2017年12月18日18:38
貴田乃瀬酒の会2017 2日目≫
土曜日に続いて12月17日の日曜日も
貴田乃瀬さんにて日本酒の会を開催しました。
この日は 特にお蔵を決めずに、今が旬のお酒
話題のお酒、皆さんに是非飲んでいただきたいお酒など
9種類を集めての、貴田乃瀬さんのお料理とのセッションです。
参加されたお客様によく聞かれたのが
土曜と日曜 両方に出られる人はいるの?
実はお一人だけ両日出たい というご要望がありましたが
丁重にお断りさせていただきました。
一人でも多くの方にご参加いただきたいからです。
中には 日曜日にドタキャンが出たら絶対知らせて
という方もいらっしゃいましたが、幸か不幸か ドタキャンは
出ませんでした。 (笑)
というわけで 日曜編の様子をご報告します。
2日目というのは、セッティングの準備は楽で予定より早く済みました。
この日は息子がお酒のサービスをしてくれるので
私はお客様と一緒にお料理とお酒を楽しめます。
貴田乃瀬の親方にご挨拶をいただき、会はスタートです。
乾杯のお酒は
①獺祭 磨き二割三分 発泡にごり酒
年末だけ入荷する 発泡にごりの最高峰。
シャンパングラスで いただきました。
最初のお料理は 土曜日と同じ 冬のトマト 柿のソースで
トマトの酸味と柿の甘みが見事にマッチした一品。
シュワシュワの日本酒との相性も抜群でした。
二番目のお酒は
②初亀 純米吟醸しぼりたて生
静岡県が誇る酒造好適米 誉富士を100%使用したしぼりたて。
この日唯一の新酒生酒です。
清楚で穏やかな香りが立ち、しぼりたて生酒とは思えない
上品で落ち着いた味わいが特徴。
併せるお料理は
まぐろの漬け このまぐろが実にグッド。
そのままお刺身でも十分に美味いのに、絶妙に味付けされた
漬けとしていただくと、搾りたて生酒の主張の強さにも伍する
ことが判ります。
三番目のお酒は
百十郎 キュベ・ジャポン 超辛口『浅葱』
日本酒度+12 酸度1.0 という超淡麗辛口のお酒。
キレ味抜群のこのお酒に、どんなお料理が用意されるかと言うと
さつま芋の甘煮の最中 金山寺味噌のペースト添え
これはもはや お菓子です。
でも 山椒が隠し味として効いていて
超辛口の日本酒に見事マッチしました。
添えてある金山寺味噌のペーストも そのままつまみながら
呑めてしまいます。 いやあ ユニークです。
酒飲みの親方 ならではの一品でしょうね。
四番目のお酒は
④白露垂珠 純米大吟醸 円熟
サラサラと流れるような感触と、円熟の旨みの両立が際立つ
このお酒は、含むと最初は地味ですが、あとからじわじわと
滋味のある風味が返してきます。
そんなお酒には 鳥のレバーテリーヌ マヨネーズソースで
この組み合わせも秀逸で、テリーヌのふくよかな味わいを
お酒が見事に洗い流してくれました。
自家製のマヨネーズソースだけをなめながら、一杯行けてしまうのが
なんともにくいです。
同じようなタイプのお酒が続きます。
五番目のお酒は
⑤英君 純米大吟醸 渡船
飲み手に媚びない余韻がどこまでも硬派なこのお酒には
黒コロッケ フォアグラのムース
貴田乃瀬さんの冬の人気メニューが来ました。
黒コロッケの黒は 中身がイカ墨の黒です。
お口をリセットする意味で 燗酒をお出ししました。
六番目と言うタイミングは土曜の開運と同じですが
お酒は きもとの濃醇タイプ。
⑥龍力 特別純米 生もと仕込み 山田錦
山田錦の旨みをしっかりとした酸が包み込むボディーのある
味わいの燗酒には、 鯛のカマ 漬け焼き。
和食らしい一品がシンプルに美味しいです。
ごぼうも いい味でした。
これは 燗をするタイミングが早すぎたため
私がする とお手伝いいただいたお客様。
あいちゃん ありがとう。
お酒もあと3品 ここからは 高級酒が続きます。
七番目のお酒は
⑦小夜衣 宝の山田DE 純米大吟醸
山田錦40%精米の、香り穏やかで落ち着いた味わい
深みのある余韻のお酒には
サーモンと牡蠣のテリーヌ キノコのソース
フランス料理と白ワインの世界が、静岡県の日本酒で
再現されるとは。
八番目は 獺祭を除き本日の中で一番華やかなタイプ。
⑧鯵ヶ澤 純米大吟醸生 大波
