2011年04月22日11:04
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カテゴリー │日本酒教室
スーちゃんが 亡くなりました。
三人の中で誰が好き? とは
若い頃よくやった合コンでの話のネタ。
恋愛感が判るとか。
私はミキ派でしたが、一つ年下のスーちゃんも
妹のようで可愛かった・・・
ご冥福をお祈りします。
さて、NHK文化センターで行っている 日本酒講座
『知る 飲む 愉しむ 日本酒講座』の4月期第一回を
昨日行いました。
お仕事の関係でお辞めになった方もいれば、新たに
入講される方もおられます。 そして、引き続き変わらず
受講される方も。
この日のテーマは 麹って 何?
麹の役割 麹菌の種類 種麹などについて、お話しました。
利き酒のコーナーは、愛山をテーマに、愛山で醸造された
お酒を4種類用意しました。
左から
七田 七割五分磨き 愛山 純米無濾過生
立山 特別純米 愛山
南部美人 純米吟醸 愛山
獅子の里 純米大吟醸 愛山
南部美人は、ネットで関西の酒屋さんから購入しました。
愛山使用のお酒って、山田錦や雄町に比べると、やはり
少ないですね。 特に南部美人は全国から引き合いが
多いので、在庫のあるお店を探すのに、何件か電話を
かけたりしました。
七田は、何回も取り上げているように、愛山という高級米を
あえて磨かずに仕込んだお酒。75%精米でも雑味がなく
適度な酸とスムースな米の旨みを感じていただけたと思います。
立山は、57%まで磨いた純米酒。香りは穏やかで、酸も
低く味わいの広がりもスローですが、食中酒としては、こういう
存在のお酒も必要。
南部美人の愛山は、私も初めて飲みましたが、適度にきれいな
旨みが広がる、純米吟醸らしさがしっかりと感じられる佳酒でした。
香りはセーブされています。
獅子の里は、20BYのお酒です。二年以上冷蔵庫で寝かせて
あった品ですが、熟し香はないものの、旨みの凝縮感もあまり
感じられませんでした。
愛山というお米は、香りより、味わいの深みを楽しむ純米酒や
純米吟醸に適したお米だと思いました。少なくとも、香り華やかな
大吟醸には不向きでしょう。
もっとも、お米が砕けやすく、高精白は困難でしょうから、35%とか
40%の大吟醸は どだい無理な話。
そして、この日はとっておきの1本がありました。
菊石 袋漉し 純米吟醸生酒
このお酒は、愛知県の豊田市の地酒で、3月までこの講座に
通われていた Nさんという飲食店にお勤めの男性から
講座の皆さんと一緒に味わってください。
と手紙を添えて送られてきた1本なんです。
ありがたいことです。
講座の皆さんも、驚きとともに大変喜んでくださいました。
五百万石55%精米で、酵母は定かではありませんが、香り系
の酵母だと推測できます。
新酒生酒らしい、ふくよかな香りが立ち、口に含むときれいな
旨みがスピード感を伴って広がるタイプです。アル分は15度台
ですから原酒ではないものの、袋漉し いわゆる無濾過でしょう
から、それ特有の味の多さを併せ持ちます。
キレはスパッと切れるものではなく、じんわりと旨みを残します。
最初に楽しむお酒で、何倍も飲むと少し疲れるかもしれません。
豊田の地酒は初めて飲みましたが、なかなかのレベル。
香りがアグレッシブなところは、静岡との大きな違いですが
こういうお酒もTPOに応じて必要だと思います。
Nさん ありがとうございました。ブログを借りてお礼申し上げます。
さて、この日本酒講座 途中からでも受講できます。
ただいま生徒さんを募集中。
6月には 特別ゲストとして、國香の蔵元杜氏 松尾晃一氏にも
お越しいただく予定です。 興味のある方は是非ご参加下さい。
知る・飲む・愉しむ 日本酒講座
三人の中で誰が好き? とは
若い頃よくやった合コンでの話のネタ。
恋愛感が判るとか。
私はミキ派でしたが、一つ年下のスーちゃんも
妹のようで可愛かった・・・
ご冥福をお祈りします。
さて、NHK文化センターで行っている 日本酒講座
『知る 飲む 愉しむ 日本酒講座』の4月期第一回を
昨日行いました。
お仕事の関係でお辞めになった方もいれば、新たに
入講される方もおられます。 そして、引き続き変わらず
受講される方も。
この日のテーマは 麹って 何?
