2013年11月05日09:35
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先日 素敵な時間を過ごした 三鞍の山荘
初めて訪れた方は、現場に着くまで不安だった
のではないかと、想像できます。
今はナビがあるから、電話番号を入力すると
確かに “三鞍の山荘” と表示されます。
ところが、実際には県道から私道に入る分岐点で
案内は終了してしまうのです。
その分岐点には小さな看板があり、ここを登ると
良いわけですが、もしこれを見落とすと、永久に着く
ことはないでしょう。
ましてや夜ともなれば、辺りは真っ暗です。
その上り坂も、車で5分ぐらいかかります。
途中道幅が車一台分しかないところもあり、
本当にこんなところにあるの?
と不安になっていると、バンガローが見えてくるのです。
一部 ナビのないお車でみえた方は、トンネルを3つぐらい
くぐったところで間違いに気づき、引き返したそうですが
看板に至る前の段階で、まったく逆方向へ行かれたようです。
それでも、皆さん時間通りにお着きになりました。
苦労してお越しになった分だけ、山荘での時間が
より愛おしいものになった のではないでしょうか。
今井シェフのお料理に合わせるべくご用意した日本酒も
“日常の酒”ではない品を選んだつもりです。
それは、単に高い酒 フランス料理に合う酒 というだけでなく
プラスαの価値観を持つ酒 という観点でセレクトしました。
正直 ビーフシチューに合う酒は ボルドーには敵いません。
それでも、國香の古酒 それも自家製古酒 という“飛び道具”
を合わせたのには、皆さんの心に留まる時を演出したい・・・
という主催者の思い入れがあったから。
ひょっとしたら、思い違い かもしれませんが(笑)
作・波瀬正吉13BY、純米大吟醸としては、その前にお出しした
大七 や 獺祭 の ストレートな華やかさには勝てません。
でも、製造から11年経ったにもかかわらず、熟し香もごくごく
わずか。 煉れた しとやかな旨みが広がり、波瀬正吉さんの
笑顔をほのぼのと夢想する。 そんな酒ではないでしょうか。
鯉川・冨樫森 鯉川らしい甘さを排除したキレ味の鋭い
純米吟醸でした。 亀の尾 という長熟タイプの米で醸した
酒ですが、後口に留まり返す辛さは、自家製燻製の森の
サラダに伍して引き立てたのではないかと思われます。
そのあとに出てきた、七田純米吟醸雄町50 の煌びやかさが
引き立つ効果もありました。
最後にお出しした 川亀発泡にごり 最後は爽やかにデザートワイン
的な酒を という意図だったのですが、少し辛口すぎました。
美味なるデザートのタイミングでしたから、余計に辛さが強調される
結果となってしまいました。
むしろここは ねっとりとした濃厚な熟成酒を持ってくるべきでした。
まだまだ反省点もありますが、ご参加いただいた皆様に 良き思い出
として刻まれたのなら、開催して良かった と素直に思います。
次回はいつになるかは定かではありませんが。
初めて訪れた方は、現場に着くまで不安だった
のではないかと、想像できます。
今はナビがあるから、電話番号を入力すると
確かに “三鞍の山荘” と表示されます。
ところが、実際には県道から私道に入る分岐点で
案内は終了してしまうのです。
その分岐点には小さな看板があり、ここを登ると
良いわけですが、もしこれを見落とすと、永久に着く
ことはないでしょう。
ましてや夜ともなれば、辺りは真っ暗です。
その上り坂も、車で5分ぐらいかかります。
途中道幅が車一台分しかないところもあり、
本当にこんなところにあるの?
と不安になっていると、バンガローが見えてくるのです。
一部 ナビのないお車でみえた方は、トンネルを3つぐらい
くぐったところで間違いに気づき、引き返したそうですが
看板に至る前の段階で、まったく逆方向へ行かれたようです。
それでも、皆さん時間通りにお着きになりました。
苦労してお越しになった分だけ、山荘での時間が
より愛おしいものになった のではないでしょうか。
今井シェフのお料理に合わせるべくご用意した日本酒も
“日常の酒”ではない品を選んだつもりです。
それは、単に高い酒 フランス料理に合う酒 というだけでなく
プラスαの価値観を持つ酒 という観点でセレクトしました。
正直 ビーフシチューに合う酒は ボルドーには敵いません。
それでも、國香の古酒 それも自家製古酒 という“飛び道具”
を合わせたのには、皆さんの心に留まる時を演出したい・・・
という主催者の思い入れがあったから。
ひょっとしたら、思い違い かもしれませんが(笑)
作・波瀬正吉13BY、純米大吟醸としては、その前にお出しした
大七 や 獺祭 の ストレートな華やかさには勝てません。
でも、製造から11年経ったにもかかわらず、熟し香もごくごく
わずか。 煉れた しとやかな旨みが広がり、波瀬正吉さんの
笑顔をほのぼのと夢想する。 そんな酒ではないでしょうか。
鯉川・冨樫森 鯉川らしい甘さを排除したキレ味の鋭い
純米吟醸でした。 亀の尾 という長熟タイプの米で醸した
酒ですが、後口に留まり返す辛さは、自家製燻製の森の
サラダに伍して引き立てたのではないかと思われます。
そのあとに出てきた、七田純米吟醸雄町50 の煌びやかさが
引き立つ効果もありました。
最後にお出しした 川亀発泡にごり 最後は爽やかにデザートワイン
的な酒を という意図だったのですが、少し辛口すぎました。
美味なるデザートのタイミングでしたから、余計に辛さが強調される
結果となってしまいました。
むしろここは ねっとりとした濃厚な熟成酒を持ってくるべきでした。
まだまだ反省点もありますが、ご参加いただいた皆様に 良き思い出
として刻まれたのなら、開催して良かった と素直に思います。
次回はいつになるかは定かではありませんが。