなりました。

夏場はヘロヘロと走っていましたが

10キロランも50分台中頃の並みのレベルまで

戻ってきたでしょうか。


日本酒の世界では ひやおろし・秋上がりのお酒は

ほぼ出尽くし新酒の登場まではまだ1カ月ぐらいの

間があり、この時期ならではのユニークなお酒が

いろいろと入荷してきます。



桃と八朔 というネーミングのこのお酒は

決してリキュールではありません。

『杜氏のきまぐれレシピ』 という小印が付いています。

望(ぼう)を醸す 栃木県の外池酒造店さんでは

毎年タンク1 本だけ、こちらの小野杜氏が

チャレンジしてみたいお酒を自由に造る企画酒

というのを醸すそうで

今年は、栃木県が開発したTF-7-5 酵母を

使用したお酒に初挑戦されたようです。

桃と八朔 というのは あくまでも風味がそれに近い

ということでイメージされたわけですが

ラベルを見ると 日本酒とは違う酒類を想像してしまいます。

◆望 桃と八朔 純米吟醸生 4BY


プンプンと派手なタイプではなく

全体的に香りは穏やかに立ちます。

その香りからイメージするのは

『白ブドウ』『デラウェア』『スモモ』 そして 『白桃』

全体的な味わいや酸味が似ている果物としては

『八朔』が似つかわしいでしょう。

酸度が2.0ですが、これは心地よい果物っぽい酸味と言えます。

日本酒度-3 ですが、決してベタッと甘すぎるわけでもありません。

含むと望らしい含んだ際のガスがフレッシュ感を演出し

白桃のような上品な甘みと、終始八朔のような和柑橘を

思わす酸味が、味わい全体のバランスを保っている

そんな出来栄えの1本です。

後口にほのかな苦味を残し、キレイに切れていきます。

こういうお酒にチャレンジされると

来季がまた楽しみです。




さて Youtubeにアップされているお気に入りのアーティスト

浅葉裕文さん

彼のギターは シンプルでいながらも飽きることなく

心から楽しませてくれます。

そしてなぜか懐かしくもあり、今回のナンバーはこの曲。

君 微笑めば

サッチモの歌が聴こえてきそう。


【Louis Armstrong】" When you're smiling " Jazz guitar and bass duo





 

天明 「SORA」 かろやか純米

カテゴリー │日本酒の会ランニング

開催間際にキャンセルが出て急遽このブログで

参加者を募った27日開催の美禄会ですが

おかげさまで昨日すぐに埋まりました。

中には決まってから参加表明される方もおられ

誠に申し訳ないことでございます。

本日は気持ちの良い快晴です。

また暑くなるかもしれませんが

早朝の佐鳴湖は気温25℃で、とても走り良かったです。





さて 今日のお天気のような日本酒があります。

このお酒のポイントは かろやかさと旨みの両立

アル分14゜ ですが しっかりとかろやかな味わいを楽しめます。

天明を醸す福島県の曙酒造さんの新シリーズ。

曙酒造さんでは近い将来ワインを醸造するために

地元でワイン用のブドウ栽培しているそうです。

そこで世界で広く楽しまれるワインのアルコール度数

に注目し日本酒の今後のグローバルスタンダートを見据え

「日本酒も今のアルコール度数よりも、よりかろやかな方向に向かうのではないか?」

「ワインと同様のアルコール度数で美味しいと感じる日本酒とはどのようなものか?」


を日々追求されているとか。

その考えを後押しできるようなお酒として誕生したのが

今回の新シリーズ「Sora」となります。

◆天明 「SORA」 かろやか純米 青空生 4BY


酵母は福島県独自の酵母『新うつくしま煌酵母』

きらめきこうぼ  と読みます。

香りは、青リンゴのようなやわらかな甘さの中に

ライチやミントの爽やかなニュアンスも

潜んでいます。

口に含んだ瞬間に感じるのは「かろやかさ」

口当たりがとてもやわらかく、するんと喉を

通ります。

味わいは、香りから想像したものに白桃感が

プラスされた印象で、奥行きを感じます。

低アルコール(14゜)とは思えない味わいの幅や

伸びを感じる出来の良さです。

「かろやか」ながらも「印象に残る」存在感のある

1本を是非お試しください。




 

