2009年09月21日15:54
南こうせつ サマーピクニックフォーエバー in つま恋 ≫
カテゴリー │コンサート
日曜は、先週に引き続いて 掛川のつま恋へ。
◆南こうせつ サマーピクニックフォーエバー in つま恋
を、友人夫婦と4人で観に行った。

開演は1時からだが、入場にすごく時間がかかる。という
うちの奥さんの3年前の吉田拓郎・かぐや姫コンサートの
経験から、早めに家を出ることに。

掛川駅に着いたのが、10時20分ごろ。
ビストンバスにはすぐ乗れたが、降りてからが大変・・
と思いきや、意外とスムースに。

途中、記念撮影などしながら、ぞろぞろと歩いて、会場の
多目的広場に着いたのが11時。

開演まで2時間あるので、まずは腹ごしらえ。
持参した折詰め弁当と缶ビールとカップ酒で、ミニ酒宴。
天気は雲ひとつない、超快晴。
帽子とタオルは必需品。
今回は NHKハイビジョンで生放送があるので、1時きっかりに
スタート。 ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

まずは 南こうせつが、赤いブレザーを着て登場。
今年 還暦を迎えたのでチャンチャンコ代わりということか。
聴衆はいきなり、総立ち。
皆 最初から飛ばすなあ・・・と思っていたら、3曲目の
バラード調の曲から一斉に坐りだした。(笑)
確かに、聴衆の面々は ほとんどが40代~60代。
たまに30代が居て、ごくわずかに20代が生息するような
おじさんおばさんのサンクチュアリ
であった。
私達のエリアは C-7 前からABCDEとなり、7は
ステージから向かって一番左。
舞台からは遠いが、比較的ゆったりとしたスペースを確保できた
のは、7時間という長丁場を考えると正解であった。
ゲストの一人目は 伊勢正三。
「ささやかなこの人生」
続いて イルカ登場。
伊勢正三と二人で「なごり雪」を、この暑い日ざしの中で熱唱。

ここでスペシャルゲスト 杉田二郎が登場。
「戦争を知らない子供たち」
70年代フォークが目白押し。
どの歌も、一緒に歌えてしまうのがなんとも嬉しい。
続いて登場は 尾崎亜美。旦那のベーシスト 小原礼も参加して
ピアノとベースのデュオで、「オリビアを聴きながら」
これは すごく良かった。
魅力的なハスキーヴォイス 独特の間 唯一無二のフレージング
間違いなく ジャズを歌わせたいポップスシンガーの一人である。
(まっ 歌わないだろうけどね)
そして山本潤子も登場。
「卒業写真」を、ウッドベースとギターでアコースティックに。
この人 赤い鳥 ハイファイセット 時代からずっとファン。
と言うより あこがれのオネエ様。
そのオネエ様も、今年の12月で 還暦だそうな。
時は確かに流れたねえ。

こうせつ曰く 昨夜から酒びたりの ムッシュかまやつ 登場。
ギター1本で 「あのとき君は若かった」を弾き語り。
歌の前に、ギターで粋なフレーズを披露したのはお愛嬌。
古希(70歳)になっても、カッコよさのツボを心得ていらっしゃる。
ちなみに、この歌 わたくしのカラオケ定番ナンバーです。
生ギターバージョンがあればいいのに・・
ムッシュが出れば この歌は避けて通れない。
「我が良き友よ」 ここまで出演の全員で歌う。
ムードがちょっと変わって、若手のシンガー登場。
BEGIN と 夏川りみ。
それぞれ 「島人ぬ宝」と 「アメージング グレース」
夏川りみは、沖縄方言を交えてアメージング グレースを歌ったが
実に 歌詞の韻とメロディがフィットしていた。
BEGIN と 夏川りみ と来れば 「涙そうそう」である。
ここで、作詞の森山良子もステージに登場し、なんと3組で熱唱。
この 涙そうそう はとっても贅沢。
会場がシーンとなって酔いしれていた。

森山良子がステージに残り 「この広い野原いっぱい」と
「さとうきび畑」を歌う。さとうきび畑は とても長い歌だけど
長さを感じさせないのは、流石である。
だから、大勢のカラオケでこの歌を歌う奴は 究極のKY。 (笑)

