2007年07月05日02:20
ウォルター・ラング・トリオ≫
カテゴリー │ジャズライブ
硬質のフェミニスト。
彼らのジャズを一口で形容すると、こうなるかな。
ハーミットドルフィンで行われた、ウォルター・ラング・トリオ
のライブに行く。

ドイツ人ピアニストのウォルター・ラングは、どちらかと言うと
寡黙なタイプ。 無駄を省いたピアノとも言える。
「ゴー・ウイズ・ザ・ウインド」 スイング命のこの曲が、
スイングしない。だからと言って駄目なわけではない。
スイングしなくても、そのひねった解釈は聴かせる。
「RINGO OIWKE」 これ 美空ひばり である。
日本人受けを狙った情緒的な解釈では、決してない。
ウォルター・ラングは、グランドピアノの弦の上に
楽譜のコピーを何枚か置いて弾き始める。
音がおのずと、こもるし、微妙に割れる。
まるで、ピアノに ホーミー(モンゴルの一人二重奏) させるが如く。
りんご追分のあのテーマが流れるまで、延々とこの環境で
バースらしきもの(もちろん彼の創作)を、弾き続ける。
そろそろという頃合を見計らって、弦に置かれた楽譜を
取り払い、あのメロディが流れると、会場のボルテージは
一気に上がる。 うーん こういうパフォーマンスも有りか。
「月光ソナタ」 ベートーベンである。流石にドイツ人。
重いテーマが、センチメンタルな響きを持つから不思議。
ベースもドラムスも、一過言ありそうなプレイに惹きつけられる。
ライブ終了後、会場で買いサインをしてもらったCDを持参して、
場違いの居酒屋でかけてもらう。
改めて聴くと、深い音楽であることが如実に判る。
ジャズは、魂だ。
居酒屋は迷惑だ。
余談だが、ベースの NICOLAS THYS(ベルギー人) が、私の着ていた
ユニクロで買ったキース・ジャレットのパリ・コンサートのTシャツに
興味を示した。 拙い英語で、パリ・コンサートは名盤ですね と応える。
きっと彼は、私がキース・ジャレットの追っかけだ と思ったに違いない。
ユニクロに行けば誰でも買えるのに・・。
彼らのジャズを一口で形容すると、こうなるかな。
ハーミットドルフィンで行われた、ウォルター・ラング・トリオ
のライブに行く。

ドイツ人ピアニストのウォルター・ラングは、どちらかと言うと
寡黙なタイプ。 無駄を省いたピアノとも言える。
「ゴー・ウイズ・ザ・ウインド」 スイング命のこの曲が、
スイングしない。だからと言って駄目なわけではない。
スイングしなくても、そのひねった解釈は聴かせる。
「RINGO OIWKE」 これ 美空ひばり である。
日本人受けを狙った情緒的な解釈では、決してない。
ウォルター・ラングは、グランドピアノの弦の上に
楽譜のコピーを何枚か置いて弾き始める。
音がおのずと、こもるし、微妙に割れる。
まるで、ピアノに ホーミー(モンゴルの一人二重奏) させるが如く。
りんご追分のあのテーマが流れるまで、延々とこの環境で
バースらしきもの(もちろん彼の創作)を、弾き続ける。
そろそろという頃合を見計らって、弦に置かれた楽譜を
取り払い、あのメロディが流れると、会場のボルテージは
一気に上がる。 うーん こういうパフォーマンスも有りか。
「月光ソナタ」 ベートーベンである。流石にドイツ人。
重いテーマが、センチメンタルな響きを持つから不思議。
ベースもドラムスも、一過言ありそうなプレイに惹きつけられる。
ライブ終了後、会場で買いサインをしてもらったCDを持参して、
場違いの居酒屋でかけてもらう。
改めて聴くと、深い音楽であることが如実に判る。
ジャズは、魂だ。
居酒屋は迷惑だ。
余談だが、ベースの NICOLAS THYS(ベルギー人) が、私の着ていた
ユニクロで買ったキース・ジャレットのパリ・コンサートのTシャツに
興味を示した。 拙い英語で、パリ・コンサートは名盤ですね と応える。
きっと彼は、私がキース・ジャレットの追っかけだ と思ったに違いない。
ユニクロに行けば誰でも買えるのに・・。