フレッド・ハーシュ

カテゴリー │CD

“美しきピアノ” にめぐり合いました。

ピアニストの名は、Fred Hersch / フレッド・ハーシュ

私の好きなジャズピアニスト 福田重男さんのページで

BBSに彼が書き込みをしているのを見て、知りました。

福田さん曰く、

『音色の素晴らしさ、その美しさは天下一品で、思わず息を呑む。
 ピアニッシモからフォルテッシモまで、そしてピアノの88鍵の
 隅々までを駆使して、ピアノを鳴らす。
 真の意味でのテクニシャンの演奏とはこういうのを言うのだろう。
 まさに”達人”の演奏そのもの・・・』

どうやら彼 フレッド・ハーシュは、先月末に来日し、わずかな回数

ですが日本でライブを行ったようです。

早速にアルバムを取り寄せました。

届いたのは、『In Amsterdam: Live At The Bimhuis』と

『Night & The Music』

前者は ソロピアノでの演奏で、後者はトリオです。

どちらも素晴らしいのですが、私はライブ録音のソロピアノの

アルバムの方が、断然好きです。

『 "Songs Without Words" Fred Hersch』という3枚組みの

アルバムもあるようですが、次の機会の楽しみとしましょう。

さて、彼の演奏の特徴は、コードの流れの麗しさと、

音の深さでしょう。

私はピアニストではありませんから、テクニックが凄い

と言われても、福田さんのように、何がどう凄いのかが

理解できません。

ただ、その醸しだされる音を聴いていると、実に緻密で流麗。

凝縮感に富み、リズミカルに間断なく、気持ちの良いフレーズが

延々と続くのが判ります。

つまり、音に飽きさせることを知らない美しきピアノ。

取り上げるナンバーは、オリジナルのみならず

スタンダードからミュージシャンスタンダーズと呼ばれる

名チューンまで、なんでもこなすというその姿勢に、

好感を持ちます。

フレッド・ハーシュ

今、閉店後、真っ暗な店内に 

タイムドメインのボリュームを

いっぱいに上げて聴いています。

本当にそこにピアノがあるかのような臨場感は、

ハードとソフトの組み合わせの妙 



がなせる業。

とても幸せです。



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