真夏に濃い酒 山縣アートラベル

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暑いです。 とにかく毎日暑いです。

そんななか 我が家の寝室のクーラーがぶっ壊れて

夜は窓を開けっぱなしで寝ています。

ところが、これが意外と寝れるんです。

クーラー付けっぱなしに比べ、翌朝の寝覚めも良く

身体のだるさもありません。 ケガの功名です。

さて そんな真夏に当店で朝から売れているのは

ほとんどが日本酒 たまに 本格焼酎

ビールは業務用を除いて ほとんど売った記憶がありません。

昔の酒屋の常識では考えられないことですが、それが 今 です。

常識 と言えば 夏の日本酒のイメージとして

サラリとした軽い口当たりのもの という概念があります。

ところが 今回 初めて入荷したこのお酒は

ジュワッとした味の凝縮感に富み 決して軽くない シロモノ

真夏に発売するため 3月に搾られ 即瓶詰めされ -3℃で

低温貯蔵された 純米無濾過生原酒 です。

真夏に濃い酒 山縣アートラベル

山口県周南市に在る蔵 山縣本店さんは

以前に梅酒を仕入れていた時期がありました。

過去形になるのは、梅酒ブームが去り長くお取引をしていないからです。

そんなリキュール・焼酎蔵 と認識していた会社が その昔は 1万石の

製造量を誇る日本酒蔵だった (現在は600石)のを知ったのは ごく最近のこと。

前杜氏が辞められて、蔵人として10年勤めた小笠原光宏さんが杜氏になり

お酒の味がガラリと 良い方向に変わった。

ちなみに 光宏さんは 蔵元の娘さんのご主人。

で、社長はがぜんやる気を取り戻し

小仕込みタンクの導入 大型冷蔵庫の敷設 商品アイテムの見直し

という流れのお話は、この業界では 時々お聞きします。


◆山縣(やまがた) Art Label 純米無濾過生原酒 27BY


3月に搾った無濾過の生原酒を-3℃で低温熟成

上槽後即詰めなので、ほのかにガス感も感じる純米酒です。

山口県産米・西都の雫を60%精米し協会9号酵母で醸造。

香りは9号のわりには ふくよかに立ちます。

含むと、旨みの凝縮感よろしく押しも強く、一瞬派手か?

と思いきや

後半は透明感・ミネラル感を促しサッと引いていく感じ。

生熟成の味ノリと、コンディションの良さが光る1本です。

真夏にあえて アグレッシブで濃いお酒

いかがでしょうか。










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