初亀習作 朝比奈山田錦

カテゴリー │ランニング

梅雨が明けました。

感覚的には先週から明けていたように感じますが

本日正式に 東海地方の梅雨明けです。

今朝ランは馬込川を北に10キロ。

出来るだけ日陰を選んで走りました。

それでも汗びっしょり。

こういう季節にお薦めしたい日本酒は・・・

そもそも日本酒ではなく他の酒類を

お薦めすべきかもしれませんが

そこは日本酒を取り上げないと

このブログではなくなります。




香り華やかで グルコース感たっぷりのお酒

も良いですが

香り静謐で さらりとした上質感にほだされる

そんなお酒のご紹介です。

初亀の習作シリーズは 去年

瓶内二次発酵 や 貴醸酒、真吟精米のお酒

と いろいろ出ましたが

今年最初の習作は メインストリームを行く純米吟醸。

初亀さんの純米吟醸は兵庫東条産特Aの山田錦を

ほぼ使っていますが、今回初めて地元の山田錦で

試験的に醸されたお酒があるのです。


◆初亀 習作01 朝比奈山田錦純米吟醸

初亀の地元 岡部町朝比奈地区で

栽培された山田錦を100%使用し

一回火入で醸された純米吟醸です。

静岡酵母ならではの落ち着いた香りは

かすかにメロン様の芳香に包まれます。

含むと酸は低く山田錦ならではの

上質の旨みが口中に広がります。

後口の余韻はどこまでも爽やかで美麗。

兵庫山田錦にひけを取らないこの上質感は

今回試験的に醸造された純米吟醸ですが

価格的にもとてもお値打ちな1本と言えます。

こちらの商品は スポット販売ですから

当店の在庫限り となります。




 

望 火入のスプラッシュ

カテゴリー │映画ランニング

今朝ランは 赤電上島駅折り返し12キロラン

前半は遅く 後半は少しスピードを上げて。

梅雨時ですが早朝は涼しく走れます。

昨日フレックスを利用して(笑)WBCの映画を観てきました。

なんと 侍JAPANは優勝したのです・・・(・ω・)\バシッ

という結果は判っていても

ワクワクドキドキしながら

2時間15分たっぷり鑑賞できました。

テレビやネットでは観れないベンチ裏の情景は

映画ならではのもの。

細かくは言いませんが 確かに面白く改めて感動

特別料金2200円の価値はあります。




さて 本日ご紹介するお酒は

すがすがしい透明感と淡麗かつ芳醇で

まるい甘みに彩られた美味しさが際立つ

完成度の高い栃木県のこのお酒です。


◆望(ぼう) スプラッシュ 純米大吟醸 火入 4BY

香り系の典型ともいえる青リンゴや洋梨のような

爽やかかつスイートな香りに

ガス感と旨味=甘みが相まって

ラムネのようなイメージも感じます。

一回火入のお酒ですが、グラスの表面に

ごく細かな気泡が見て取れます。

チリチリとしたガス感と

丸みのあるリンゴのような甘みが

口中で相反しながら躍動する感覚がとても面白く

苦渋もしっかりと抑えられ、ほどよい余韻を保ちながら

消えていく様は、夏に飲みたい

シュワッと「フルーティー&ジューシー」なお酒です。



 

恵那山 Pure 新シリーズ

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 馬込川を海側に10キロ。

日曜は町内の草取りがあるので

佐鳴湖には行けそうもなく今朝走りました。

キロ当たり6分を切るのがやっとのペ―スでしたが

良い天気で気持ちよく走れました。

そろそろサワガニが出没し始めましたね。




さて 本日ご紹介するお酒は

岐阜県中津川市の中山道沿いに位置する蔵

はざま酒造さんの 恵那山です。

ここ数年 とてもコスパの高いCheersシリーズの

純米大吟醸が発売されていましたが

さすがに近年の諸物価高騰の波には勝てず

小売価格がアップされたものが新シリーズ

として発売されました。

それは Pure 純米大吟醸 です。

そのコンセプトは 『日本酒 0杯から1杯へ』

つまり 日本酒は飲みにくい という若い世代

のイメージを覆すべく

“飲みやすく透明感があり フルーティでフレッシュなSAKE”

