静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

ある飲み屋さんに、日本酒を持ち込む。

これは仕事柄　よくあること。

ご一緒した方は、日本酒があまりお得意でないと聞き

逆に燃える。　

よくよく話を聞くと、日本酒は好きだけど、自分を

見失うほどつぶれるから苦手　明日が怖い　というお話。

更に話を聞くと、若かりし頃に口にしたお酒のトラウマが

未だに尾を引いているようだ。

罪な話だねえ。

そのときに　まともな日本酒を飲んでいれば、世界観変わったのに。


で、セレクトした１本は

喜久醉　松下米　純米吟醸　17BY　



氷温冷蔵庫で１年半寝ている。

ヒネは全くなし。

松下米のピュアな個性が見事にお酒になっている。

もちろん　大絶賛。

喜久醉　恐るべし。　そしてありがとう。


飲み会は盛り上がった。

それぞれの未知の部分を補え、次につながる機会が持てた。

普通なら、２次会へとなだれ込むが、外は低気圧が荒れくるっている。

仕方なく素直に家に帰ると、奥さんが

どうしたの・・と　鳩が豆鉄砲食らったような顔をして出迎えた。

こんな日もあるよ。　ハハハ