静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

シードル とは そもそも
りんごからつくったスパークリングワインのこと。

語源は、｢果実を醗酵させてできた酒｣を意味する
ラテン語「シセラ（Cicera）」だそうです。
日本語の サイダーも、ここから来ていますね。



そんな シードル というワードをあえて酒名に使ったのが
本日入荷の 　この日本酒です。

◆志太泉 シダ・シードル 純米発泡生酒 27BY

お蔵としては、発泡性のシュワシュワのお酒　
というニュアンスを強調するために、誤解を恐れず
シダ・シードル　とされたのでしょう。

ですから、100％米から出来た　純米酒です。

それも　山田錦を60％精米　静岡酵母にて醸されました。
瓶内二次発酵により、細かい泡が実現しています。
スクリューキャップを静かに開けて、素早く戻せば
吹きこぼれることはありません。

グラスに注ぐと、確かに　シードルのような微細な泡
が見受けられ、含むと　爽やかでマイルドな甘口。

でも、やや強めの泡がキリリとした口当たりを演出し
むしろ辛口のニュアンスを残します。

これなら、食前酒はもちろん、食中酒としてもご利用
いただけるのではないでしょうか。

先週　日本酒教室のゲストとして志太泉の望月社長に
お越しいただいたのですが、このお酒を発売前にも
かかわらずご持参いただき、生徒さんには一足早く
お飲みいただきました。

『飲みやすい』　『口当たりがきれい』　『爽やか』
と上々の評価。
特に女性の方の評判が良かったです。

今回は“試作限定品”　ですので、蔵の在庫を売り切って
おしまいです。

今夜　別クラスの日本酒教室の生徒さんが主催する
　“持ち寄り飲み会”があるのですが、これを持ち込もうか
それとも　あれにしようか・・・
まだ　迷ってます。(笑)