静岡酵母の　酒とJAZZとランの日々

最近は　アマゾンの安値攻勢にやられっぱなしです。
あのサイトが直接メールしてくるメッセージは、実に巧みに
買う側のポイントを突いてくるので、買う気などなくても
いつのまにやらカード決済を済ませてしまう　という
このていたらく。

新品のCDが、送料も入れて１０００円を切るのだから
誘惑に負けるのも無理からぬ話。

しかし、あのソフトは優れもの。
手作業では絶対対応できないだろう。

届いたCDはこれ。
Halie Loren (ヘイリー ロレン)
Many Times, Many Ways: A Holiday Collection



いわゆる　クリスマスソング特集のヴォーカルアルバム。
２年前に、ジャズ専門サイトから、インディーズっぽいのが
紹介されていたのですが、当時は　ヘイリー・ロレン　という人
も知らないし、スルーしました。

ところが、メジャーデビューしてからというもの、すっかり
人気者で、日本でも一流のジャズクラブでライブも行って
いるようです。

今回ゲットしたアルバムは、ジャケットを一新した再発もの
ですが、彼女のCDをお持ちでない方にはお奨め。
ピアノとのデュオですから、ヴォーカルの魅力をストレートに
味わえます。

まだ20代だと思うのですが、表情豊かなその声はスモーキー
でありながら、美麗な透明感を伴い、細かい息づかいなどの
ニュアンスをも表現にくみこむ、そのテクニックが憎い。

正統派のリリカルなジャズヴォーカルが好きな人には
堪らない魅力を持ったヴォーカリストでしょう。
なんと言っても、豊かな声量を持ちながらも、力は常に八分目。
その余裕の歌唱は、聴き手の心を潤ししっとりと艶やかに聴かせます。

ビジュアルも素敵です。
栗色の髪に透き通るような白い肌。
キュートで健康的な笑顔。

試聴はこちら
The Christmas Song