飲み会にて

カテゴリー │日常

昨夜 知人の家の飲み会に誘われ、奥さんと一緒に出かける。

さて、何を持参しようかと店のリーチインを眺める。

酒屋としては、こういう場合のセレクトする基準は

① 美味しい酒 であること。

② 今の売れ筋や希少品は避けること。

③ 出来れば、1本だけでリーチインのフェイシングを
  構成しているもの。つまり、売り切り完了となることで
  新たな品を並べることができる。

で、セレクトしたのは、英君大吟醸斗瓶囲いしずく

飲み会にて

16BYの品で、氷温冷蔵庫で2年寝ている品。

このクラスのものなら、まず 老ねる心配はないからと

持参したが、案の定 素晴らしい味わいに練れていた。

独特の綺麗な甘みと、艶やかな口当たりは、熟成からくるもの。

後口はすうーと切れる。こういう滴取り系の大吟醸は、新酒で

飲むより良い状態で寝かせた方が、断然美味くなる。

つまみなしでも、酒だけでOK。

日本酒などあまり飲みそうもない若い連中が何杯もおかわりしてくれた。

酒屋冥利につきる。

その場には、もう一本 勝駒大吟醸が用意されていた。

飲み会にて

こちらは、別の人からいただいた品らしいが、もちろん

当店が販売したもの。

これも存在感を示していた。

英君に比べ、香りも味わいも実に控えめなのだが、そのことが

逆に、勝駒の魅力を飲み手に訴えかける。 そんな酒である。

いしがれい の薄造りが用意されていたのだが、見事なマッチング。


飲み会にて
会も終盤に入ると、たこ焼きパーティになる。

使う蛸は、浜名湖で採れた 真蛸。

舞阪で仕入れてきたようだが、結構高い魚である。

味と歯ごたえが、スーパーで売っているものとは全然違う。

でも、歯ごたえがありすぎて、たこ焼きにすると美味しいのだが

あごが疲れる。(笑)

そして最後は、渡り蟹をまるごと使用したパスタ・かに味噌和え。  旨い。

こうなると、赤ワインが飲みたくなる。

この日もまた 飲みすぎてしまい、昼間のフィットネスの努力は

遠い霧の彼方へ・・・


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