千春が出てきた。
彼とは 年齢もビジュアルも一緒
・・残念ながら
もう毒舌ワンマンショーである。
まずは、“緊張の生ギター”1本で「季節の中で」を熱唱。
そのギターの失敗を MCのネタにするところなど、この人は
アクが強いが まさにエンタティナー。楽しませるねえ。
NHKハイビジョンの生放送を意識してか、視聴率を気にせず
良質の番組を提供できるのはNHKだけ という意見は正しい。
でも オメエら受信料払えよ は、大きなお世話(笑)
最後に「長い夜」を歌い「22歳の別れ」を伊勢正三ら全員で
歌って、2部は終了。
夕暮れになり、3部の始まり。
こうせつが、吉田拓郎の近況を報告。
元気なようである。そして、「夏休み」を歌う。
こうせつの歌う 夏休み も いいねえ。

ゲストは 坂崎幸之助。
南こうせつ クローンズ というだけあって、ビジュアル的
にも似ている。でも、70年代フォークの大ファンというマイン
ドが、モノマネではない彼の存在感を際立たせていると思う。
「酔いどれかぐや姫」 シャーララ~ と オーッ を聴衆に
言わせる演出が憎い。 この曲を シュールレアリズムの極み
と評した 加藤和彦が スペシャルで登場。
この時間は 天地人の放送がかぶるので、テレビはなし。
だからという訳ではないのだろうが、かつて 放送禁止曲だった
「イムジン川」を坂崎幸之助と二人で歌う。
フランス語の歌詞があったりと、現代社会に即す普遍的なメッセージ
に、ちょっと変わっていた。
「白い色は恋人の色」「あの素晴らしい愛をもういちど」も全員で熱唱。
涙ぐみながら、私も大声で歌う。
青春の一ページが蘇る。

最後の大物ゲストは 小田和正。
こうせつ 正やん と三人で こうせつの歌と
「今日も どこかで」を。
舞台の端から端までの駆け足も交えての熱唱。
かつて 鈴木康博と二人だけのオフコース時代
300人ほどのホールを埋めれなくて同じ事務所だったかぐや姫に
出演依頼をして快諾してもらったら、たちどころに チケットが
完売したけど かぐや姫ファンばかりで複雑だった。
というエピソードを披露。今回は その借りを返す意味もあったとか。
ここで気づいたのだが、私の周りは、なんと 小田和正ファンばかり
であった。急に声援をとばすし、この日が彼の誕生日であることを
大声で叫ぶし、小田がいなくなるとさっさと帰るし。
会場のあちこちでは、小田へのアンコールの合唱も始まる。
ある意味 見事に借りを返してますねえ。 小田さん (笑)
さて、コンサートも終盤。
「神田川」に ジーンときて、これを聴いたらもうお腹一杯で
帰り支度を意識し始める。
「うちのお父さん」を聞きながら、エリアを外れて、バス乗り場まで。
最後は、全員が出てきて 「あの日の空よ」を合唱したそうな。
終了の 花火は 掛川までのバスの中で鑑賞。
おかげで、帰りもスムースに家路につくことができた。
おじさんおばさんの身には、暑くてちょっときつかったけど、
充実の休日に 感謝。
なお この日の模様は
10月18日 NHKBS2 1時~ 再放送されます。
◆南こうせつ サマーピクニックフォーエバー in つま恋
を、友人夫婦と4人で観に行った。

開演は1時からだが、入場にすごく時間がかかる。という
うちの奥さんの3年前の吉田拓郎・かぐや姫コンサートの
経験から、早めに家を出ることに。

掛川駅に着いたのが、10時20分ごろ。
ビストンバスにはすぐ乗れたが、降りてからが大変・・
と思いきや、意外とスムースに。

途中、記念撮影などしながら、ぞろぞろと歩いて、会場の
多目的広場に着いたのが11時。

開演まで2時間あるので、まずは腹ごしらえ。
持参した折詰め弁当と缶ビールとカップ酒で、ミニ酒宴。
天気は雲ひとつない、超快晴。
帽子とタオルは必需品。
今回は NHKハイビジョンで生放送があるので、1時きっかりに
スタート。 ご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

