錦螢 re:echo 古代の造りにチャレンジ

カテゴリー │業界の話

「DASSAI BLUE」 という 米国東海岸で醸造された

獺祭があります。

最近マスコミなどでよく取り上げられるので

ご存知の方も多いと思いますが

その「DASSAI BLUE」が 米国から直輸入 いや逆輸入され

当店にも届きました。

円安のなか輸送費がかさむので、日本で仕込まれたお酒の

小売価格はほぼ2倍。

むしろ2倍に抑えられているのは良心的とも言えるでしょう。

日本酒が海外に輸出されるとあちらでは3倍の価格に

なるとも聞いていますから。

米は日本産の山田錦を使っています。

DASSAI BLUEのコンセプトは日本のことわざ

「青は藍より出でて藍よりも青し」

に由来しており

「日本で作られるオリジナルの獺祭を超える」

という想いからこの名が当てられたそうです。

グローバルなチャレンジ酒 一度お試しください。

DASSAI BLUE TYPE 50

DASSAI BLUE TYPE 23



錦螢 re:echo 古代の造りにチャレンジ

一方 チャレンジと言えばこんな日本酒もあります。

七田を醸す佐賀県の天山酒造の若手社員の皆さんが

プロジェクトとして毎年チャレンジングなお酒を

1本仕込まれています。

今年は 古代の造りにて醸されたようです。

◆錦螢 re:echo (きんけい りえこー)


復古米である熊本県産の神力(しんりき)を90%精米し

酒母はそやし水酛にて昔ながらの造りで醸造されました。

色はほんのりと山吹色

香りは熟したフルーツや干し柿をイメージします。

含むとおっとりとした甘みと

軽やかな酸味がまず顔を出します。

低精白(90%)による雑味はほとんど認知せず

むしろミネラル感たっぷりの旨みが広がりつつ

後口にかすかな渋みと上品な苦味を残し

まろやかな甘みが後を追います。

ですから魚料理など和食との相性も良く

あまり冷やさず常温もしくは温めても

味わいの変化を楽しめて良いでしょう。

こちらも是非お試しください。



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