に仕上がっております。


◆恵那山 Pure 純米大吟醸 富山雄山錦 4BY

香りは酢酸イソアミル系の穏やかなタイプ。

青いバナナ、グレープフルーツのような

柑橘系もイメージします。

含むと透明感に優れ米本来の持つ甘みが

旨みとして感じられるも基本はドライな装いを醸し出し

口中でフレッシュさを伴いながらスッキリと治まります。

鼻に抜ける香りは和三盆糖のような上質感のある

落ち着いたもので後口のキレは抜群に良し。

魚介やタレで味付けした濃いお料理との相性も良く

食中酒としてお料理の味わいを邪魔せず

しっかりと同化する1本です。

1.8L 3,850円(税込)    720ml 1,925円(税込)

今までのシリーズが安すぎたので少し高く感じますが

中身の充実度と完成度を鑑みると

決して高いお酒ではありません。

価格と中身のバランスは良い と飲んだ人なら言える

そんなSAKE です。




 

来福メロン 入荷

カテゴリー │ランニング

今朝は久しぶりの晴天につき朝ランニング。

上島の親水公園を折り返しの14キロ。

早朝から暑かったですが

馬込川の道沿いはアジサイの花が満開です。


最近 ヤマト運輸を名乗るスパムメールが頻繁に

送られてきます。

どれもシンガポールからの荷物だそうです。

日本語もなんとなくたどたどしいので、すぐに解ります。

当店のメルアドはHPで公開しているので

こういうリスクは常につきまといます。





さて 夏にぴったりの日本酒のご紹介です。

茨城県の来福くだものシリーズ という日本酒があります。

過去には 「りんご」「もも」「バナナ」「マンゴー」と

いろいろな果物の香味を彷彿とする日本酒がありましたが

今回いよいよ新顔の 「めろん」 が初登場しました。

メロンの香りがプンプンの極甘のお酒を想像されると

まったく違います。

十分に食中酒になりうる完成度です。


◆来福 元祖くだもの「メロン」純米大吟醸生酒 4BY

もろメロン香 というわけではなく

しいて言うなら熟す前の青メロンや幸水梨

のような透明感のある香りが穏やかに

そして瑞々しく爽やかな印象でグラスから立ちます。

含むと ガス感+きめ細やかな酸味が明るい印象を与え

その後感じる艷やかで女性っぽいやわらかい甘みが

なんとも優美に広がります。

鼻に抜ける香り つまり含み香にメロンを感じさせる

青っぽい爽やかな香味を残し

やがてスーッと消えてゆき

後口に甘さを残さない引きの良さは秀逸です。

そんなフレッシュそしてメリハリのある味わいは

幅広い層の皆様にきっとご満足いただける

味わいだと思います。

超お薦めです。




 

白隠正宗の夏酒

カテゴリー │ランニング

今朝ランは 雨上がりの馬込川を

海方面へ走り掛舞線の橋を折り返しての

変則10キロ


なにが変則かと言いますと コースもそうですが

3キロ走って1キロゆっくり 4キロ走って1キロゆっくり

つまり

10キロを全力で走り通すのがきつくなってきたラン

でした。

紫陽花の花があちこちで満開

上天気ですが暑くなく 気持ちの良い朝ランでした。

朝走ると 午前中の身体がとても軽くなりますね。



さて 夏の酒がまだまだあります。

今回ご紹介するのは

『駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠』

で有名な 沼津市原の白隠正宗を醸す高嶋酒造さんの夏酒です。

さっぱりとドライな純米酒で

料理を邪魔しない夏の食中酒 そのものです。

◆白隠正宗 誉富士純米酒 夏の酒


全量静岡県産誉富士を使用した

一回火入の夏向け純米酒です。

色はかすかに山吹色に輝きます。

香りはどこまでも穏やかで梨やライチのような

風合いもあれど熟した果実のようでもあります。

含むとさっぱりとドライな印象ですが

舌の奥の方で旨みが留まりしなやかな酸味とともに

静かに切れていきます。

後口の余韻はとても上品で

渋みや苦味のたぐいはゼロです。

夏野菜を使用したお料理との相性が良く

あまりキンキンに冷やさず

常温か少し冷やしたぐらいの温度帯で飲むことで

このお酒の良さがストレートに伝わると思います。

落ち着いた味わいの飲み飽きしない酒とは

こういうお酒を言うのでしょうね。