まずは 南こうせつが、赤いブレザーを着て登場。
今年 還暦を迎えたのでチャンチャンコ代わりということか。
聴衆はいきなり、総立ち。
皆 最初から飛ばすなあ・・・と思っていたら、3曲目の
バラード調の曲から一斉に坐りだした。(笑)
確かに、聴衆の面々は ほとんどが40代~60代。
たまに30代が居て、ごくわずかに20代が生息するような
おじさんおばさんのサンクチュアリ
であった。
私達のエリアは C-7 前からABCDEとなり、7は
ステージから向かって一番左。
舞台からは遠いが、比較的ゆったりとしたスペースを確保できた
のは、7時間という長丁場を考えると正解であった。
ゲストの一人目は 伊勢正三。
「ささやかなこの人生」
続いて イルカ登場。
伊勢正三と二人で「なごり雪」を、この暑い日ざしの中で熱唱。

ここでスペシャルゲスト 杉田二郎が登場。
「戦争を知らない子供たち」
70年代フォークが目白押し。
どの歌も、一緒に歌えてしまうのがなんとも嬉しい。
続いて登場は 尾崎亜美。旦那のベーシスト 小原礼も参加して
ピアノとベースのデュオで、「オリビアを聴きながら」
これは すごく良かった。
魅力的なハスキーヴォイス 独特の間 唯一無二のフレージング
間違いなく ジャズを歌わせたいポップスシンガーの一人である。
(まっ 歌わないだろうけどね)
そして山本潤子も登場。
「卒業写真」を、ウッドベースとギターでアコースティックに。
この人 赤い鳥 ハイファイセット 時代からずっとファン。
と言うより あこがれのオネエ様。
そのオネエ様も、今年の12月で 還暦だそうな。
時は確かに流れたねえ。

こうせつ曰く 昨夜から酒びたりの ムッシュかまやつ 登場。
ギター1本で 「あのとき君は若かった」を弾き語り。
歌の前に、ギターで粋なフレーズを披露したのはお愛嬌。
古希(70歳)になっても、カッコよさのツボを心得ていらっしゃる。
ちなみに、この歌 わたくしのカラオケ定番ナンバーです。
生ギターバージョンがあればいいのに・・
ムッシュが出れば この歌は避けて通れない。
「我が良き友よ」 ここまで出演の全員で歌う。
ムードがちょっと変わって、若手のシンガー登場。
BEGIN と 夏川りみ。
それぞれ 「島人ぬ宝」と 「アメージング グレース」
夏川りみは、沖縄方言を交えてアメージング グレースを歌ったが
実に 歌詞の韻とメロディがフィットしていた。
BEGIN と 夏川りみ と来れば 「涙そうそう」である。
ここで、作詞の森山良子もステージに登場し、なんと3組で熱唱。
この 涙そうそう はとっても贅沢。
会場がシーンとなって酔いしれていた。

森山良子がステージに残り 「この広い野原いっぱい」と
「さとうきび畑」を歌う。さとうきび畑は とても長い歌だけど
長さを感じさせないのは、流石である。
だから、大勢のカラオケでこの歌を歌う奴は 究極のKY。 (笑)

千春が出てきた。
彼とは 年齢もビジュアルも一緒
・・残念ながら
もう毒舌ワンマンショーである。
まずは、“緊張の生ギター”1本で「季節の中で」を熱唱。
そのギターの失敗を MCのネタにするところなど、この人は
アクが強いが まさにエンタティナー。楽しませるねえ。
NHKハイビジョンの生放送を意識してか、視聴率を気にせず
良質の番組を提供できるのはNHKだけ という意見は正しい。
でも オメエら受信料払えよ は、大きなお世話(笑)
最後に「長い夜」を歌い「22歳の別れ」を伊勢正三ら全員で
歌って、2部は終了。
夕暮れになり、3部の始まり。
こうせつが、吉田拓郎の近況を報告。
元気なようである。そして、「夏休み」を歌う。
こうせつの歌う 夏休み も いいねえ。

ゲストは 坂崎幸之助。
南こうせつ クローンズ というだけあって、ビジュアル的
にも似ている。でも、70年代フォークの大ファンというマイン
ドが、モノマネではない彼の存在感を際立たせていると思う。
「酔いどれかぐや姫」 シャーララ~ と オーッ を聴衆に
言わせる演出が憎い。 この曲を シュールレアリズムの極み
と評した 加藤和彦が スペシャルで登場。
この時間は 天地人の放送がかぶるので、テレビはなし。
だからという訳ではないのだろうが、かつて 放送禁止曲だった
「イムジン川」を坂崎幸之助と二人で歌う。
フランス語の歌詞があったりと、現代社会に即す普遍的なメッセージ
に、ちょっと変わっていた。
「白い色は恋人の色」「あの素晴らしい愛をもういちど」も全員で熱唱。
涙ぐみながら、私も大声で歌う。
青春の一ページが蘇る。

