静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

昨日は 月に一度の日本酒講座がありました。

今月のテーマは 吟醸酒について

吟醸酒とはなにか
吟醸の 言葉の由来
吟醸酒の種類
そして 吟醸酒の製法上の特徴

こんな内容で解説したあと
いよいよ 吟醸酒の試飲タイムです。



今回ご用意したお酒は 左から提供順に

開運 吟醸酒
開運 大吟醸
葵天下 純米吟醸
葵天下 純米大吟醸

すべて 静岡県の蔵のお酒です。
でも、味わいは全然違うお酒です。

開運 吟醸酒
23BYの一回火入れ酒で、艶やかな旨味が
ふわりと漂う いいお酒です。

開運 大吟醸
言わずと知れた 開運の人気商品。
ところが、封を開けてすぐは、旨みが十分に
出てこないので、吟醸の方が判りやすいという
痛し痒しの結果に。

葵天下 純米吟醸
入荷は去年の秋ですが 22BYのお酒ではないかと
想像できます。適度な色合いと熟し香が感じられました。
でも、落ち着いた味わいは 濃い味付けの料理とも
合いそうです。

葵天下 純米大吟醸
これも 22BYの 山田錦40％精米の純米大吟醸。
ところが、小売価格はこちらのほうが安いのです。
香りはふくよかで、適度な酸と熟しを感じました。

右の2本は 吟醸酒ではありません。
実は 前々回にゲストとしてお越しいただいた
若竹の日比野杜氏が、講座の皆さんで飲んでください
と お送りいただいた新酒です。

今回は 火入れのお酒ばかりでしたから、新酒生酒が
とても新鮮に感じられました。
日比野さん ありがとうございます。

今回も 試飲タイムに いろいろな質問が飛び交い
とても賑やかな講座となりました。

来月は お燗酒 がテーマです。

粋に愉しむ 日本酒ワールド