正雪2品

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毎日のように 新酒が入荷します。
現在 かたやま酒店の冷蔵庫はパンパンです。

それでも、すぐに売れてしまう商品もあるので
なんとかなるものです。

さて、正雪の 神沢川酒造場さんからも、待望の
純米吟醸の新酒が入荷しました。

この蔵の杜氏さんは、南部杜氏の大ベテラン
山影純悦さん。

正雪2品

とってもダンディな杜氏さんで、思えば静岡県の
酒蔵さんで ご健在のベテラン杜氏と言える人は
非常に少なくなりました。

それだけ造り手が若返っている とも言えるのでしょうが
名人の域に達する山影さんのような方の存在は、大変
貴重だと思います。

今のうちに 名人の業を堪能しておいて下さい。

正雪2品
まずご紹介するのは 山影さんのお名前が商品名
となっている

◆正雪 純米吟醸 山影純悦 緑ラベル 生貯蔵酒 23BY 
1.8Lと720mlがあります。
今年は、入荷数が少し減りました。
人気があるので、お蔵としても調整せざるを得ないのでしょう。

このお酒は、杜氏の山影純悦さんが納得したお酒だけを
生酒のまま瓶詰し、パストライザー(瓶燗急冷機)にかけて
火入れしました。そして出荷までマイナス5゜の冷蔵庫で
囲ったお酒となります。

香りは穏やか。
山田錦ならではのきれいな旨みが、口中で清冽に広がります。
キレの良さは、ワンランク上の純米吟醸に匹敵するものがあります。

もう一品は
◆正雪 純米吟醸生酒 吟ぎんが 23BY 
1.8Lだけの瓶詰めです。
吟ぎんが というのは、お米の名前で、南部杜氏のふるさと
である岩手県南部地方で、蔵人たちの手で栽培された
酒造好適米です。

今回は生生で詰めていただきました。
香りが静かに立ち、旨みの広がりはスピーディ。
口当たりは軽快でとてもやわらか。
すべすべ感と同時に、正雪ならではのふくよかな旨みも同時に
楽しめる、食中酒として強くお奨めしたい個性の光る1本となって
います。

どちらの品も お米を50%まで磨いて仕込んでいるので
純米大吟醸 を名乗っても良いものですが、純米吟醸
として出荷されるのです。

このあたりは、静岡酒らしい価値観 と言えるのでは。

是非 お試し下さい。






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