~コクリコ坂から~

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昨夜 レイトショーにて ~コクリコ坂から~ を観た。

ネットで 夫婦50歳以上2000円 というチケットを予約。
それも、プレミアムシートが開放されていた。
更に、夏休み期間中は 一人100円引き とかで、
結局、プレミアムシートで900円で観ることに。 
映画 安いね。 いや 安すぎる。

さて、内容ですが、設定は昭和38年の横浜界隈。
主人公は 凛とした高校生の男女。
世は、東京オリンピックを翌年に控えた、古きものを
捨て去ろうとするイケイケの時代。 価値観がすべて
金(かね)や物質的欲求に支配されようとする まさに
転換期。

でも、当時の若者は、今よりずっと希望に満ち溢れていて
まぶしい。 私は小学校の二年生でしたから、むしろオリン
ピック後の世間の価値観に毒され、あがなって生きてきた
年代。

ノスタルジーで観てしまうと、それはそれで愉しめるが
今に置き換えて 足元を見なさい というメッセージが肝。

主人公の女学生 海 が 毎朝供えのコップの水を換え
国際信号旗を掲げるあのシーンは、一見意味の無い愚直な
行為にこそ 心の拠り所があるという、現代人が見失いがち
な大切ななにか を、思い起こさせてくれる。


よって さまよえる大人 こそ観るべき。
果たして届くか・・

ところで、挿入歌の 『さよならの夏』
なんか郷愁をそそるメロディと歌詞だと思ったら、35年前
に森山良子がレコードを出していた。 同名のドラマの
主題歌だったそうだが、歌もドラマも、全く記憶がない。
調べたら、昭和51年放映の、NTV系のドラマとか。

昭和50年代前半の大学時代は、テレビがなかったので
知らないのは当然。







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この記事へのコメント
「コクリコ坂から」
長澤まさみが声の出演をしているアレですか。
←そっちかよ
私も、大学生やっていた頃は部屋にTVがありませんでした。
TVを買うお金もありませんでしたし(^^ゞ

話しが方向違いに行ってしまいますけれど、昭和35年頃に
東京都渋谷区に短期間住んでいたことがありまして、
その部屋からワシントンハイツが見えたのを覚えています。
まだ米軍のヘリが発着していましたから、返還前だったのかな?
東京オリンピックというと、そのことを思い出しますね。

ワシントンハイツって、わかる人は少ないでしょうね(^^;
(返還後は、東京オリンピックの選手村になりました)
Posted by tougo at 2011年08月12日 12:31
ワシントンハイツ って なんですか?
生まれてないから わかんなーい(・ω・)\バシッ
Posted by 静岡酵母 at 2011年08月12日 15:01
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    コメント(2)