2020年10月19日13:44
日本酒とワイン樽の融合≫
カテゴリー │酒
洋楽の世界に フュージョン というカテゴリーがあります。
1970年代半ばに発生した、ジャズを基調にロックやラテン、
電子音楽、クラシック音楽などを融合(フューズ)させた
ジャンルなんですが、最初は クロスオーバー と呼んでいた
そんな記憶があります。
ジャズの世界では 著名なアーティストがフュージョンアルバム
を発表すると、時代におもねったとか 商業主義とか
ネガティプな印象で語られた時代もありましたが、音楽的には
ロックなどのノリのいいビート、編曲性などを融合させたもので
ジャズの魅力がアドリブ(即興演奏)にあるとすれば、
フュージョンはメロディ・ラインに多くの比重がかかっている。
そういうことでしょう。
で、日本酒の世界にも フュージョン がある。
というお話です。
いったい何と何を融合させたのか。
それは 日本酒 と ワイン ではなく ワイン樽 です。
酒蔵×ワイナリーのあたらしいカタチ として
日本酒の蔵に 日本のワイナリーで使用された樽を持ち込み
日本酒をワイン樽で熟成させたわけです。
熟成期間は それぞれに違いますし、入れるお酒もまた違います。

今回ご紹介するのは 「日本で最も星に近い酒蔵」というキャッチコピーの
標高936メートルに位置する 十六代九郎右衛門・湯川酒造店が醸す
精米歩合80% の低精白仕込みの ボディのしっかりとした純米酒を
ワイン樽で143日寝かせたものです。
◆十六代九郎右衛門 × 高畠ワイン FUSION 2020 Awesome- オウサム -
ワイン樽は、山形県にある高畠ワインで、マスカットベーリー A を
熟成させるために使用していたワイン樽です。
日本酒は、3 年以上熟成させた兵庫県産山田錦を使用した純米吟醸酒。
色がキレイで、オレンジがかった黄金色をした独特の色調です。
香りは赤ワイン由来であるザクロやプラム、干しぶどうのような香り
を感じ、その後、お酒本来のふくよかな厚みのある香りを感じます。
口に含むと、なめらかでぽっちゃりとした印象があり、干しぶどうの
香りにオークの香りが相まって、まるでラムレーズンや高貴な梅酒
を飲んでいるかのようなリッチさを感じます。
命名は、試飲しておもわず「ウマ!」と 声が出て心躍ったことから
米国のスラングである Awesome(すげえ!ヤバい!)と名付けられました。
新しい日本酒のカタチ としてのフュージョンを、洋食のみならず
和食の愉しみ方の新たなバリエーションとしてもご活用下さい。
1970年代半ばに発生した、ジャズを基調にロックやラテン、
電子音楽、クラシック音楽などを融合(フューズ)させた
ジャンルなんですが、最初は クロスオーバー と呼んでいた
そんな記憶があります。
ジャズの世界では 著名なアーティストがフュージョンアルバム
を発表すると、時代におもねったとか 商業主義とか
ネガティプな印象で語られた時代もありましたが、音楽的には
ロックなどのノリのいいビート、編曲性などを融合させたもので
ジャズの魅力がアドリブ(即興演奏)にあるとすれば、
フュージョンはメロディ・ラインに多くの比重がかかっている。
そういうことでしょう。
で、日本酒の世界にも フュージョン がある。
というお話です。
いったい何と何を融合させたのか。
それは 日本酒 と ワイン ではなく ワイン樽 です。
酒蔵×ワイナリーのあたらしいカタチ として
日本酒の蔵に 日本のワイナリーで使用された樽を持ち込み
日本酒をワイン樽で熟成させたわけです。
熟成期間は それぞれに違いますし、入れるお酒もまた違います。

今回ご紹介するのは 「日本で最も星に近い酒蔵」というキャッチコピーの
標高936メートルに位置する 十六代九郎右衛門・湯川酒造店が醸す
精米歩合80% の低精白仕込みの ボディのしっかりとした純米酒を
ワイン樽で143日寝かせたものです。
◆十六代九郎右衛門 × 高畠ワイン FUSION 2020 Awesome- オウサム -
ワイン樽は、山形県にある高畠ワインで、マスカットベーリー A を
熟成させるために使用していたワイン樽です。
日本酒は、3 年以上熟成させた兵庫県産山田錦を使用した純米吟醸酒。
色がキレイで、オレンジがかった黄金色をした独特の色調です。
香りは赤ワイン由来であるザクロやプラム、干しぶどうのような香り
を感じ、その後、お酒本来のふくよかな厚みのある香りを感じます。
口に含むと、なめらかでぽっちゃりとした印象があり、干しぶどうの
香りにオークの香りが相まって、まるでラムレーズンや高貴な梅酒
を飲んでいるかのようなリッチさを感じます。
命名は、試飲しておもわず「ウマ!」と 声が出て心躍ったことから
米国のスラングである Awesome(すげえ!ヤバい!)と名付けられました。
新しい日本酒のカタチ としてのフュージョンを、洋食のみならず
和食の愉しみ方の新たなバリエーションとしてもご活用下さい。