麹の役割 麹菌の種類 種麹などについて、お話しました。
利き酒のコーナーは、愛山をテーマに、愛山で醸造された
お酒を4種類用意しました。
左から
七田 七割五分磨き 愛山 純米無濾過生
立山 特別純米 愛山
南部美人 純米吟醸 愛山
獅子の里 純米大吟醸 愛山
南部美人は、ネットで関西の酒屋さんから購入しました。
愛山使用のお酒って、山田錦や雄町に比べると、やはり
少ないですね。 特に南部美人は全国から引き合いが
多いので、在庫のあるお店を探すのに、何件か電話を
かけたりしました。
七田は、何回も取り上げているように、愛山という高級米を
あえて磨かずに仕込んだお酒。75%精米でも雑味がなく
適度な酸とスムースな米の旨みを感じていただけたと思います。
立山は、57%まで磨いた純米酒。香りは穏やかで、酸も
低く味わいの広がりもスローですが、食中酒としては、こういう
存在のお酒も必要。
南部美人の愛山は、私も初めて飲みましたが、適度にきれいな
旨みが広がる、純米吟醸らしさがしっかりと感じられる佳酒でした。
香りはセーブされています。
獅子の里は、20BYのお酒です。二年以上冷蔵庫で寝かせて
あった品ですが、熟し香はないものの、旨みの凝縮感もあまり
感じられませんでした。
愛山というお米は、香りより、味わいの深みを楽しむ純米酒や
純米吟醸に適したお米だと思いました。少なくとも、香り華やかな
大吟醸には不向きでしょう。
もっとも、お米が砕けやすく、高精白は困難でしょうから、35%とか
40%の大吟醸は どだい無理な話。
そして、この日はとっておきの1本がありました。
菊石 袋漉し 純米吟醸生酒
このお酒は、愛知県の豊田市の地酒で、3月までこの講座に
通われていた Nさんという飲食店にお勤めの男性から
講座の皆さんと一緒に味わってください。
と手紙を添えて送られてきた1本なんです。
ありがたいことです。
講座の皆さんも、驚きとともに大変喜んでくださいました。
五百万石55%精米で、酵母は定かではありませんが、香り系
の酵母だと推測できます。
新酒生酒らしい、ふくよかな香りが立ち、口に含むときれいな
旨みがスピード感を伴って広がるタイプです。アル分は15度台
ですから原酒ではないものの、袋漉し いわゆる無濾過でしょう
から、それ特有の味の多さを併せ持ちます。
キレはスパッと切れるものではなく、じんわりと旨みを残します。
最初に楽しむお酒で、何倍も飲むと少し疲れるかもしれません。
豊田の地酒は初めて飲みましたが、なかなかのレベル。
香りがアグレッシブなところは、静岡との大きな違いですが
こういうお酒もTPOに応じて必要だと思います。
Nさん ありがとうございました。ブログを借りてお礼申し上げます。
さて、この日本酒講座 途中からでも受講できます。
ただいま生徒さんを募集中。
6月には 特別ゲストとして、國香の蔵元杜氏 松尾晃一氏にも
お越しいただく予定です。 興味のある方は是非ご参加下さい。
知る・飲む・愉しむ 日本酒講座
この記事へのコメント
静岡酵母さんもミキちゃん派でしたか(^^ゞ
スーちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。
愛山で醸造されたお酒、是非いただいてみたいものです。
スーちゃんのご冥福をお祈り申し上げます。
愛山で醸造されたお酒、是非いただいてみたいものです。
Posted by tougo at 2011年04月22日 19:09
愛山でしたら志太泉にもありますよ~
南部美人はメジャーですね
南部美人はメジャーですね
Posted by やまもと at 2011年04月23日 01:33
ミキちゃんは、それこそ “普通のおばさん”になっているのでしょうね。
愛山 一度お試しを。
へえ 志太泉にもあるんですか。
それは知らなかった。
望月さんも、いろいろとチャレンジされてますね。
愛山 一度お試しを。
へえ 志太泉にもあるんですか。
それは知らなかった。
望月さんも、いろいろとチャレンジされてますね。
Posted by 静岡酵母 at 2011年04月23日 09:59