2007年12月23日23:01
椿 三十郎≫
カテゴリー │映画
年内最後の休日を利用して、映画 椿三十郎 を観る。
封切り後何日か経っているので、プレミアムスクリーンが
1000円(50オーバーの夫婦二人で2000円というアレ)だった。
これはお徳。 しかし、映画館は果して儲かるのだろうか。
さて、映画の方はと言えば、黒澤作品と全く同じ脚本のためか
どうしても役者を比較し、観てしまう。
織田裕二の三十郎は、三船敏郎の野性味と迫力に比べるべくもないが
殺陣など、熱演はしていた。 ただ言葉が明瞭すぎるね。
どの役者も、黒澤作品でのキャラを凌ぐ人は見当たらなかったが
中村玉緒だけは、入江たか子に迫る味わいを醸しだしていたように思う。
映画としてはリメイクであっても、それなりの楽しみ方があるので、
下手な脚本で違う映画にしてしまうことを考えれば、評価できる。
ところが、笑いのシーンだけは、オチが判っているので、
もう一つ笑いきれないもどかしさがある。
横に居た若い女性三人組が、ゲラゲラ笑っていたのは
きっと黒澤作品を観ていないからだろう。
ラストシーンに黒澤作品のような血しぶきがないと聞いていたが
本当になかった。
ではどうなるのかと、期待していたが、うーん・・
小細工が過ぎて、もうひとつ伝わらない。
少なくとも、背中がゾクゾクと来るようなシーンではなかった。
ただ、黒澤映画へのリスペクトは、十分に伝わった。
今度は用心棒をリメイクするのかな。
封切り後何日か経っているので、プレミアムスクリーンが
1000円(50オーバーの夫婦二人で2000円というアレ)だった。
これはお徳。 しかし、映画館は果して儲かるのだろうか。
さて、映画の方はと言えば、黒澤作品と全く同じ脚本のためか
どうしても役者を比較し、観てしまう。
織田裕二の三十郎は、三船敏郎の野性味と迫力に比べるべくもないが
殺陣など、熱演はしていた。 ただ言葉が明瞭すぎるね。
どの役者も、黒澤作品でのキャラを凌ぐ人は見当たらなかったが
中村玉緒だけは、入江たか子に迫る味わいを醸しだしていたように思う。
映画としてはリメイクであっても、それなりの楽しみ方があるので、
下手な脚本で違う映画にしてしまうことを考えれば、評価できる。
ところが、笑いのシーンだけは、オチが判っているので、
もう一つ笑いきれないもどかしさがある。
横に居た若い女性三人組が、ゲラゲラ笑っていたのは
きっと黒澤作品を観ていないからだろう。
ラストシーンに黒澤作品のような血しぶきがないと聞いていたが
本当になかった。
ではどうなるのかと、期待していたが、うーん・・
小細工が過ぎて、もうひとつ伝わらない。
少なくとも、背中がゾクゾクと来るようなシーンではなかった。
ただ、黒澤映画へのリスペクトは、十分に伝わった。
今度は用心棒をリメイクするのかな。
この記事へのコメント
●はじめまして、オジサンです。
●私は黒澤映画の大ファンです。
●今回の椿三十郎にも色んな意味で
●興味を持っております。
●機会があれば、観てみたいと思っております。
●私は黒澤映画の大ファンです。
●今回の椿三十郎にも色んな意味で
●興味を持っております。
●機会があれば、観てみたいと思っております。
Posted by オジサン at 2007年12月23日 23:18
黒澤ファンなら、いろいろと突っ込みを
入れたくなる映画かもしれませんが、カメラアングルからセリフまで、うまくリメイクしていましたよ。 是非ご覧下さい。
入れたくなる映画かもしれませんが、カメラアングルからセリフまで、うまくリメイクしていましたよ。 是非ご覧下さい。
Posted by 静岡酵母 at 2007年12月24日 09:59