低温熟成による生酒らしい芳醇で艶やかな味わいが
特徴のお酒には 牛のイチボ スープ漬け焼き
歯ごたえのある赤身のお肉が登場です。
なるほど 華やかな香りにはピッタリですね。
いよいよ 最後のお酒となりました。
⑨初亀 純米大吟醸 滝上秀三20BY
蔵の冷蔵庫で寝かせてあった 8年古酒です。
でも 熟し香はゆるく 滝上さんの硬派な味わいが
見事に維持されていました。
ここは お酒だけで じっくりと楽しみます。
最後のメニューは ここも土曜日と同じもので
うどんのカルボナーラ のようなもの
のようなもの は親方ならではの言い回しで
味わいは立派なカルボナーラでした。
お腹が大満足 と言ってます。
この日のラインナップ 左から提供順に
この日の締めは
金賞酒を愛でる会でおなじみの 大内の親方にお願いし
一丁〆 で お開きといたしました。
参加されたお客様。
あれえ 一人だけ うるさい人が写真の枠から消えている。
これはたまたまです。 決して悪意はありませんので。(笑)
参加された皆さんありがとうございました。
親方 奥様 二日間に渡っての酒の会
本当にお疲れ様でした。
また次回もよろしくお願いします。
貴田乃瀬さんにて日本酒の会を開催しました。
この日は 特にお蔵を決めずに、今が旬のお酒
話題のお酒、皆さんに是非飲んでいただきたいお酒など
9種類を集めての、貴田乃瀬さんのお料理とのセッションです。
参加されたお客様によく聞かれたのが
土曜と日曜 両方に出られる人はいるの?
実はお一人だけ両日出たい というご要望がありましたが
丁重にお断りさせていただきました。
一人でも多くの方にご参加いただきたいからです。
中には 日曜日にドタキャンが出たら絶対知らせて
という方もいらっしゃいましたが、幸か不幸か ドタキャンは
出ませんでした。 (笑)
というわけで 日曜編の様子をご報告します。
2日目というのは、セッティングの準備は楽で予定より早く済みました。
この日は息子がお酒のサービスをしてくれるので
私はお客様と一緒にお料理とお酒を楽しめます。
貴田乃瀬の親方にご挨拶をいただき、会はスタートです。
乾杯のお酒は
①獺祭 磨き二割三分 発泡にごり酒
年末だけ入荷する 発泡にごりの最高峰。
シャンパングラスで いただきました。
最初のお料理は 土曜日と同じ 冬のトマト 柿のソースで
トマトの酸味と柿の甘みが見事にマッチした一品。
シュワシュワの日本酒との相性も抜群でした。
二番目のお酒は
②初亀 純米吟醸しぼりたて生
静岡県が誇る酒造好適米 誉富士を100%使用したしぼりたて。
この日唯一の新酒生酒です。
清楚で穏やかな香りが立ち、しぼりたて生酒とは思えない
上品で落ち着いた味わいが特徴。
併せるお料理は
まぐろの漬け このまぐろが実にグッド。
そのままお刺身でも十分に美味いのに、絶妙に味付けされた
漬けとしていただくと、搾りたて生酒の主張の強さにも伍する
ことが判ります。
三番目のお酒は
百十郎 キュベ・ジャポン 超辛口『浅葱』
日本酒度+12 酸度1.0 という超淡麗辛口のお酒。
キレ味抜群のこのお酒に、どんなお料理が用意されるかと言うと
さつま芋の甘煮の最中 金山寺味噌のペースト添え
これはもはや お菓子です。
でも 山椒が隠し味として効いていて
超辛口の日本酒に見事マッチしました。
添えてある金山寺味噌のペーストも そのままつまみながら
呑めてしまいます。 いやあ ユニークです。
酒飲みの親方 ならではの一品でしょうね。
四番目のお酒は
④白露垂珠 純米大吟醸 円熟
サラサラと流れるような感触と、円熟の旨みの両立が際立つ
このお酒は、含むと最初は地味ですが、あとからじわじわと
滋味のある風味が返してきます。
そんなお酒には 鳥のレバーテリーヌ マヨネーズソースで
この組み合わせも秀逸で、テリーヌのふくよかな味わいを
お酒が見事に洗い流してくれました。
自家製のマヨネーズソースだけをなめながら、一杯行けてしまうのが
なんともにくいです。
同じようなタイプのお酒が続きます。
五番目のお酒は
⑤英君 純米大吟醸 渡船
飲み手に媚びない余韻がどこまでも硬派なこのお酒には
黒コロッケ フォアグラのムース