最後の大物ゲストは 小田和正。
こうせつ 正やん と三人で こうせつの歌と
「今日も どこかで」を。
舞台の端から端までの駆け足も交えての熱唱。
かつて 鈴木康博と二人だけのオフコース時代
300人ほどのホールを埋めれなくて同じ事務所だったかぐや姫に
出演依頼をして快諾してもらったら、たちどころに チケットが
完売したけど かぐや姫ファンばかりで複雑だった。
というエピソードを披露。今回は その借りを返す意味もあったとか。
ここで気づいたのだが、私の周りは、なんと 小田和正ファンばかり
であった。急に声援をとばすし、この日が彼の誕生日であることを
大声で叫ぶし、小田がいなくなるとさっさと帰るし。
会場のあちこちでは、小田へのアンコールの合唱も始まる。
ある意味 見事に借りを返してますねえ。 小田さん (笑)
さて、コンサートも終盤。
「神田川」に ジーンときて、これを聴いたらもうお腹一杯で
帰り支度を意識し始める。
「うちのお父さん」を聞きながら、エリアを外れて、バス乗り場まで。
最後は、全員が出てきて 「あの日の空よ」を合唱したそうな。
終了の 花火は 掛川までのバスの中で鑑賞。
おかげで、帰りもスムースに家路につくことができた。
おじさんおばさんの身には、暑くてちょっときつかったけど、
充実の休日に 感謝。
なお この日の模様は
10月18日 NHKBS2 1時~ 再放送されます。
この記事へのコメント
わあああz!!
うらやましい。よだれが出そうな・・もとい、涙があふれそうな時間ですね~
むかーし、昔、かぐや姫のラストコンサートのつま恋のチケットを手に入れたのに、高校で行くなと言われ、当時は真面目な真面目な生徒だったので、泣く泣くあきらめた・・いまだに後悔してます。
素敵な時間でしたね~
うらやましい。よだれが出そうな・・もとい、涙があふれそうな時間ですね~
むかーし、昔、かぐや姫のラストコンサートのつま恋のチケットを手に入れたのに、高校で行くなと言われ、当時は真面目な真面目な生徒だったので、泣く泣くあきらめた・・いまだに後悔してます。
素敵な時間でしたね~
Posted by hiro at 2009年09月21日 21:36
hiroさん 良かったですよ~
つま恋 かぐや姫 フォークソングには
それぞれ皆さん いろんな思い出があるんでしょうね。
会場では、一人ひとりが過去を振り返りながらも、今 そしてこれからを生きていく。そんな空気を感じました。
つま恋 かぐや姫 フォークソングには
それぞれ皆さん いろんな思い出があるんでしょうね。
会場では、一人ひとりが過去を振り返りながらも、今 そしてこれからを生きていく。そんな空気を感じました。
Posted by 静岡酵母 at 2009年09月22日 09:12
はじめまして。今日、夏川りみさんを検索していて、貴ブログにたどり着きました。
レポ、ありがとうございます。
私は、この野外ライブが初めての参戦でした。
おかげさまで、薄れかけていた感動が、よみがえって来ました。
出演されたアーティストさん皆さん、とても感動の歌声でしたね。
NHKの放送も録画していますが、やはり、現場での生の雰囲気は、また別格ですね。
また機会があれば、行ってみたいと思っています。
本当にありがとうございました。
レポ、ありがとうございます。
私は、この野外ライブが初めての参戦でした。
おかげさまで、薄れかけていた感動が、よみがえって来ました。
出演されたアーティストさん皆さん、とても感動の歌声でしたね。
NHKの放送も録画していますが、やはり、現場での生の雰囲気は、また別格ですね。
また機会があれば、行ってみたいと思っています。
本当にありがとうございました。
Posted by 阿波のたか at 2014年02月08日 18:00
阿波のたか 様
コメントありがとうございます。
もう5年近くも前のことですが、この感動は
今でも克明に記憶しております。
次のチャンスも是非行きたいですね。
コメントありがとうございます。
もう5年近くも前のことですが、この感動は
今でも克明に記憶しております。
次のチャンスも是非行きたいですね。
Posted by 静岡酵母
at 2014年02月10日 09:48