貴田乃瀬さんの冬の人気メニューが来ました。
黒コロッケの黒は 中身がイカ墨の黒です。
お口をリセットする意味で 燗酒をお出ししました。
六番目と言うタイミングは土曜の開運と同じですが
お酒は きもとの濃醇タイプ。
⑥龍力 特別純米 生もと仕込み 山田錦
山田錦の旨みをしっかりとした酸が包み込むボディーのある
味わいの燗酒には、 鯛のカマ 漬け焼き。
和食らしい一品がシンプルに美味しいです。
ごぼうも いい味でした。
これは 燗をするタイミングが早すぎたため
私がする とお手伝いいただいたお客様。
あいちゃん ありがとう。
お酒もあと3品 ここからは 高級酒が続きます。
七番目のお酒は
⑦小夜衣 宝の山田DE 純米大吟醸
山田錦40%精米の、香り穏やかで落ち着いた味わい
深みのある余韻のお酒には
サーモンと牡蠣のテリーヌ キノコのソース
フランス料理と白ワインの世界が、静岡県の日本酒で
再現されるとは。
八番目は 獺祭を除き本日の中で一番華やかなタイプ。
⑧鯵ヶ澤 純米大吟醸生 大波
低温熟成による生酒らしい芳醇で艶やかな味わいが
特徴のお酒には 牛のイチボ スープ漬け焼き
歯ごたえのある赤身のお肉が登場です。
なるほど 華やかな香りにはピッタリですね。
いよいよ 最後のお酒となりました。
⑨初亀 純米大吟醸 滝上秀三20BY
蔵の冷蔵庫で寝かせてあった 8年古酒です。
でも 熟し香はゆるく 滝上さんの硬派な味わいが
見事に維持されていました。
ここは お酒だけで じっくりと楽しみます。
最後のメニューは ここも土曜日と同じもので
うどんのカルボナーラ のようなもの
のようなもの は親方ならではの言い回しで
味わいは立派なカルボナーラでした。
お腹が大満足 と言ってます。
この日のラインナップ 左から提供順に
この日の締めは
金賞酒を愛でる会でおなじみの 大内の親方にお願いし
一丁〆 で お開きといたしました。
参加されたお客様。
あれえ 一人だけ うるさい人が写真の枠から消えている。
これはたまたまです。 決して悪意はありませんので。(笑)
参加された皆さんありがとうございました。
親方 奥様 二日間に渡っての酒の会
本当にお疲れ様でした。
また次回もよろしくお願いします。
この記事へのコメント
皆さん、ありがとう~!!
改めて、貴田乃瀬様&片山様のご両家のマリアージュ!?に感謝です。
拙者、残念なことに・・・二日目のみの参加でしたが・・・(悔しい~!!作・波瀬庄吉が・・・)そんな思いに忖度!師匠!ありがとう~!オープニングでカウンターパンチ!Xmasと正月マリアージュ!!トマトと漬けがこんなにも旨く感じたことはありませんでした・・・そして、真打ちに突入~!!拙者の好みの酒のオンパレード(^^♪「旨い!・なるほど~・ビックリ!」の連発!呑助の拙者には、絵に描いた様なお料理とお酒でした!!
来年は、絶対!両日参加させて頂きます。(ご両家ともタフ!マッチョ!!鍛え方が並ではない!?)
改めて、貴田乃瀬様&片山様のご両家のマリアージュ!?に感謝です。
拙者、残念なことに・・・二日目のみの参加でしたが・・・(悔しい~!!作・波瀬庄吉が・・・)そんな思いに忖度!師匠!ありがとう~!オープニングでカウンターパンチ!Xmasと正月マリアージュ!!トマトと漬けがこんなにも旨く感じたことはありませんでした・・・そして、真打ちに突入~!!拙者の好みの酒のオンパレード(^^♪「旨い!・なるほど~・ビックリ!」の連発!呑助の拙者には、絵に描いた様なお料理とお酒でした!!
来年は、絶対!両日参加させて頂きます。(ご両家ともタフ!マッチョ!!鍛え方が並ではない!?)
Posted by 鯨海酔候 at 2017年12月19日 17:33
鯨海酔候さん ご参加ありがとうございました。
年々 料理とお酒のマリアージュが進化していきますね。
私も 楽しみながら主催出来ました。
来年も2日間やるかどうかは まだ未定ですよ(笑)
年々 料理とお酒のマリアージュが進化していきますね。
私も 楽しみながら主催出来ました。
来年も2日間やるかどうかは まだ未定ですよ(笑)
Posted by 静岡酵母 at 2017年12月20日 11:47